【体験談】通信教育だけで高校受験はできない!?中3向け受験対策

【体験談】通信教育だけで高校受験はできない!?中3向け受験対策

こんにちは、紅野まりです。

今回は「通信教育だけで高校受験はできないのか」というテーマについて紹介します。

「通信教育だけで高校受験してもらえたら…」
「通信教育だけで受験対策できるの?」
「今使ってる通信教育を辞めて塾に変えるべき?」

このように通信教育だけで高校受験はできないのかどうか悩んでいませんか?

今回この記事では前半で「通信教育だけで高校受験はできない中学生の特徴」後半で「通信教育だけで高校受験合格を目指す方法」について紹介していきます。

この記事を読むことで「中学生のお子さんの受験対策に通信教育が良いのかどうか」について理解していただけます。

通信教育だけで高校受験はできない!?

通信教育は塾と違ってスキマ時間に勉強できるし、値段も塾よりは手頃ということで、一度は手にとってお子さんにはじめさせた方もいるかも知れません。

子供の自主性も鍛えられる通信教育ですが、高校受験対策には有効かどうかという悩みがありますよね。

「受験だし塾に通わせるほうが良いのかな?」
「流石に高校受験を通信教育だけで乗り切るのは無理なんじゃ…」

と思いますが、通信教育の使い方をしっかり押さえておくことで、通信教育だけでも高校受験で合格することができます。

そうすると、中学生のお子さんも自分で計画を立てながら、自主的に勉強に取り組みますし、教育費も抑えながら受験をすることができますよ。

一方で、通信教育だけで高校受験をする方法を知らないままだと、何を子どもにさせたらいいか、塾なのか家庭教師なのか、わからないままです。

気づいたら時間が過ぎていて、十分な受験対策が出来ないまま終わってしまいます。

まずは今回紹介する通信教育だけで受験に合格する方法について知っていただくことで、お子さんの受験勉強のやり方を知っていただけますよ。

「通信教育だけで高校受験はできない」はウソ!

通信教育だけで高校受験はできないと思っていませんか?

ですが、実は通信教育だけで高校受験はできます

なぜなら、通信教育も使い方によっては成績をグンと上げる手段になるからです。

実際、私は高校受験の時に進研ゼミの通信教育だけで勉強をして、地元の進学校へ入学しました

偏差値は大体60前半くらいだったと思います。(正直良く覚えていません笑

「もともと頭が良かったんでしょ」

と思われるかもしれませんが、母親は短大卒、父親は名も知れない私立の大学を出てるだけなので、家系に恵まれているわけでもありません。

そんな私でも通信教育だけで高校は入学することができたので、今日はその方法も具体的に記事の後半で紹介していきますね。

通信教育って何?

まず、そもそも「通信教育」とはなにかというと、

「講師が対面して教育活動を実施することが難しい場合に、郵便や情報通信などの通信手段を使用して行う教育」

ということです。

引用:Wikipediaより

通信教育と聞くと、ベネッセの進研ゼミやZ会の通信教材が代表例として挙げられます。

最近では、タブレット型の通信教育も増えていて、タブレット一台あればどこでも勉強できるという通信教育もあります

詳しくはこちらの記事で解説していますので、最新のタブレット通信教育について知りたい方は読んでみてください。

【必見】タブレットで学ぶ中学生向け通信教育では成績は上がらない?

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

通信教育のメリット・デメリット

通信教育で高校受験ができない生徒の特徴を説明する前に、より理解を深めてもらうために、通信教育のメリット・デメリットを紹介していきます。

まずメリットはこんな感じです。

メリット・自主性が身につく
・時間の自由が効く
・計画力が身につく
・将来役に立つスキルを身につけることができる

通信教材は全部お子さんが自主的に取り組まないと始まらないので、自主性が身につくのが最大のメリットです。

塾と違って時間に縛られることもなく、自分で計画しながら勉強を進めていくことが出来ます。

自分で計画を立て、自分から進んで学んで勉強することで、高校進学後も使える①自主性②計画力③行動力が身につくのです。

反対にデメリットはこんな感じです。

デメリット・自主性がないと長くは続かない
・教材を溜め込んでしまいがち
・教材をうまく使えない

一度は通信教育を頼んでも挫折してしまった経験がある中学生は、上の3つのデメリットのうちどれかが当てはまっていたと思います。

誰からも指示されない分、自分でやる気を出して自分で取り組まないといけない通信教育はハードルが高い子もいるでしょう。

教材をうまく使えないまま、一回も開いていない、問題も全然解いてない教材がどんどん溜まってしまうだけです。

これらの通信教育のメリット・デメリットを踏まえた上で、通信教育だけで高校受験が出来ない生徒を見ていきましょう。

通信教育だけで高校受験はできない中学生の特徴は!?

次に通信教育だけで高校受験ができない中学生の特徴について紹介していきます。

通信教育だけでは受験ができない生徒の特徴は次の5つです。

・公立高校が進学先ではない
・自主性が全く無い
・集中力がない
・復習をしない
・ライバル意識がない

それぞれ細かく解説していきますね。

通信教育だけで高校受験はできない中学生の特徴1『公立高校が進学先ではない』

まず、公立高校が進学先でない場合、通信教育だけで高校受験は出来ません。

なぜなら、入試対策が異なってくるからです。

私立高校なら私立高校専用の問題が作られますし、中高一貫高だと問題の難易度も傾向も異なってきます。

そのため、志望校が私立高校・中高一貫校の場合、通信教育では合格は難しいでしょう。

通信教育だけで高校受験はできない中学生の特徴2『自主性が全く無い』

次に、自主性が全く無い中学生は通信教育だけでは高校に合格できません

なぜなら、通信教育は自分から勉強しない限り成績にはつながらないからです。

・勉強しようと思っても結局勉強しない
・誰かに言われないと勉強できない
・テスト期間が近づいているのに1週間前になっても焦らない

このような場合、「自主性がないと続かない」通信教育は絶対に無理です。

ましてや高校合格はできないので、塾や個別指導塾、家庭教師をおすすめします。

通信教育だけで高校受験はできない中学生の特徴3『集中力がない』

続いて、集中力がない中学生は通信教育だけで高校合格は出来ません。

なぜなら、通信教育では自分で考えていくので時間がかかってしまうからです。

例えば、

「英語の単語が苦手だから単語を覚えてみよっかな…10分で10個覚えてみよう」
「数学と理科、どっちを先に勉強しようかな..」
「今1時間勉強したから、10分休憩したあとに次は社会を…」
「この問題が解けないから教科書で調べてみよう」

というように、通信教育を使う上では常に頭の中で計画を立てている状態です。

もちろん計画も勉強も自分で考えて行動していくとなると、常に頭を使っている状態になります。

かなり集中力が必要になるので、集中力がない中学生だと十分に勉強することができなくなってしまいます

・30分勉強したらすぐ休憩してしまう
・10分休憩するつもりが気づいたら30分も経過していた
・1時間程度勉強したら満足してしまう

このような中学生の場合、通信教育はおすすめできません。

通信教育だけで高校受験はできない中学生の特徴4『復習をしない』

そして、復習をしない中学生には通信教育で高校受験は出来ません。

なぜなら、一度で覚えることはできないからです。

塾や家庭教師だと何回も同じ問題を解かせたりするので自然と復習ができる場合がありますが、通信教育となるとそうはいきません。

なので、日頃からテスト後の復習をする、間違えた問題を復習する癖がない中学生には通信教育で高校合格は難しいでしょう。

通信教育だけで高校受験はできない中学生の特徴5『ライバル意識がない』

最後に、ライバル意識がないと通信教育で高校は合格できません。

なぜなら、成績をあげようとする向上心が低いからです。

これは私の体験談でもあるのですが、私は「塾に行っている人」をライバル視していました。

特に、塾に行っている人は夏期講習や冬期講習でグンと成績を上げてくるので、「だめだ、自分ももっと勉強しないと!」とやる気を出していたのを覚えています。

ライバル意識を闘争心と言い換えることも出来ますが、「誰にも負けない!」と他人を意識することでモチベーションを保てるのも事実です。

ライバル意識が合ったほうが通信教育でも高校受験に合格できます。

通信教育だけで高校合格する方法

ここまでは通信教育だけで高校受験できない中学生の特徴を紹介しました。

では続いて、通信教育だけで高校に合格する方法を紹介します。

ここでは私の体験談を踏まえながら具体的に説明していきますので、イメージしながら読んでみてください。

通信教育だけで合格する方法はこんな感じです。

1志望校に合わせた通信教育を選ぶ、または変更する
2間違えた箇所はその都度覚え直す
3塾に通っている人をライバルにする
4成績の上がり下がりはすべて自分次第
5入試までの残り時間を意識する

それぞれ具体例を踏まえつつ解説していきます。

通信教育だけで高校合格する方法1『志望校に合わせた通信教育を選ぶ、または変更する』

まずは、志望校に合わせた通信教育を選びましょう。

問題が「少し難しいな..」「解けない問題があるな…」くらいが丁度いい難易度です。

なぜなら、簡単すぎると成長しないし、難しすぎるとハードルが高すぎて勉強へのモチベーションが下がるからです。

私は進研ゼミをやっていたので、教材のレベルを変えることができました。

例えば、得意な教科だった数学は応用レベルでその他は基礎レベルとして、教材の難易度を変えていました。

得意な教科のレベルを上げることで、実力テストの応用問題が解けて得点源になったこともあります。

教材の難易度も通信教育によって異なってくるので、レベルに合った通信教育を選ぶのがいいです。

自分の実力より少し上のレベルに挑戦したほうが伸びしろもあるので、成績を上げやすいです。

通信教育だけで高校合格する方法2『間違えた箇所はその都度覚え直す』

次に、間違えた箇所はその都度覚え直して「二度と間違えないようにする」ことが大事です。

例えば、私は定期テストでテストの結果が返却されたあと、間違いを見直してもう一度ノートに書いて勉強したり、「なんでミスをしたか」「次どうやったら間違いを防ぐことができるか」を常に考えていました。

せっかちな私は、単語のスペルミスや問題文の読み間違えのミスがよくあったからです。

それでケアレスミスを連発していた時期もあったので、ミスを繰り返さないために「どう行動するか」を常に考えていました。

見直して問題を解けるようになるだけではなく、「なぜ間違ったのか」ということを意識することによって、また同じような間違いを防ぐことができます。

通信教育だけで高校合格する方法3『塾に通っている人をライバルにする』

続いて「塾に通っている人をライバルにする」ということですが、先程も通信教育だけで高校受験できない人の特徴でもお話をしました。

塾は特に夏期講習や冬期講習でガンガンに授業をして内容を詰め込んでくるので、正直成績の上がり方が半端ないです。(全員ではないですが)

私が中学生のときは、中学3年生の夏くらいまでは点差がかなりあった同級生が、いきなり同じレベルにまで到達することもありました。(正直ビビります)

なので、たとえお子さんが家で勉強していても、「塾にいっている人はすごく勉強している」→「自分も頑張らないと」と思うことが大切です。

通信教育だけで高校合格する方法4『成績の上がり下がりはすべて自分次第』

そして、成績の上がり下がりは全て自分次第ということですが、ぶっちゃけ当たり前のことです。

誰からも指示されない分、努力するのもしないのも自分次第です。

私も、一度は塾の講習に行こうか迷いました。

自分の力で高校に合格できるか不安だったからです。

ですが、塾に行くと成績が下がった原因が「先生のせい」「授業が分かりづらかったせい」と他の理由にしてしまいがちです。

しかし、成績の上下は全て中学生の自分の責任です。

努力すれば成績は上がるし、努力しなかったら成績は下がってしまう一方です。

なので「自分次第で結果が変わるんだ」と意識できていれば通信教育でも高校は合格できるでしょう。

通信教育だけで高校合格する方法5『入試までの残り時間を意識する』

最後に、入試までの残り時間を意識するということです。

なぜなら、時間を意識することで行動が変わってくるからです。

あと何ヶ月、あと何週間入試までに時間が残されているのかを意識できれば、自然と体は机に向かいます。

時間を意識するとスキマ時間や移動時間でさえ、勉強する気が起こってきます。

実際、私もテレビのCMが流れている時間、車で送り迎えをしてもらっている時間は勉強時間にしていました。

時間を意識すると、自然と「今何をすべきか」「優先順位が高いことはなにか」を考えることができるようになりますよ。

通信教育だけで高校受験はできない!?

では、ここまでで通信教育で高校受験ができない中学生の特徴、通信教育だけで高校受験を乗り切る方法を紹介していきました。

ここまでを読むと

「実際なにから始めたら良いの?」
「今持っている通信教材でいいの?」

と思われるかもしれません。

ここからは通信教育だけで高校受験をするための具体的な方法について解説していきます。

ステップは以下のとおりです。

1、通信教育を選ぶ
2、苦手な箇所だけを勉強する
3、繰り返し復習する

それぞれ詳しく解説します。

1、通信教育を選ぶ

まずは、お子さんに合っている通信教育を選んでいきます。

お子さんの成績や勉強できる環境によって選ぶべき通信教育は変わってきます。

もし現在通信教育を始めている方は同じ教材を使い続けてもいいです。

ただ、教材を変えよう、新しく通信教育を始める人は、まずはお子さんに適した通信教育を見定める必要があります。

こちらの記事でおすすめな通信教育を紹介していますので、合わせて読んでみてください。

*次の記事へ(執筆中)

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

2、苦手な箇所だけを勉強する

次に、具体的な通信教育の使い方になります。

まず、通信教育は「すべて問題を解く」のではなく、「苦手な分野」「苦手意識のある問題」だけを解いて復習をしていきます。

なぜなら、全て問題を解いても解ける問題はずっと解けるからです。

それよりも解けない問題→解けるようにすることが大事なので、解けない問題をどんどん解いていきましょう。

3、繰り返し復習する

苦手な問題を解くことで、まだまだ解けなかったり理解できなかったりする問題も出てくるでしょう。

一回だけ問題を解いて終わり、ではなく、何回も繰り返し復習しましょう

何も見ずに問題を解けるまで繰り返すことが必要です。

最低でも2,3回は繰り返していくことで、定着するまでの時間が短縮できます。

ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。 中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

【体験談】通信教育だけで高校受験はできない!?中3向け受験対策

それでは、今回のまとめです。

今回は、通信教育だけで高校受験はできるのか、というテーマについて紹介しました。

結論からお伝えすると、通信教育で高校受験はできます。

しかし、通信教材で高校受験ができない中学生の特徴は以下の通りでした。

・公立高校が進学先ではない
・自主性が全く無い
・集中力がない
・復習をしない
・ライバル意識がない

続いて、通信教育だけで高校受験に合格する方法は次のとおりでしたね。

1志望校に合わせた通信教育を選ぶ、または変更する
2間違えた箇所はその都度覚え直す
3塾に通っている人をライバルにする
4成績の上がり下がりはすべて自分次第
5入試までの残り時間を意識する

実際、通信教育だけで高校合格をするための具体的なステップは以下の通りでした。

1、通信教育を選ぶ
2、苦手な箇所だけを勉強する
3、繰り返し復習する

次の記事では「高校受験におすすめな通信教材」というテーマについて紹介しています。

今回の記事と合わせて読むことで、高校受験合格までを叶えてくれる、お子さんに合った通信教育は何かを理解していただけます。

もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

【激選】高校受験におすすめな通信教育4選!成績に合わせて比較

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

中学生のお子さんが通信教育だけで高校受験合格するために

お子さんが通信教材で勉強ができると、お子さんにとって必要な自主性や計画性など、高校入学後も役立つ力を養うことができます。

もちろん、通信教育が向いていない生徒もいますが、できれば「自分で勉強できるようになってほしい」ですよね。

まずは、今回のステップに従って通信教育を検討してみてくださいね。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり