中学生の子どもが小テストより定期テストの点数が悪い!?
こんにちは、紅野まりです。
今回は『中学生のお子さんがなぜ小テストより定期テストで成績が下がるのか』ということについて紹介します。
小テストはいつも高得点なのに、定期テストでは点数が低くなってしまうという中学生のお子さんがいる方に読んでいただきたい内容です。
よく、中学生の保護者から
「小テストでは高得点だったのに…」
「小テストではできていたのに…」
という声を聞きます。
小テストができていたから、定期テストでも高得点が取れるだろうと思っていたら、テスト返却後、あまりの点数の差にびっくりしてしまった経験はありませんか?
なぜ小テストで点数が高いのに定期テストでは成績がガクッと下がってしまうのか、について紹介した後に克服方法について紹介していきます。
中学生の子どもが小テストより定期テストの点数が悪いとどうなるのか?
中学生のお子さんが小テストでは点数が取れているのに、一番点数をとってほしい定期テストで点数が下がってしまうとどうなるでしょうか?
定期テストの結果が戻ってきた際に、
「あれ?おかしいな」
「できてたと思ってたのに」
「小テストではできたはずなのになぁ」
「こんなはずじゃなかった」
と、お子さんもあなたも、期待ハズレでがっかりした気分になってしまいますよね。
さらに、お子さんが落ち込んでいるのを見て、
「あんなに頑張ってたのに」
「小テストはいい点数だったのに…」
親であるあなた自身も落ち込んでしまいます。
小テストではできたのに、定期テストでは点数が取れないままだと
「勉強しても意味がないのか」
「なんで定期テストで点数が取れないのか」
「私は勉強が出来ないんだ…」
このように、お子さんの勉強に対するモチベーションはどんどん下がってしまいます。
しかし、親であるあなたも小テストで解けた問題は定期テストでも解けてほしい、と思っているはずです。
そのためには、小テストでも定期テストでも点数を上げていく方法を知る必要があります。
今回は、小テストでも定期テストでも点数を上げていく方法を紹介していますので、このまま読み進めてくださいね。
なぜ中学生の子どもが小テストより定期テストの点数が悪いのか?
なぜ、お子さんの小テストの点数より、定期テストの点数のほうが低いのでしょうか。
一般的に定期テストでは小テストの範囲が一部含まれているような状況で、中には
・小テストでは満点だったのに、定期テストでは小テストの範囲が全く解けていない
・定期テストではグダグダ..
と、このような例もあります。
それは「学習が定着していない」ことが挙げられます。
「でも小テストではしっかり解けてたのに..」
と思われるかもしれませんが、覚えたつもりになっていて、実際は覚えていなかったということになります。
「単語も全部かけていたのに、定期テストでは全然ダメだった…」
というように、一時的な単語の暗記はできても、実際のテストで解けるようにはなっていないのが現実です。
ですが、あなたのお子さんが小テストで高得点、定期テストでも高得点を取れるようになることはできます。
何が定着していて何が定着していないかを判別して勉強のやり方を変えることができれば、テストの点数がみるみるうちに変化します。
学んだことが定着すれば、
「小テストで高得点!でも定期テストは散々だった…」
とあなたもお子さんもがっかりすることはありません。
特に、せっかく小テストで覚えたことが定期テストで発揮されないと、
「あれ、この間はできたのに…」
「覚えたはずなのになんで解けなかったんだろう」
「自分はもうできないんじゃないか…」
と、あなたのお子さんの勉強に対するモチベーションも下がってしまいます。
これ以上、小テストと定期テストの点差が開くのは、あなたのお子さんの今後のためにも良くありません。
ですが、何が定着していて何が身についていないのかをしっかり判別できるようになり、勉強のやり方を変えていけば、必ず学習してきたことを定着させることができます。
中学生の子どもが小テストより定期テストの点数が悪いのは『学習が定着していない』から
中学生のお子さんが、小テストでは問題が解けたのに定期テストでは全然だめだった…という場合、「学習が定着していない」ことが原因だと先程解説しました。
では、「学習が定着していない」ということはどういうことなのかというと、
「自分一人で解けるようになっていない」ということなのです。
学習を定着させるためには、『何も見なくても一人で解けるようになることが大事』です。
・問題集をただ取り組んだだけ
・ドリルで漢字を見ながら何回も書いた
・単語を暗記するだけ
このように一見勉強したと見える場合でも実際は『勉強が定着していない』のです。
なぜなら何も見ずに単語が書けたり問題が解けなければ、テストでも当然答えが書けないからです。
ですが、勉強したことが定着するようになれば、定期テストでも成績をあげていくことができますし、テストでもすらすら回答が書けるようになるでしょう。
中学生の子どもが学習を定着させるための大事なポイントとは?
それでは、どうやって学んだことを定着させていけばいいのでしょうか。
学習を定着させるためには、まずは
「学習の仕方を見直す」
必要があります。
ここでは、今までの勉強の仕方を少し変えて、『アウトプットする勉強を取り入れていく』ということです。
なぜなら、アウトプットするということは『自分で解けるようになる』ということにつながっていくからです。
アウトプットするというのは具体的に
・テスト形式で問題を解いてみる
・覚えた漢字をテストしてみる
・何も見ずに問題を解いてみる
ということを取り組んでいきます。
今まで取り組んできた勉強のやり方を見直して、アウトプットしていく勉強が加われば効率的に学習を定着させていくことができるでしょう。
次に具体的な、学習の定着方法を紹介していきます。
中学生の子どもが学習を定着させるための具体的な流れとは?
中学生のお子さんの学習を定着させるための具体的なステップは以下のとおりです。
1,一通り解説を見ながら問題を解く
2,一度テスト形式で問題を解く
3,分からなかった箇所を復習する
それぞれ詳しく解説します。
1,一通り解説を見ながら問題を解く
まずは一通り、学校のワークや自宅にある問題集を使って問題を解いてみましょう。
このとき解説が書かれている場合、よく読んで回答していってください。
答えが書けた後は、丸付けをして間違えた問題は一度解説を読んでおきましょう。
2,一度テスト形式で問題を解く
一旦範囲が網羅できた後は、テスト形式で問題を解いていきます。
ワークの「まとめテスト」や自宅にある問題集で解説が書かれていないものに取り組んでみましょう。
なぜなら、解説が少しでも書いてあると本当の実力を試すことができないからです。
教科書や回答につながるヒントになるものは一切見ずにテスト形式で問題を解かせることで、実践力を鍛えていくことができます。
3,分からなかった箇所を復習する
まずはテスト形式で解いた問題を丸付けします。
その後、間違えた問題や分からなかった箇所は解説を読んだり教科書を読み直したりして復習しましょう。
その後、またステップの二番に戻って「テスト形式で問題を解いて、丸付けして、復習して…」を繰り返すことで間違えた問題がどんどん解けるようになってきます。
この流れに従えば、学習を定着させていくことができます。
学習を定着させる中で判断に迷った場合は?
もし、お子さんがステップを実践する中で、
「こんな場合はどうすればいいのかな?」
「これで合っている?」
「やり方があまり分からなかった」
という場合は、迷わず相談してください。
「んーなんとなくこうした方が良い気がする」
「まーこれでいっか」
と、あやふやな判断をしてしまうと危険です。
なぜなら間違った判断をしてしまうと、努力をする方向も間違ってしまうからです。
もし判断に迷ったら相談しましょう。
以下の例に従って、相談してみてください。
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はじめまして、中学2年生の娘がいる母です。
ステップに従って問題を解いていたところ、ほとんどの問題が覚えられておらず、テスト形式で問題を解いていても、解けていませんでした。
その場合はもう一度解説を読んで、勉強しなおせば良いのでしょうか?
それとも、解説を見ながら勉強している段階が悪いのでしょうか?
お時間ある時に、よろしくお願いいたします。
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このような感じで相談してみて下さい。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
中学生の子どもが小テストより定期テストの点数が悪い理由のまとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、小テストと定期テストの点差が開いてしまう原因に「学習が定着していない」ことが挙げられることを紹介しました。
小テストではできたのに、定期テストでは点数が取れないと、お子さんの勉強に対するモチベーションが下がってしまいます。
ですが、学習が定着するやり方で勉強すれば、しっかり小テストでも定期テストでも点数を取ることができます。
学習が定着する勉強のやり方は以下のとおりでした。
1,一通り解説を見ながら問題を解く
2,一度テスト形式で問題を解く
3,分からなかった箇所を復習する
このステップを実践して学習を定着させることができたら、今後は「平均点を超えるための勉強法」を学んでさらに効率的に点数をあげていきましょう。
こちらの記事で詳しく書いていますので、参考にしてみて下さい。
リンクをクリックすると、具体的な方法を紹介する記事へ移動します。
学習の取り組み方を変えれば、勉強してきたことが定着するようになるので、小テストでも定期テストでも高得点を修めることができます。
ですが、何もしないままだといつまでも学んだことが定着せず、何が定着してて何が定着していないのかもわからないままです。
まずは、お子さんが答案用紙から勉強のやり方の課題点を見つけだしてもらい、学習の取り組み方を変えてもらいましょう。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、
私に直接メッセージを送ってください。
【【問い合わせ】】
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり