【克服】中学生の苦手科目を完全攻略!学校では教えてくれない勉強法
こんにちは、紅野まりです。
今回は「中学生の苦手科目の克服方法とは?」というテーマについて紹介します。
「苦手科目を克服したいけどどうしたらいいか分からない…」
「苦手科目と得意科目はどっちから取り組めばいいの?」
このように中学生の苦手科目の克服方法についてお子さんと親であるあなたは悩んでいませんか?
今回この記事では前半で「苦手科目を克服するメリット」後半で「苦手科目を克服する方法」について紹介していきます。
この記事を読むことで「苦手科目を克服して点数を上げていく方法」について理解していただけます。
中学生の苦手科目の克服方法とは?子どもに覚えてほしい勉強法
それでは、まず苦手科目を克服するメリットから説明していきます。
得意科目は50点60点取れるのに、苦手科目が常に20点、30点だったりすると
「やっぱり苦手だな…」
「どうやって克服できるんだろう」
「いつも苦手科目が足を引っ張っているな..」
「苦手科目を克服するのに何から手を付けたら良いかわからない」
という悩んでしまいますよね。
ですが、苦手科目を克服することで成績をグンと上げていくことができます。
なぜなら、苦手科目は得意科目と比べて点数の伸びしろが大きいからです。
60点の得意科目は伸びしろは40点しかありませんが、これは100点を取る場合として考えたときです。
実際、80点くらいまでなら狙えそうだなという場合、伸びしろは20点しかありません。
しかし、30点の苦手科目では、80点を目指すとしても50点の伸びしろがあるのです。
伸びしろを活かして苦手科目を対策すれば、中学生のお子さんの成績もぐんと伸びますし、苦手科目を克服していくことができます。
一方で、苦手科目を克服できないままだと、得意科目との点差は広がるばかりで、苦手科目はいつも足を引っ張ってしまっている状態になります。
さらに、高校受験までに苦手科目が克服できないまま受験を迎えてしまって、苦手科目が理由で不合格通知をもらってしまうかもしれません。
ですが、今回紹介する苦手科目の克服方法について知っていただくことで、お子さんの成績を上げていくことができるので安心してくださいね。
まず、『苦手科目を克服するメリット』から順を追って説明しますのでこのまま読み進めてくださいね。
中学生の苦手科目を克服するメリット
では、苦手科目を克服するメリットを紹介します。
苦手科目を克服することで以下のメリットがあります。
・得意科目の点数を上げるより簡単
・成績の底上げができる
・苦手科目から得意科目になる可能性がある
この3つが挙げられます。
それぞれ解説していきます。
中学生の苦手科目を克服するメリット1『得意科目の点数を上げるより簡単』
まず、『得意科目の点数を上げるより簡単』ということですが、苦手科目は得意科目より点数を上げるのが簡単です。
なぜなら、点数を上げるための労力が変わってくるからです。
例えば、Aさんの得意科目(英語)90点と、苦手科目(数学)30点の点数を上げたいとします。
得意科目の90点を95点にするとなると、ケアレスミスを減らしたり、難しい応用問題を一つでも多く解けないといけません。
小さなミスもできないので、点数を上げていくのは非常に難しいです。
一方で、苦手科目の30点を5点上げるのであれば、基礎問題を数問解けるようになるだけでいいのです。
基礎をしっかり押さえれば、5点どころか10点15点グンと上げていくことができるのです。
中学生の苦手科目を克服するメリット2『成績の底上げができる』
次に、『成績の底上げができる』ということですが、苦手科目を克服することで成績をグンと上げて平均点を上げていくことができます。
なぜなら、苦手科目は点数の伸びしろが大きいからです。
冒頭でもお話しましたが、得意科目90点と苦手科目30点では伸びしろが全く違います。
いくら得意科目を頑張っても10点しか成績が上がらないのに対して、苦手科目は70点もの伸びしろがあるのです。
伸びしろがある方で点数を上げていくことによって、一気に成績を底上げできますし、全体の平均点も上がっていきます。
中学生の苦手科目を克服するメリット3『苦手科目から得意科目になる可能性がある』
さいごに、『苦手科目から得意科目になる可能性がある』ということですが、苦手科目を勉強することで得意科目に変わる可能性があるということです。
なぜなら、苦手科目だと思いこんでしまっている可能性があるからです。
苦手科目を勉強してみると
「意外と簡単だった..」
「解けるかも」
「結構わかる!」
と、苦手科目を克服すると同時に、得意科目になっていく可能性があるのです。
中学生の苦手科目の克服方法とは?
続いて、苦手科目の克服方法について紹介していきます。
克服方法として3つあります。
・とりあえずやってみる
・基本問題から解ける問題を増やしていく
・何が苦手なのかを把握数r
こちらも細かく解説していきますね。
中学生の苦手科目の克服方法1『とりあえずやってみる』
苦手科目がある場合、苦手科目にたいして『苦手という先入観がある』ことが多いです。
例えば
「英語難しいしな…」
「漢字が凄く苦手」
「社会は歴史がすごく点数が悪い….」
などと、今までの経験から苦手意識があるという生徒が多いです。
実際に、中学生に「苦手科目があるかどうか」というアンケートでは95%が「苦手科目がある」と回答しています。
苦手科目を「苦手だ」と思い込んでしまうとなかなか手がつけられません。
例えば、
・会社の上司で苦手な人がいる。その人と話をするのでさえ億劫になってしまう。
・ママ友で苦手な人がいる。その人と挨拶するだけでも嫌になってしまう。
というように、「苦手」という先入観があるとなかなか克服できないですよね。
勉強も同じで「苦手」だと思いこんでしまうと、なかなか手がつけられなかったり、避けてしまったりしてしまいます。
克服方法は「とりあえずやってみる」ということです。
基礎問題でも単語5つだけでも、苦手科目の勉強をまずはやってみる。
小さなことでもいいので「内容がわかる」部分を増やしていくことが大事です。
克服方法まずはとりあえずやってみる!”
中学生の苦手科目の克服方法2『基本問題から解ける問題を増やしていく』
次に、『基本問題から解ける問題を増やしていく』という克服方法です。
わからない問題は飛ばして、わかる問題を増やしていくことが大事です。
なぜなら、わからない問題にいつまでも時間をかけてしまうと「やっぱり出来ない!」と諦めてしまうからです。
そうならないためにも、解ける問題を1つ、2つと増やしていくことが大事です。
基本問題で解ける問題が増えていくと、簡単に5点10点とテストでも点数が取れていきますよ。
克服方法基本問題から解ける問題を増やしていく
中学生の苦手科目の克服方法3『何が苦手なのかを把握する』
最後に、『何が苦手なのかを把握する』という克服方法です。
「国語の勉強の仕方を教えて下さい!」
「理科の点数の上げ方を教えて下さい!」
と現役中学生から連絡が来たりしますが、苦手を正しく把握できていない子が多いです。
例えば、国語が苦手でも、漢字はできているけど文章問題ができない、という子もいれば、現代文はできるけど古文が苦手という場合もありますよね。
苦手科目も同じで「本当に苦手なのか」「なぜ苦手なのか」を理解できていない子が多い気がします。
正しく理解が出来ていないと、対策方法も変わってきてしまいます。
例えば、英語は好きだけど学習量が足りなかっただけの場合は、学習量を増やせばいいです。
しかし、「英語が苦手」とひとくくりにしてしまうと、好きなのに全然勉強に取り組まないままで、点数は一向に上がらないままです。
正しく「苦手科目」と「得意科目」を把握することも大事なのです。
克服方法何が苦手なのかを把握する
苦手科目と得意科目を正しく把握する方法はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでも見てください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生の苦手科目の克服するために大事なポイントとは?
ここまでで、苦手科目を克服するメリットと、苦手科目の克服の仕方を解説していきました。
ここまでを読んで
「本当にそれだけで苦手科目が克服できるの?」
と思われた方もいるかも知れません。
苦手科目はお子さんにとってはできるようになりたいけど、できるなら勉強を避けたい科目だとも思います。
なかなか勉強するのにも戸惑ってしまいがちですよね。
「得意科目のほうが理解できるし…」
「苦手科目を勉強するより得意科目を勉強したい」
と思う中学生もいるでしょう。
徹底的に苦手科目を克服したいのであれば、苦手科目だけを指導者から指導してもらうことをおすすめします。
なぜなら、指導者から教えてもらうことで「勉強せざるを得ない状況」を作り出すことができるからです。
苦手科目と向き合う時間を強制的に作り出すことで、少しずつ苦手科目を勉強する時間が増えてきて「意外とイケるぞ!?」「結構勉強できるかも!?」となるかもしれません。
「どんな人から教えてもらえばいいの?」
「それって塾に行くってこと?」
と思われたかもしれません。
次に、指導者をつけて苦手科目を克服する方法をステップでお伝えしていきます。
中学生の苦手科目を『完全に』克服する方法とは?
苦手科目を克服するためには「指導者をつけて苦手科目を勉強する」方が、強制的に苦手科目を勉強させるのには良いとお伝えしました。
実際どんな方法で克服していくのかを紹介します。
ステップは以下のとおりです。
1、オンライン家庭教師、または家庭教師をつける
2、苦手科目だけを教えてもらう
3、自宅でも苦手科目を勉強する
それぞれ詳しく解説します。
ステップは以上です。
1、オンライン家庭教師、または家庭教師をつける
まずは個別で勉強を教えてもらえるオンライン家庭教師または家庭教師を選びましょう。
「オンライン家庭教師って何?」
と思われたかたは下の記事で詳しく解説していますので読んでみてくださいね。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
2、苦手科目だけを教えてもらう
指導をしてもらう教科は「苦手科目だけ」にしぼりましょう。
ここで欲張って他の教科も教えてもらうと、エネルギーが分散されてしまいます。
まずは「苦手科目を克服する」意味も込めて1点集中で取り組みましょう。
3、自宅でも苦手科目を勉強する
指導をしてくれているから安心、と言わずに、苦手科目は積極的に勉強するようにしましょう。
得意科目は「得意だし..」という先入観があるので勉強に取り組みやすいですが、苦手科目ほど勉強に取り組むハードルが高いです。
なので、1週間に2,3回30分だけでも良いので、意識して苦手科目を勉強するようにしましょう。
ステップは以上になります。
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
===========
相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
中学生の苦手科目の克服方法とは?子どもに覚えてほしい勉強法
それでは、今回のまとめです。
今回は、中学生の苦手科目の克服方法とはというテーマについて紹介しました。
苦手科目は得意科目より点数の伸びしろがあるので、苦手科目ほど勉強すれば成績が上がると説明しました。
苦手科目を克服するメリットは次のとおりでしたね。
・得意科目の点数を上げるより簡単
・成績の底上げができる
・苦手科目から得意科目になる可能性がある
苦手科目を徹底的に克服していくためには「指導者」をつけることが大切でしたね。
ステップは以下の通りでした。
1、オンライン家庭教師、または家庭教師をつける
2、苦手科目だけを教えてもらう
3、自宅でも苦手科目を勉強する
次の記事では指導者をつけることで紹介した「オンライン家庭教師」と「(通常の)家庭教師」の違いについて紹介しています。
この2つの違いを明確に知っているかどうかで、お子さんに適しているのはどちらかも理解していただけますし、効率よく成績を上げることができる手助けをしてくれる指導者を探し出すことが出来ます。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
お子さんが苦手科目を克服できると、成績の底上げができます。
つまり、5教科の平均点がぐっと上がるということです。
ですが、このままだといつまでも苦手科目が足を引っ張り、成績もなかなか上がらないままです。
まずは今回のステップに従って苦手科目の克服の仕方を実践し、そして徹底的に克服するための指導者をつけることを検討してみてください。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり