中学生の英文法の勉強の仕方について
こんにちは、紅野まりです。
今回は定期テスト対策で使える、中学生の英文法の勉強の仕方について紹介します。
「子どもが英語に苦手意識がある」
「なかなか英語の点数が上がらない」
「全然英文法が分かっていない」
このようにお子さんの英語の成績について悩んでいる方に読んでいただきたい内容です。
中学生の英文法の勉強は難しい!?それとも簡単?
中学生になると英語の勉強が本格的に始まってきます。
今まであまり親しみのなかった英語を学ぶことになるのです。
「英語はこれから社会でも使えるししっかり学んでほしい」
「英語が話せることで旅行に行っても大丈夫」
と、このようにお子さんに期待を抱いているかもしれません。
しかし、英語は日本語と文章の組み立て方が異なるので、最初は文章の流れを把握するのに時間がかかってしまいます。
文章の流れ、つまり英文法がわからなくなると、英語のテストで出題される多くの問題が解けなくなります。
穴埋め問題、並び替え問題、長文問題、英作文と、英語の問題のほとんどが理解できません。
しかし、中学生の英文法の勉強の仕方をしっかり把握することでテスト対策に繋がりますし、苦手な英文法も対策できるようになります。
中学生の英文法の勉強の仕方を学ぶことで、英文法がしっかり理解できれば英語の苦手意識が無くなります。
特に英語は積み上げ式の学習なので一度躓いてしまうとどんどん遅れを取ってしまいます。
「英語の授業についていけない…」
「点数が全然上がらない」
「内容が理解できない…」
とお子さんが感じてしまうことになります。
ですが、英文法の勉強の仕方をしっかり学ぶことで、英文法の内容が理解でき英語にもっと親しめるようになります。
勉強が嫌で学校に行きたくない、というような状態はなんとしてでも避けたいですよね。
まずは、この記事で英文法の取り組み方を押さえていきましょう。
なぜ中学生が英文法を苦手に感じてしまうのか?
そもそもなぜ中学生が英文法を苦手に感じてしまうのでしょうか?
2009年にBenesse教育研究開発センターが中学2年生を対象にした調査で、英語に対して苦手意識を持っている中学生は61.8%もいました。
6割以上もの生徒が英語に苦手意識を持っています。
また、「おとなになってから、英語を話す必要がある社会になっている」と71,1%の学生が感じているにもかかわらず、以下のような調査結果が出ました。
「将来外国に留学したい」20,4%
「将来、英語を使う仕事をしたい」14,6%
このように中学生自身が英語を積極的に使うイメージは持っていないことがわかりました。
なぜ英語が苦手意識があるのかというと、実際に英語を使う姿を中学生本人がイメージできていないからという事になります。
実際、私達は普段の生活の中で「英語が話せたら良いな」「英語だから読めない」というような経験はほとんどありません。
日本にいる限り英語を使う場面が少ないというのが現状です。
だからこそ、中学生が英語を積極的に使うイメージが持てないのです。
そもそも中学生の英文法の勉強って本当に必要?
英語を実際に使う機会が少ない日本の現状を踏まえて、
「じゃぁ英語を学ぶ必要ってないんじゃない?」
「どうやって英語を勉強したら良いの?」
「今取り組んでいる英語の勉強って無駄なの?」
このようにあなたは思うかもしれません。
今後、あなたのお子さんが高校、大学へ進学していくにつれて、英語は避けては通れません。
現在、英語を使う機会がなかなかなくても、中学生は英語は学ぶ必要があるのです。
それに、英語は海外に旅行へでかけたりするときも必要です。
英語力があったほうが必ず役に立ちます。
例えば、海外へ行くと標識が英語で書いてあったり、メニューも英語で書かれています。
もし、お子さんが「海外に行ってみたい!」「留学してみたい」というときに、
「でも、英語話せないし…」
と、せっかく関心があるのに、実現させたい夢を諦めざるをえません。
しかし、英語が少しでも話せたり英語が理解できるだけで、お子さんの将来の選択肢が広がっていくのです。
中学生の英文法の勉強って具体的にどうすればいいの?
では、中学生の英文法の勉強はどうしていけばいいのでしょうか?
中学生が英文法を学ぶには、主に3つ方法があります。
1,効果的な教材で英文法を学ぶ
2,英会話で英文法を耳で覚える
3,音読で英文法を耳で覚える
テスト対策にオススメの英文法の学習は、1番の「効果的な教材で英文法を学ぶ」ということです。
なぜなら、実際テスト対策で使える英文法を学ぶので即効性があるからです。
しかし、これだけでは今後「英語を話したい」という場合は、役に立たない可能性が高いです。
続く2,3番目の英会話や音読で英語の文法を覚える場合、話の場面で使う英文法を話して、聞いてというのを繰り返しながら、英文法を体で覚えていきます。
しかし、特に英会話はテスト対策には向かないでしょう。
なぜなら、英会話では日常会話の英文法を学ぶ機会が多いので、学校のテスト対策に有効な英文法を学べるとは限らないからです。
テスト対策に効果のある英文法の勉強の仕方は、英会話より教科書を音読して勉強するというやり方が効果的でしょう。
実際に書いて覚えるだけではなく、読んで耳で覚えることができるので記憶が定着しつつなります。
あなたも何かを思い出す時、「あーなんか聞いたことある!」というような曖昧な記憶で覚えていたことはありませんか?
内容をしっかり覚えて無くても、耳に残っているという場合もあるのです。
ですので、耳でも記憶するために英文法を学ぶ上で音読は大事になってきます。
しかし、音読するということは英語の発音の仕方がわからないと音読はできません。
ですので、一番最初に紹介したようにまずは英語の教材で英文法を勉強する必要があるのです。
中学生の英文法の勉強には何が大切か?
3つの英文法の学び方を簡単に説明しましたが、
「方法はわかったけど、どれがいいの?」
「うちの子にはどの方法が適しているかわからない」
「ほんとうに英文法が分かるようになるの?」
とあなたは疑問に思ったかもしれません。
中学生の英文法の勉強には、「お子さんに適した方法で取り組む」ことが大事です。
つまり、お子さんの適した方法でなければ、成績は上がらないのです。
もちろんさきほど、「英語の教材」から英文法の勉強を始めたほうが良いです、というようにお伝えしましたが、すべての中学生が英文法を学ぶのに「英語の教材が適している」わけではありません。
お子さんの性格や部活の有無、集中力や理解度によって適している勉強の仕方は変わってくるのです。
では、どうやってお子さんに適した勉強の仕方を探すのかというと、地道にいろいろなやり方に取り組んでみることが一番手っ取り早いです。
なぜなら、やり方が合う合わないは実際に体験してみることが一番だからです。
まずは英語教材を使ってみてテストで英語の点数を上げて英語に興味をもってから、英会話に取り組む⇒自分で音読しながら英文法を覚えてみる、という流れで3つの英文法の学び方を実践してみましょう。
具体的なステップを紹介するので、このまま読み進めてくださいね。
中学生の英文法の勉強のやり方を身に着けていくための具体的な方法とは?
中学生が英文法の勉強を進めていくまでのステップは以下のとおりです。
1、教材で英文法を学んでみる
2、英会話で英文法を発音し学んでみる
3、教科書を音読して英文法を学んでみる
それぞれ詳しく解説します。
1、教材で英文法を学んでみる
まずは、教材で英文法を学んでみます。
このとき、教材選びが重要になってきます。
別の記事で英語教材の選び方について詳しく解説しているので見てみてください。
【リンク】(執筆中)
2、英会話で英文法を発音し学んでみる
次に耳で文法を覚えるために、英会話教室に通ってみましょう。
日常会話のレベルの英会話も話せるようになるので、一石二鳥です。
英会話についてはこちらの記事で詳しく書いています。
3、教科書を音読して英文法を学んでみる
続いて、お子さん自身が教科書を音読し、英文法を押さえながら定期テスト対策もしていきます。
以上の3ステップを行うことで、どれか一つはお子さんに適したやり方があると思いますし、「内容が頭に入りやすかった」という勉強法があるはずです。
まずは、一通りステップに取り組んでみて、お子さん自身が「勉強しやすかった」という方法を探し出していきましょう。
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
中学生の英文法の勉強の仕方についてのまとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、定期テストに役立つ中学生の英文法の勉強の仕方について紹介しました。
中学生の英語は普段、なかなか使う機会がありません。
だからこそ、中学生のお子さん自身が英文法がしっかり理解できなかったり、英語を使っているイメージを持つことができなくなってしまっています。
ですが、英語を避けては通れない社会の中で、お子さん自身が英文法をしっかり理解しなければいけません。
そのために英文法の勉強法を知り、お子さん自身に合った勉強のやり方を身につけるべきなのです。
英文法を学ぶための具体的なステップは
1、教材で英文法を学んでみる
2、英会話で英文法を発音し学んでみる
3、教科書を音読して英文法を学んでみる
この3つでしたね。
ぜひ、お子さんに取り組ませてあげてください。
まずは英語の教材で英文法を学ばせてみましょう。
英語の教材の選び方が知りたい方はこちらの記事で進んでくださいね。
【リンク】(執筆中)
中学生の英文法の勉強のやり方が分かれば、あんなに難しいと感じていた英語も一瞬で楽しくなります。
ですが、このまま何も対策をしないままだと、英語は苦手で嫌いなままになってしまいます。
まずは、お子さんに正しい英文法の学習の仕方を身に着けてもらいましょう。
今回は以上です。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので
読んでみてください。
紅野まり