中学生の勉強が楽しくなるために中学生の子どもに覚えてほしいこと
こんにちは、紅野まりです。
今回は中学生のお子さんが学校の勉強が楽しくなる方法について紹介します。
「嫌々勉強をやっているようだ」
「いつも勉強を”やらされている”様子」
「進んで机に向かおうとしない」
「勉強が楽しくないから学校も楽しそうじゃない」
このように中学生のお子さんの勉強の取り組み方で悩んでいる方に読んでいただきたい内容です。
今回紹介する方法を実践すればすぐに学校の勉強が楽しくなるので、最後まで記事を読んでみて下さいね。
中学生の子供が勉強を楽しめない理由とは?
中学生が勉強を楽しめないのはなぜでしょうか?
それは「勉強する意味がわからないから」です。
勉強する意味は、
・将来の選択肢を増やす目的
・身につけた知識で色んな人との会話を楽しむ
・勉強したことを応用して自分で考える力を鍛える
これらが挙げられます。
特に、親であるあなたは「将来の選択肢を増やすために」ということを、お子さんに伝えたいのではないでしょうか?
「やっぱりまだまだ学歴社会だから、良い高校、良い大学へ進んでほしい」
「勉強ができないより、できる方がいい」
「低学歴だと就職先がなかなか見つからない」
こんな風に考えていると思います。
もちろん私もそう思いますし、知識を身につけることで会話の幅が広がるのも確かです。
特にテレビを見ていると活躍されている方の中でも学歴がある方は、幅広いジャンルで活動しているなと感じます。
お笑い芸人さんやジャニーズの方でもニュースキャスターとして活躍されている方が多いですよね。
その方の学歴を見ると高学歴だったりします。
「あ、やっぱり…」
となるわけです。
語彙力が豊富で、おしゃべりもできるし、人を笑わせることもできる。
つまり、頭の回転が速いわけです。
勉強をすることで語彙力を増やし、幅広い人と話ができるようになる力も身につけることができるのです。
せっかくなら、勉強ができない子よりもできる子になってほしいですよね。
少しでも勉強ができて学校が楽しいと思ってほしですよね。
今回はこの記事で勉強を楽しめる具体的な方法を紹介するので安心して読み進めてくださいね。
中学生の子供が今からでも楽しんで勉強をするようになる?
これを読んであなたは
「勉強が楽しくなるのは一部の子だけだ」
「自分の子には絶対無理だ」
「もともと勉強することが向いていない」
と思っているかも知れません。
ですが、今勉強嫌いでも必ず楽しんで勉強するようになります。
なぜなら、勉強する楽しさを少しでも知れば見える世界がどんどん変わっていくからです。
知っていることが増えると勉強の内容が理解できたりしていくので、あんなに嫌だった勉強が楽しくなるのです。
「こうやって勉強って役立つんだ…」
「あ、これ学校で習ったことだ」
このように学校で習った勉強が役に立つと分かれば、勉強も楽しくなります。
しかし今のままだと勉強がとにかく嫌で、成績はほとんど最下位。
テスト勉強のやる気もなく成績は下がる一方です。
ですが、勉強する意味が理解できることで、学校で勉強することが楽しくなるのです。
そもそもなぜ中学生の勉強は楽しくないのか?それは◯◯が悪いから!
勉強が楽しくない理由は
「勉強する意味が分かっていないから」
ということをお伝えしました。
では、なぜ勉強する意味がわからないのでしょうか?
それは、「常に与えられるインプットしかしておらず、アウトプットをしないから」です。
ここでインプットは、『知識を教科書やワークで学ぶこと』で、アウトプットは『知識を材料に新しいことを考えたりする』ことです。
学校や塾では、知識を詰め込むだけ詰め込むだけです。
しかし、アウトプットすることを覚えれば、自分が学んだ知識が実際に日常生活で活用できるので勉強した意味が見出せます。
勉強した意味が見いだせると、勉強することが楽しくなるのです。
インプットよりもアウトプットが大事なのは、英語の教育に現れています。
実際世界と比べてみると、日本の教育レベルは上位と言われています。
しかし、私達が知るように英語のレベルはかなり低いです。
下の図を見てみて下さい。
こちらは英語の熟達度を表した図になります。
引用: https://stat.ameba.jp/user_images/20180413/00/errcjapan/1a/63/j/o3000225014169502988.jpg
30位の韓国に対して、日本は37位。かなりの差があります。
お隣の韓国でも同じように英語が母国語でないにもかかわらず、韓国の英語レベルは高いです。
また、私が英語圏へ留学した際感じたことなのですが、韓国人の学生は間違った文法でもしゃべることに一生懸命な反面、私を始め日本人はなるべく完璧な文法でかなりゆっくり話をしていました。
韓国人の学生が間違った文法で話していても、他の人はその人が言いたい内容は理解できていました。
つまり、間違った英文法でもアウトプットを常にしていたのです。
一方で私達日本人は常にインプットをしていました。
英語を話さないといけない場面でも、常に文法を頭で考えて考えて…というように、いつもインプットをしている状態だったのです。
このように教育の違いでこんなにも言語能力の差が生まれてしまうのです。
インプットばかりしていると、実際のアウトプットする力が身につきませんし、なにより実践力が鍛えられません。
実践力が鍛えられないと、実際自分が身につけた知識を発揮したい時に使うことができません。
「あれ、できると思ったのに」
「なんで?知識はあるのに..」
となってしまうのです。
そうなると今まで頑張ってきた勉強も「役に立たないのかな」「一生懸命勉強しても意味がないのかも」「勉強ってあまり楽しくない」という悪循環に陥ってしまいます。
そうなるまえに、勉強が楽しくなるための方法をしっかり学んでおきましょう。
具体的な方法を紹介する前に、深く理解をするために勉強が楽しくなるための大事なポイントを紹介します。
中学生の勉強が楽しくなるために一番大事なことは『疑問をもつ』こと
中学生の勉強が楽しくなるために一番重要なポイントは
「疑問をもつこと」
です。
なぜ、これはこうなるんだろうか?
なぜ、この人はこうしたんだろう?
なぜ、これではだめだったんだろう?
このような思考をしていくことが大事です。
なぜなら、疑問に思うことで今までの知識をどんどん引き出し「ああじゃないかな」「こうじゃないかな」と考えるからです。
これは知識を身につければ身につけるほど、思考の幅が広がっていくのです。
一方で何も知識を身に着けないままだと、一歩進んだ思考をすることができないままになってしまいます。
そうなると、ただ勉強するだけ、ただ教えられるだけと常に受け身の状態になってしまい勉強が楽しくなくなってしまいます。
まずは、日頃から何を思い、何を考えていくのかが大事なのです。
中学生の勉強が楽しくなるための3つのステップとは?
それでは具体的に勉強が楽しくなるための、普段の生活で意識すべきことを具体的に紹介します。
中学生の勉強が楽しくなるための具体的なステップは以下のとおりです。
1、疑問をもつこと
2、気になったことは動画で見てみること
3、人と学んだことを話してみること
それぞれ詳しく解説します。
1、疑問をもつこと
まずは、疑問を持つことを意識します。
勉強でも行動でも言葉でも、なんでもいいです。
まずは疑問を持ってみましょう。
例:バスの中に犬がいた。目の不自由な人のお世話をしている盲導犬だ。
なぜ、盲導犬はおとなしくじっとできるのだろうか?
2、気になったことは動画で見てみること
次に、気になったことを動画で見てましょう。
今はYouTubeなどで動画を見ることができるので、文章ではなく視覚・聴覚で知識をインプットしてみましょう。
動画を見ることで、気になってたこと以外に知らなかったことが学べます。
例:子犬が盲導犬になるまで、盲導犬の訓練様子の動画など。
3、学んだことを人に話してみること
学んだことは人に話すことで、頭の中で整理されていきます。
なので、親であるあなたが聞き役になったり、「それはなぜ?」と質問を投げかけてあげましょう。
ステップは以上です。
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
===========
相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
中学生の子どもが勉強が楽しくなるためのまとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、中学生のお子さんの勉強が楽しくなるための方法について紹介しました。
現在、お子さんが勉強を楽しめていないのは「勉強する意味がわからない」からです。
そして、普段の学校では楽しく勉強する環境は整えられてはいません。
ですが、日常生活で「疑問を持つこと」を意識するだけで、学びの意味がわかり、勉強が楽しくなるのです。
そのための具体的なステップは以下の通りでした。
1、疑問をもつこと
2、気になったことは動画で見てみること
3、人と学んだことを話してみること
勉強が楽しくなれば、成績も徐々に上がってきます。
次の記事では、時間を上手く使って成績を上げていく方法を紹介しています。
合わせて読むことで、楽しく勉強しながら成績を上げていくことができます。
【次の記事へ】(執筆中)
中学生の勉強が楽しくなれば、高校進学にもかなりいい影響が出てきます。
それに、楽しく勉強をすることで知識を忘れません。
例えば、お子さんが大好きなゲームの攻略法を忘れないように、あなたが大好きなドラマのあらすじを忘れないように、好きなことは忘れにくいものです。
ですが、今のまま何もしないままだと、勉強はいつまでたっても楽しくないまま。
何をしてもやる気は出ないし、成績も上がらない。
しかし、少し思考法を変えて勉強する意味がわかれば誰でも楽しく勉強ができるようになります。
今回紹介したステップにしたがって、ぜひご自宅でお子さんと実践してみて下さい。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり