【簡単】中学生の家庭学習のやり方・コツまとめ!誰でもできる学習法
こんにちは、紅野まりです。
今回は「中学生の家庭学習のやり方・コツ」というテーマについて紹介します。
「家庭学習ってまず何から始めるべき?」
「家庭学習のコツを知りたい!」
このように「中学生の家庭学習のやり方やコツ」について悩んでいませんか?
成績に直結する家庭学習は、やり方によって効率的に勉強できたり、非効率で勉強してしまったりします。
今回この記事では前半で「家庭学習でやってはいけない2つのこと」後半で「家庭学習の取り組み方のポイント」について紹介していきます。
この記事を読むことで「明日から家庭学習の取り組み方を変える方法」について理解していただけます。
中学生の家庭学習のやり方・コツまとめ!誰でもできる学習法
中学生になると、勉強量も増えて、勉強内容もどんどん難しくなってきますが、成績を上げていくためには「家庭学習」が重要になってきます。
進研ゼミでおなじみのベネッセが調べた調査によると、通塾有無に関係なく「家庭学習の時間に比例して」成績が上下することも分かっています。
ですが、「家庭学習のやり方」を教えてくれる学校も塾もありません。
そのため、
「テスト勉強どうしていいかわからない」
「なにをしたら良いかわからない」
とにかく、ないない尽くしになってしまっている中学生が非常に多いです。
私が無料で相談を受け付けている「LINE@」でも、「家庭学習ってなにしたら良いの?」という相談がよくあります。
ですが、家庭学習のやり方は「コツ」を押さえるだけで簡単に取り組めます。
中学生のお子さんに実践してほしいことは、今回紹介する家庭学習の方法をやってみる、ただこれだけです。
しかも具体的にやり方を書いているので、「どうしたらいいんだろう」「結局なにから始めたら良いんだろう」と悩まずに家庭学習のやり方を身につけることができます。
家庭学習のやり方が分かれば「なにをしたら良いかわからない状態」で悩む必要は一切なくなります。
なぜならやるべきことがすでに分かっているからです。
ですが、家庭学習のやり方がわからないままだと、テスト勉強も十分にできないまま、成績は下がっていく一方で友達との差がどんどん広がるばかりです。
半年ほど前は同じ成績だった友達が、きづいたら5教科合計50点以上も離されてしまっていた…なんてことも有り得ます。
まずは今回この記事で家庭学習のやり方を変えていきましょう。
中学生の家庭学習のやり方・コツまとめ!【やってはいけない2つの学習法】
具体的な中学生の家庭学習のやり方を紹介する前に、家庭学習でやってはいけない2つのことを紹介します。
やってはいけない2つのこととは
・ただ勉強したつもりになる
この2つは絶対にしてはいけません。
なぜなら、ぶっちゃけ「時間の無駄になるから」です。
「具体的にどんなことをしたらダメなの?」
と思うかも知れませんが、具体例を挙げながら紹介します。
やってはいけない2つの学習法「きれいにノートにまとめる」はダメ!
よく、「歴史の鎌倉時代をまとめよう!」「理科の実験を図を書きながらまとめてみる」というように、「まとめノート」を作ってしまいがちです。
まとめノートを作ると、一見勉強できた気分になって「やった!私めっちゃ勉強したじゃん!」と思うのですが、正直無意味です。
きれいにノートにまとめても、ただの自己満足で終わってしまいます。
私も中学時代、やりがちだったのでよく分かるのですが、ノートにまとめると「すごい!ここまでまとめちゃった!勉強したな~~!」とすごい満足した気分になります。
きれいに要点がまとめられたノートを見て、勉強した成果がひと目で分かるからです。
しかし、テストで成績を取るためには「一つでも多く問題を解ける」ことが重要です。
たとえノートにまとめても中学生本人が理解できていないと、意味がありません。
覚えながらノートにまとめているのであれば良いのですが、90%以上は頭に入っていないと思っていたほうが良いです。
事実として、学校の授業で板書をしても頭の中で理解できていません。
逆に、学校の授業だけで理解が出いるのであれば、塾も家庭教師も、通信教育も必要ありません。
つまり、まとめノートを作ることも学校の授業と同じように、内容を理解できていない場合が大半なのです。
ただし、ノートにまとめるべき内容もあります。
例えば「ここがいつも間違えてしまう」「なかなか違いが覚えきれない」というように、苦手部分だけをまとめるのはOKです。
具体例を出すと
「理科の裸子植物と被子植物の違いが理解できていないから自分でまとめてみる」
「漢字の”修める”と”納める”、”治める”の違いが分からない」
というような場合、ノートにまとめて「苦手克服ノート」とタイトルをつけて復習する方法はかなり効果的です。
つまり、内容すべてをまとめ直すノート作りはNGですが、自分の苦手を克服するために苦手箇所をまとめるノート作りはOKということです。
2つの違いを間違えないように気をつけてくださいね。
やってはいけない2つの学習法「ただ勉強したつもりになる」もダメ!
では、続いてやってはいけない家庭学習は「ただ勉強したつもりになる」ということです。
どんな状況かというと
・ワークの答えがわからなかったから答えを書き写した
・友達のワークを見せてもらって答え合わせをした
このような状況は「ただ勉強したつもりになっている」だけです。
ただ勉強したつもりになっていても、内容が全く理解できていないためテストで問題は解けません。
「勉強する」=「理解すること、問題が解けるようになること」が大事ですが、ただ勉強するつもりになっていると、「勉強する」=「ただ問題を解くだけ、答えを書くだけ」と誤解している中学生が多いです。
それは親であるあなたもお子さんに感じたことがあるかも知れません。
お子さんの勉強を見ていて
「ただやっただけになっている」
「勉強しただけで内容がぜんぜん理解できていない」
と感じたことは有りませんか?
この状態では成績は絶対に上がらないので、早急に「家庭学習の正しいやり方」を身に着けていきましょう。
中学生の家庭学習のやり方・コツまとめ
ここまでは、家庭学習に取り組む上でやってはいけないことを紹介しましたが、ここからはいますぐできる家庭学習のコツを紹介します。
今回紹介するポイントは以下の4つです。
2,成果を目標にする
3,スケジュール管理を徹底する
4,やる気が無いときでも1問だけ解いてみる
それぞれ細かく解説していきますね!
中学生の家庭学習のやり方・コツ「1,宿題はすぐにとりかかる」
まず、家庭学習のやり方として、宿題はすぐに取り掛かりましょう。
「今日は部活も頑張ったし勉強は明日から!」
こんな感じで勉強を後回しにしてしまっている中学生が多いと思います。
しかし、宿題はすぐにとりかかってください。
なぜなら、後になればなるほど宿題がめんどくさくなってしまうからです。
最終的には課題そのものを忘れてしまう可能性もあります。
1日で全て終わらせなくても、宿題プリントの半分を終わらせる、問題を解く範囲にふせんをつける、など少しでも宿題を前に進めましょう。
POINT宿題は後回しにせず、宿題を出された日に少しでも進めておく
中学生の家庭学習のやり方・コツ2,成果を目標にする
次に、家庭学習では成果を目標にして取り掛かっていきましょう。
成果とは「理科の宿題が終わった」「明日提出する課題が終わった」「理科のP.◯~P.△まで勉強した」と、出来上がった課題や取り組んだ内容のことです。
成果を目標にすることで着実に内容を学習することができます。
中学生の多くは「◯時間勉強する」と勉強時間を決めがちですが、これは効率的ではないです。
例えば、1時間勉強してもワークが3ページほどしか進まないことがあったりします。
しかし、反対に「ワークを5ページ終わらせる」と成果を目標にした場合、1時間集中しなくても40分ほどで勉強が終わってしまうかも知れません。
「1時間勉強する」といってワークが3ページしか進まないのと、「ワークを5ページ終わらせる」といって40分でワークを終わらせるのだとどっちが効率がいいですか?
もちろん、後者の「ワークを5ページ終わらせる」といって40分でワークを終わらせる方ですよね。
なので、「〇〇を終わらせる」と『成果』を目標に家庭学習をしましょう
POINT勉強時間を決めるのではなく、「成果」を目標に家庭学習をする
中学生の家庭学習のやり方・コツ3,スケジュール管理を徹底する
次に、スケジュール管理を徹底しましょう。
成績がいい子ほど「次のテストの日程」「課題の提出日」をしっかり把握しています。
「数学のプリントの提出日っていつだっけ?」とクラスの中で頭がいい子に聞くと必ず答えが返ってくるはずです。
課題の提出日やテストの日程など、スケジュール管理をしっかりしておくことが大事です。
スケジュール管理を徹底すれば提出物を忘れることも少なくなりますし、計画性も身につけることができます。
今すぐできることとしては「提出物が出たら即座に提出期限を記入」しておきましょう。
スケジュール帳や提出物のワークやノートに日付を書くことで「スケジュールを意識」できるので徐々に計画性も身についてきますよ。
POINT課題提出日やテスト日程などのスケジュールを把握する
中学生の家庭学習のやり方・コツ4,やる気が無いときでも1問だけ解いてみる
最後に「やる気が無いときでも1問だけ解いてみる」方法を使って家庭学習を進めていきましょう。
どうしても学校のイベントや部活があると、
「勉強する気力がない」
と、勉強に対してやる気が全く起きないこともあると思います。
そうなると、ついつい勉強を後回しにしてサボってしまいがちです。
しかし、「1問だけ解こう」という精神で勉強を進めることがポイントです。
部活をしていても成績がいいあの子はどんなときでも「家庭学習」を欠かさない子です。
1問でも良いので、宿題をやってみる、ノートを見直してみる、といった行動を取るといいでしょう。
POINTやる気がなくても1問だけ解いてみる心意気が大事!
中学生の家庭学習のやり方とコツ!今からできる学習法
ここまでで、やってはいけない家庭学習のやり方と、今すぐできる家庭学習のやり方のコツを紹介してきました。
ここまでを読んで
「なにから手を付ければいい?」
と迷ってしまうかも知れません。
ここからは、今すぐ実践できる家庭学習を紹介します。
ステップは以下のとおりです。
1、苦手意識がある教科のワークを準備
2、学校で習った範囲を見開き1ページ開く
3、10分時間を測って解いてみる
それぞれ詳しく解説します。
1、苦手意識がある教科のワークを準備
2、学校で習った範囲を見開き1ページ開く
3、10分時間を測って解いてみる
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
===========
相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
中学生の家庭学習のやり方・コツまとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、中学生の家庭学習のやり方・コツについて紹介しました。
家庭学習法でやってはいけない2つのことは以下の通りでした。
・きれいにノートにまとめる
・ただ勉強したつもりになる
まずは、今までこのような行動をお子さんが取ってしまっていないか確認してください。
次に、具体的な家庭学習の方法ですが以下の4つを紹介しました。
1,宿題はすぐにとりかかる
2,成果を目標にする
3,スケジュール管理を徹底する
4,やる気が無いときでも1問だけ解いてみる
どれも、今日・明日から実践できるので、中学生のお子さんに取り組んでもらいましょう。
「どれから取り組ませよう….」「基本はなにからすればいい?」と思った方は下のステップから取り組んでみてください。
1、苦手意識がある教科のワークを準備
2、学校で習った範囲を見開き1ページ開く
3、10分時間を測って解いてみる
次の記事では「具体的な家庭学習の勉強方法」について紹介しています。
復習や予習の仕方、定期テストや副教科の勉強の仕方を紹介します。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
【次の記事へ】(執筆中)
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生のお子さんが成績を上げるために
お子さんが成績を上げるためには「家庭学習」が欠かせません。
ですが、このまま家庭学習の取り組み方がわからないままだと、日頃の勉強だけでなく定期テスト・受験勉強もなにをしたらいいのかがわからないままです。
そうならないためにも、今回のステップに従ってまずは家庭学習を習慣づける第一歩を踏み出しましょう。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり