5教科の成績が50点以下!?中学生の子どもの成績を上げる逆転学習法
こんにちは、紅野まりです。
今回は「5教科50点以下の中学生の子どもにはまず何をさせるべきか」というテーマについて紹介します。
「5教科50点以下でどうしようもない…」
「やるべきことが多くて何から手を付けたら分からない」
「成績が悪すぎて相談するのも恥ずかしい」
このように5教科50点以下の中学生の子どもにはまず何をさせるべきなのか、ということで悩んでいませんか?
今回この記事では前半で「5教科50点以下の中学生に足りないもの」後半で「どうやったら5教科の合計点が上がるのか」という内容について紹介していきます。
この記事を読むことで、中学生のお子さんが今よりも成績を格段に上げていく方法について理解していただけます。
5教科50点以下の中学生のままでいると…
中学生のお子さんの成績が5教科50点以下のままだと、
・平均点までも程遠い
・1教科あたり平均10点と赤点しか取れない
・内申点がオール1またはオール2
・子どもが自信をなくしてしまう
と、このような状態になってしまいます。
1教科あたり10点も取れないままだと、私立高校さえ合格は正直厳しいです。
ですが、勉強のやり方を変えれば大丈夫です。
勉強のやり方を変えるだけで、格段に成績が上がっていきます。
なぜなら、現在お子さんに足りていない基本を少し学ぶだけで学力は底上げができるからです。
しかし、このまま勉強のやり方を変えず5教科合計50点以下のままだと、公立高校どころか高校に合格できないままです。
さらに、成績が上がらない、自分の成績が恥ずかしい、頑張っても勉強ができないんだと自信を無くしてしまうことに繋がってしまいます。
しかし、勉強のやり方を変えればすぐに成績に反映していけるので、10点20点と成績が上がっていくでしょう。
今回は記事の後半で、具体的な勉強のやり方を紹介しますので安心してこのまま読み進めてくださいね。
5教科50点以下の中学生の子どもには何が足りないのか
では、ここで「5教科50点以下の中学生に足りないもの」について解説していきます。
そもそも何で成績が5教科50点以下なのかというと、結論は「基本が全く押さえられていない」ことにあります。
ここでの基本とは「勉強内容を復習するための勉強時間を確保すること」を指します。
これを聞くと、
「いやそんなことは前からわかっている」
「当たり前のことじゃないの?」
と思われているかもしれません。
しかし、いくら勉強時間を増やしたところで内容が頭に入っていないと意味がありません。
いくら内容を理解したところで復習する時間を設けなければ意味がありません。
なぜなら、知識の定着には「内容を理解する」ことと「復習する時間」のどちらも大事だからです。
例えば、料理に置き換えてみると
レシピ本でいくら「時短で美味しく作るハンバーグ」の内容を見ても、実際に作ってみなければ作れるようにはなりません。
野球も同じで、いくら素振りに関する本を読んでも実際にバットを振ってみないことには上達しませんよね。
勉強でも同じで、勉強した内容を自分で復習したり実際に問題を解いてみる時間が必要なのです。
つまり、5教科50点以下のお子さんには「勉強内容を復習するための勉強時間」が足りていないのです。
そのために、課題をこなせていなかったり十分な勉強時間を確保できていないのです。
5教科50点以下の中学生から抜け出すためには?
ここからは「どうやったら5教科の合計点を上げることができるのか」という内容を解説していこうと思います。
5教科合計50点以下のお子さんには「勉強内容を復習するための勉強時間」が足りていないことを先程お伝えしました。
結論から言うと、5教科の合計点を上げるためにはまずは「覚えて書ける単語を増やす」ということが大事になります。
いくらたくさん単語を覚えたつもりになってもテストで書けなければ意味がありません。
テストで書けて初めて点数がもらえるのです。
言い換えれば、テストで書けないものは勉強していないことと同じなのです。
なので、まずは「単語を書けるまで復習する」ことが大事です。
この時に「5回書く」「一回テストをして確認する」という作業を思い浮かべる方が多いのですが、これだけでは不十分です。
単語を書けるまで復習するというのは『覚えるまでひたすら復習する』という意味なのです。
なぜなら、数をこなせば覚えることができる内容ばかりではないからです。
例えば、
1回聞いただけで耳に残ってしまうある曲のワンフレーズもあれば、10回くらい聞いて嫌でも覚えてしまったCMソングもあると思います。
勉強も同じで「何回書けば覚えられる」という確実性はありません。
だからこそ「覚えるまでひたすら復習する」ということをしなければいけないのです。
5教科50点以下の中学生の子どもにピッタリな成績を上げるための具体的なステップ
ここまでで、5教科の合計点を上げるためにはまずは「覚えて書ける単語を増やす」ことが大事だとお伝えしました。
覚えて書ける単語を増やすためには、とにかく『覚えるまでひたすら復習する』というのが最も大切だと解説していきました。
ここまでを読んで
「一体どうやって復習したらいいの?」
「闇雲にやってても成績は上がらないんじゃないの?」
「効率的なやり方を知りたい!」
と思う方もいるかも知れません。
たしかに「ただひたすら書いて覚える」作業だと効率が悪いですし、地道な作業なのでお子さんの集中力も切れてしまいます。
ここで、具体的な勉強のやり方を紹介するのでぜひこのやり方で勉強させてみてください。
ステップは以下のとおりです。
1、5教科の各教科書5ページ分をペラペラとめくる
2、単語を20個、各5個ずつ書いてみる
3、一日1教科勉強することを2週間続ける
それぞれ詳しく解説します。
1、5教科の各教科書5ページ分をペラペラとめくる
まずは5教科分の教科書を用意して、それぞれ学校で習っている部分を5ページほどパラパラとめくってみましょう。
5ページ分の内容をさらっと確認していく程度で大丈夫です。
国語を5ページ分、数学を5ページ分..と5教科分続けていきましょう。
2、単語を20個、各5個ずつ書いてみる
次に、5ページ分さらっと確認する中で出てきた単語を20個抜き出して、それぞれ5回ずつ書いていきましょう。
国語は漢字、英語は英単語、数学に関しては練習問題を20個解いていきます。
理科や社会に関しては、教科書で太字になっている単語を抜き出して、それぞれ5回ずつ書いてみましょう。
3、一日1教科勉強することを2週間続ける
「5ページ分さらっと内容を確認して、大事な単語だけを20個抜き出して5回ずつ書いていく」という流れを毎日1教科ずつ、2週間続けていきましょう。
一週間は7日なので5教科毎日学習しても2日余ります。
この2日は「5教科のうちで苦手教科」を勉強する日にしましょう。
例えば、数学と理科が苦手だったとすると、1週間でそれぞれ2回ずつ勉強する時間を確保する感じです。
30分もあれば毎日1教科、5ページ分の内容を確認して、単語を20個5回ずつ書くことはできるので、まずは2週間続けてもらいましょう。
ステップは以上です。
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学1年生の息子の勉強について悩んでいます。
息子は野球部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
いつも基礎的な単語が書けなくてテストで点数を落としてしまっています。
今回の記事で「単語を20個5回ずつ書く」ということをさせたいのですが、続けることができるか不安です。
他に息子でも続けられるような勉強法はありますでしょうか?
なにかアドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
質問はLINE@でも受け付けています。
下は実際にやり取りしている写真です。
丁寧に返信するように心がけておりますので、聞きたいことがあれば気軽にお問い合わせください。
5教科50点以下の中学生の子どもにはまず何をさせるべきか?
それでは、今回のまとめです。
今回は、5教科50点以下の中学生の子どもにはまず何をさせるべきかというテーマについて紹介しました。
成績が5教科50点以下の原因として「基本が全く押さえられていない」ことにあります。
基本を押さえていくためには「復習」する時間を設けなければいけません。
しかし、ただ闇雲に取り組んでも勉強の効率は悪いままです。
結果につながる基本を押さえていく方法として以下のステップを紹介しましたね。
1、5教科の各教科書5ページ分をペラペラとめくる
2、単語を20個、各5個ずつ書いてみる
3、一日1教科勉強することを2週間続ける
次の記事ではゲームばかりで勉強しない子どもへの対処法を紹介しています。
もし、お子さんが「いつも1桁の点数がある」という状態であれば、一刻も早く1桁の点数の教科の点数を上げていく必要があります。
今回の記事と合わせて読むことで、「どうやったら勉強するようになるのか」「何から勉強すれば良いのか」が理解していただけます。
上のリンクをクリックすることで私の記事へ進むので、興味がある方は読んでみてくださいね。
5教科合計50点以下の中学生から抜け出すためには
中学生のお子さんが5教科50点を抜け出すことができれば、
「頑張ったらテストの点数は上がるんだ!」
「やればできるんだ!」
と自信にもなります。
ですが、このまま5教科合計50点にも満たないままだと、成績は一向に上がらない、勉強へのやる気0、基礎単語さえ点数が取れない、最終的には行ける高校がなくなるかもしれません。
まずは基礎単語から学ぶことで、ぐんと点数は上がっていきます。
5教科合計100点を一気に超えることも夢ではありません。
まずは、今回紹介したステップを実践してみてくださいね。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
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また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり