中学生の期末テスト対策法【完全版】副教科の勉強法を徹底解説

中学生の期末テスト対策法【完全版】副教科の勉強法を徹底解説

こんにちは、紅野まりです。

今回は「中学生の期末テスト対策の仕方」というテーマについて紹介します。

「期末テストは9教科も勉強しなきゃいけないから大変」
「副教科ってどうやって勉強したら良いの?」
「ぶっちゃけ副教科って勉強する必要がある?」

このように期末テストの副教科の勉強法について悩んでいませんか?

今回この記事では前半で「副教科を勉強する意味」後半で「具体的な副教科の勉強の仕方」について紹介していきます。

この記事を読むことで「期末テストにおける副教科の勉強の仕方」について理解していただけます。

中学生の期末テスト対策で副教科の勉強は必須!

中学生の中間テストは国語、数学、英語、理科、社会の5教科が定期テストとして実施される科目になります。

一方で、期末テストは5教科に加えて、副教科(実技教科)と呼ばれる、技術・家庭科、保健体育、美術、音楽という4教科が試験に出題される科目になります。

ぶっちゃけ、この副教科の4教科は受験には関係ないし….と思われがちです。

ですが、高校へ進学するための『内申点』には確実に影響します

「副教科だし受験に影響しないからいいや」と思っていても、受験の段階で内申書には副教科を含む『9教科分』の内申点が高校へ渡されます

つまり、副教科と言っても、内申点に影響するので確実に受験につながっているのです。

「じゃぁ副教科ちゃんと勉強しなきゃ…」
「でもどうやって副教科勉強したら良いの?」

と、副教科を勉強すべきだと分かっていても、勉強のやり方がわからないと行動に移せないですよね。

今回は、副教科の勉強の仕方を解説していくので安心して読み進めてくださいね。

副教科の勉強の仕方が分かると、成績の底上げにもなります。

特に副教科はそこまで試験範囲が広いわけではないので、高得点を狙いやすく、内申点も4や5を取りやすかったりします

そうなると、内申点の合計(45点満点)も上がっていきますし、副教科が得点源になったりもします。

しかし、副教科も落としてしまうと、内申点はボロボロ。

受験までに十分に内申点を稼げないままだと「この内申点だと志望校難しいですね」と担任の先生に宣告されてしまうかもしれません。

そうならないためにも、まずはこの記事でしっかり副教科の勉強の仕方を押さえておきましょう。

「副教科の前にテストの計画とかテスト勉強の全体的な流れを知りたい」という方は、先にこちらの記事を読んで、テスト勉強の流れを把握してくださいね。

【中学生】定期テストの勉強方法・流れを解説!試験対策完全版

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

中学生の期末テスト対策で副教科を勉強すれば内申点大幅にUP!?

副教科の内申点が上がると、全体の内申点ももちろん上がります。

副教科がすべてオール3の場合と、オール5ではかなり内申点に差が出るので、副教科と言えどもバカにはできません。

例えば、5教科がオール3で、副教科もオール3の場合、合計の評定は45点満点中27です。

しかし、5教科がオール3でも、副教科がオール5の場合、合計の評定は45点満点中35です。

評定が8も違うとかなり大きな差になります。

高校進学するためには内申書も高校に提出しますし、できるなら内申点はあげたいところです。

「でも、副教科ってどうやって勉強したら良いの?」

と思うと思いますので、具体的な勉強の仕方をこれから紹介します。

中学生の期末テスト対策法:副教科の勉強法を徹底解説

では、ここからは副教科の具体的な勉強の仕方を紹介します。

まずは勉強する流れを解説します。

①テストに出題される範囲を正しく理解する
②何も見ずに単語が書けるようになる
③最低2回は復習する

それぞれ細かく紹介しますね。

①テストに出題される範囲を正しく理解する

まずは、テストに出題される範囲をきちんと理解します。

テスト範囲を理解していないと、「プリントからも出題されるなんて知らなかった」「教科書からも問題が出されるのにプリントだけ見ていた」という事態になりかねません。

テストに出題される範囲はしっかり確認しておきましょう。

では、どうやって出題される範囲を理解するかというと、教科の担当の先生が「ここテストに出るよ」「試験範囲は~」と言った時点で『必ずメモをとる』ことです。

試験範囲もそこまで広くないので、確実に点数を取るためには「テストに出るところ」をしっかり理解しておくことが大事になってきます。

②何も見ずに単語が書けるようになる

次に何も見ずに単語が書けるようになる、ということです。

テストを受けるにあたって、教科書を見て内容を理解するだけではダメです。

なぜなら、テストは『答えを書けて初めて点数がもらえるから』です。

なので、テストで点数を取るためには、教科書やプリントを見なくても回答が書けるようにならなければなりません。

これは副教科だけでなく主要5教科にも通じることですが、特に副教科で内申点を稼ぎたいのであれば、何も見ずに答えが書ける状態になっていたほうが良いでしょう。

③最低2回は復習する

最後に、最低2回は復習していきます

ぶっちゃけ、副教科は毎日勉強しているわけでもないので、内容はすぐに忘れやすいです。

例えば、週に3回授業がある数学と週に1回授業がある保健体育では、まず授業回数が違います。

週に1回程度の授業だと「先週なにを勉強してたっけ?」ということになりますよね。

つまり、副教科はかなり記憶から無くなりやすい、と思っていたほうが良いです。

そのためテスト勉強の時に、最低2回は試験範囲の最初から最後までざっと確認する必要があります。

中学生の期末テスト対策の具体的なやり方

ここまでで、中学生の期末テスト対策で、主に副教科の勉強の仕方について紹介していきました。

では、実際期末テストの副教科を勉強しはじめる時に、どんな行動をすればいいかを紹介しますね。

ステップは以下のとおりです。

1、教科書の試験範囲やプリントにふせんをはる
2、覚えにくい箇所はルーズリーフにまとめる
3、まとめたルーズリーフを何度も見直す

それぞれ詳しく解説します。

1、教科書の試験範囲やプリントにふせんをはる

まずは、試験範囲の箇所にふせんを貼ります。

例えば、教科書のP.48~P.67の場合、P.48とP.67にふせんをはります。

もし、試験範囲が飛ぶ場合、例えばP.42~48, P.54~67というときは、ふせんの色を変えて、どこからどこまでが試験範囲なのかひと目で分かるようにしましょう。

2、覚えにくい箇所はルーズリーフにまとめる

次に、覚えにくい箇所はルーズリーフにまとめる、ということです。

覚えにくい箇所とは、苦手な部分、混乱しやすい内容、覚えるのが難しい単語、などをルーズリーフ1枚にまとめておくということです。

特に私は、家庭科の栄養素(カルシウム、カリウムなど)を覚えるのが苦手だったので、苦手だけをまとめたルーズリーフを作っていました。

苦手な部分だけをまとめれば、見直しがかなり楽なので勉強しやすいですよ。

副教科各1枚ずつ「覚えにくい単語」を復習するために「復習プリント」を自分で作成しておくといいですね。

3、まとめたルーズリーフを何度も見直す

最後に2でつくったルーズリーフを中心に復習をしていきます。

特に、作成した復習プリント(ルーズリーフ)は、お子さんの苦手が詰まっている部分です。

そのため、苦手を理解して無くしていけば、必然的に取れる点数も増えていくので、苦手な部分を復習プリントを使って何度も見直しましょう。

ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

中学生の期末テスト副教科の勉強法のまとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、中学生の期末テスト対策、副教科の勉強法について紹介しました。

期末テストの時だけ試験が行われる副教科ですが、高校受験のために内申点をできるだけ稼いでおきたいところです。

しかし、なかなか副教科をどうやって勉強していいか分からない中学生も多いと思いますが、今回は副教科の勉強のやり方を紹介しました。

①テストに出題される範囲を正しく理解する
②何も見ずに単語が書けるようになる
③最低2回は復習する

実際に、副教科の勉強を始めるための具体的な行動は以下の通りでした。

1、教科書の試験範囲やプリントにふせんをはる
2、覚えにくい箇所はルーズリーフにまとめる
3、まとめたルーズリーフを何度も見直す

実際に副教科の問題を解く上で、「問題を解きたい」「本当にちゃんと問題が解けるかどうか確かめたい」「模擬テストを解いてみたい」と思うかも知れません。

副教科はワークが無いことが多いので、問題を解くことがなかなかできません。

しかし、通信教育の「進研ゼミ」では副教科を含む全9教科の対策ができます。

なのでぶっつけ本番で副教科の問題を解くのではなく、問題を一度解いて理解ができているか確認した後に、テストを受けることができます。

もし「進研ゼミ」に興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

【進研ゼミ中学講座】料金・口コミを徹底分析!元塾講師が教える使い方

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

中学生のお子さんが副教科でも内申点をあげるために

お子さんが副教科のテスト勉強の仕方が理解できると、副教科の内申点も上がっていきます。

そうすると、高校受験も優位になりますし、受験に関係ない副教科だからといってバカにはできません。

ですが、このままだと副教科も内申点が稼げないまま、ずるずると成績が伸びないままです。

今回のステップに従って、まずは副教科の勉強の仕方を実践してください。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり