高校入試問題集のおすすめは?偏差値を上げる使い方を徹底解説!
こんにちは、紅野まりです。
今回は高校受験を控えた中学生の保護者に向けて「おすすめの高校入試問題集」というテーマについて紹介します。
「家庭での勉強で使える問題集がほしい」
「効率的に成績を上げることができる問題集を知りたい」
このように高校入試の問題集選びについて悩んでいませんか?
今回この記事では前半で「問題集選びの大切さ」後半で「高校入試におすすめな問題集」について紹介していきます。
この記事を読むことで「お子さんの成績を上げるための適切な問題集選び」について理解していただけます。
高校入試問題集は「偏差値」を上げるために大事な役割を担っている!?
高校入試が近づくと、中2のお子さんや受験生のお子さんに
「どんな問題集を買おう…」
と悩まれる方もいるかも知れません。
「書店で問題集3冊買ってきた!」
と、闇雲に問題集を選んでしまってはダメです。
なぜなら、お子さんの目的別に適切な問題集は異なるからです。
問題集を使って、少しでも苦手な部分が解けるようになったり、問題が多く解けるようになったりすることが目的だと思います。
ですが、問題集の選び方を間違ってしまうと、お子さんの成績は一向に上がらず、問題集も無駄になってしまいます。
しかし、今回この記事で紹介する問題集の選び方やおすすめの問題集を知ることでお子さんの成績を上げるための適切な問題集を選ぶことができます。
そうすると、問題集を使って高校入試までの対策ができますよ。
高校入試問題集のおすすめは「目的」によって選ぶべき!
高校入試のための問題集は「お子さんの成績を効率良くあげるため」のものであると説明しました。
ただ、成績を上げるのにも段階があります。
例えば、苦手科目を克服したいのか、基礎をしっかり勉強したいのか、入試対策をしたいのかという段階です。
今回は、お子さんの成績を上げるための段階を3つに分けてみました。
・苦手を克服する
・応用力を付ける
それぞれどんな状況なのか具体的な説明をします。
高校入試前に「基礎を勉強する」段階A
まずは、基礎を勉強する段階です。
テストで言うと語句を回答する問題だったり、基本的な問題の解き方が該当します。
これは高校入試の土台になる段階でもあるので、基礎中の基礎と言えます。
例えば中1の勉強が頭に入っていない、基礎問題からやり直したい、という場合はこの段階に当てはまります。
定期テストで10点~40点の生徒にとってもこの段階に当てはまるでしょう。
この段階の場合、基礎的な内容をきちんと復習したり、問題の解き方をきちんと説明してくれている教材を使わないといけません。
高校入試前に「苦手を克服する」段階B
次に、苦手を克服する段階です。
文字通り、苦手分野がある、教科の中でもこの分野は苦手、という場合です。
この段階になると、基礎はできているけど少し応用になると問題が解けない、という状況になります。
ケアレスミスが目立ったり、提出物にちゃんと取り組んだのにテストになると分からなかった、という状況が当てはまります。
簡単な問題は解けるけど…という場合は、テストでもだいたい50点~70点台である場合が多いです。
この段階になると、苦手な分野の問題を数多く解いたりすることができる教材を入手することが望ましいです。
高校入試前に「応用力を付ける」段階C
最後に応用力をつける、という段階です。
こちらは応用問題~難問までを解ける状態になる場合です。
基礎問題が解けることは当たり前で、難しい問題やケアレスミスを減らしていくために勉強内容の隅々まで把握しておく必要がある段階にもなります。
大体テストの点数でいうと80点~100点までの生徒が当てはまります。
この段階になると、実際入試問題に出題された過去問を解いたり、もう少し難問に挑戦して、あらゆる形式の問題を解くことが大事です。
高校入試問題集のおすすめと使い方を徹底解説!
ここまで、成績を上げていく段階を3段階で紹介しました。
ここからは段階に応じたおすすめの問題集と使い方を紹介します。
「基礎を勉強する」段階Aにおすすめの問題集
まずは基礎を勉強する段階でおすすめな問題集は
「〇〇(教科名)のまとめ」や「〇〇(教科名)の総復習」といったような問題集です。
5教科1つにまとまっているものよりかは、各教科ずつまとめられている問題集のほうが内容は充実しています。
もちろん、書店やアマゾンで購入することもできます。
大体中身は同じですが、書店に行ってパラパラっと中身を見た時に『解説が多め』なものを選びましょう。
解説が多めだと、お子さんが一人で取り組んだときも「これはどういう意味なんだろう」と悩まずに済みます。
つまり、お子さん一人で勉強をすすめることができる教材を選ぶということです。
ですが、問題ばかりの問題集だと、お子さんがつまづいてしまってその先に進むことができなくなってしまう可能性もあります。
なので、解説がしっかりしている「各教科のまとめ or 総集編」という問題集を買うといいでしょう。
ここで注意してほしいのは、中3の夏休みを過ぎきた頃にこのような問題集は買ってはいけません。
あまりに基礎的な部分なので、高校入試の対策にはなりません。
これらの教材がオススメなのは「中2~中3の7月までの中学生」になりますので要注意です。
具体的な使い方としては、とにかく全体を1通り最初から確認する、という作業をしてください。
簡単な問題は解かなくても大丈夫です。
「苦手を克服する」段階Bにおすすめの問題集
次に、苦手を克服する段階にオススメな問題集は「とにかく何回も復習できる問題集」になります。
苦手を何回も何回も復習することで内容を理解していく、という流れになります。
ただ、ここで紙媒体の教材だと1回問題を解くことしかできません。
ノートに書いても良いのですが、問題を書き写したりする時間が正直もったいないです。
そのため、ネット上で問題を解いたり、内容を動画で復習する方法が良いでしょう。
具体的には「スタディサプリ」と「ガクネット」という2つのツールを紹介します。
◆動画で何回も授業を見ることができる「スタディサプリ」
スタディサプリは中学3年間の勉強内容を動画で確認することができます。
文章だと理解しにくい実験や数学の途中式などを動画で勉強することができます。
苦手な部分だけを見るだけでも成績の向上に繋がります。
興味がある方はこちらの記事から「スタディサプリ」について見てみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
◆パソコン1台で簡単に問題が解ける「ガクネット」
「ガクネット」はパソコン上でクリックやタイピングをすることで問題をとくことができるサービスです。
かなり細かいところまで問題が出たり、簡単な問題から難しい問題まで幅広く出題されるので、練習問題には丁度いいです。
また、時間制限もあるので、気づいたら次に次に問題を解いてしまってた、という良い効果もあります。
詳しくはこちらの記事で解説していますので読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
具体的な勉強の仕方としては「苦手な箇所」だけを重点的に勉強する、ということです。
例えば歴史の鎌倉時代が苦手であれば、鎌倉時代の解説をした動画を見たり問題を解くということです。
「応用力を付ける」段階Cにおすすめの問題集
最後に、応用力を付ける段階ですが、これはこれまでの入試問題(=過去問)を数多く解く、一択になります。
入試問題をたくさん解くことによって、入試問題の傾向に慣れていくことができます。
そのため、最初は難しいと感じても慣れていくうちに応用問題もそこまで難しいと感じなくなるということです。
例えば、RPGのようなゲームでも、最初はスライム1匹倒すのに時間がかかってしまっても、2匹、3匹と倒していくうちに経験値がたまります。
そして、経験値が溜まると、スライム1匹でも簡単に倒せてしまうようになります。
勉強も同じで、何回も解いていくことにより学力も上がり問題に慣れていくので、応用問題も気づいたらどんどん解けてしまった、という状態になるのです。
特に本格的に受験モードになる中3の秋~入試問題(過去問)を解き始めると良いでしょう。
その際にオススメなのが『虎の巻』という教材です。
こちらは都府県別に入試問題を9~11年分まとめたものになります。
だいたい書店で売られている過去問は3~8年分の過去問しかのっていなかったりしますが、虎の巻は最高で11年分の過去問が分野ごとにまとめられています。
入試対策を意識した受験生にとっては、これ1冊で入試対策が完璧!といった優れものになります。
こちらの記事で詳しく解説していますので、気になった方は読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
具体的な使い方としては、「難しい」と感じた問題を復習、もう一度テストしてみる、という流れで「次間違えないように」覚えきってしまう気持ちで勉強するといいでしょう。
高校入試問題集を手に入れて成績を上げるまで
高校入試問題集を手に入れるまでの流れを具体的に紹介していきます。
ステップは以下のとおりです。
1、問題集を買う目的を考える
2、子どもにあった問題集を選ぶ
3、実際に手にとってから購入する
それぞれ詳しく解説します。
1、問題集を買う目的を考える
まずは、冒頭で紹介した、お子さんに問題集を買う目的を考えましょう。
中2の冬休みに問題集を買うのと、中3の秋に問題集を買うのでは、確実に目的が変わってきます。
どんな目的のために問題集を買うのか、目的を明確にしましょう。
2、子どもにあった問題集を選ぶ
次にお子さんにあった問題集を選んでいきましょう。
記事の前半で紹介した問題集を参考にしてご自身で選んでみてください。
もし、どんな教材を選んだら良いか分からなかったり、この教材で良いのか迷った場合は私、紅野でよければいつでも質問に答えておりますのでぜひご相談してください。
ちなみに、同じ中学生の保護者の方からこのようにメッセージいただいています。
もし教材のことで質問したい場合はこんな感じで質問してみてください。
==============
はじめまして。
中2の娘がいる〇〇と申します。
受験を意識した教材の件に関してですが、「虎の巻」を購入しようと思うのですが中2の娘にはまだ早いでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
〇〇
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下のLINE@からご登録いただき、メッセージを送ってくださいね。
友達申請は上の緑のアイコンをクリックするだけで簡単に登録できます。
3、実際に手にとってから購入する
書店で実際に手にとって中身をみたり、無料体験を利用してツールを使ってみてから実際に購入に移りましょう。
最後までしっかり吟味してから納得した上で購入してくださいね。
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
高校入試問題集のおすすめは?偏差値を上げる使い方を徹底解説!
それでは、今回のまとめです。
今回は、高校入試問題集のおすすめについて紹介しました。
問題集はお子さんの目的別に選ぶべきだと紹介しました。
お子さんの学習の習得を
・基礎を勉強する
・苦手を克服する
・応用力を付ける
以上の3段階に分けてそれぞれ解説していきましたね。
それぞれの段階でオススメの問題集やその使い方も紹介しました。
実際に教材を購入していく流れはこんな感じでしたね。
1、問題集を買う目的を考える
2、子どもにあった問題集を選ぶ
3、実際に手にとってから購入する
次の記事では実践力を付けるための「過去問の正しい使い方・勉強の仕方」について紹介しています。
今回の記事と合わせて読むことで、教材を使いながら効率よく成績を上げていく方法について知っていただけます。
特に、過去問を持っている、受験まで半年を切っている受験生の保護者の方は読んでみてください。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生のお子さんが受験合格するために
お子さんが受験合格するためには教材選びも1つの合格するための要素になってきます。
なぜなら、教材によって勉強の効率が変わってくるからです。
ですが、このままただなんとなく教材を選んでしまうと、せっかくの入試までの貴重な時間をムダな教材を勉強する時間に当ててしまうかもしれません。
まずは今回のステップに従って、お子さんの目的・段階別に適した問題集を選んで使ってもらうことから始めてくださいね。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり