【高校入試】過去問の使い方・選び方・おすすめの教材を徹底解説!

【高校入試】過去問の使い方・選び方・おすすめの教材を徹底解説!

こんにちは、紅野まりです。

今回は「高校入試の過去問の使い方・選び方・おすすめの教材」というテーマについて紹介します。

入試が近づいてくると、そろそろ過去問を買って勉強する時期になります。

大体、夏休み明けの9月10月~過去問を勉強し始めたり、早い子は夏休み前から取り組んでいる受験生もいます。

「そろそろ過去問解かせなきゃ」
「とりあえず過去問を解かせて実践力をつけさせたい!」
「過去問と言ったら一番の受験対策なはず!」

このように公立の高校入試対策の仕上げ=『過去問を解く』という流れが最適です。

ですが、過去問もとりあえず解けばいいというわけではありません

なぜなら、過去問の使い方や教材の種類によっては、入試対策にならない可能性があるからです。

今回この記事では

前半で「過去問の選び方と使い方」

後半で「高校入試対策の過去問にオススメな教材」について紹介していきます。

この記事を読むことで「入試対策に効果がある過去問の問題集とその使い方」について理解していただけます。

ただし、1点注意点があります。

今回の記事は「公立高校受験生」に向けたものですので、「中高一貫校」「私立高校」受験の方にはおすすめできませんのでご注意ください。

高校入試の過去問は「どれも同じ」は間違い!?

高校入試の過去問は、実はどれも同じではありません。

「過去問って今まで出題された問題をまとめてるだけでしょ?」
「入試の過去問はどの教材でも同じ問題があるんじゃないの?」
「過去の過去問がそのまま載っているだけでしょ?」

「過去問がどれも同じではない」と聞くと、上のように思われているかもしれません。

高校入試の過去問は「出版社」によって編集が違う!?

たしかに、学校のワークなどとは違って、

入試の過去問は「20XX年に出題されたもの」としていつまでも同じ問題が数年に渡って掲載され続けます。

例えば、どの教材でも「2007年」の過去問は同じですし、「2010年」でも「2016年」でも、過去問の問題が変わることはありません。

ですが、だからといって「どの過去問でも同じ」ではありません

問題は同じでも、出版社によって編集の仕方が違うのです

例えば、過去問でも出版社によって

・過去問の中から難易度の低い(高い)問題だけを抜粋している
・分野ごとに問題を分けている
・長文問題を多くまとめている
・よくでる問題ばかりまとめている

などといった感じで編集の仕方が異なるのです。

高校入試の過去問の出版社が違うと何が変わる?

ここまでを読むと

「ちょっと違うだけじゃないの?」
「過去問は過去問だから出版社なんて気にしない」
「編集の仕方が違うだけで、別に大差ないんじゃない?」

と思われるかもしれませんが、全く勉強の進み具合が変わってきます。

勉強の進み具合が変わると、お子さんの理解するスピードや効率が桁違いに変わってきます

例えば、

・過去問で解けなかった問題が解けるようになった
・苦手科目が克服できた
・苦手な分野だけを集中して取り組めた
・同じような問題を何回も解くことで効率を上げて勉強できた

….というように、教材の選び方一つでお子さんの受験勉強の効率を上げていくことができます。

そうすると、成績も偏差値も勉強した分しっかり成果として現れてきます。

しかし、教材選びを間違えてしまうと、

・勉強してもなかなか理解ができない
・勉強の効率が上がらない
・点数に反映されない
・勉強しても、点数が上がらない
・なかなか苦手が克服できない

….といったことが、お子さんに起こりうる可能性があるのです。

ですが、今回の記事で使い方や選び方まで詳細に解説していきます

最後まで読んで頂くと、正しい過去問の選び方から使い方まですべて理解していただけるようになっています。

なので、安心してこのまま読み進めてくださいね。

高校入試の過去問の具体的な選び方・使い方を解説!

では、ここからは具体的な過去問の選び方、そして使い方を解説していきます。

まだ過去問を手に入れていないという方は「過去問の選び方」から

過去問をすでに手に入れている方は「過去問の使い方」から読み進めてください。

まずは、いちばん重要な「過去問の選び方」から紹介していきます。

高校入試の過去問の選び方とは?

まずは過去問の選び方からです。

過去問を選ぶ時のポイントは3つあります。

「何年分収録されているか」
・「全国版か都道府県版か」
・「編集の仕方」

この3つが大事です。

それぞれ解説していきますね。

高校入試の過去問は「5年以上収録されている」のが理想

まず、高校入試の過去問の収録年数多ければ多いほうがいいです。

なぜなら、過去問は昨年、一昨年の内容は出題される確率が下がるからです。

なので、3年以上前の過去問も解けるような、収録年数が多いほうがいいです。

そもそも、前提として、高校入試は合格できる人とできない人を振り分ける試験です。

受験生みんなが解けてしまう簡単な問題を作ってもだめですし、逆に皆が解けない問題を作ってもだめです。

つまり、なるべく点数が取れないよう、差がつくように作られているのが高校入試の問題です。

(中には、問題を作る教師の好みによって、出題される問題の傾向が変わったり…などはありますが、裏話になってくるので今回は割愛します。)

そのため、より幅広く学習できている受験生ほど、点数が取れるというわけです。

だからこそできるだけ収録されている年数が多いほうが対策はできます。

最低でも5年以上理想としては8年~10年分の過去問が収録されている問題集が好ましいです。

高校入試の過去問は「都道府県版」がおすすめ

次に、高校入試の過去問は、「都道府県版を買う」ようにしてください。

高校入試の過去問は、

都道府県別の過去問
(例えば東京都の5年分の過去問を収録したもの)
全国版
(〇〇県出題、△△県出題といったように全国の過去問が寄せ集められた問題集)

の大きく分けて2種類があります。

できるだけ、過去問は都道府県版を買うようにしてください。

実は、入試の難易度は都道府県で異なります

そのため全国版の過去問だと、難易度が微妙に違う問題が寄せ集められてしまいます。

なので、受験する都道府県の過去問を入手して勉強したほうが、対策としてはぴったりです。

時と場合によっては、全国版の過去問がおすすめなときもあります。

それは「あらゆる問題に挑戦したい場合」です。

なぜなら、全国版の問題集だと全国から集まった様々な問題を解くことができるからです。

難易度が各都道府県によって異なる分、

あらゆる問題に対応する力は全国版の過去問の方が身につけやすいです。

なので、過去問を買う際は全国版か都道府県版、またはどちらも購入を検討してみると良いですね。

高校入試の過去問は「分野ごとにまとめられているもの」が望ましい

最後に、過去問は分野ごとにまとめられているものを選んでください。

例えば、過去問だと

20XX年過去問(大問1~)➡(1年前の)20XX年過去問(大問1~)➡….

というように、ただ過去問が順番にまとめられているものもあります。

しかし、これでは正直、過去問を解く意味がありません。

なぜなら、このやり方ではいつまで経っても苦手な箇所が克服できないからです。

成績は、解けない問題を解けるようになることで上がっていきます。

なので過去問も、解けないor苦手な分野だけをまとめて解くほうが成績は上げやすいのです。

例えば、歴史だったら歴史だけ、英語の英作文だったら英作文だけがまとめられているような過去問ということです。

分野ごとにまとめられていることで苦手な箇所を復習しやすいですし、効率もグンと上がります。

高校の過去問の選び方:まとめ

以上ここまで過去問の選び方を紹介しました。

もう一度まとめると

「何年分収録されているか」・・・5年以上
「全国版か都道府県版か」・・・・都道府県版が望ましい
「編集の仕方」・・・・・・・・・分野ごとにまとめられているものが望ましい

このような特徴があります。

続いて、過去問の使い方を紹介していきます。

高校入試の過去問の使い方とは?

では、ここからは過去問の使い方を紹介します。

さきほどは過去問の選び方を紹介しましたが、ここからは選んだ過去問を使って具体的にどう勉強していくのかを紹介します。

使い方は以下の3ステップにしたがって取り組んでいきます。

1,分野ごとに問題を一度ノートに解く
2,答え合わせをして間違った部分を復習
3,解いた問題と同じ箇所を直接解く

それぞれ細かく解説していきます。

ステップ1:まずは分野ごとに問題をノートに一度解きます。

大体見開き2ページ程度(ページ数で言うと4ページくらい)を目安

ノートに答えだけをどんどん解きます。

こんな感じです。

 

答えを書く用だけの線が入ったノートを使いましょう。

こんな感じです。

数学の問題では計算式まで書いていったほうが良いですね。

どんどんひたすら問題を解いてください。

この時は時間を測らなくても大丈夫です。
(ただし、過去問を2周3週と復習する場合は時間を測るとGOODです)

わからない問題は、問題番号だけを書いて、次の問題へ進みましょう。

大事なポイントとしては、『目標の見開き2ページ分の問題を1から最後まで解いてみること』です。

ステップ2:ノートに書いた回答の答え合わせします。

次に、ノートに書いた答えを丸付けしていきます

赤ペンを用意して、問題に丸をつけていきます

間違った問題には「✕」をつけて、横に正しい答えを書きます

その際に間違った箇所は解説をよく読み、ノートにも解説部分を簡単に書き込みましょう。

こんな感じです。

その際に「次回はもう間違えない」という気持ちで取り組んでください

なぜなら、1回1回レベルアップしていくつもりで過去問に取り組まないと、内容は頭の中に入らないからです。

一つずつ、解けない問題を解ける問題に変えていく作業だと思って取り組んでくださいね。

ステップ3:解いた問題と同じ箇所を直接解く

最後に、解いた問題と同じ箇所を過去問の教材に直接書き込んでいきます。

さっきまでノートに解いたのと同じ問題を、今度は過去問の教材に直接書き込んでいってください。

1回解いた問題をテストするようなイメージです。

こんな感じです。

*画像

そのさいに、答えを書いたノートは必ず閉じて、過去問の教材だけを開いてくださいね。

カンニングをしても全く学力は上がらないので、ノートは引き出しの中に入れたりして、絶対に見えないようにしてください。

見開き2ページ分解き終わったら、再度、答え合わせをしていきます。

全問正解であれば、次の見開き2ページをまたステップ1から順に取り組んでいきます

もし、間違えてしまったら、ステップ2と同じように、間違えた箇所を見直して解説を書き込んでいきましょう。

あとは、ステップ1~3までを繰り返し行っていきます。

ステップは以上になります。

元塾講師のおすすめ高校入試対策の過去問とは!?

最後に、元塾講師の私がおすすめする、高校入試の過去問を紹介します。

オススメの過去問問題集は

「虎の巻」という日本学術講師会から出版されている教材です。

教材はこんな感じです。

画像

冒頭で紹介した、

「何年分収録されているか」・・・5年以上
「全国版か都道府県版か」・・・・都道府県版が望ましい
「編集の仕方」・・・・・・・・・分野ごとにまとめられているものが望ましい

この3つの条件すべてに当てはまる教材になります。

「虎の巻」では収録年数は最低でも9年分、最大11年分の過去問がまとめられています。

全国版、都道府県版、どちらも過去問が準備されているので、選ぶことができます。

ただし、都道府県版はすべての都道府県が当てはまっているわけでは有りません。

「虎の巻」で過去問が入試できる都府県は、一覧にすると、

宮城、福島、東京、神奈川、静岡、和歌山
京都、大阪、広島、兵庫、香川、岡山、福岡
長崎、熊本、鹿児島

の計16都府県の過去問があります。
(都府県によって収録されている年数は異なります)

「あー自分の住んでいる都道府県は当てはまっていない…」

とがっかりすることは有りません。

全国版の過去問を使うこともできますし、

・実践問題を多く収録した問題集
・リスニング対策の問題集

入試に役立つ問題集が揃っています。

「虎の巻」はもちろん、分野ごとに問題がまとめられています。

なので、お子さんの苦手な部分だけ取り組んだり、苦手克服のために重宝します。

特に分野ごとにまとめられている、かつ収録年数が多い過去問は、なかなか書店やネットで探しても見つかりません。
(実際、アマゾンで売られている過去問でも最大8年分しか収録されていませんでした)

より「虎の巻」の詳細を知りたい方は下の記事で詳しく解説しています。

具体的な使い方やお得な情報も紹介しているので、過去問をうまく利用して、高校入試合格に向けて前進していきましょう。

『虎の巻』公立高校入試問題集の料金、クチコミ、評判を徹底解説!

上のリンクをクリックしていただくと、「虎の巻」について解説しているページへ進みます。

高校入試の過去問を今すぐ選んで使ってみよう!

ここまでで、高校入試の過去問の使い方、選び方を紹介しました。

ここからは実際に教材を選んで、使うまでの流れを紹介していきます。

まずは以下のステップを実践してください。

1、過去問を購入する
2、過去問を使って勉強する
3、苦手な箇所を復習する

それぞれ詳しく解説します。

1、過去問を購入する

まずは過去問を入手しましょう。

過去問が無くては勉強は進みません。

まずは3日以内にアマゾンや書店で買ったり、過去問を手に入れましょう。

もし、書店に行く時間がなかったり、どの過去問を買うか迷った時は、今回紹介した「虎の巻」も参考にしてみてくださいね。

『虎の巻』公立高校入試問題集の料金、クチコミ、評判を徹底解説!

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。

2、過去問を使って勉強する

過去問が手元に準備できたら過去問を使って勉強していきます。

このときにも、ただ問題を解いて答え合わせをしておわり、ではダメです。

「じゃぁどうやって勉強したらいいの?」

と思うかもしれませんが、今回こちらの記事で詳しく解説していますので、気になった方は読んでみてください。

高校入試過去問の勉強方法を徹底解説!偏差値を5上げる最強学習法

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

3、苦手な箇所を復習する

最後に苦手な箇所を復習していきます。

過去問を解く中で全然解けなかった問題や内容が思い出せなかったばあい、苦手と断定して復習していきましょう。

ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

高校入試の過去問の使い方・選び方:まとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、高校入試の過去問の使い方・選び方・おすすめの教材!について紹介しました。

まずは教材の選び方から順に紹介しました。

教材の選び方は次のとおりでした。

『都道府県版の問題が5年分以上収録されていて、分野ごとにまとめられているものが望ましい』

次に、過去問の使い方を簡単に紹介しました。

1,分野ごとに問題を一度ノートに解く
2,答え合わせをして間違った部分を復習
3,解いた問題と同じ箇所を直接解く

そして、過去問を購入する際におすすめの教材は『虎の巻』という入試対策問題集でした。

実際に教材を買って使うまでのステップは以下の通りでした。

1、過去問を購入する
2、過去問を使って勉強する
3、苦手な箇所を復習する

次の記事では、今回記事の中で紹介した『虎の巻』という高校入試対策の問題集について紹介しています。

もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

『虎の巻』公立高校入試問題集の料金、クチコミ、評判を徹底解説!

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

中学生のお子さんが受験に合格するために

お子さんが受験に合格するためには教材を選んで使い方を知っておかなくては意味がありません。

ただ過去問を買っただけでは、もちろん点数は上がらないのです。

まずは今回のステップに従って教材を購入するところからはじめてください。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり