暗記が苦手な中学生の子どもが毎日30分で成績を20点上げる勉強法

暗記が苦手な中学生の子どもが毎日30分で成績を20点上げる勉強法

こんにちは、紅野まりです。

今回は「暗記が苦手な中学生が毎日30分で成績を20点上げるための勉強法」というテーマについて紹介します。

「中学生の子どもの暗記科目の点数が低い」
「理科(または社会)の点数が全然取れてない」
「暗記が苦手だ…」 

このように中学生のお子さんが、暗記が苦手なことで悩んでいませんか?

今回この記事では前半で「暗記ができない理由」後半で「効果的な暗記の仕方」について紹介していきます。

この記事を読むことで「暗記科目の具体的な成績の上げ方」について理解していただけます。

暗記が苦手な中学生の子どもが毎日30分で成績を20点上げる勉強法とは

中学生のお子さんが暗記が苦手だと

「書けるはずの単語が書けていない」
「基礎問題が全然書けていない」
「暗記が苦手で点数が取れていない」

という悩みがありますよね。

暗記問題は基礎的な部分になってきますので、テストでも点数をしっかり稼いでいく問題でもあります。

しかし、暗記が苦手だと得点源になる基礎問題でさえ点数が取れない状態になってしまいます。

ですが、現在のお子さんの勉強のやり方を見直し、正しい暗記科目の勉強法を身につけることで暗記が簡単にできるようになります。

そうすると、中学生のお子さんも

「基礎問題が解けるようになった!」
「暗記が苦手だったけど、点数が取れるようになった!」

と、暗記か苦手な状態から脱することが出来ます。

暗記ができるとテストでも基礎問題が『確実に』点数として取れるので成績が上がっていくでしょう。

一方で、暗記科目が苦手なままだと、いつまでたっても基礎の部分が安定しないままです。

さらに、基礎を覚えられないがために応用問題でさえも解けなくなってしまいます

いつまで経っても学力の底上げができないままのお子さんの将来は避けたいですよね。

タイトルにもあるように、今回紹介する毎日30分で成績を20点上げるための勉強法について知っていただくことで、お子さんも暗記ができるようになりますよ。

なぜ中学生の子どもが暗記が苦手なのか

まず、より理解を深めてもらうためにも中学生のお子さんが暗記が出来ない理由は何なのかを紹介します。

暗記が出来ない理由は以下のとおりです。

・暗記は「ただ覚えるだけ」と思っている
・丸暗記しようとしている
・暗記の勉強するために時間を浪費しすぎている
・一度覚えたら暗記は出来たと思っている
・自分に合っていない方法で暗記しようとしている

それぞれ簡単に解説していきます。

中学生の子どもが暗記が苦手な理由1「暗記は『ただ覚えるだけ』と思っている」

まず、お子さんは暗記する=『ただ覚えるだけ』と勘違いしているかもしれません。

暗記は確かに覚えることではありますが、「覚えたことを書くことができる」までが暗記です。

例えば、

・英単語を覚えたけど書けない
・漢字を覚えるためにはただ書けばいい
・教科書をただ眺めるだけ

このようなケースは「ただ覚えただけ」になります。

対策・覚えたことが書けるようになるかをテストする
・何も見ずに書けるかを確認する

中学生の子どもが暗記が苦手な理由2「丸暗記しようとしている」

次に、「丸暗記しようとしてしまっている」ということです。

内容が理解できていないのに丸暗記しようと思っても、限界があります。

内容を少しでもイメージしながら、理解しつつ覚えていくほうが記憶に定着しやすいのです。

例えば、ここであなたに「1582」という数字を覚えてもらうとします。

一時的に丸暗記で覚えたとしても、数日後に思い出せるかといわれると、なかなか難しいと思います。

しかし、「1582」を「1582年(語呂合わせ:いちごパンツ)に織田信長が明智光秀によって討伐される本能寺の変が起こる」と覚えれば、かなり記憶に残りやすくなります。

単語だけを丸暗記すると一時的に覚えるものの、長くは記憶できなくなってしまうのです。

対策・周辺知識も一緒に覚える

中学生の子どもが暗記が苦手な理由3「暗記の勉強するために時間を浪費しすぎている」

続いて、暗記の勉強するために時間を浪費しすぎていることに関してですが「暗記するための準備の時間がかかりすぎている」ということです。

例えば、

・赤シートで隠して勉強できるようにまとめノートを作る
・単語カードを作る

このようなケースは「単語を覚えるまでの準備をしている」段階です。

つまり、これらの作業をしても「単語は一つも覚えることはできていない」のです。

対策・単語カードやまとめノートは作らずに実際に単語を覚えるために時間を使う

中学生の子どもが暗記が苦手な理由4「一度覚えたら暗記は出来たと思っている」

そして「一度覚えたら暗記は出来たと思っている」ということですが、一回覚えただけでは「暗記」はできません。

暗記は繰り返し行うものと認識しておく必要があります。

なぜなら、人間は忘れる生き物なので何度も勉強しないと覚えることができないからです。

例えば、

・1回単語を書いたら覚えた
・2,3回漢字を書いただけで満足している

このようなケースは「一度覚えただけで暗記ができたと思っている」ことなります。

対策・最低5回は書いてみる
・一度暗記したら数日後にもう一度復習してみる

中学生の子どもが暗記が苦手な理由5「自分に合っていない方法で暗記しようとしている」

最後に「自分に合っていない方法で暗記しようとしている」ということです。

暗記の仕方はそれぞれ中学生によって合う、合わないがあります。

例えば、同じ英単語を覚えるのでも、

・音読で覚える
・ひたすら書いて覚える
・目で覚える
・書いて覚えたあとにテストして覚える

色々なやり方があります。

対策・色々なやり方で勉強して合っている暗記方法を取り入れる

暗記が苦手な中学生が毎日30分で成績を20点上げるための勉強法

では、ここからは後半の「効果的な暗記の仕方」について紹介していきます。

効果的な暗記の仕方のポイントは

「一度勉強した後、数日空けて同じ箇所を復習する」ということです。

よく何回も復習するということで単語を10回ずつ書いたりする勉強法が紹介されていますが、あまり効果はありません。

なぜなら、数日経って忘れていたら元も子もないからです。

そのため、一度覚えた勉強を数日後(理想は3、4日後)にもう一度確認するといいでしょう

そうすることで、記憶からなくなってしまう前にもう一度思い出すことができるので、記憶力が長く続いていくでしょう。

また数日経って忘れてしまうのは、理解ができていなかったりまだ完全に覚えきれていない証拠です。

そのため、数日空けてからもう一度勉強する癖をつけていきましょう。

以上5つが、お子さんが暗記が苦手な理由でした。

暗記が苦手な中学生が毎日30分で成績を20点上げるための勉強法

では、ここからは「毎日30分で成績を20点上げるための勉強法」を紹介していきます。

今すぐお子さんが取り組める内容になっていますので、具体的な流れを説明していきます。

1、ワークのまとめ問題を使って30個単語を覚える
2、数日空けたあと、覚えた単語をテストする
3、間違えた単語や分からなかった単語を5回ずつ書く

それぞれ詳しく解説します。

1、ワークのまとめ問題を使って30個単語を覚え

まずはワークのまとめページを使って単語を30個程度覚えていきましょう。

まとめページとは「〇〇とはなんですか?」「~~~ということをなんと言うでしょう?」というような問題文でひたすら単語を答える問題ページです。

正しい回答を書きながら、まずは書いて覚えてみてください。

まとめページはワークの一番最後のページや単元の終わりにあることが多いです。

2、数日空けたあと、覚えた単語をテストする

次に、数日後(2,3日後)に同じまとめページを開きます

前回、回答を記入しながら単語を覚えたと思うので、回答部分をノートなどで隠して、いきなりテストをしてみましょう。

書けなかった問題や思い出せなかった問題は飛ばして、書くことができる問題だけ解いていきましょう。

3、間違えた単語や分からなかった単語を5回ずつ書く

30問すべて回答し終わったあとに、答え合わせをしてみます。

30問中解けた問題は、しっかり記憶に定着している単語です。

一方で解けなかった単語や書けなかった単語はまだ完全に覚えきれていないので、それぞれ5回ずつ書いて覚えましょう。

余裕があれば、1~3の流れを繰り返し行うことで、覚えていない単語をどんどん減らしていくことができますよ。

ステップは以上です。

もしここまでを読んで

「これで暗記できそうだけど、もっと効率がいいやり方はないの?」
「書いて覚えるとなると子供の集中力が続かない気がする」

と思われたかもしれません。

そんなときは、暗記科目の理科と社会が簡単に学べるツールを使ってみてください。

『高校受験暗記科目攻略法』という商品ですが、高校受験対策として暗記科目の理科・社会を効率的に学んでいくことができるツールです。

音声を流したり映像を見るだけで、記憶に残りやすい仕組みになっているので、

「楽して暗記科目を覚えたい!」
「さくっと手軽に勉強したい」

という中学生のお子さんにはおすすめです。

詳しくはこちらの記事で解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。

『高校受験暗記科目攻略法』(新田恒夫)の評判とは?暗記科目がニガテな中学生のために

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

暗記が苦手な中学生の子どもが毎日30分で成績を20点上げるために

それでは、今回のまとめです。

今回は、暗記が苦手な中学生の子どもが成績を上げるための勉強法について紹介しました。

中学生のお子さんが暗記ができない理由として以下が挙げられました。

・暗記は「ただ覚えるだけ」と思っている
・丸暗記しようとしている
・暗記の勉強するために時間を浪費しすぎている
・一度覚えたら暗記は出来たと思っている
・自分に合っていない方法で暗記しようとしている

具体的な勉強のやり方のステップは以下の通りでした。

1、ワークのまとめ問題を使って30個単語を覚える
2、数日空けたあと、覚えた単語をテストする
3、間違えた単語や分からなかった単語を5回ずつ書く

次の記事で中学生のお子さんが苦手科目を克服するための方法について紹介しています。

もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

中学生の苦手科目の克服方法とは?子どもに覚えてほしい勉強法

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

お子さんが暗記ができると、基本問題の点数がしっかり取れるようになります。

ですが、このままだと基本問題さえ取れずにガクッと点数を落とし続けてしまいます。

まずは今回のステップに従って、暗記科目の点数をしっかり取れるようになってもらいましょう。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり