進研ゼミ中学講座のタブレット学習の評判は悪い!?
こんにちは、紅野まりです。
今回は「進研ゼミ中学講座のタブレット学習の評判は悪いのか」というテーマについて紹介します。
今までは通信教材は紙の教材のみでしたが、近年iPadなどのタブレットを使って学習ができる「タブレット学習」も増えています。
「進研ゼミにタブレット学習があるけどぶっちゃけ成績上がるの?」
このように進研ゼミのタブレット学習について「本当に効果があるの?」と思っていませんか?
今回この記事では前半で「タブレット学習の概要と評判」後半で「元塾講師から見た進研ゼミのタブレット学習の評価」について紹介していきます。
この記事を読むことで「中学生のお子さんにタブレット学習は効果があるのか無いのか」について理解していただけます。
進研ゼミ中学講座のタブレット学習とは?
進研ゼミでは2つの学習スタイルから選んでいただけます。
進研ゼミの中学講座を始める際に、
- 紙のテキストだけで勉強する「オリジナルスタイル」
- 紙とタブレット両方を使って勉強する「ハイブリッドスタイル」
この2つから選択することができます。
進研ゼミ中学講座のタブレット学習とは「ハイブリッドスタイル」と呼ばれるものです。
ですが、正直「タブレット学習」って馴染みがないですよね。
今まで通信教育と言ったら紙のテキストで問題集や解説がたくさん届くのが普通でした。
「ぶっちゃけタブレットで勉強できるの?」
このように思うと思います。私も正直思いました(笑)
ただ興味本位だけでタブレット学習に手を出しても続けられなかったら意味がないですし、またまた成績が上がらないんだったら意味がありませんよね。
ですが、今回は実際に体験した方の口コミもいくつか紹介するので、タブレット学習のメリット・デメリットを把握していただけます。
そうすると、
「コレなら子どもに合ってそう」
「タブレット学習じゃなくて普通の紙のテキストのほうが良いかも」
と、どの学習スタイルで進研ゼミを始めるか判断できるはずです。
まずは、タブレット学習の評判から紹介していきますね。
進研ゼミ中学講座のタブレット学習の評判は本当に悪いのか!?
実際、進研ゼミ中学講座のタブレット学習である「ハイブリッドスタイル」の評判はどうなのでしょうか?
まずは理解を深めてもらうために、ハイブリッドスタイルの概要を確認していきます。
進研ゼミ中学講座のタブレット学習「ハイブリッドスタイル」とはどんなもの?
まずは進研ゼミ中学講座のハイブリッドスタイルとは、
従来の紙のテキストに加えてタブレット一台を使って勉強ができる仕組みです。
紙の教材がオリジナルスタイルよりも減り、タブレット学習がメインになる学習方法です。
特徴を簡単にまとめると、こんな感じです。
・オリジナルスタイル(紙のテキストのみ)と同じ受講費
・届く紙のテキストは少ない
・赤ペン先生などのサービスはオリジナルスタイルと大差なし
・6ヶ月以上受講すればタブレット台がタダ!
進研ゼミ中学講座のハイブリッドスタイルにはこのような特徴があります。
進研ゼミ中学講座のタブレット学習の評判は!?
ここで、進研ゼミ中学講座のタブレット学習を使った人の評判をまとめてみます。
まずは、タブレット学習が良かったという評判から紹介します。
・ゲーム感覚で学習できる
・赤ペン先生のテストの提出は写真を撮って送るだけ
・赤ペン先生のテストの提出状況はWEBで親が確認できる
・赤ペン先生とLINEのようにやり取りができる
特にタブレット学習を選んだ方は「教材が少ないのでゴミが少ない」という声が目立ちました。
次にタブレット学習の評判が良くない口コミを紹介します。
・勉強しているか遊んでいるかがわからない
・テストを提出しているかわからない
・タブレットが重い
・コース変更が難しい
良くない口コミとしては上記の声が多かったです。
やはりタブレットということもあり、お子さんがどうやって勉強しているのか、そもそも勉強しているのかどうかを把握できないというのはこのハイブリッドコースの1番のデメリットです。
また、6ヶ月以上受講すればタブレット料金は無料ということで、「気軽に始めやすい」のがハイブリッドスタイルの特徴ですが、コース変更(ハイブリッド→オリジナル)の際にはタブレット料金を請求されることがあります。
ハイブリッドコースで受講期間が6ヶ月未満の場合、コース変更の際には「タブレット代金(9900円)」が請求されるということです。(6ヶ月以上であれば無料)
このように「コース変更」に対しても良くない口コミは多くありました。
以上がタブレット学習のメリット・デメリットになります。
次は、元塾講師の私がタブレット学習がおすすめな中学生、おすすめできない中学生を紹介していきます。
元塾講師から見た進研ゼミのタブレット学習の評価は?
ここまでで進研ゼミ中学講座のタブレット学習の概要と評判・口コミを紹介しました。
ここからは紹介した評判を踏まえて、塾講師として中学生に5教科を教えていた経験がある紅野が進研ゼミのタブレット学習を分析します。
進研ゼミ中学講座のタブレット学習は「効率重視」の中学生向け!
私が思うに、進研ゼミ中学講座のタブレット学習は
「効率よく勉強したい中学生向け」だと思います。
なぜなら、タブレットを使うことでスキマ時間を使って勉強したり、少ない時間で問題を多く解くことができるからです。
ノートもペンも使わずに勉強できるので、即勉強ができます。
一方で紙のテキストであれば、筆箱、教材を数冊用意するのでも時間がかかります。
問題を解くページを開いて、シャーペンを取り出して消しゴムを準備して…となると、5分程度は時間が必要です。
しかし、タブレット学習であれば、電源をつけて問題をすぐにとき始めることができます。
つまり、素早く勉強を始めることができるのです。
そのため、部活や習い事で勉強時間が確保できない中学生にとっては、短時間で勉強ができるので、効率よく学習をすすめることができるのです。
では、ここからはハイブリッドスタイル(タブレット学習)がおすすめな中学生と、おすすめじゃない中学生の特徴を紹介します。
進研ゼミ中学講座「ハイブリッドスタイル」がおすすめではない中学生
「ハイブリッドスタイル(タブレット学習)」がおすすめではない中学生は「書いて覚えることが好きな生徒」です。
例えばこんな生徒です。
中学1年生女子、美術部所属。
提出物はしっかり取り組めている。
いつも単語や漢字は書いて覚えている。
まとめノートを作ってテスト勉強をしている。
中学2年生男子、卓球部所属。
提出物には取り組むものの、本番になるとスペルミスや漢字ミスが多い。
選択問題は得意だが記述問題が苦手。
記述問題(英単語や漢字を答える問題)が苦手だと、実際に書いてみなければなかなか書けるようにはなりません。
テストでは内容を覚えていても答えが書けないと点数はもらえません。
つまり、書いて覚える訓練は、タブレットではなく実際に紙に書いて覚えるほうが良いでしょう。
そのためには、タブレット学習よりも実際に書いて覚える勉強をすることが必要です。
進研ゼミ中学講座「ハイブリッドスタイル」がおすすめな中学生
次に「ハイブリッドスタイル(紙とタブレット)」がおすすめな中学生は「部活で忙しくスキマ時間を有効に使いたい中学生 又は 紙のテキストが非常に苦手な中学生」です。
例えばこんな中学生です。
中学2年生女子、テニス部所属。
毎日放課後に練習があって、土日も試合で勉強する時間がない。
毎日1時間勉強時間を確保しているが、なかなか間に合っていない
中学1年生男子、帰宅部。
とにかく勉強嫌いで、「勉強」という言葉さえも嫌い。
毎日ゲームやスマホばかりで勉強には一切手を付けない。
ノートに文字を書くことさえ苦手
ハイブリッドスタイルは紙のテキストも少ない(定期テスト対策や単語帳などが届きます)ですし、ほとんどタブレットで勉強するので、勉強量があまり負担になりません。
スキマ時間をうまく使って勉強しないと勉強時間を確保できない場合はハイブリッドスタイルがおすすめです。
また、紙のテキストが苦手でタブレットのように気軽に勉強できる方が良いという中学生もハイブリッド学習のほうが良いでしょう。
進研ゼミ中学講座のタブレット学習の評判は悪い!?
ここまでで、進研ゼミ中学講座のタブレット学習について理解を深めていただいたと思います。
ここで「タブレット学習興味があるかも」「タブレット学習どうなのって思ってたけど、まずは紙のテキストから始めようかな」と思った方のために、進研ゼミ中学講座を始める前の行動について紹介します。
ステップは以下のとおりです。
1、必ず一度資料請求をする
2、コース選択は慎重に
3、どうやって使うかをイメージしておく
それぞれ詳しく解説します。
1、必ず一度資料請求をする
まずは、資料請求をしましょう。
資料請求をすると、手元に届く教材の種類や料金、細かな指導スタイルの様子がわかります。
より詳細な部分や注意点を知るためには資料請求をしてください。
なぜなら、入会した後に後悔してほしくはないからです。
「ホントはこうだったのに..」「こんなはずじゃなかった….」と後悔しないためにも、まずは必ず資料請求を行いましょう。
資料請求の仕方や、進研ゼミ中学講座の詳細は下の記事で詳しく解説していますので、「資料請求からまずは始めてみよう」という方はぜひ読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ進みます。
2、コース選択は慎重に
次にコースの選択は慎重にしましょう。
すぐにコースを変えることが出来なかったり、ハイブリッドスタイル(タブレット)→オリジナルスタイル(紙のテキスト)に変える際にはタブレット代金が発生する場合があります。
コース選択はしっかり資料を確認し、吟味した上で決定しましょう。
3、どうやって使うかをイメージしておく
いざ資料請求をして入会を決めて教材が届くまでの間に、教材をどう使うかをイメージしましょう。
まずは届いたらこのスペースに教材を置いて、テスト前にこの教材を使って、英語は苦手だから毎日勉強して…というような感じです。
イメージしておくことで「どうやって使おう…」と迷わずに済みますよ。
具体的な進研ゼミの使い方はこちらの記事で解説していますので興味がある方は読んでみてくださいね。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘に進研ゼミを始めさせようか悩んでいます。
娘はテニス部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、
勉強もそろそろ受験を意識して始めてほしいです。
そこで進研ゼミを始めようと思ったのですが、
ハイブリッドコースにしようか迷っています。
あまりタブレットなどの機械に疎いので
本当に勉強できるのか不安です。
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
===========
相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
進研ゼミ中学講座のタブレット学習の評判は悪い!?
それでは、今回のまとめです。
今回は、進研ゼミ中学講座のタブレット学習の評判は悪いのかというテーマについて紹介しました。
進研ゼミのタブレット学習のメリットは「教材が少なくゲーム感覚で勉強できる」ということで、デメリットは「勉強しているのかどうか分かりづらい」ということが挙げられました。
私、紅野(こうの)が思う進研ゼミタブレット学習の評価は「効率よく勉強したい中学生向け」でした。
最後に、それぞれのスタイルがおすすめな生徒を紹介しましたね。
「オリジナルスタイル(紙のテキストのみ)」がおすすめな中学生は「反復が足りずにテストの成績が1点~40点の生徒」です。
「ハイブリッドスタイル(紙とタブレット)」がおすすめな中学生は「部活で忙しくスキマ時間を有効に使いたい中学生 又は 紙のテキストが非常に苦手な中学生」でした。
あなたのお子さんはどちらのスタイルが合ってそうですか?
実際に進研ゼミを始めていく流れはこんな感じでした。
1、必ず一度資料請求をする
2、コース選択は慎重に
3、どうやって使うかをイメージしておく
次の記事では『進研ゼミ中学講座の概要』について紹介しています。
実際に進研ゼミを始めてみたい!興味がある!と思った方のために進研ゼミの料金やサービス、クチコミなどの概要をまとめています。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生のお子さんが成績を上げるために
お子さんが成績を上げていくためには、お子さんに適した教育を受けさせる必要があります。
ですが、このままだとただ興味本位でタブレット学習を始めさせてしまったりするかもしれません。
まずは今回の記事でお子さんにタブレット学習が合っているのかどうかを見極めてから進研ゼミを始めてみてくださいね。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり