部活と勉強の両立は無理!?部活が忙しい中学生が覚えておくべき勉強法

部活と勉強の両立は無理!?部活が忙しい中学生が覚えておくべき勉強法

こんにちは、紅野まりです。

今回は『部活で忙しい中学生が、勉強と部活を両立し成績を上げる方法』について紹介します。

「授業や部活以外に勉強する時間がない」
「土日も部活で勉強する時間がない」
「テスト前ギリギリにならないと部活が休みにならない」
「家に帰ってきても疲れて勉強に手が付かない」 

上記に当てはまるお子さんがいる方に読んでいただきたい内容です。

部活で一生懸命頑張ってほしい!でも、勉強も一緒に頑張ってほしい…

というのが、保護者であるあなたの望みだと思います。

たしかに、お子さんがなにかに熱中して取り組む姿は、応援してあげたくなるもの。

ですが、勉強しないと高校へは進学できませんし、なにより将来の選択肢が減ってしまいます

今回は、そんな部活で忙しい中学生のお子さんを持つあなたに、お子さんが部活と勉強を両立する方法をこの記事で紹介します。

安心してこのまま読み進めてください。

部活が忙しい中学生の子どもが部活と勉強を両立するためには?

部活で忙しい中学生が部活と勉強を両立するためには、

・家に帰って勉強する
・10分でも勉強する習慣をつける
・部活で忙しい分、勉強は遅れを取っていると自覚する
・部活と勉強は両立できるものだと考える
・効率よく勉強する
・部活とテスト勉強の計画を立てる 

以上のことをお子さんが常に意識していることが大事です。

上記全てに共通することは、「時間の使い方」です。

・家に帰って(できるだけ時間を確保して)勉強する
・10分(短い時間)でも勉強する習慣をつける
・部活で忙しい分、勉強は(時間的に)遅れを取っていると自覚する
・部活と勉強は(時間をうまく使えば)両立できるものだと考える
・効率よく(時間を意識しながら)勉強する
・部活とテスト勉強の計画を立てる(限られた時間をうまく使う) 

このように、勉強と部活を両立するためには、「時間の使い方」を意識していくことが大事なのです。

時間が意識できていると、「今やるべきこと」がしっかり明確になるので、家に帰ってからダラダラゲームばかりするのではなく「勉強しなきゃ!」という気持ちになります。

その結果、部活で忙しくても「どうやって勉強時間を確保できるか」「いつ勉強時間があるか」というように、時間をうまく使うことができるのです。

しかし、この時間が意識できていないと他の中学生が勉強に取り組んでいる時にゲームばかりしてしまい、授業に遅れを取って、成績は下がって、内申点も下がってしまいます。

「高校受験まで、あと半年もある。まだ大丈夫だろう」

このように時間を意識せず、余裕に構えてしまうかもしれません。

しかし、気づけば高校受験まで3ヶ月前、1ヶ月前、1週間前と時間はどんどん限られてきます。

「あれ、もう時間がない」
「やばい!全然勉強できていない」
「もう間に合わない」 

このように、高校受験までグダグダになってしまう可能性が高いのです。

そうなる前に、部活で忙しい中学生が勉強と部活を両立するために大事なことは『時間の使い方』を意識することなのです。

部活が忙しい中学生の子どもは部活と勉強を両立出来ないのか?

そもそもなぜ、勉強時間を確保できないのでしょうか。

・部活で疲れてしまってすぐに寝てしまう
・テスト前ギリギリまで部活がある
・毎日部活が遅くまであり、帰宅後ご飯、お風呂、寝るしかない
・朝も部活があるので夜遅くまで勉強できない
・文武両道してほしいけど、部活に集中してしまっている 

部活の忙しさを訴える保護者の方からはこんな声が聞こえます。

『部活で忙しい』は、ただの言い訳!

そもそも、なぜあなたのお子さんは部活や授業の時間以外に勉強の時間を確保することができないのでしょうか?

提出物が終わらないのも、テスト勉強する時間がないのも、すべて部活が忙しいのが理由になっていませんか?

「部活が忙しいから」は単なる言い訳にしかありません。

あなたのお子さんの友人でも、部活で忙しいながら勉強に励んでいる中学生もいると思います。

ではなぜ、部活で忙しいながらも勉強ができる子とできない子で分かれてしまうのでしょうか。

それは、「時間の使い方が分かっていない」ことが理由としてあげられます。

文武両道なんて、一部の子しかできないと諦めてはいませんか?

私はむしろ部活が忙しくても勉強する時間を確保する術を学べば、すべての生徒が文武両道できると思っています。

なぜなら、1日の中で無駄にしてしまっている時間が必ずあるので、時間をもっと上手く使えば勉強する時間は確保できるからです。

私は勉強の時間を確保するために部活を辞めなくてもいいと思いますし、好きな部活ならなおさら辞めたくないと思います。

文武両道できるのは、『部活をしているから』こそできること!

ここでの文武両道とは 「部活で勉強しながらそれ以外の時間を勉強時間として使うことができる」 ことを言います。

勉強時間はなにも家庭にいる時間と限られたわけではありません

フィンランドの教育システムは20人少人数制で、塾や家庭教師の制度がなくても学校の授業だけで好成績を修めることができています。

つまり、授業の時間さえもうまく使えば、家庭学習の時間をわざわざ確保することもないわけです。

これを読んであなたは

「学校の授業だけで理解できたら苦労しない」
「授業だけで理解できるのかな…」 

と思っているかも知れません。

ですが、司法試験に合格し、お子さんも合格へ導いた荘司雅彦さんによると、スポーツはやっていると知力が上がって成績が高い人が多いといわれています。

スウェーデンに研究のため時間割に毎日体育の時間が組み込まれてある小学校のクラスと通常どおり体育を週2回こなすクラスを比較した結果、毎日体育をしたクラスのほうが算数・国語・英語において成績が明らかに優秀だったことがわかりました。

部活などの運動で体力をつけることで知力を養うことができます

部活で体を動かしている子の方が文武両道しやすいのです。

つまり、学校の授業時間を含む学習の時間の使い方を学べば、部活が忙しくても文武両道で勉強ができるようになるのです。

今からでも、時間の使い方を学べば、部活で忙しいお子さんが勉強時間を確保できるようになります。

具体的な時間の使い方もこの後紹介するので、このまま読み進めてくださいね。

中学生の子どもが部活と勉強を両立するために大事なことは?

部活で忙しい中学生が時間をうまく使うためのポイントは、

「無駄な時間を省き、時間の密度を濃くしていくこと」

です。

時間の密度とは、同じ時間でどれだけ勉強できるか、ということです。

例えば10分で漢字を5個書いて覚えるのと、同じ10分で漢字を10個書いて覚えるには時間の密度が後者のほうが高いですよね。

10分で漢字を5個、ということは2分で1個の配分に対して、10分で10個だと1分で1個を覚えていく計算になります。

つまり、より短い時間で覚える量を増やしたほうが、時間をうまく使うことができるのです。

家に帰ってから1時間ダラダラ勉強するより、同じ勉強内容を30分間で集中して取り組むほうが時間はうまく活用できます。

ただでさえ部活で忙しい中学生は、部活をしていない,もしくはそんなに忙しくない中学生と比べて勉強できる時間が限られています。

その限られた時間をどううまく使うかで、勉強と部活は両立していくことができるのです。

勉強と部活が両立できれば、決して塾に行かなくても成績を上げていくことができます。

「塾無しで成績を上げて高校受験合格まで叶える方法」はこちらで解説していますので興味がある方は読んでみてください。

【体験談】塾なしで高校受験に合格するために大事な3つの勉強法

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

部活が忙しい中学生の子どもが部活と勉強を両立する具体的な方法とは!?

それでは、ここで時間をうまく使うためのステップを紹介します。

お子さんにステップを実践してもらい、文武両道するための時間の使い方を学びましょう。

ステップは以下のとおりです。

1、優先順位を決める
2、学習時間を確保する
3、無駄な時間を省く 

それぞれ詳しく解説します。

1、優先順位を決める

まずはやるべきことを把握するためにA4の紙に提出物や小テストを書き出して、締め切りを書いた後に優先順位を書いていきましょう。

中学生には提出物や小テストの勉強、課題の提出などが多々あります。

それらの中で締め切りが近いものから優先的に取り組む必要があるのです。

2、学習時間を確保する

次に、どこで学習時間が確保できるか考えてみます。登下校中、お風呂の中、だらだらテレビを見てる時間、授業中、などが挙げられます。

小テスト勉強のためにお風呂の中で単語を思い出しながら音読してみたり、授業中ノートを取りながらワークの問題を解いたりすれば、提出物が進みます。

3、無駄な時間を省く

漫画、ゲーム、テレビは勉強をする中学生にとって誘惑になっています。特に、スマホで大事な勉強時間を削ってしまうのはもったいないです。

これはお子さんの自制力が問われるようになりますが、勉強時間を確保するために無駄な時間を省いていけば、学習時間も増えていきます。

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。 解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

部活が忙しい中学生の子どもが部活と勉強を両立する方法のまとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、部活で忙しい中学生のお子さんが学習時間を確保するためには時間の使い方を学ぶことが大事だと紹介しました。

スポーツをしている子ほど成績が伸びる傾向にあるので、スキマ時間を使って勉強時間を確保していって下さい。

時間を上手く使うためのステップは以下のとおりです。

1、優先順位を決める
2、学習時間を確保する
3、無駄な時間を省く

いますぐお子さんにステップを実践してもらって、文武両道を目指していきましょう。

さらに今まで遅れた勉強を取り戻す方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。

中学生の勉強の遅れを最速で取り戻す方法とは?デキる子になる学習術

上のリンクをクリックしていただければ記事が読めるのでさらに時間の質を高めるスキルを身に着けて下さい。

時間を上手く使えるようになれば、部活が忙しい中学生でも勉強のために時間を確保することもできます。

部活で忙しいあなたのお子さんも、時間の使い方を学ぶことで文武両道が可能になるのです。

ですが、このまま何もしないまま、部活だけに熱中していても授業にどんどんついていけなくなるでしょう。

提出物もサボりがちになったり、内申点への影響も心配されます。

学校の勉強をサボって、「塾で勉強するからいい」と家庭の教育費をさらに圧迫する状況になるかもしれません。

今すぐ時間の使い方を変えれば、成績も将来も別物になるでしょう。

すぐにステップを実践して、お子さんの時間の使い方を変えて、部活も勉強も一生懸命取り組めるお子さんになってもらいましょう。

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。 なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。 解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。 例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。

中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。

克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇

===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。 

また気軽にやり取りしたい方は LINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで 勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり