中学生の子どもが勉強する時間帯は朝が良い?夜が良い?

こんにちは、紅野まりです。

今日は、

子どもが勉強する時間帯は朝が良い?夜が良い?

というテーマでお話していきます。

実際、これって一長一短なんです。

あなたが学生のときでも、

周りでは

「私は夜、勉強するほうがはかどったな~」

っていう人もいれば、

「いやいや、朝でしょ。スッキリした状態で勉強できる方が良い」

っていう人もいたのではないでしょうか?

それはどちらにもメリットがあって、デメリットもあるからなんですね。

今日はあなたのお子さんが

朝型・夜型どちらのタイプで勉強したら良いのか、判断してもらえたら、と思います。

朝型のメリットとデメリット

朝型のメリットは『頭がスッキリした状態で勉強できること』で、朝型のデメリットは『勉強したことが夜になると忘れてしまう』ということです。

それぞれ詳しく説明していきます。

朝型のメリット

まず、朝型のメリットとしては

頭がスッキリした状態で勉強できることです。

一番頭が冴え渡ってる状態なんです。

朝は夜と比べてエネルギーに満ち溢れてますし、夜は疲れ切ってますけど、

朝のほうがまだ体力はあるし、爽やかな環境の中で勉強できるんです。

私が中学生の時はたまに朝早起きすると涼しくって、静かで、落ち着いて勉強できる環境が整っているので集中して勉強できたなっていうイメージがあります。

あと、夏ですね。昼間とか夕方も暑いじゃないですか。

でも、朝だとまだ日が昇りきっていなくて涼しいんですよね。

夏は特に朝勉強して、少しでも宿題を進めるために早起きをおすすめしたいですね。

朝勉強するメリットとして誘惑が少ない、ことも挙げられます。

朝はTV番組もニュースとかなので、好んで「みたい!」って思う番組って無いと思うんですね。

それと比べて夜はアニメだったり、ゴールデンタイムの番組だったり、ドラマだったり、映画だったり。

かなり誘惑が多いです。

誘惑が少ないというのも、朝型のメリットです。

朝型のデメリット

デメリットとして一番大きいのは朝型では一日の始まりに勉強をするので夜になると忘れてしまうことです。

朝ごはんでさえも何食べたか忘れてしまうくらい、人間って記憶力がありません

意外と早く忘れてしまうんです。

これは、夜にもう一度朝取り組んだ勉強を復習することで防ぐことは出来ますが、なかなか復習する習慣が身についていないと厳しいところです。

さらに、勉強する内容によっては朝、勉強しないほうがいいものもあります。

それは、

高度な思考力が必要な問題です。

いわゆる「応用問題」ですね。

マラソンもそうですけど、いきなり10キロ走って!と言われても無理があります。

準備運動などで体を慣らして準備万端になってから、走り始めます。

それと同じで、

応用問題って最初から始めるにはハードルが高すぎるんですね。

英語の長文とか、数学の記述問題とか社会や理科の記述問題を朝からやってしまうと、アウトですね。

それより、朝にオススメなのは英単語を覚えたり、漢字を覚えたり、単純な作業をこなしていくのがいいです。

つまり、「暗記」がおすすめということです。

朝のすっきりした中で集中して暗記を勉強すると良いですよ。

ですが、「暗記が苦手…」という中学生も多いはずです。

そんな方のためにこちらの記事で「暗記」を得意にする勉強法を紹介していますので、興味がある方は読んでみて下さい。

暗記が苦手な中学生の子どもが毎日30分で成績を20点上げる勉強法

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

夜型のメリットとデメリット

◆メリット

メリットをお話しする前に、

実は、私は夜型の学生でした。

学校が終わって帰宅して、宿題を終わらせる。

夕食とかお風呂とか済ませて机で勉強。

こんな感じでした。

もちろん誘惑もありました。

テレビにゲームに漫画に。

なぜ私が夜型だったのかというと、めっっっっっちゃ朝起きるのが苦手だったからです。

朝は寝てたいよ~~

寝る子は育つんじゃーー!

(実際身長も伸びて、今165センチです(笑)

なんて思ってました。

高校も電車通学は朝起きるのが大変だから、ってことで家から自転車で通える範囲の高校を選んだくらいです。

それくらい朝起きるのが苦手だったので夜しかないじゃん(笑)ってことになりました。

もちろん、夜型にもメリットがあるのです。

体温や血圧、免疫力が上がるので、むしろ夜の方が学習がはかどったります。

寝る前に勉強すると、情報が整理されて覚えやすいってことも聞いたことがあるかもしれません。

一種の睡眠学習ですが、寝る前に勉強した内容の方が翌日よく覚えていたりもします。

テスト前とかは夜寝る前に学習するのが私はおススメです。

◆デメリット

夜型のデメリットとしては、

労力を使ってきたのでやる気が起きないことです。

朝は学校行って、部活をして帰ってきたときには体はへとへと。

とにかくご飯食べて、お風呂入ったらもうねむーい。

こんな状況だったら勉強する気にはなれません。

加えて、誘惑が多いのも難点です。

ゴールデンタイムの番組やゲーム、漫画、そしてドラマに映画など夜にはたくさん誘惑があります。

それをどれだけ払いのけることができるか、夜型には試練が課されます。

まとめ:あなたのお子さんはどっちのタイプ??

まとめていきましょう!

では、あなたのお子さんに適しているのは朝型、夜型、どちらなんでしょうか。

私が思うに、誘惑に負けてしまう、流されてしまうタイプのお子さんは朝型をおススメします。

放課後に部活がある生徒も、疲れてしまうと勉強が出来ないので朝型がおすすめです。

このタイプに夜型は絶対ダメです。

なぜなら、夜は本当に誘惑の塊だからです。

なんでこんなにも誘惑があるの!?ってくらい誘惑が多いです。

それよりも、朝すっきりした状態で誘惑もない環境下で勉強することで集中することができると思います。

 

逆に、朝起きれない、朝がとにかく苦手っていう成長期真っ最中のお子さんには夜型がおススメです。

寝る前に勉強することで情報が整理されて内容を覚えていることにもつながりますし、

朝に勉強して夜復習するという手間がなくなるので

部活で忙しかったり、とにかく朝は寝ていたい!

っていうお子さんには夜型がおススメです。

 

いかがだったでしょうか。

お子さんが朝型にしようかな?夜型にしようかな?と悩まれた際にはぜひ参考にしてみて下さい。

次の記事では、お子さんが小テストより定期テストの点数が悪い本当の理由について紹介しています。

小テストでは点数が取れているのに定期テストでは点数が取れない…というお子さんの場合は、合わせて読んでみてくださいね。

下のリンクをクリックすると次の記事へ進めます。

中学生の子供が小テストより定期テストの点数が悪い本当の理由とは!?

こちらを読んで、睡眠が大事なお子さんや部活で忙しいお子さんに効率よく勉強する方法を学ばせてくださいね。

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。

克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。