【中学生】オール5を取る人の特徴とは?デキる子になるための近道
こんにちは、紅野まりです。
今回は「中学生でオール5を取る人の特徴」というテーマについて紹介します。
「オール5が取れる人の特徴って何があるんだろう?」
「自分の子供もオール5を目指すくらいの気持ちで取り組んでほしい」
『オール5』というと、「デキる人」というイメージもありますし、「完璧」というイメージもありますよね。
と、最初からオール5を諦めてしまっていませんか?
ですが、オール5を取ることは難しいわけではありません。
今回この記事では前半で「オール5を取るための方法」後半で「オール5を取る人の特徴」について紹介していきます。
この記事を読むことで「オール5の目指し方」について理解していただけます。
いつもは成績が10点~30点くらいの中学生のお子さんに役立つ情報を発信していますが、今回は少しレベルを上げた内容になっています。
中学生でオール5を目指すことは「かっこいい」こと
オール5というと、内申点がすべて一番良い「5」を5教科、もしくは9教科もらうことだと思います。
オール5というと、どうしても
「オール5って完璧」
「オール5が取れる子は出来る子」
というイメージがあると思います。
そもそもオール5を取るためには「提出物」「授業態度」「テストの点数」のすべてが評価対象になることを頭に入れなければなりません。
「提出物は苦手かも…」
と、思うかも知れません。
ですが、必要最低限しっかり取り組むことでクリアできますし、特に提出物や授業態度はそこまで難しくはありません。
テストの点数を取るために少し努力が必要なだけです。
今回は、オール5経験者の私、紅野が「オール5の取り方やオール5を取る人の特徴」について解説します。
もし、あなたのお子さんもオール5を取ることができる、または目指せるようになれば、確実に成績は今よりも上がります。
なぜなら、目標が高いからです。
例えば、富士山を目標に登山の経験を積むのと、エベレストを目標に登山の経験を積むのでは、経験値が異なります。
目標は高ければ高いほど、お子さんの力を伸ばすことができるのです。
逆に、コツコツ積み重ねていくやり方だと、かなり時間がかかってしまいます。
例えば、富士山に登る前に富士山と同じくらいの高さの山を3つ経験して、その後富士山より少し高い山を経験して….だと、時間がかかってしまいます。
ですが、目標を一気に高めに設定することで必死に達成しようとする力が生まれます。(高すぎると諦めてしまいますが、ほどよい目標設定が大事です)
あなたのお子さんもオール5を目指すことができる可能性は十分にあるのです。
オール5を取る中学生はどうやってオール5を取るのか
ここからは、オール5をどうやって取っていくのか、ということについて解説していきます。
先程もちらっと紹介しましたが、オール5を取るためには
「授業態度」
「テストの点数」
の大きく分けて3つが大事です。
これは各教科それぞれこの項目が設定されていると思ってください。
もちろん、この3つが大事なのですが、少し書き換えるとなると
「人より積極的な授業態度」
「5がもらえるギリギリのテストの点数」
この3つが大事だと思っています。
それぞれ説明していきますね。
オール5の中学生が取り組んでいること1「プラスαを追加した提出物」
まずは、プラスαを追加した提出物、ということですが、
と思うかも知れません。
これは「課題には設定されていないけど取り組んだもの」になります。
つまり、余分な課題をプラスでこなす、ということです。
「課題は指定された範囲でいいじゃん!」
と思うかも知れません。
ですが、単に問題を多く解くのではなく、5問程度プラスで問題を多く解いたり、難しい単語を練習したり、ということでOKです。
課題より多めになにか取り組んだことを先生が分かってくれたらそれでOKです。
あくまでも、担任の先生にアピールすることが大事になります。
「オール5の人の提出物ってどんなもの?」
と思うかも知れません。
そちらに関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、オール5経験者の提出物の出し方について知ってみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
オール5の中学生が取り組んでいること2「人より積極的な授業態度」
次に、人よりも積極的な授業態度に取り組むことでオール5への道へ近づいていきます。
これは「人と同じ行動を避けていく」、もっとわかりやすく言うと「目立つ」ということになります。
もちろん悪目立ちは良くないですが、他の人がやっていないことをするといい意味で「目立つ」ことができます。
先程の提出物でプラスアルファの課題をやる、というのも似ています。
例えば、みんなが適当にダンスしている中で一人だけキレッキレのダンサーがいたら目立ちますよね。
みんなが猫背で歩いている中で、一人だけ背筋を伸ばして自信を持って歩いているとそれだけで目を引きます。
つまり、他の人がやっていないことを少し勇気を振り絞って取り組むだけで、先生からは「意欲的」だと捉えられるのです。
具体的な積極的態度とは
・英検や漢検などの資格に挑戦する
・先生に質問する
などといった行動が当てはまります。
これらの行動は、結局「生徒本人のため」にもなりますので、一石二鳥ということですね。
オール5の中学生が取り組んでいること3「5がもらえるギリギリのテストの点数」
最後に「5がもらえるギリギリのテストの点数」ということですが、オール5の人は100点を毎回連発している、というイメージかも知れません。
意外とそう思ってしまうかも知れませんが、評定5は「ある点数以上」と設定されている場合が多いです。
これは学校によっても異なるので、正確な情報をお伝えすることはできません。
一例を挙げると、ある学校では80点以上、ある学校では90点以上が5がもらえる条件として掲げられています。
つまり、「100点近い点数を取らなくても5がもらえる条件を満たすことができる」ということなのです。
なので、80点以上が5がもらえる条件だった場合、80点取っていれば、5がもらえる条件の1つはクリアできるということです。
60点の人はあと20点取れるようになれば、オール5に近づくことができるのです。
そう考えると、オール5の可能性も見えてきませんか?
オール5を取る中学生の特徴とは?出来る子になるためには「〇〇」が必要!?
ここまでで、オール5をとるための条件を3つ紹介してきました。
では、ここからはオール5を取る中学生の特徴について紹介したいと思います。
いつも成績がいいあの子はどうやって勉強しているのか
どうしていつもオール5を取れるのか
頭のいいあの子がどうやって勉強しているのか気になると思います。
私、紅野が考える「オール5を取る人の条件」は以下のとおりです。
・目標が明確になっている
・部活との両立ができる
・自分との勝負ができる
・時間を作り出すことができる
すべてが当てはまるわけではありませんが、オール5の中学生はいずれかの特徴は必ずあると思います。
目標が明確になっている分、自分の苦手と向き合い、前回の自分を超えるようにテスト勉強をしたり、一つでも多く問題を解けるようにしようとします。
そのために、たとえ部活があったとしても時間を作り出して勉強をするクセが付いています。
…と、ここまで聞くと
「すごすぎる。うちの子にはムリ」
と思うかも知れません。
しかし、一番大事なのは「最低限のことを当たり前にできるようになる」ということです。
・提出物の期限を守る
・指定された試験範囲を勉強する
・テストに出るところは何度も復習する
・授業はなるべく積極的に参加する
一見、当たり前とも思えるようなことを、当たり前のようでできるのはオール5を目指す上での大事な条件です。
なぜなら、成績を上げたりオール5に近づけていくためには必要最低限のことがしっかりできないといけないからです。
たとえテストで100点取れたとしても、提出物を出していなかったり授業態度が悪いと5はもえまえません。
最低限の条件をクリアしない限り、5をもらう資格さえ無くなってしまうのです。
オール5を取る中学生になるためのステップとは?
ここまで、オール5を取る中学生の特徴について紹介してきました。
いちばん大事なのは「最低限のことを当たり前のようにできる」ことでした。
当たり前の行動ができるようになって、初めて点数をあげたり、成績をオール5に近づけていく方法を学ぶことが良いでしょう。
今回はオール5を目指していく流れを紹介していきたいと思います。
ステップは以下のとおりです。
1、提出物は必ず取り組む
2、試験範囲はすべて勉強し終える
3、毎回目標を立てる
それぞれ詳しく解説します。
1、提出物は必ず取り組む
まずは、提出物には必ず取り組んでいきましょう。
提出物はおざなりになりやすいですが、評価の中の1つとしてかなり大事な部分です。
むしろテストの点数が悪くても提出物で多少カバーできることもあります。
「あー提出物めんどくさい」
「〇〇に借りて写させてもらおう」
と、適当に提出物に取り組んでしまうと、評定としてお子さんに返ってきます。
どうしても提出物がいいかげんになりやすい場合は、「監督者」を付けるのがおすすめです。
監督者とは、例えば個別指導塾の先生、家庭教師の先生など、お子さんを個別に指導してくれて管理してくれる先生のことです。
監督者を付けないと「やっぱりだるーい」と提出物をサボってしまったりします。
ですが、監督者がいることで「宿題してきた?」「今回は~~まで提出物してきてね」と、お子さんの提出物を管理してくれます。
もしできれば親であるあなたが管理してあげてもいいですが、仕事で忙しい、子どもが反抗期、ということになると、なかなかお子さんの提出物に介入するのが難しい場合もありますよね。
そんなときこそ、家庭教師や個別指導塾の先生は監督者としておすすめです。
こちらの記事で、個別指導塾や家庭教師の違いについて解説していますので、お子さんの提出物の管理について興味がある方は読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
2、試験範囲はすべて勉強し終える
次に、試験範囲はすべて勉強し終えることがオール5になるためには必要です。
提出物などが最低限できると、今度はテストの点数が評価点になってきます。
つまり、テストの点数を上げていくことが求められるのです。
学校によって5がもらえる基準は違いますが、80点~100点程度が5がもらえる基準であることが多いようです。(必ず学校での基準を確認しておきましょう)
高得点を狙っていくとなると、試験範囲すべて勉強し終えることは必須条件になってきます。
なぜなら、勉強していない箇所があるだけで10点20点ごっそり点数を落としてしまうからです。
試験範囲をすべて勉強し終えることで、解ける問題も増えたり、高得点を狙っていくことができるでしょう。
「ギリギリでやっと試験範囲全部目を通せるくらい」
「テスト前は提出物で精一杯」
と、現状がこのような場合でも、効率を上げていけば試験範囲をすべて勉強することは可能なので安心してください。
効率を上げて勉強するための方法はこちらの記事で紹介していますので、もし興味があれば読んでみてくださいね。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
3、毎回目標を立てる
最後に、毎回目標を立てることでオール5を目指していきましょう。
いきなり、オール3の子が次のテストでオール5を取るのは、かなり厳しいですしほとんど不可能だと言っても良いでしょう。
しかし、オール3をオール4、オール4をオール5というように段階を追っていくことで、段々とオール5に近づけていくことはできます。
その際に大事なことが「毎回目標を立てる」ということです。
・今回は復習が足りなかったからミスが多かった。次回はもう1回復習を多めにしてみよう
というように、徐々にレベルアップするために目標を立てていきましょう。
前回よりも今回、今回よりも次回、というように、定期テストを重ねるごとに成長していくためには目標設定が大事です。
小さな目標を達成することがオール5を目指すための近道になっていきますよ。
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
===========
相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
【中学生】オール5を取る人の特徴とは?デキる子になるための近道
それでは、今回のまとめです。
今回は、「オール5を取る中学生の特徴とは」というテーマについて紹介しました。
オール5を取るためには「提出物」「授業態度」「テストの点数」の3つが大事でした。
テストの点数だけで評定5がもらえるわけではなく、3つを総合して内申点は決まるのです。
この3つをこなしていくのですが、オール5を取る人の特徴として
・最低限のことが当たり前にできる
・目標が明確になっている
・部活との両立ができる
・自分との勝負ができる
・時間を作り出すことができる
この5つのどれかの特徴は必ずあります。
特に「最低限のことを当たり前にできるようになる」ということは、オール5の中学生は『必ず』できていることになります。
まずは提出物をきりんと取り組んだり、提出期限を守ることが基本だということです。
では、いざオール5を目指す段階の流れを紹介しました。
ステップは以下の通りでした。
1、提出物は必ず取り組む
2、試験範囲はすべて勉強し終える
3、毎回目標を立てる
この流れで、だんだんとお子さんのレベルアップが進んでいき、最終的にはオール5まで目指せるようになりますよ。
なので、現在中学生のお子さんが
・提出物は出さない
・テスト勉強はしない
・提出物の締切は守らない
という状態であれば、まずはその状態から抜け出さなければなりません。
まずは提出物をしっかり取り組む、提出期限を守らせるためには必ず「監督者」を付けてください。
オススメは個別指導塾の先生や家庭教師でした。
次の記事では家庭教師と個別指導塾の違いについて紹介しています。
今回、お子さんの提出物の取組み方をかえる上で「監督者」をつけようか悩んでいる方はぜひ読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生のお子さんが成績を上げるためには
内申点をあげたい、オール5の人みたいに好成績を出したい、と思う中学生のお子さんもいると思いますが、実際になにをやればいのか、どこをどうすればいいのかまで考えている中学生は少ないと思います。
理想の成績=オール5を目指すためには、最低限のことはクリアしない限り、オール5を目指す土俵にすら上がることはできません。
現在のお子さんの提出物の取組み方を思い返すと「全然できていない」と思ったかも知れません。
しかし、提出物の取組み方からかえることが、オール5への道です。
まずは今回のステップに従って、提出物の取り組み方から変えて、必要であれば監督者を付けてみましょう。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
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また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり