【中学生】塾に行くなら個別指導塾?集団塾?成績を上げる近道
こんにちは、紅野まりです。
今回は個別指導塾と集団塾はどちらがいいのか、ということについて紹介します。
「塾に行かせようか迷ってるけど、個別指導塾と集団塾はどちらがいいのかしら?」
「集団塾だと苦手科目がちゃんと克服できるか不安…」
「個別指導塾は塾費用が高いから集団塾のほうがいい?」
このように、お子さんに通わせる塾選びに悩んでいませんか?
個別指導塾も集団塾も、どちらもメリット・デメリットがあるので、自分の子供にはどちらが適しているのかわからないですよね。
今回この記事を読んでいただくことで、あなたのお子さんに合った塾選びができますので、安心して読み進めてくださいね。
個別指導塾と集団塾で迷ったら「個別指導塾」がオススメ
最初に結論をお伝えすると、中学生のお子さんを塾に通わせるのであれば、絶対に「個別指導塾」がオススメです。
なぜなら、お子さんの苦手箇所をピンポイントで克服していくことができるからです。
どういうことかというと、個別指導塾に通うことでマンツーマン(もしくは講師1人対複数の生徒)で指導を受ける上で、お子さんの苦手な部分に対してピンポイントで指導を受けることができるのです。
もし集団塾で学習をすると、学校と同じような講師1人対大勢の生徒での授業になるので、講師が中学生の生徒一人ひとりに割ける時間は限られてしまいます。
そのため、お子さんが苦手な箇所があっても「質問ができなかった」「質問できる時間がなかった」というように、苦手が放置されたままになってしまうのです。
そうなると、苦手はひとつ、またひとつと解決されないまま溜まっていき、最終的には成績は上がるどころか勉強に苦手意識ばかりが残ってしまいます。
ですが、個別指導塾ではその心配はありません。
お子さん一人ひとりに十分に行き届いた指導を受けることができますので、苦手科目をそのまま放置することはありません。
中学生のお子さんのペースに合わせた授業が進行していくので、苦手科目が克服でき成績も上がっていくでしょう。
しかし、先程もお伝えしたように、集団塾だと苦手科目は十分に対応されず放置されたままになってしまいます。
そうなると最悪、高校受験まで苦手意識が改善されないまま受験を迎えてしまうかもしれません。
苦手科目は受験時に足を引っ張ってしまう可能性もあるので、志望校合格のためには少しでも苦手意識を無くしていきたいですよね。
個別指導塾ではお子さんのペースに合わせて授業を進めてもらうだけではなく、苦手科目の克服のためには十分な指導を受けることができます。
次に、個別指導塾のメリット・デメリットを紹介していきます。
個別指導塾のメリット・デメリットは?
今から個別指導塾の特徴であるメリットとデメリットを紹介します。
まず、メリットは以下の2つです。
2,子供のペースに合わせてくれる
次にデメリットは以下の要素だと感じています。
2,質の低い個別指導塾もある
それぞれ細かく解説していきますね。
個別指導塾のメリット1:苦手科目が克服できる
個別指導塾の強みの1つ目は、「苦手科目が克服できる」が挙げられます。
これは個別指導塾の最大の強みである文字通り「個別指導」で指導をしてもらえるからです。
マンツーマン、もしくは少数に対しての講師が1人で指導をしてもらえるので、「ここがわからない」「途中までは理解できたけど…」「もう一度解説してほしい」などの要望に答えてもらうことができます。
集団塾だと生徒1人のためにもう一度解説をしたり、質問の時間を設けたりすることがなかなかできません。
苦手な箇所を放置しておくと次の学習内容も理解できなかったり、苦手な箇所の応用問題も解けなくなってしまいます。
例えば、英語で中学2年生で習う動詞の過去形を覚えられないと、中学3年生で習う過去分詞形も理解ができません。
つまり、学習の途中で苦手な部分があると、先の勉強でも必ずつまづいてしまうのです。
しかし、個別指導塾では集団塾よりも生徒1人に合わせた苦手対策をしてもらえるので、わからない箇所をそのままにするのではなく、ちゃんと克服してから次へ進むことができます。
そのため、苦手科目対策としては個別指導塾は塾の中でも最も優れていると言えます。
中学生の中には、集団塾に通いながらも、苦手科目だけは個別指導塾に通うという「併用」をしている子もいます。
「苦手科目がなかなか克服できない」
「苦手科目が足を引っ張っている..」
とこのように悩んでいる中学生には個別指導塾がオススメなのです。
個別指導塾のメリット2:子供のペースに合わせてくれる
個別指導塾の強みの2つ目は「子供のペースに合わせてくれる」が挙げられます。
個別指導塾は、あなたのお子さんの理解度のペースに合わせて指導をしてくれます。
例えば、数学で内容が理解できる問題はささっと進めて、難しい問題でつまづいた内容では時間をかけてじっくりと授業を進めてもらえます。
そのため、苦手分野ができにくい指導スタイルになります。
なぜなら、お子さんが内容を苦手だと感じる前にじっくりと内容を理解できるからです。
お子さんの理解度に合わせて授業が進むので、授業に遅れることなくお子さんの進歩に合わせて授業を受けることができます。
個別指導塾のデメリット1:授業料が高い
残念ながら個別指導塾にも弱みが存在します。
個別指導塾の弱みの1つ目は「授業料が高い」ということです。
平成28年度に文部科学省が発表した数字によると、年間の平均学習塾費用は公立が約20万円になります。
中学1,2年生の時点では年間の塾費用が20万円弱に対して、中学3年生の場合は30万を超えます。
それは、高校受験のために講座が増えるためです。
ここで細かく個別指導塾や集団塾の指導料を見ていきましょう。
各塾の授業料の平均は
個別指導塾(週2,3回) | 集団塾(週3,4回) | |
授業料(月) | 3.5万~7万円 | 2万~4万 |
年間塾費用 | 42万~84万円 | 24万円~48万円 |
上記のような相場になっています。
個別指導塾と集団塾を比べてもらうと、月額の授業料だけで5千円~3万円ほどの差が出て、年間だと18万円~36万円の差額が生まれます。
比べてもらうと
「個別指導塾って高いな…」
と実感していただけると思います。
授業料以外にも入会費(入会時)、教材費(通年)が別途必要になりますので、それぞれの価格に入会費(1,2万円程度)、教材費(1,2万円程度)が加わります。
「なぜこんなにも個別指導塾って高いの?」
と思われるかもしれません。
なぜなら、集団塾と違って個別に指導をするので人件費が高くなってしまうからです。
例えば5人の中学生を指導する場合、集団塾だと講師1人で指導するところ、マンツーマンの個別指導塾だと5人の講師が必要です。
講師の1時間の時給が仮に1000円だとして、生徒5人に1時間の指導をしたときは集団塾の場合は人件費が1000円(時給1000円×講師1人)なのに対して、個別指導塾では5000円(時給1000円×講師5人)の経費がかかります。
このように、個別指導塾のデメリットの一つに授業料が高いということが挙げられるのです。
個別指導塾のデメリット2:質の低い個別指導塾もある
個別指導塾の弱みの2つ目は「質の低い個別指導塾もある」ということです。
「質が低い個別指導塾ってどういうこと?」
「塾の実績ではなく質って何?」
というように思われるかもしれません。
ここでお伝えしたい「質の低い個別指導塾」とは「生徒にとって意味のない指導が多い」塾のことを指します。
生徒にとって意味のない指導と意味のある指導とは?
生徒にとって意味のない指導とは
・常に学校のワークを解かせる
・質問に対応してくれない
・先生がころころ変わって指導に集中できない
このような指導のことを指します。
こんな指導が続くと、
・苦手意識がいつまで経っても克服できない
・ただ塾に行くだけで集団塾と変わらない
・ただ授業料を払うだけ
・成績がいつまで経っても上がらない
という状態のままです。
これらの質の低い指導だとお子さんの成績は絶対に上がりません。
実際、私も中学生の保護者の方から
「個別指導塾に通っていたけど、学校のワークを解かせるだけだった」
「要望が指導に反映されていなかった」
という声を聴くことがあります。
個別指導塾の中には、先ほど紹介したように質の低い指導を行っている塾もあるのです。
なぜ質の低い個別指導塾があるのか?
なぜこのような質の低い指導塾があるのかと言うと、指導の実績がない経営者がフランチャイズの個別指導塾を運営しているからです。
フランチャイズの個別指導塾とは、大手のブランド力がある個別指導塾の名前を借りて、個人で運営している塾のことです。
例えば、コンビニやチェーン店が代表例です。
現在、少子高齢化の影響で1世帯の子供の数が減っていますが、それに伴い子供一人あたりの教育費が増加しています。
例えば、1世帯子供が3人で教育費が1万円の場合、1人あたりの教育費は3000円ですが、1世帯子供が1人の場合、教育費1万円がその子だけに当てられます。
そのため、個別指導塾に通わせることができる世帯も増えているのです。
そうなると、教育業界には「個別指導塾」に進出するようになりました。
その結果、経営者に指導力が無いにもかかわらずフランチャイズの個別指導塾が増えてしまっているのです。
経営者に指導のちからがないと、その塾で働く講師の指導力も低いままです。
このようなフランチャイズ展開の塾が増えることで、「個別指導塾に通っているのに成績が上がらない」「全然成績が上がらない」ということが起きてしまうのです。
こんな質の低い個別指導塾を選ばないためにも、質の高い個別指導塾を選ぶスキルを身に着けておきましょう。
記事の後半で質の高い個別指導塾を選ぶ手順を紹介するのでこのまま読み進めてくださいね。
質の高い個別指導塾を選んでいくためのステップとは?
質の高い個別指導塾を選んでいくために、具体的なステップを紹介します。
ステップは以下のとおりです。
1、自宅周辺の個別指導塾を調べる
2、体験授業を受ける
3、指導の「わかりやすさ」を確認する
それぞれ詳しく解説します。
1、自宅周辺の個別指導塾を調べる
まずは自宅周辺の個別指導塾を調べてみましょう。
ママ友から話を聞いたり、パンフレットを入手したりして個別指導塾の情報を手に入れましょう。
2、体験授業を受ける
次に調べた塾の体験授業を受けてみます。
体験授業は必ず受けてください。
なぜなら、体験授業を受けることで『塾の雰囲気』『講師の指導力』『授業のわかりやすさ』が理解できるからです。
3、指導の「わかりやすさ」を確認する
最後に、体験授業を受けたあと、お子さんに授業がわかりやすかったかどうか聞いてみましょう。
「わかりやすかった」場合は、塾への入会を検討してみるのもアリですし、「あまり理解できなかった」という場合は、また他の塾の体験授業を受けてみるのが良いです。
一番大事なのは中学生のお子さんにとって「わかりやすい授業や指導をしてくれる塾かどうか」ですので、お子さんに合わせて慎重に塾選びをしていきましょう。
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
===========
相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
個別指導塾のまとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、個別指導塾と集団塾はどちらがいいのかということについて紹介しました。
オススメは「個別指導塾」で苦手科目が克服することができる教育スタイルが整っているからだと説明しました。
個別指導塾のメリットは
1,苦手科目が克服できる
2,子供のペースに合わせてくれる
以上の2つでした。
デメリットは以下のとおりでしたね。
1,授業料が高い
2,質の低い個別指導塾もある
質の高い個別指導塾を選ぶためのステップは以下の通りでした。
1、自宅周辺の個別指導塾を調べる
2、体験授業を受ける
3、指導の「わかりやすさ」を確認する
ここまでを読んで
「一体どんな個別指導塾がオススメなのか」
「どんな個別指導塾いいのか」
と疑問に思った方へのオススメの個別指導塾は「個別指導塾スタンダード」です。
全店が直営で講師への指導も行き届いているにも関わらず、低価格で個別指導を受けることができるのが特徴です。
「興味がある」「詳細を知りたい」「一回無料体験を受けさせたい」という場合は、こちらの記事から「個別指導塾スタンダード」の詳細を知ってくださいね。
中学生のお子さんの成績を上げていくために
お子さんの成績が上がれば、将来の高校入試合格も見えてきます。
しかし、いつまでも成績が上がらない塾にいては時間もお金も無駄にしてしまいます。
そうならないためにも、質の高い塾を選んでいきましょう。
もしわからないことがったら…
わからないことやご意見、感想などがありましたら、
私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり