はじめての方へ

こんにちは、紅野(こうの)まりです。

この記事では「オール2の成績の中学生の子どもが、点数を10点上げるために最初に学ぶべきこと」について話していきます。

同時にこのブログの運営目的についてもお話したします。

現在お子さんが、

「テストの点数が20点台」

「塾に通っているけど全然点数が上がらない」

という方に読んでいただきたい内容です。

中学生になると小学生の時よりも勉強時間が増える!

中学生になると、

・学校の宿題
・小テストの勉強
・定期テストの勉強
・学年末テストの勉強

など

勉強しないといけない時間が小学生の時と比べて圧倒的に増えます。

あなたのお子さんは勉強のやり方が分かっていますか?

家庭学習がきちんとできているでしょうか?

今回は、テストの平均点が40点以下の中学生が
一番身につけるべき勉強法について紹介していきます。

勉強ができない子ほど「勉強のやり方」が分かっていない

私が塾講師だった時、

テストの点数が20点~40点の教え子は家庭学習ができていない子がほとんどでした。

テスト勉強が自分でできない生徒は

勉強のやり方が分かっていない可能性が高い傾向にあります。

・英語の単語ってどうやって覚えたらいいの?
・国語ってどう勉強したらいいの?
・数学の記述問題ができない
・漢字が全然書けない

など、自分ができないことをどうやって克服するかわからなくなってしまっています

反対に勉強が得意な子は、

ニガテな分野があっても、どうやって克服したら良いのかを探しています。

例えば、

私の教え子たちも勉強が苦手な子ほど

「英語の勉強の仕方」
「国語の勉強の仕方」

というように、「教科」の勉強の仕方を聞いてきました。

それに対して勉強ができる子達は

「英語の並び替え問題の勉強の仕方」
「国語の古文の記述問題はどうやったら解けるようになるか」

と、かなり詳細に聞いてきます。

これは、自分の苦手分野がしっかり把握できていることにも繋がります。

つまり、勉強ができる子ほど自分のニガテや得意を把握し、自分にあったやり方を探しているのです。

勉強のやり方は誰でも習得することができる

この話を聞いて、あなたは

「でも、うちの子はそんな聞き方は全然しない…」
「ほとんどの科目で点数が20点台だから…」
「自分の子はできる子じゃないし…」
「もうどうしようもないのかも…」

と思うかも知れません。

ですが、今、お子さんのテストの点数が20点でも大丈夫です。

勉強のやり方を少し学ぶだけで、

「すぐに家庭学習の取り組み方が変わり、成績に反映される」ようになります。

勉強のやり方を学ばせることで教育費が減る!?

さらに、

自分で勉強のやり方を学ぶことで、将来的には塾や家庭教師に頼らなくても勉強ができるようになるので、教育費の削減も実現できます。

毎月塾に通う費用平均1.7万円⇒月1万円以下⇒月0円も夢ではありません。

特に中学3年生は受験もあり塾費用が重なってくるので自分で勉強できるようになれば、年間の平均塾費用32万⇒年間0円になるのです。

特に子どもが2,3人のご家庭だと、なるべく子ども一人あたりの教育費は減らしたいところだと思います。

もし、このまま成績が上がらず塾に通い続けたり、家庭教師を付けたままだと教育費も膨大に膨れ上がります。

通い続けた塾で成績が上がらないと、かなり無駄金を浪費してしまいます。

終いには公立高校ではなく、私立高校しか合格できず家計を圧迫してしまう状況になりかねません。

勉強のやり方を学ぶことで、自立を促し将来の選択肢を増やす

しかも、これはお金だけではなく、お子さんの将来にも関わってきます。

ずっと塾などの「誰かが教えてくれる環境」に頼り続けていると、

高校に進学しても塾に行かないと勉強についていけなかったり資格の勉強や大学に進んだ後も、自分で勉強のやり方が分からなかったりします。

実際に、私の同級生でも、高校生になってからまたたく間に成績が落ちていった子がたくさんいます。

その子達は全員、中学時代塾に通っていました。

高校進学後、「勉強のやり方がわからない」と口々に話していたのを覚えています。

だからこそ、中学生のうちに勉強法を身につけることによって成績アップだけでなく、今後の将来に必要なスキルまでも身につけることができるのです。

なぜ勉強法を今まで学べなかったのか

そもそもなぜ、勉強法を普段学ぶ機会がないのでしょうか。

それは

「教えてくれる場所がない」

からです。

個人にあった勉強法は教えている場がないので、なかなか学ぶ機会がないのが現状です。

「でも、学校で先生が勉強のやり方を教えてくれないの?」
「塾でも講師の先生に聞いたら勉強のやり方くらい教えてくれるんじゃ…」

と、あなたは思っているかも知れません。

ですが、正しい勉強法は個人に合わせた方法じゃないと効果を発揮しません。

いくら先生に勉強法を聞いたとしてもそれがお子さんに合っていない方法だったら効果を発揮しないのです。

例えば、数学の計算問題でも

・何回も解いて定着させていくやり方が合っている子と

・一度解き方をじっくり教えてから問題で復習していく子と

生徒によってどのやり方が合っているかは変わってきます

学校ではたくさんの生徒がいるので、なかなか個別には対応できません。

そして、塾では勉強法を教えてはくれません。

なぜなら

大事なお客さんを逃してしまうからです。

塾に行かないと勉強ができないようにすれば、塾はお客さんをずっと確保することができます。

しかし、勉強法を教えて、自分で勉強できるようにしてしまうとお客さんが塾から離れてしまいます。

塾は「勉強を教える場」であって、「勉強法を教える場」ではないのです。

紅野(こうの)が伝授する勉強法とは?

基礎となる勉強法を学べる場が少ない中で、私は『将来に役立つためのスキルである勉強法』を教えることを目的としています。

なので、塾のように「成績を上げるため」だけに勉強法を教えるのではありません。

学校や塾では教えてくれない将来に役立つ勉強法を伝授したいと思っています。

勉強法を身に着けていくために重要なポイントは個人に対応しているか、というのをお伝えしてきました。

現在、

私が指導している方法を簡単に紹介すると、

まずは個人のニガテや得意分野を洗い出し、現状分析を行います。

その後、お子さんに何が不足していて、何をすれば点数が伸びるのかを指導します。

次のテスト勉強でやるべきことを考えてもらい、テスト返却後は、さらなる課題の改善を行います。

最終的には自分で勉強のやり方を工夫できるように導き、自分で考え、自分で取り組む姿勢を身に着けてもらうことを目的としています。

(特に中学3年生は高校合格を目標として掲げます)

自宅で簡単に紅野(こうの)の勉強法を実践してみる

さらに今すぐご自宅で実践できる勉強法を学ぶために必要なステップを具体的に書いてみました。

ぜひ、お子さんと一緒に取り組んでみてください。

勉強法を学ぶ為の方法は全部で4ステップです。

1.現在の状況を把握する
2.得意、不得意を把握する
3.学習スタイルを変える
4.テスト結果を元に1-3を繰り返す

それぞれ詳しく解説していきます。

1,現在の状況を把握する

主に
・5教科のテストの得点
・5段階評価
・家庭学習の状況
・なにが得意か
・なにがニガテか
・現在の不安や悩み
・将来どんな子どもになってほしいか

以上をA4の用紙に書き出してみてください。

特に「将来どんな子どもになってほしいか」については

赤のペンで目立つように書くのをオススメします。

2,テスト結果から判断できるお子さんの得意・不得意

前回のテストの答案用紙からお子さんの回答を見ながら何が得意で、不得意なのか、判断します。

・漢字は書けている、書けていない

・ミスが多い、内容は理解できている

・全然内容も理解できていなくて空欄が多い

など、テスト結果からあらゆることが分かってきます。

この結果をお子さんもあなたも把握していくことが大事です。

3,分析結果を元に現在の学習スタイルを変えていく

分析結果を元に新たな学習スタイルを考え、次の定期テスト勉強に取り入れていきます

この時にもあなたやあなたのお子さんが主軸なので生活スタイルに合った方法を考えてもらい、それを実行していってください。

例えば、

・漢字が前回は特に書けていなかったら、今回は何も見ずに漢字が書けるように10回は練習しよう。
苦手な漢字は特に書けるようになるまで書く。
・3回は漢字テキストを復習する

など、具体的な数字が出れば出るほど、行動しやすくなります。

4、結果に基づき改善できた点や次回の課題点の把握

学習スタイルを変えたあとのテスト結果を踏まえて再度、分析をし、1-3を繰り返していきます。

このようにステップ1〜4まで解説をしていきました。

もし実践していてわからないことがあれば気軽に連絡してきてください。

問い合わせ

せっかく状況を変えようとしているのに躓いてしまっては元も子もありません。

八方塞がりの状況を避け、わからないことはすぐに相談して解決していってください。

オール2の中学生が勉強法を身につけるためのまとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は勉強がニガテな中学生は勉強のやり方が分かっていないとお伝えしました。

勉強法を学ぶことで、最低でも次のテストで10点以上成績アップを実現させることができます

その際に注意すべき点は、

「自分に合った勉強法を探すこと」です。

勉強法を探す手順は以下のとおりです。

1,現状を把握する
2,お子さんのニガテや得意を把握する
3,学習スタイルを変える
4,テスト結果を参考に1-3を繰り返す

上記の4つのステップを実践してあなたのお子さんに適した勉強法を探していってください。

もしわからないことがあれば気軽にご相談ください。

問い合わせ

わからないことはすぐに解決していくことをオススメします。

いつまでも何もやらないままだったり、なにかに頼っている状態だと今後高校進学した際に特に困ることになります。

現状を今すぐに把握して、すぐに勉強法を学ばせるための行動を起こしましょう。

実際に相談し、勉強法を学ぼうと実践してくださった方で、

「相談してよかった。子どもに合わせて勉強のやり方を変えることがどれだけ大事か理解できた」

と、お声を頂いたこともあります。

その方も、まずは相談し、現状を把握することから始めたからこそ、お子さんの成績を上げることができたのです。

まずは、大事な一歩を踏み出して、次のテストで成績が変わるお子さんの姿を実現させましょう。

また、他にもわからないことやご意見、感想などがありましたら、

私に直接メッセージを送ってください。

問い合わせ

気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

本日もありがとうございました。

紅野まり