「内申点は中3から意識すれば大丈夫」ってホント?体験談を調査

「内申点は中3から意識すれば大丈夫」ってホント?体験談を調査

こんにちは、紅野まりです。

今回は「高校受験に必要な内申点の実態」というテーマについて紹介します。

「内申点って中学3年生から意識したら良いんでしょ?」
「内申点、内申点っていうけど何が大事なの?」
「内申点より入試の点数のほうが大事じゃないの?」

もしかしたらこの記事を読んでいるあなたも、上のように思っていませんか?

ですが、それは大きな間違いです。

今回は内申点を正しく理解して、中学3年生の受験に備えるための具体的な行動まで紹介していきます。

具体的な流れとしては前半で「内申点が無いと困るワケ」後半で「内申点を挙げていくための具体的な行動」について紹介していきます。

この記事を読むことで「内申点の重要性と内申点を上げるための行動」について理解していただけます。

「内申点は中3から意識すれば大丈夫」ってホント?体験談を調査

中3から意識すれば良いものと思っているかもしれません。

ですが、実際は内申点は「中1から意識しなければならないもの」なのです。

なぜなら、内申点が受験に大きく影響することがあるからです。

「うそ!?全然内申点意識していなかったんだけど…」
「今から頑張っても遅いんじゃ…」

と思っているかもしれませんが、安心してください。

まずは今回の記事で内申点について詳しく解説していきます。

・どのように内申点が受験に影響するのか
・内申点はどれくらい必要なのか

正しく内申点のことを理解してもらうことで、これから先どのくらい勉強を頑張らないといけないのかがわかります。

ですが、内申点を正しく知らないままだと

「え!?そんなに内申点って大事なものだったの!?」
「もっと早くから内申点を意識するべきだった」
「2年前に戻ってちゃんと勉強しておけばよかった」

こんな感じで、中学3年生になってから後悔してしまうことになります。

ですが、まだ遅くは有りません。

今回の記事を最後まで読んで内申点についてきちんと理解を深めていきましょう。

「内申点は中3から意識すれば大丈夫」は大間違い!?

内申点が高校受験に影響する、ということは
もしかしたら聞いたことがあるかもしれません。

ですが、いつから内申点を意識したら良いか分かっている人は想像以上に少ないです。

特に受験前の中学2年生の春や中学3年生の秋くらいに、内申点の大切さを知る受験生も多いです。

そもそも内申点とは?

内申点

内申点は高校受験を受ける際に、合否を決める資料の1つとされています。

そもそも内申点とは、受験する高校側に提出する内申書に書かれている3年分の成績のことです。

内申書とは、生徒一人ひとりの中学の成績や学校生活をまとめたものになります。

高校側に「こんな学生ですよ」と紹介する書類のようなものですね。

内申点は学期ごとの通知表と同じように、各学年5段階評価×9教科の点数になります。

なので、3年間オール5であれば「3年間×5×9(教科)」で最大135点となります。

内申点は入試の点数の一部になる!?

では、この内申点が高校受験にどのように影響するのかというと、入試の点数の一部として計算されるということです。

入試の点数+内申点=合否を決める点数

として、計算されます。

つまり、入試の点数だけ高くても合格できない可能性もあるのです。

例えば、受験生Aの入試の点数が500点満点中300点で内申点が50点だとします。

合計は350点で、これが受験生Aの点数となります。

一方で、受験生Bは入試の点数が250点で内申点が110点だとします。

そうすると合計は360点で、これが受験生Bの点数となるのです。

一見、受験生Aの方が入試の点数は50点も上ですが、

内申点の差で受験生Bよりも点数が低くなってしまうのです。

なので、

「当日の入試だけ頑張ればいい」

といった考えだと、最終的には「不合格」通知をもらってしまうかもしれません。
その他にも、内申点が低いことで受験に影響が出てしまうこともあります。

ここからは具体例を紹介していきます。

内申点が受験に大きく影響してしまう具体例とは?

内申点が受験に影響してしまうことは先程お伝えしました。

ですが、他にも内申点が低いことで受験に影響を及ぼしてしまう例がいくつもあります。

一覧で紹介するとこんな感じです。

1,都道府県によっては3年分の内申点が換算される
2,推薦入試の選択肢がなくなる
3,学力も比例して低くなる

簡単にそれぞれ紹介していきます。

内申点が受験に大きく影響してしまう例1,都道府県によっては3年分の内申点が換算される

入試の内申書に書かれる内申点はどの学年から記載されるかは都道府県によって異なります。

中3だけの内申点が評価される場合もあれば、中1~中3までの内申点が評価の対象になる場合もあります。

公立高校を例に出してみます。

都立高校は中3の内申点が評価の対象ですが、神奈川県は中2・中3、埼玉県は中1~中3までの成績が評価されます。

西日本でいうと、大阪府立高校は中1・中2の内申点が各2倍、中3の内申点が6倍で計算されます。

他にも、福岡県は中3の内申点が換算されたりと、各都道府県バラバラです。

まずは、受験する高校の入試情報をしっかり知っておいたほうが良いですね。

内申点が受験に大きく影響してしまう例2,推薦入試の選択肢がなくなる

続いて、内申点が低いことで、推薦入試の選択肢がなくなります。

推薦入試は一般入試よりも1ヶ月ほど早く受験が行われ、受験内容も面接などが実施されます。
推薦入試を受けることができれば、一般入試(学力試験)の前に、志望校に合格するチャンスがもらえます。

もし、合格できれば他の人よりも1ヶ月ほど早く受験に結果が分かるので、安心して高校生活に向けて準備ができます。

一方で、推薦入試は誰でも受けることができるわけでは有りません。

推薦入試は、言い換えれば「学校からの推薦」ということなので、中学の代表ということにもなります。

学校の代表として恥ずかしくない生徒を学校は推薦するので、内申点が低いと推薦入試はしてもらえないということです。

志望校に合格するチャンスを増やすためにも、内申点は必要なのです。

内申点が受験に大きく影響してしまう例3,学力も比例して低くなる

最後に、内申点が低いということは、学力も同じように低い場合がほとんどです。

例えば、テストで20点しか取れないのに、内申点5をもらえることはありません。

一方で、テストで80点取る子はよっぽど提出物が悪くない限り、1や2はありえないのです。

なので、内申点が低いということはテストの点数も低いことが大半なのです。

「内申点は中3から意識すれば大丈夫」ってホント?体験談を調査

ここまでで、受験には内申点がかなり大きな割合を占めること。

そして内申点が低いことで受験に不利になることを紹介していきました。

ここまでを読んであなたは

「やばい、うちの子危ないかも」
「どうしよう、今まで全然内申点稼げてない」

と、不安になった方もいるかも知れません。

ですが、安心してください。

過去は変えることはできませんが、

今から内申点を上げていくことはできます。

これから内申点を上げていくまでのステップを紹介していきます。

ステップは以下のとおりです。


1、「〇〇(住んでいる都道府県) 内申点」で検索する
2、提出物の出し方を変える
3、定期テストに特化した教材を手に入れる

それぞれ詳しく解説します。

1、「〇〇(住んでいる都道府県) 内申点」で検索する

公立高校を受験することを視野に入れている場合、まずは

「住んでいる地域の都道府県(スペース)内申点」でネットで検索してみましょう。

そうすると、各都道府県の受験情報が出てくるので、内申点がどうやって受験に影響するのかがわかります。

内申点がどの学年までが評価に影響して、どうやって点数化されるのかが理解していただけます。

将来の高校受験を視野に入れて、まずは正しく受験情報を把握しましょう。

2、提出物の出し方を変える

続いて、提出物の提出の仕方を変えていきましょう。

内申点を上げていくためには、テストの点数だけ上げても内申点は上がりません。

内申点は提出物や授業態度を総合的に判断した結果です。

内申点が評価される1つの提出物をきちんと出して行く必要があります。

ですが、中には

「提出物ってどうやって出したら内申点が上がるの?」

と、正しい提出物の出し方が分からない中学生もいると思います。

オール5を取る提出物の出し方が詳しく知りたい方は、下の記事で解説していますので読んでみてください。

中学生の内申点を上げる正しい提出物の出し方!オール5経験者が語る

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。

3、定期テストに特化した教材を手に入れる

最後に、定期テストに特化した教材を手に入れて、テストの点数を上げていきましょう。

いくらきれいな字でわかりやすく提出物を終わらせていても、テストの点数が20点しか取れないと内申点は上がりません。

テストで20点くらいだと内申点は1または2しかもらえないでしょう。

なので、内申点を3以上目指すためには、定期テストでも点数を上げる必要があります。

定期テストで点数を取るためには、テストに出る箇所だけ勉強することで効率よく勉強することができます。

そのためには、定期テストに特化した教材や問題集を使う必要があるのです。

定期テストにぴったりな教材はこちらの記事で詳しく解説しています。

次のテストで平均点以上を目指している方は読んでみてくださいね。

【厳選】定期テストの効率的な勉強法7選!ムダを減らす学習法

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。
ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

上の緑のバナーをクリックしてもらうと、LINEの友達申請に進みますので、具体的なご相談を無料でしていただくことができます。

友達申請だけでもしておくと、後から困った時にすぐに相談もできますよ。

内申点は中3の受験前から意識すること:まとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、内申点は中3から意識すれば大丈夫なのか、というテーマについて紹介しました。

内申点は受験生の中3からではなく、「中1から意識しなければならないもの」でした。

なぜなら、内申点を取り戻すことはできないからです。

内申点は受験の合格を決める資料の1つとして使われます。

入試の点数+内申点=合否を決める点数

このように、志望校合格を決める点数の一部として内申点は計算されるのです。

内申点が取れていないと、受験にどのように影響があるのか、3つほど例を確認しました。

1,都道府県によっては3年分の内申点が換算される
2,推薦入試の選択肢がなくなる
3,学力も比例して低くなる

内申点を今から上げていくための流れを3つの流れで紹介しましたね。

ステップは以下の通りでした。

1、「〇〇(住んでいる都道府県) 内申点」で検索する
2、提出物の出し方を変える
3、定期テストに特化した教材を手に入れる

次の記事では「平均点以上を目指すテスト勉強をしていく流れ」について紹介しています。

提出物に取り組んだり、定期テストに特化した教材を手に入れたら、実際にテスト勉強に集中していきましょう。

具体的にテスト勉強を始めるときや、何から始めたら良いのか、どんな勉強をしていくのか具体的に紹介していきます。

もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

【中学生】定期テストの勉強方法・流れを解説!試験対策完全版

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

中学生のお子さんが内申点を上げていくために

内申点を上げていくためには、日々の積み重ねが大事です。

受験生になってもテストの点数を上げることはできますが、中1中2の内申点を上げることはできません。

今回のステップに従って、まずは内申点を正しく把握して、受験につながる行動を今から起こしていきましょう。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり