勉強に落ちこぼれの中学生の子どもへ3つの対策!できる子になる近道

勉強に落ちこぼれの中学生の子どもへ3つの対策!できる子になる近道

こんにちは、紅野まりです。

今回は「中学生の勉強に落ちこぼれの子どもへ3つの対策」というテーマについて紹介します。

「中学生の子供の成績を下から数えたほうが早い」
「子どもが落ちこぼれている」
「どうやったら落ちこぼれから抜け出すことができるの?」

このように中学生のお子さんの勉強が落ちこぼれているについて悩んでいませんか?

今回この記事では前半で「勉強が落ちこぼれる原因」後半で「落ちこぼれから脱却する方法」について紹介していきます。

この記事を読むことで「今すぐお子さんに取り組ませたい、落ちこぼれからの脱却方法」について理解していただけます。

中学生の勉強に落ちこぼれの子どもへ3つの対策!できる子になる近道

テストで成績が1桁。
クラスで最下位。
成績を下から数えたほうが早い。
平均点を超えない。
5教科合計点が150点程度。
各教科10点~30点が当たり前。

このように、落ちこぼれの代名詞と言われる特徴にもなりますが、成績が落ちこぼれのままだと当然お子さんもかなり自身を失った状態だと思います。

「なんでこれだけしか点数が取れないんだろう」
「勉強のセンスないのかな?」
「どうやったら成績が上がるんだろう?」

このようにお子さんも、親であるあなたも悩んだ状況だと思います。

できるならせめて平均点程度は点数をとってほしい!
公立高校に入れるくらいの成績はとってほしい!

と望んでいると思います。

ですが、今回落ちこぼれの中学生のお子さんができる子になるための具体的な方法について紹介しますので、今日、今から実践できる方法をお伝えします。

いつまでもお子さんもあなたも行動しないままだと、お子さんの成績はずっと落ちこぼれたままです。

そんな状態からは一刻も早く抜け出したくないですか?

今回はお子さんの落ちこぼれの状態から抜け出す方法を具体的に紹介しますので、安心してこのまま読み進めてくださいね。

中学生の子どもが勉強に落ちこぼれになる原因は3つある!

具体的な対策を紹介する前に、まずは中学生のお子さんが落ちこぼれになってしまう原因を紹介します。

私、著者の紅野(こうの)は、オンライン家庭教師などの教育関係に携わっていたことがあり、点数10点~30点の生徒もたくさん見てきました。

その経験を元に、成績が高い子と比べて成績が低い子が落ちこぼれになる原因を3つ紹介します。

3つの原因は以下のとおりです。

・基礎ができていない
・勉強は長時間しないといけないと思いこんでいる
・小学校との違いに自信を失ってしまっている

それぞれ説明していきます。

基礎ができていない

まず、落ちこぼれになってしまう原因として、「基礎ができていない」ことが挙げられます。

基礎ができていないというのは、勉強の土台ともいえます。

いくら応用問題を解こうと思っても土台がしっかりしていなので不安定になってしまって、崩れてしまいます。

これは当たり前だと理解している方も多いかもしれませんが、基礎ができていないのは全くできていない、という意味ではありません。

6,7割は理解してるはずなんだけど、完全に理解しきっていない、という中学生の方が多いです。

講師として生徒を教えていた私からすると詰めが甘い、という印象なのです。

例えば、スペルミスや単語の漢字ミス、数学の計算ミスなど、あともう少しで点数もらえたじゃん!!という惜しいまま点数を失ってしまう場合がたくさんあります。

あなたのお子さんにもそんな経験が1度や2度ではないはずです。

あと2,3回教科書をよく読んだり、問題を解いていたりすれば、テストで点数取れたであろう回答ばかりになってはいないでしょうか?

あと一歩のところで、基礎が完全に定着していないままになっているのです。

勉強は長時間しないといけないと思いこんでいる

また、落ちこぼれの中学生にとって「テスト勉強」=「長時間勉強しなければいけない」と思い込んでいる中学生が多いです。

テスト勉強は確かに時間はかかりますが、それはすべてのテスト範囲を勉強しようと思うからです。

もし、先生から「ここ出るよ」と言われたプリントだけを完全に覚えたり、とにかく太字の箇所だけ書けるようになるだけでも成績は上がっていきます。

長時間勉強しなくても、確実に解ける問題があれば点数はもらえるのです。

なので、長時間勉強しなきゃ➡でもめんどくさいな….➡あとでやろう!

とあとまわしにして、なにもやらないのが一番落ちこぼれに一直線なのです。

小学校との違いに自信を失ってしまっている

最後に小学校と中学校の今の自分を比較して、自身を失ってしまっていることが落ちこぼれの原因として挙げられます。

小学校は比較的80点、90点など高得点を取れていたのに、中学生になったら勉強が難しくてテストで点数を取れなくなってはいませんか?

「なんで?」
「今まで通り勉強しているのになぜ点数が取れないの?」

と、自信を失ってしまっている可能性があります。

ですが、点数が下がってしまうのは当たり前です。

なぜなら、中学生になると授業のスピードや難易度、試験範囲も小学生の時と比べて大幅に変わるからです。

なので、小学生の気分のまま「今まで通り」に勉強していても、テストではいい成績を修めることはできません。

中学生として勉強のやり方も1ランク上げていかなくてはいけないのです。

中学生の勉強に落ちこぼれの子どもへ3つの対策!できる子になる近道

ここまで、中学生のお子さんが落ちこぼれになってしまう原因を紹介しました。

ここからは、勉強に落ちこぼれの中学生が出来る子になるための3つの対策を具体的に紹介します。

やり方は以下の3つです。

・これだけは絶対に解けるようになる、という分野をつくる
・1分でも良いので取り組む
・何が苦手かを把握する

どれも今すぐできることなので、取り組みやすいものからお子さんに実践させてみてください。

それぞれ具体的に解説していきます。

これだけは絶対に解けるようになる、という分野をつくる

まずは、これだけは絶対に解けるようになる、という分野を作りましょう。

今習っている範囲でも、「この数学の問題だけは絶対解けるようになる!」「歴史の鎌倉時代は単語を全部覚えるぞ!」「英語のこの文章だけは絶対誰よりも書けるようになる」といった感じです。

こうすることで、ある分野だけは確実に解けるようになります。

問題が1部分だけでも完璧に解けるようになると、

テストで点数が取れる➡自信につながる➡もっと勉強しようとなる

このように正の循環が作られます。

正の循環はお子さんが成績を上げるためには必ずこの循環が必要です。

まずは、確実に解ける分野を1つでも見つけていきましょう。

具体的な行動としては、今習っている範囲の勉強で、「これなら解けそう」「これなら頑張れば覚えることができそう」という問題を1個でもいいので見つけてください。

それを最低5回復習して何も見なくても解けるような状態にしておきましょう。

1分でも良いので取り組む

次に1分でも良いので取り組んでみるということです。

1時間、2時間も勉強しなくていので、まずは1分で1問だけ問題を解いてみてください

1分だけだったらぶっちゃけ誰でもできます。

まずは1分、数学の問題1問だったり、英単語を5つ1回ずつ書いてみたりすることができます。

シャーペンを持たなくても「教科書を1分間読み進めてみる」「社会の教科書1ページを音読する」だけでもいいです。

1分だけでいいと思ったら、勉強に取り組むハードルが低くなりますよね。

1分と言ってもあっという間なので、気づいたら2分、3分と時間は過ぎて、予定よりもいっぱい勉強できた!ということにもなります。

なので、まずは勉強するハードルを低くして、少しでも勉強するためのエンジンを駆けやすくしてあげる、ということが大事です。

具体的な行動としては、「1分だけでいいから勉強してみたら?」と声かけをしてあげてみてください。

問題1問でも良いから勉強に一度取り組んでみることが大事です。

何が苦手かを把握する

最後に、何が苦手かを把握することが大事です。

こちらは少しハードルが高めですが、ここまで紹介した2つの方法が簡単すぎる、という方に実践してほしい方法です。

苦手を把握できている子ほど、成績は上げやすいです。

なぜなら、どこを勉強すべきかがわかるからです。

例えば、勉強に関する質問をする場合でも、成績が低い子は

「国語の勉強の仕方を教えてほしい」
「英語の点数の上げ方を教えてほしい」

と言ってきますが、

成績が高い子ほど

「国語の古文の単語がなかなか覚えられないんですけどどうしたらいいですか?」
「英語の作文が途中までしか書けないので、どうやって勉強したら良いか教えてほしい」

と、質問がかなり具体的になります。

この違いは「苦手を分かっているかどうか」です。

国語の勉強のやり方でも、現代文なのか、古文か、漢文なのかで勉強のやり方は変わってきます。

つまり、苦手を把握しておかないと、どこから勉強すればいいのか、やり方は全くわからないということです。

中学生の勉強に落ちこぼれの子どもへ3つの対策!できる子になる近道

ここまでを一旦まとめると、お子さんが落ちこぼれになってしまう原因と、その対策法を3つ紹介しました。

では、ここからはお子さんを落ちこぼれから脱却するための流れを紹介します。

ステップは以下のとおりです。

1、次のテストで合計50点点数を上げるための計画を立てる
2、テスト勉強をする
3、勉強のやり方を質問する

それぞれ詳しく解説します。

1、次のテストで合計50点点数を上げるための計画を立てる

まずは、次のテストで合計50点を上げるための計画を立てましょう。

各教科それぞれ10点上げることで、目標は達成できます。

ハードルが高く感じるかもしれませんが、2点の問題を5個解くだけで達成できる数字です。

たとえば、記述問題を書けるようになる、書ける単語を増やすだけでも意外とかんたんに達成できる数字です。

なので、なにをがんばって勉強するかを決めましょう。

2、テスト勉強をする

次にテスト勉強を進めていきます。

必ず先程決めた目標を達成するための行動をしてください。

例えば、書ける単語を増やしたいのであれば、最低5回は単語を書く、などといった行動です。

3、勉強のやり方を質問する

最後に、勉強のやり方が本当にあっているのか、しっかり確認をしましょう。

確認しないと、努力の方向性を間違っています。

例えば東京から北海道に行きたいのに、沖縄へ行こうとしていたら目的地にはたどり着けません。

本当にこのやり方で目標は達成できるのかを定期的に確認する必要があります。

確認は塾の先生でも担任の先生でもいいです。

私、紅野も質問を受け付けているので相談してください。

実際、このようにやり取りしています。

もし「相談してみたい」というかたは下の緑のLINE登録バナーをクリックしてもらうと友達申請できます。

その後、こんな感じで質問してみてください。

================

はじめまして、中1の娘がいる〇〇です。

今回、記事のステップに従って、子供の成績を上げる計画を立ててみました。

特に漢字や英単語のスペルミスが多いので、それぞれ10回ずつ単語を書かせるように計画しました。

このような流れで各教科10点UPは可能でしょうか?

ご連絡よろしくお願いいたします。

〇〇

================

こんな感じで質問してみてくださいね。

 

上の緑のアイコンをクリックしてもらうと友達申請できます。

ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

中学生の勉強に落ちこぼれの子どもへ3つの対策!できる子になる近道

それでは、今回のまとめです。

今回は、中学生の勉強に落ちこぼれの子どもへ3つの対策!できる子になる近道について紹介しました。

お子さんが落ちこぼれになってしまう原因として以下の3つがありました。

・基礎ができていない
・勉強は長時間しないといけないと思いこんでいる
・小学校との違いに自信を失ってしまっている

落ちこぼれのお子さんへの対策として次の3つを紹介しましたね。

・これだけは絶対に解けるようになる、という分野をつくる
・1分でも良いので取り組む
・何が苦手かを把握する

いざ、お子さんが落ちこぼれから脱却するための流れも紹介しました。

ステップは以下の通りでした。

1、次のテストで合計50点点数を上げるための計画を立てる
2、テスト勉強をする
3、勉強のやり方を質問する

次の記事では「苦手科目の克服方法」について紹介しています。

もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

【克服】中学生の苦手科目を完全攻略!学校では教えてくれない勉強法

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

中学生のお子さんが落ちこぼれから脱却するために

お子さんが落ちこぼれから脱却すると、勉強にも自信を持てるようになります。

頑張ったら少しはやれる、と実感できるからです。

ですが、このままなにも行動しないと成績はおちこぼれのままです。

今回のステップに従って、落ちこぼれから脱却する方法を実践してみてください。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり