中学生の子供へおすすめな勉強時間帯とは?朝型・夜型で徹底分析
こんにちは、紅野まりです。
今回は「中学生へオススメな勉強時間帯とは」というテーマについて紹介します。
「中学生の子どもの勉強時間帯は朝と夜、どっちがいいの?」
「効率的に勉強するには朝のほうが良いの?」
「勉強する時間帯について悩んでいるみたい」
このように中学生のお子さんの勉強時間帯について悩んでいませんか?
今回この記事では前半で「それぞれの勉強時間帯のメリット・デメリット」について、後半では「朝・夜の勉強時間帯がオススメな中学生の特徴」について紹介します。
この記事を読むことで「中学生のお子さんの生活リズムに合った勉強時間帯」について理解していただけます。
中学生へオススメな勉強時間帯を知ることで「余裕をもつことができる」!?
あなたのお子さんは勉強する時間帯について
「朝が良いのかな?」
「夜しか時間が取れないし..」
「夜に勉強するままでいいのかな?」
と、悩んでいませんか?
勉強する時間帯を悩む理由として「もっと効率的なやり方で勉強したい」と思っているからだと思います。
朝型か夜型か勉強時間帯を決めるときは『生活リズムに合わせるのが基本』です。
なぜなら、生活リズムに合わないと
・眠不足
・勉強内容が理解できない
・集中できない
・余裕がない
このようにせっかく勉強する時間をとっても、頭に入らないままです。
そうなると、かなり時間が無駄になってしまいますよね。
しかし、お子さんに適した勉強時間帯を知っておくことで生活に支障をきたさず、余裕を持って勉強ができるようになります。
このまま生活リズムに合わないやり方で勉強していても、集中できない→成績が上がらないという悪循環のままです。
ですが、お子さんに合った勉強時間帯を知っていれば生活リズムを乱さずに勉強できます。
まずはこの記事でお子さんに適している勉強時間帯を知っておきましょう。
中学生の勉強時間帯について朝のメリット・デメリット
まず、中学生のお子さんの朝の勉強時間帯についてメリット・デメリットを紹介していきます。
特に夏は日が昇るのも早いですし朝は涼しいので、朝に勉強するのもいいです。
夏休みは朝勉強したりすることもオススメされていたりします。
そんな朝の勉強時間帯のメリット・デメリットを見ていきましょう。
中学生の勉強時間帯について朝のメリット「頭がスッキリした状態で勉強できる」
まず、朝に勉強する一番のメリットとして「頭がスッキリした状態で勉強できる」ということが挙げられます。
![](https://marika-82.com/wp-content/uploads/2019/07/jikanntai1.jpg)
昨日までの疲れも取れて一日の中で一番脳が整理されている中で勉強ができるので、かなり集中して勉強することができます。
有名な経営者ほど朝の時間に「大事な決断」をすると言われているほど、朝の時間は集中力が高まっている状態なのです。
他にもメリットはこんな感じです。
・涼しい中で勉強ができる
・頭がスッキリしている
・テレビなどの誘惑が少ない
・学校に行くまでに余裕を持てる
人は起きてから2時間後くらいに頭がフル稼働すると言われています。
特に、テスト期間の際は朝はやく起きて勉強して、テストを受けるスタイルが一番集中力が高まります。
中学生の勉強時間帯について朝のデメリット「一日の後半になってくると集中力が切れやすい」
逆に、朝に勉強するデメリットは「一日の後半になってくると集中力が切れやすい」ということです。
活動する時間帯が早まった分、一日の後半になってくるとだんだんと集中力が欠けてきます。
午後の授業や放課後の部活では睡魔もやってくるでしょう。
活動時間帯が2,3時間ズレてしまうので、集中力にも影響が出てきてしまう可能性があります。
他にもデメリットはこんな感じです。
・朝に勉強しないほうがいい勉強内容もある
特に、放課後に部活がある中学生は朝型の勉強スタイルだと一日の活動時間がかなり増えてしまいます。
朝型がオススメな生徒の特徴についてはあとから詳しく解説していきますね。
中学生の勉強時間帯について夜のメリット・デメリット
では、続いて夜の勉強時間帯のメリット・デメリットについて紹介します。
実際、夜に勉強する中学生が一番多いようです。
なぜなら、中学生の多くは夜に自由時間があるからです。
2017年に中学生白書によって実施された「中学生の日常生活・学習に関する調査」によると、平均就寝時間が22:48になっており、この時間までに勉強をしたりしているようです。
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かなり遅い時間まで起きているとなると、朝型よりかは夜型で勉強している中学生が多いことも予想できます。
では、具体的に夜の勉強時間帯のメリット・デメリットを見ていきましょう。
中学生の勉強時間帯について夜のメリット「記憶に残りやすい」
まず、勉強時間帯を夜にすることで得られるメリットは「記憶に残りやすい」ということです。
学校で勉強していたこともすぐに思い出せますし、寝る前に勉強していたことは特に記憶されやすいです。
他にもメリットはこんな感じです。
・朝はゆっくり寝られる
中学生の勉強時間帯について夜のデメリット「睡眠不足になりやすい」
逆に、夜に勉強することで起きるデメリットは「睡眠不足になりやすい」ということです。
![](https://marika-82.com/wp-content/uploads/2019/07/jikanntai2.jpg)
1,2時間勉強して「寝るころには12時を回ってた!でも朝は7時までには起きないといけない」
となると睡眠時間は7時間だけになってしまいます。
つい欲張って深夜まで勉強してしまうと、次の日に影響してしまうので注意が必要です。
他にもデメリットはこんな感じです。
・朝に余裕がない
・学校から帰ってヘトヘトでやる気が起きない
・テレビやゲームなどの誘惑がある
特に部活で毎日くたくたになって帰ってくる場合は、正直家で勉強する気なんか起きないと思います。
なかなか勉強しようとする気になれないのは、夜型のデメリットになります。
中学生の勉強時間帯のおすすめは?朝型と夜型が適切な中学生の特徴
ここまでで、朝と夜の勉強時間帯、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきました。
ここまでを読んで
「実際、自分の子供にはどっちが良いの?」
と思われた方もいるかも知れません。
ここからは「朝と夜、それぞれの勉強時間帯がオススメな中学生の特徴」について紹介していきます。
朝の勉強時間帯がオススメな中学生は「放課後に部活がある中学生」
朝の勉強時間帯がオススメな中学生は「放課後に部活がある中学生」です。
なぜなら、部活がある生徒は家に帰っても疲れてしまって、夜勉強する気力が無くなってしまうからです。
「あー疲れた」
「何もする気が起きない…」
このような状態で頑張って机に向かっても、眠い目を擦りながら勉強したところで内容は頭に入っていません。
それよりも、食事やお風呂を済ませて早く寝て、次の日の朝に集中して勉強した方が効果的です。
放課後に部活がある中学生にはぜひ朝方の勉強生活をオススメします。
夜の勉強時間帯がオススメな中学生は「朝はギリギリまで寝ていたい中学生」
夜の勉強時間帯がオススメな生徒は「朝はギリギリまで寝ていたい中学生」です。
「朝が全然ダメ」
「朝起きるのが苦手….」
「ギリギリまで寝ていたい…」
と、朝早起きが苦手な中学生には夜型の勉強生活がオススメです。
![](https://marika-82.com/wp-content/uploads/2019/07/jikanntai4.jpg)
ちなみに、私も朝が苦手で夜型の生活でした。
夜静かな時間に集中して取り組む方があっている場合は、お子さんにあっているやり方で勉強させてみてください。
中学生の勉強時間帯を変えていくための具体的なステップとは
ここまでを読んで、中学生のお子さんに朝と夜どっちの勉強時間帯があっているのか、判断していただけたかと思います。
ですが、今夜型で勉強しているのに、いきなり朝型に変えていくのはかなりの労力が必要です。
今回、勉強時間帯を変えていくための具体的なステップを紹介しますので、勉強時間帯を変えたいお子さんに取り組ませてあげてください。
ステップは以下のとおりです。
1、1日のスケジュールを立てる
2、1週間スケジュールに従って行動する
3、時間帯を変えてみる
それぞれ詳しく解説します。
1、1日のスケジュールを立てる
![](https://marika-82.com/wp-content/uploads/2019/07/jikanntaistep1.jpg)
お子さんに適している時間帯が「朝型」「夜型」と判断したところで、一日のスケジュールを考えてみましょう。
朝起きる時間、帰宅時間、寝る時間、睡眠時間を考慮して、スケジュールを組み立ててみましょう。
2、1週間スケジュールに従って行動する
![](https://marika-82.com/wp-content/uploads/2019/07/jikanntaistep2.jpg)
次に、さきほど組み立てたスケジュールに従って、1週間スケジュールどおりに過ごしてみましょう。
最初は慣れないのでかなり大変かもしれませんが、とりあえず1週間続けるように努力してみましょう。
3、時間帯を変えてみる
![](https://marika-82.com/wp-content/uploads/2019/07/jikanntaistep3.jpg)
もし、勉強時間帯が合わない場合はもう片方の勉強時間帯も試してみましょう。
例えば、朝型で一週間過ごしてみたあと夜型に変更する、という流れです。
ただし、勉強時間帯を変更する際、大きく生活リズムが乱れるので注意してください。
なるべく次の日に影響がない程度で、勉強時間帯を変更していきましょう。
ステップは以上です。
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強時間帯について悩んでいます。
娘はバスケ部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、部活が忙しくて勉強時間が確保できません。
朝に勉強させるのが一番だと、今回記事を読んで思ったのですが、朝起きることができるかも心配です。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
===========
相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
中学生へオススメな勉強時間帯とは?
それでは、今回のまとめです。
今回は、中学生へオススメな勉強時間帯について紹介しました。
朝型のメリットは「頭がスッキリした状態で勉強できる」、デメリットは「一日の後半になってくると集中力が切れやすい」でした。
夜型のメリットは「記憶に残りやすい」、デメリットは「睡眠不足になりやすい」でしたね。
勉強時間帯が朝の方がオススメな中学生特徴は「放課後部活がある生徒」でした。
反対に、夜の方がオススメな中学生は「朝がなかなか起きられない生徒」でしたね。
中学生のお子さんが適した勉強時間帯を見つけるための具体的な流れは以下のとおりです。
1、1日のスケジュールを立てる
2、1週間スケジュールに従って行動する
3、時間帯を変えてみる
上のステップに従って、お子さんに適した勉強時間帯で勉強する習慣を身に着けていきましょう。
次の記事では勉強する時間帯が決まったあと、より効率的に勉強する方法について紹介しています。
この記事と合わせて読むことで、短時間でも効率的に勉強するための方法を理解していただけますよ。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
中学生へオススメな勉強時間帯とは?
中学生のお子さんのオススメな勉強時間帯は、生活リズムによって異なることを紹介しました。
お子さんの生活リズムに適した時間帯で勉強すれば、生活リズムを崩さずに効率的に勉強ができます。
しかし、このまま生活リズムを乱したまま勉強をしたり寝不足になりながら無理して勉強しても、内容は理解できません。
内容が理解できないどころか、成績は上がらないままでしょう。
まずは、ステップに従ってお子さんに適した勉強時間帯を習慣づけるところから始めてくださいね。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
![](https://marika-82.com/wp-content/uploads/2019/05/LINE@-2.jpg)
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり