【体験談】高校受験の模試って受けないといけない?必要あるのか
こんにちは、紅野まりです。
今回は「【体験談】高校受験の模試って必要?受けないといけないか迷った時は」というテーマについて紹介します。
「受験生って模試を受けるべきなの?」
「みんな模試を受けてるけど本当に必要?」
このように中学生のお子さんに模試を受けさせなければいけないのかについて悩んでいませんか?
結論からお伝えすると、『模試は受けなくても良い』です。
今回この記事では前半で「模試を受けなくてもいい理由」後半で「模試を受けないことのメリット・デメリット」について紹介していきます。
この記事を読むことで「高校受験のための模試との向き合い方」について理解していただけます。
【体験談】高校受験の模試って必要?受けないといけないか迷った時は
中2の終わり頃や中3になって高校入試が近くなってくると、「そろそろ模試とか受けないといけないのかな」と悩んでしまいますよね。
特にママ友が「模試が….」なんて話題にしてたら「あれ!?みんな模試って受けてるの!?」とドキッとしてしまいます。
ですが、冒頭にもお伝えしたように「模試は受けなくてもいい」です。
もちろん「模試を受けても良い」です。
「どっちがいいの?」と思われる方もいると思いますが、お子さんにとって模試が必要かどうかをしっかり判断できれば「模試を受けようかどうか」で悩む必要はなくなります。
今回は模試を受けないことへのメリット・デメリットも紹介しますので安心して読み進めてくださいね。
【体験談】高校受験の模試は受けないでも良い
何度もお伝えしているように、高校受験の模試は受けなくても良いです。
なぜなら、模試の結果が高校受験につながるわけではないからです。
模試というと、公開模試や駿台模試など、都道府県別や全国で開催される模試がたくさんあります。
それぞれに問題の傾向や特徴、レベルなどがあり、一概に模試での点数=高校入試、ではありません。
もちろん、模試を受けることのメリットもありますが、「必ず」受けなければならないということでもありません。
詳しくは後半の「模試を受けないことでのメリット・デメリット」を紹介します。
高校受験で模試を受けなかった筆者の体験談
筆者である私、紅野は、高校受験のために模試を受けた経験がほぼありません。
(もしかしたら1回は受けたかもしれませんが、積極的に何回も受けてはいません)
そんな私でも市内でトップ校(偏差値60台前半ですが)に進学できました。
高校受験合格のために模試を受けなくてはいけないということは無いです。
私は当時、塾へ通っていなかったので、模試というのは学校で受けるか(学校全体で受ける模試)、公開模試のようにお金を払って模試を受けに行くか、しかありませんでした。
塾の場合は積極的に模試を受けさせたりするのだと思いますが、塾に行っていないのにわざわざ模試を受けに行く必要もないと私は思います。
ただ、ひとつだけ後悔していることとすれば、2,3回位模試を受ける回数を増やしておけばよかったかなとは思いました。
どうしても塾に通っている人は模試慣れをしているのか、模試になると点数が高くて、私はなかなか成績を伸ばせずにいました。
模試も1回だけでなく、2回3回程度受けておけば、応用問題を復習したり、問題の傾向をつかめたのかなとは思います。
高校受験の模試を受けないメリット・デメリットは?
ここまでは「高校入試のために模試を受けないでもいい」と説明をしてきました。
では、ここからは高校受験の模試を受けないことのメリット・デメリットを紹介します。
まずはデメリットから紹介します。
模試を受けないことでのデメリット
模試を受けないとどのようなデメリットがあるのかを解説します。
模試を受けないことのデメリットは、つまり『模試を受けることのメリット』でもあります。
デメリットはいくつかありますが「そのデメリットくらいであれば子どもは大丈夫」というようでしたら模試は受けなくても大丈夫です。
参考までにいくつか紹介します。
模試を受けないことのデメリットは
・テストの時間配分に慣れない
・試験慣れできない
このようなことが挙げられます。
模試を受けることは「入試の練習」になるので、試験慣れできるというのがメリットです。
つまり、模試を受けないことのデメリットとして「試験の雰囲気、時間配分、試験慣れ」ができないということが挙げられます。
表にまとめるとこんな感じ。
模試を受けないことのデメリット | =模試を受けることのメリット |
・試験の雰囲気が分からない ・テストの時間配分に慣れない ・試験慣れできない |
・試験の雰囲気がわかる ・時間配分に慣れる ・試験慣れができる |
ただし、模試を受けないことのデメリットは普段の勉強で補うことができます。
例えば、時間配分も家で時計をちゃんと準備して試験時間を測れば、模擬試験っぽく問題を解くことができます。
試験慣れの面でも、模試でなくても英検の試験や漢検の試験であれば同様の試験雰囲気を味わうことができますよ。
模試を受けないことでのメリット
次に模試を受けないことでどのようなメリットがあるのかを解説します。
模試を受けないことのメリットは、つまり『模試を受けることのデメリット』でもあります。
模試を受けないことで、
・模試対策の勉強時間が必要ない
・模試を受けることによって1日をムダにしない
ということです。
模試は受験した人数内での順位がでたり志望校判定も出るため、「あー成績厳しいかも」と結果に一喜一憂してしまう場合があります。
また、模試も1日がかりで受験したり、模試前までに対策をしたりすると、学校の勉強とはすこしかけ離れて学習するため、生徒によってはムダになってしまう場合があります。
それに模試を受けるのにも5千円近く受験料が必要です。
せっかく受けるのであれば、しっかり勉強してから臨んでほしいですよね。
しかし、模試も生徒によっては普段の勉強の邪魔になってしまう可能性があります。
例えば、次の定期テストで内申点を稼ぎたいのに、途中で模試の勉強もしなきゃいけない、となると、対策が変わってきます。
一概にすべての生徒にとって「模試を受けること」が良いわけではないのです。
表にまとめるとこんな感じ。
模試を受けないことのメリット | =模試を受けることのデメリット |
・成績に一喜一憂しなくなる ・模試対策の勉強時間が必要ない ・模試を受けることによって1日をムダにしない |
・成績に一喜一憂する ・模試対策の時間が必要 ・模試を受けるのに1日必要 |
高校受験の模試は受けないといけないか判断に迷った時
ここまでで模試を受けないメリット・デメリットを紹介しました。
「模試を受けようかどうか迷っている」
という場合、これから紹介する3つの判断基準を参考に模試を受けるべきかどうかを考えてみてください。
ステップは以下のとおりです。
1、テスト本番で実力を出せているか
2、過度に緊張してしまうか
3、テスト時間内に問題をすべて解けているか
それぞれ詳しく解説します。
1、テスト本番で実力を出せているか
まずはテスト本番でお子さんが実力を出せているか確認してください。
テストになると、実力が出ない、解けるはずなのに解けない、ということがあると、試験慣れしていない可能性が高いです。
お子さんが実力が出せていないようであれば2へ進んでください。
2、過度に緊張してしまうか
続いて、テストや試験になると過度に緊張してしまうかどうかを判断してみてください。
朝登校する前に、落ち着かずにそわそわしていると、定期テストでさえも過度に緊張してしまっている可能性があります。
お子さんが過度に緊張しているようであれば、3へ進んでください。
3、テスト時間内に問題をすべて解けているか
最後にテスト時間内に問題をすべて解けているかを判断してください。
テスト時間内に問題をすべて解き終わっていない場合、問題の最後の方がごっそり空欄になっている可能性があります。
また、本人が「時間に間に合わなかった」「時間が足りなかった」という場合は時間配分ができていない可能性があります。
その場合は模試を受けさせて行くほうが良いでしょう。
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
【体験談】高校受験の模試って受けないといけない?必要あるのか
それでは、今回のまとめです。
今回は、高校受験のための模試は受けないといけないのかというテーマについて紹介しました。
結論から言うと模試は受けなくても良いです。
模試を受けないことでのメリット・デメリットはこんな感じでした。
まずはデメリットから紹介しましたね。
・試験の雰囲気が分からない
・テストの時間配分に慣れない
・試験慣れできない
続いてメリットはこんな感じでした。
・成績に一喜一憂しなくなる
・模試対策の勉強時間が必要ない
・模試を受けることによって1日をムダにしない
模試を受けようか迷っている場合、3つの判断基準を紹介しました。
この判断基準に従ってもらればお子さんに模試が必要かどうかを判断していただけるはずです。
ステップは以下の通りでした。
1、テスト本番で実力を出せているか
2、過度に緊張してしまうか
3、テスト時間内に問題をすべて解けているか
中学生のお子さんが模試を受けるかどうか迷ったら
お子さんに模試を受けさせようか悩んだ際には「模試を受けることで今後にメリットがあるかどうか」で判断してみてください。
例えば緊張で本来の実力が出せない場合、模試を受けることで試験に慣れてくるので高校入試も落ち着いて問題がとけるようになるかもしれません。
ですが、このままだと試験だと緊張してしまい実力を発揮できないまま高校入試を迎えてしまいます。
今回のステップに従って、まずはお子さんにとって模試を受けたほうが良いのか、受けなくても大丈夫なのかを判断してみましょう。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり