”頭が悪い子は高校受験に合格できない”は全くのウソ!?逆転合格法

”頭が悪い子は高校受験に合格できない”は全くのウソ!?逆転合格法

こんにちは、紅野まりです。

今回は「”頭が悪い子は高校受験に合格できない”は全くのウソ」というテーマについて紹介します。

「うちの子頭が悪いから勉強ができない」
「頭が悪い子は高校受験できないかもしれない…」

このように「お子さんが頭が悪い事」で悩んでいませんか?

ですが、「頭が悪い」と一言で片付けて受験を諦めてしまっても、あなたは後悔しませんか?

今回この記事では前半で「頭が悪い子が受験合格・勉強できない理由」後半で「頭が悪い子が受験に合格するための方法」について紹介していきます。

この記事を読むことで「今の学力を上げて受験合格を視野に入れる方法」について理解していただけます。

”頭が悪い子は高校受験に合格できない”は全くのウソ!?逆転合格法

まず、前提としてお話しておくと、

頭が悪い子=「成績が高くない子」として話を進めていきます。

発達障害や不登校の中学生を指しているわけでもないので、混同しないように気をつけてください。

一般的に

「頭が悪い子は勉強ができない」
「頭が悪いと高校に進学できない」

と思われていますが、これは全くのウソです。

あなたはお子さんの成績の悪さから「この子は頭が悪いんだ」「頭が悪い子だから..」と思っているかも知れませんが、全く違います。

なぜなら、頭が悪い、と言われている子はみんな「自信がない」だけだからです。

よく、「勉強が出来る子」として「地頭が良い」「元から持って生まれたもの」「才能」というように表現されることがありますが、その子達は「自信」をもっています。

もちろん、中には「何も言わなくても出来た」「説明無しで学習内容を理解できた」というツワモノもいつかもしれませんが、ごく一部です。

そんな子は「天才」と呼ぶべきなのかもしれませんが、殆どの子はみな同じだと私は思っています。

だからこそ、「頭が悪いから」というのは単に理由をつけただけであって、一番の元凶は「自信のなさ」にあります。

どうしてここまで断言できるのかは、後ほど詳しく紹介しますね。

むしろ、自信がつけば、成績は10点、20点と上がっていきます。

そうすれば、30点だった子は50点、40点だった子は60点と、「頭が悪い」とは言えない点数へと上げていくことができるのです。

一方で、このままお子さんが勉強ができない原因を「頭が悪いから」と思って諦めてしまっては成績は絶対に上がりません。

今回は具体的に成績を上げていく方法も紹介しますので合わせて読んでみてくださいね。

”頭が悪い子は高校受験に合格・受験勉強ができない理由とは

繰り返しになりますが、頭が悪い子は「自信がないため」勉強ができない、という事実があります。

私が家庭教師として生徒に指導をしていた際も、どこか「自分はできないから」と縮こまっていた生徒を何人も見てきました。

その際に、私が指導した方法としては「とにかく小さなことを褒めてあげること」です。

・すごいじゃん!漢字問題全部解けてるね!
・やったじゃん!自己ベスト更新できたじゃん!
・この間教えたばっかりの問題なのにもう解けるってすごいね!

と、小さな変化を褒めてあげると、中学生の生徒は「自信を持つ」ことができます。

「お!俺ってやればできるじゃん」
「やった、先生から褒められた」
「頑張った成果が出てよかった!」

と、嬉しく感じて「次も頑張ろう」と思ってくれます。

あなたも、仕事で「助かったよ」と褒められると嬉しいし、「ご飯美味しかった」と作った夕食を褒められると嬉しいですよね。

中学生のお子さんも全く同じで褒められると「嬉しい」し、「次も頑張ろう」って思えるんです。

頭が悪い子はいないが、「自信がない子」はたくさんいる

勉強は、以下の流れを作ることができると、長く続けることができます。

「勉強する」

「褒められる」

「自信を持つ」

「次も頑張る」

というこんな流れです。

私は常に「褒める」ということを意識して指導をしてきたので、一般的に頭が悪いと言われる30点、40点台の生徒が10点~20点いきなり成績が上がることが珍しくありませんでした。

だからこそ、「頭が悪い」と言われている子は「自信がないだけ」と言い切ることができるのです。

頭が悪い子が「自信をなくす原因」は実は「親であるあなた」なんです

頭が悪い子は「自信がない子」というように説明をしてきましたが、「自身をなくしてしまう」原因は「親であるあなた」になります。

「そんなことしてない!」
「私は子供の自信を無くすようなことをしていない」

と思っているかも知れませんが、事実「頭が悪い子」ほどその子の親も「頭が悪い」と言っています。

私は中学生を指導していた経験から思うのですが、頭が悪い子ほど「できないことに対して縮こまってしまう」「できても自信がない」傾向にあります。

私が指導した当時中学2年生の男の子は、平均点が40点程度でしたが、指導をはじめて次のテストで15点程度ぐんと成績を上げました。

その後も平均点が60点くらいで、成績の底上げができました。

今後どうやって点数を伸ばしていこうか、指導をしていた時に、

「なんで点数が取れないんだろう」

とポロッと嘆いていました。

今までは平均が40点で、今は60点が平均になっているのに「自信がない」んです。

ですが、原因はやはりお母さんにありました。

電話で定期的に指導のことを話していたのですが、「点数は上がったけどまだ全然勉強していない」、英検に合格したときも「本当に合格できる力があるのか」と疑問視されていました。

つまり、「お子さんが自信をなくしてしまう」元凶だったのです。

そのお母様がお子さんの前でどんな発言をしていたのかはわかりませんが「全然勉強してないじゃん!」「まだまだ全然足りない」と言われると、お子さんは確実に自信をなくします。

「頑張ったのにまだダメなのか」
「やっぱり自分はまだまだなんだ..」

という思考に陥ってしまうのです。

だからこそ、お子さんが頭が悪いのではなく「自信がない」だけ、というのは理解していただけると思います。

頭が悪い子は高校受験に合格できるようになるための3つの条件

ここまで、頭が悪いと思われてた子は単に「自信がないだけ」とお伝えしました。

「どうやって頭が悪い子は高校受験を目指したら良いの!?」

と思うかも知れませんが、頭が悪い子が「受験に合格できる」ようになるための3つの条件を紹介していきます。

3つの条件は以下のとおりです。

「本人の努力」×「指導者」×「親のサポート」

この3つがかけ算になって初めて成績が上がっていきます。

①お子さんの勉強する努力②勉強を指導してくれる第三者③あなた、という3人が揃わなければいけません。

なぜなら、どれかひとつが「0」になってしまうと、成果は出ないからです。

1×8×0=0
2×0×5=0

というように、かけ算は0がかけられてしまうと、こたえは0になってしまいます。

「指導者や親のサポート」は充実していても、「お子さんの努力」がないと成績は上がりません。

逆に「お子さんの努力や親のサポート」があっても、「指導者」がいないとお子さんは自信を持って勉強に励むことができない場合もあります。

つまり、この3つが揃わなければならないのです。

頭が悪い子は高校受験に合格できるための流れとは?

頭が悪いお子さんが受験に合格するためには「本人の努力」「指導者」「親のサポート」の3つが大事でした。

この3つの条件を踏まえて、受験に合格するための流れを紹介します。

ステップは以下のとおりです。

1、受験生としての自覚を持つ
2、指導者を付ける
3、親としてすべきことを考える

それぞれ詳しく解説します。

1、受験生としての自覚を持つ

まずは、受験生としての自覚をもたせましょう。

受験生としての自覚がないと、勉強に力が入らなかったり、だらだらと時間を浪費してしまったりしてしまいます。

いくら良い教材や良い指導者にめぐりあえても、お子さんの受験生としての自覚がなければ成績は上がりません。

特に、毎日勉強をしていない中学生は「受験生としての自覚がない」場合が多いので、受験生としての自覚をもたせましょう。

2、指導者を付ける

まずは指導者を付けます。

ここでの指導者とは「家庭教師」のことで、マンツーマンで指導を見てくれる家庭教師がオススメです。

「塾じゃだめなの?」と思われるかも知れませんが、塾ではお子さん一人をきちんと見てはくれません。

受験シーズンになってくると塾も人数が増えて、講師一人あたりの生徒が増えてきます。

勉強について来れる子とついてこれない子が自然と分かれてしまうこともあります。

それに、塾はお子さんの未来を背負ってはくれません。

「塾に行って受験に合格できませんでした!」と嘆いても、塾は何も保証してはくれません。

つまり、親であるあなたがお子さんに「適した指導者」をつける必要があるのです。

指導者の見つけ方・選び方はこちらの記事で詳しく解説しています。

家庭教師の選び方を間違うと成績が下がる?家庭教師選びの7つの極意

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてく

3、親としてすべきことを考える

最後に親としてすべきことを考えてください。

親としてすべきことは「受験に対して不安になる」「子供の勉強に過干渉になる」ことだけではありません。

お子さんのサポートや送迎、食事面なども親であるあなただからこそできることです。

しっかり受験生の親として恥ずかしくなような行動を取るためにも、親としてできることを考えておきましょう。

「親としてできること」の一例として具体的な行動をこちらの記事で紹介していますので、興味がある方は読んでみてください。

【必見】高校受験の子どもに親ができることはこの5つだけ!

ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

”頭が悪い子は高校受験に合格できない”は全くのウソ!?逆転合格法

それでは、今回のまとめです。

今回は、頭の悪い子が高校受験に合格する方法について紹介しました。

頭が悪い子、いわゆる成績があまり高くない子は「自信がない」という原因があることを紹介しました。

それは親であるあなたから「頭が悪いから」「あまりよくできないから」という言葉を聞いたからかもしれません。

ですが、たとえ頭が悪いと思われる子でも、褒めてあげて自信をつけてあげれば成績は確実に上がります。

そうすると、高校受験合格も見えてきますよ。

具体的な成績を上げていくためのステップは以下の通りでした。

1、受験生としての自覚を持つ
2、指導者を付ける
3、親としてすべきことを考える

次の記事では「指導者を付ける具体的な方法」について紹介しています。

指導者はマンツーマンで指導をしてくれる「家庭教師」がオススメでした。

ですが、「どうやって家庭教師って始めるんだろう?」と疑問に思っている方のために、家庭教師を付けるまでの流れを解説しています。

もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

【中学生】家庭教師を始める流れとは?資料請求~入会までを徹底解説

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

中学生のお子さんが受験に合格するために

お子さんがたとえ「頭が悪い」と思っていても、理由は「自信がない」だけという場合がほとんどです。

自身をつけさせてあげることで、「頑張るぞ!」というやる気が出て勉強に集中する子も珍しくは有りません。

ですが、このままだと自信がないまま、ずっと「頭が悪い子」止まりです。

今回のステップに従って、指導者をつけてお子さんに自信を取り戻してあげましょう!

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり