テストでの時間配分とは!?中学生の正しいテストの受け方

中学生のテストでの時間配分について

こんにちは、紅野まりです。

今回は中学生のお子さんのテストの時間配分について紹介します。

「どうも時間内に問題を解き終わっていないようだ」

「いつもテストの時間に間に合わっていない」

「時間があればわかった問題が多々ある」

このようにお悩みの中学生の保護者の方に読んでいただきたい内容です。

テストの時間配分を間違えてしまうと、解けたはずの問題さえも解けずに終わってしまいます。

せっかくテスト勉強頑張ったのに、テストで実力を発揮できないと意味がないですよね。

今回この記事を読むことで、中学生のお子さんの時間配分について具体的な方法を理解していただけますので安心して読み進めてくださいね。

中学生の子どもがテストで時間配分が上手くいかないと…

お子さんがテストを受けた時、

「いつも時間が足りていない…」

と嘆いてはいませんか?

テストで時間配分が上手くいかないと取れる点数も取れなくなってしまいます。

なぜなら、解けたはずの問題さえも解く時間が無いために解けなかった、ということがあるからです。

または、時間がないことで焦ってしまい、落ち着いて解いたら解けた問題でもミスをしてしまいます。

時間配分ができないことが原因で、取れる点数も取れないまま、時間がないことで焦ってミスをしてしまいさらに点数を落としてしまいます

つまり、時間配分を間違えてしまうことで、成績が下がってしまうことがあるのです。

中学生の成績はテストの点数が全てではなく、テストの受け方が大事

よく、「成績は点数が全てだ」と思っている保護者の方がいますが、それは大きな間違いです。

なぜなら、テストの受け方が分かっていないせいで、普段の実力を十分に発揮できていない可能性があるからです。

学校ではテストの受け方を説明してはくれません

学校で「テストの受け方」という授業なんてありませんでしたよね。

勉強内容がいくら分かっていても点数が取れないと意味がないのです。

「まだ解いていない問題があった」
「時間があれば解けたのに」

このような、「時間があれば解けた」という状況は非常にもったいないのです。

ですが、テストの受け方を学ぶことでこれらは解決することができます。

テストの受け方を学ぶことで、

・努力した結果が点数に表れる
・時間内に問題が一通り解き終わる
・時間に余裕ができ見直しができる

特に、テストの受け方で重要になってくるのが時間配分ですが、時間配分を学ぶことでミスを最小限に、テスト勉強した分を点数に反映させることができるのです。

しかし、テストの時間配分を知らないままだと、いつまでたってもテスト時間内に問題をとき終わることができません。

テストで取れる点数も取れないままになってしまいます。

勉強しても勉強しても、点数に表れないままだとお子さんの勉強に対するモチベーションが低下する一方です。

「なんで勉強しても点数が上がらないんだろう…」
「時間配分が難しい…」

最悪、高校入試の日に試験時間が足りなかった、ということにもなりかねません。

ですが、今回この記事で紹介する時間配分の方法を実践していけば、お子さんのテストの受け方が必ず変わってくるので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

中学生のテスト時間における時間配分のポイント

中学生の試験時間は授業時間と同じ50分に設定されているところがほとんどです。

50分を上手く使って、問題を解いていく必要があります。

時間配分について、多くの生徒が間違っているのが

「見直しの時間を確保しない」ことです。

私は塾講師時代、必ずテスト前にテストの受け方をレクチャーしていました。

そこで必ず言っていたことは「見直しの時間を確保する」ことです。

「テストで間違いのない答案用紙はない」

と口を酸っぱくして生徒に伝えていました。

なぜなら人間は必ずミスをしてしまうものです。

ですので、テストでは必ず見直しをしないといけません

「見直しめんどくさい…」
「見直しする時間がない…」
「きちんと問題解いているから間違ってないはず」

問題を解き終えることも大事なのですが、全部解き終わったところで、全て間違っていては意味がありません。

ですので、問題を時間内に解き終えることと同時に見直しをすることも大切なのです。

テストで時間配分を学んで、見直しで100点になった中学生の話

私の教え子に、中間テスト、期末テストで100点を2連発した生徒がいます。

私と出会った当初、90点台半ばの点数をいつも取っていたので、優秀な子でしたが、私は100点を取れると確信していました。

それに、いつもミスをして間違っていたので、100点を取ることができる実力はあったのです。

その子に見直しのやり方をレクチャーしたところ、テストで100点を2連発。

「テスト中に、紅野先生のことを思い出して見直ししたら、ミスに気づいて書き直した!

そしたら100点を取れた!」

と嬉しい言葉を生徒からいただきました。

ちょっと見直したら解けただろうな、という問題を逃さないことも大切です。

もったいないミスをしないためにも、中学生のお子さんには時間配分の仕方をしっかり身につけていただきたいと思います。

具体的なテストの時間配分の目安と重要なポイント

テストでの時間配分で重要なポイントは見直しをする時間を設けることです。

最低5分は確保してほしいところです。

見直しも1回だけで全てのミスに気づくわけではないので、2,3回程度見直しをすることを考えると、5分以上は確保する必要があるのです。

具体的なテストにおける時間配分のステップを紹介します。

ステップは以下のとおりです。

 

1,テスト時間ー5分の時間で問題を解く
2,わからない問題は後回しにする
3,5分見直しの時間に当てる

 

それぞれ詳しく解説します。

1,テスト時間ー5分の時間で問題を解く

テスト時間から5分引いた時間で問題を解きます。

50分の試験時間だったら45分で全ての問題を解いていきます。

2,わからない問題は後回しにする

全ての問題を解き終えるためには、わからない問題に時間を使ってしまっていてはダメです。

わからない問題は後回しにして、全ての問題に目を通して解ける問題は解いていきます。

全て問題を解き終わった後に、後回しにした問題に戻ってじっくり解いてみましょう。

3,5分見直しの時間に当てる

残った5分の時間で、間違えやすい箇所を確認していきます。

英単語のスペル、漢字のミス、記述問題の句読点の抜け(、や。)、英語の並び替え問題の単語抜けなど、ミスが起きやすい箇所を確認していきます。

どうしてもわからない箇所は、間違っていても、なにか単語を書きましょう

答案用紙を空白にすることは必ず避けてください。

具体的な見直しのやり方はこちらで紹介しています。

合わせて読むと、テストでしっかり実力を発揮することができます。

ぜひ参考にしてみて下さい。

中学生の子どもがテストで実力が出せない時は?覚えておきたい勉強法

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

中学生のテストでの時間配分についてのまとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、中学生のテストの時間配分について紹介しました。

テストでは、問題をすべて解き終わること、見直しをすることが大事です。

そして、テストの時間配分には「見直しの時間を確保すること」が大切だとお話をしました。

具体的なテストでの、見直しのやり方はこちらの記事を読んでみて下さい。

お子さんがテストでの時間配分を上手くできるようになると、全ての問題を解けるようになり、時間が足りなくて解けなかった問題が無くなります。

さらに見直しをする時間まで確保することができれば、ミスによって落としてしまう点数も無くすことができます。

ですが、今のまま時間が足りずに問題が解き終わらない状況はなんとしてでも避けなければなりません

しっかり勉強した分がテストの時間内に発揮できるように、時間配分をいますぐ身につけてもらいましょう。

ステップに従って実際に取り組んでみて下さい。

わからないことやご意見、感想などがありましたら私に直接メッセージを送ってください。

問い合わせ

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで

勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので

読んでみてください。

紅野まり