【簡単】高校受験の過去問の解き方コツまとめ!合格を勝ち取る勉強法

【簡単】高校受験の過去問の解き方コツまとめ!合格を勝ち取る勉強法

こんにちは、紅野まりです。

今回は「高校受験の過去問の解き方コツ」というテーマについて紹介します。

「過去問を買ったけど、どうやって使ったら良いか分からない」
「過去問ってただ解くだけでいの?」
「どうやって過去問を使ったら良いの?」

このように「過去問の使い方・解き方」について受験生のお子さんは悩んでいませんか?

過去問は実践力を付けるために必要不可欠な教材です。

高校受験で合格を勝ち取るために、効果的に過去問を使っていきたいですよね。

今回この記事では前半で「過去問を選ぶポイントと解く意味」、

後半で「簡単にできる過去問の使い方・解き方」について紹介していきます。

この記事を読むことで「過去問をうまく使って着実に合格率を高めていく方法」について理解していただけます。

高校受験の過去問は『絶対に』取り組むべき!

「過去問を解く」のは、大半が中3の秋以降に始める生徒が多いです。

秋以降、というのが一般的ですが、

個人的には中3の夏から過去問を解き始めても早くはないと思っています。

なぜなら、できるだけ過去問を解く回数を増やしたほうが合格の可能性は上がるからです。

過去問の解き方が受験合格のカギ!

ですが、『過去問を解く』と言っても

・ただ問題を解いたら良いの?
・ノートに書いたら良い?
・どうやったら効率よく勉強できる?
・何回くらい解いたら良いの?

など、過去問の解き方が分からない、という中学生もいるでしょう。

今回、そんな悩みのために今日から簡単にできる「過去問」の解き方を紹介します。

この記事では効果的な過去問の勉強の仕方を紹介するので、効率よく受験勉強ができます。

そうすると、志望校合格への点数アップにも繋がり、偏差値も2,3と上げて合格へ大きく近づきますよ

ですが、過去問の解き方が分かっていないと、実践力を付けることができないままで終わってしまいます。

実践力がないと入試問題が解けないので、受験合格はほど遠くなってしまいます。

そうなる前に、まずは過去問の解き方をしっかり踏まえた上で、実践力を身に着けていきましょう。

まずは過去問を手に入れることから始めましょう

なお、この記事は「すでに過去問を持っている」方向けの記事です。

「まだ過去問を持っていない」
「これから買いに行く」

という方は過去問を購入後にこの記事を読んでみてくださいね。

その際に「過去問選び」が重要になってきます。

「過去問なんて全部同じじゃない?」

と思われるかもしれませんが、出版社ごとに編集の仕方に違いがあります。

効率よく、短期間で応用力を身に着けていくためには、過去問にもこだわる必要があります。

過去問の選び方はこちらの記事で解説しています。

「過去問選び」で失敗したくない方はこちらの記事を読んでみてくださいね。

【高校入試】過去問の使い方・選び方・おすすめの教材を徹底解説!

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

高校受験の過去問とは「実践力を付ける」もの!

高校受験の過去問とは

そもそも過去問とは、「これまでに入試問題で出題された問題」です。

それを数年分まとめたものが「過去問」になります。

過去問は出版社によって、

①掲載年数
②解答の解説
③出版社による工夫

が変わってきます。

公立高校であれば都道府県のHP上に過去問が掲載されていることがあります。

しかし、『解説がついていない』ので、書店などで過去問を独自に入手するほうが良いでしょう。

特にポイントになる部分は掲載年数ですが、3年分しか載っていない過去問はオススメができません。

少なくても5年分、理想は8年以上です。

「どんな過去問を選んだら良いの?」

と思われる方はこちらの記事で、過去問の選び方を参考にしてください。

になる方は読んでみてくださいね。

【高校入試】過去問の使い方・選び方・おすすめの教材を徹底解説!

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

過去問って本当に必要?

「高校受験の過去問は必要なの?」
「過去の問題を解いても、同じ問題は出ないでしょ?」
「過去問を解く必要ってあるの?」

と思われる方もいますが、実践力を付けるためには必要不可欠になります。

なぜなら、入試問題を解くために必要な実践力は『過去問』を解くことで身につくからです。

基礎や地盤固めだけに取り組んでいても、実践力はなかなか身につきません。

例えば、

・バスケでいつもドリブルしか練習していなかった子が
いきなり試合に出る

・野球で素振りしかしたことがない子が、
いきなり試合でバッターボックスに立たされる

こんな状況と同じことだからです。

つまり、練習だけしかしていなかった生徒が

いきなり本番に出ても「何もできない」状態になります。

勉強も全く同じで、

高校受験のために基礎力を鍛えてきても、

入試問題が解けないと受験は合格できません。

だからこそ、「過去問を解く」ことで実践力を鍛えていく必要があるのです。

高校受験前に過去問を解くメリット

高校受験前になぜ過去問を解くのでしょうか?

過去問を解く理由は以下になります。

・実践力を付けるため
・入試の傾向に慣れるため
・苦手分野を理解するため
・基礎が理解できているか確認するため

つまり、「入試本番を意識した練習」を行うために過去問を解く必要があります。

例えば、野球で素振り(基礎練習)だけしていても、

本番にボールが打てるかはわかりません。

素振りだけではなく、

バッティングや試合をすることで、やっとボールが打てるようになります。

受験勉強も全く同じで、

基礎だけでは入試問題は100%解けません。

「入試本番」を意識した練習が必ず必要になるのです。

そのために過去問を解くことが必要になってきますよ。

高校受験の過去問の解き方を徹底解説!

では、ここから本題の「過去問の解き方」に入っていきます。

過去問を持っていれば、すぐに実行できる内容になっていますので、

今日からお子さんに実践してもらえればと思います。

流れは以下の4ステップです。

1、過去問の1教科の半分だけを解いてみる
2、すぐに答え合わせをする
3、間違った箇所を復習する
4,空いたスペースに関連する単語を書き込む

それぞれ詳しく解説します。

1、過去問の1教科の半分だけを解いてみる

まずは「過去問の1教科の半分だけ」を解いてみます。

こんな感じです。

例)20▲▲年 〇〇県過去問 英語 大問1~6

まであるとすると、「大問1~3」までを解く

「なぜ半分だけなのか」

と疑問に思う方もいると思います。

過去問は解き終わるまでに時間がかかってしまうので、イチからすべての問題を解いてしまうと、お子さんの集中力も続かない場合があります。

また、入試問題と同じなので、難しい問題にぶつかって諦めてしまうこともあります。

「まずは半分」と区切って問題を解くほうがお子さんにとっても、取り組みやすい内容になるので、今回半分ずつ解くことをオススメしています。

実際に解く前に注意してほしいのが、「過去問ノートを作る」ということです。

例えばこんな感じです。

過去問ノートを作ることで同じ過去問でも、繰り返し、何度も解き直すことができます。

一度書き込んでしまうと、なかなか解き直しができないので、過去問ノートを作って答えはノートに書いていきましょう。

こんな感じでただ答えを書いていく感じです。

「分からない」「難しい」と思った部分は「★」を問題番号につけて次の問題へ進みましょう。

「★」を付けた箇所は、答え合わせの時に解説をきちんと読むと良いですね。

2、すぐに答え合わせをする

教科の半分の問題が全て解けたら、すぐに答え合わせをします。

問題の内容を覚えている間にすぐに答え合わせをしてください。

時間が経ってしまうと、そもそもどんな問題だったのかを忘れてしまうので、すぐに答え合わせをして、内容を確認していきましょう。

例えば、30分で過去問の半分の問題を解き終わったとすると、

5分でお子さんが書いた答えにすぐ「◯」か「✕」を付けさせてください

中には記述問題や作文など、判断に迷う部分があると思いますが、

一度模範解答を写し書きしておきましょう。

作文や英作文に関しては、書いた答えを「国語や英語の先生に添削してもらうのもおすすめ」です。

その方が「正解か間違っているか」の正しい判断をしてくれますよ。

3、間違った箇所を復習する

次に「間違った箇所を復習する」ということですが、

これは「正しい答えと解説を読むこと」になります。

よくやりがちなミスとして、

「織田信長」→「織田信長 豊臣秀吉」というように、

間違った答えを消して正しい答えを書きがちですが、

これは「間違った箇所を復習する」ことにはなりません。

この時はまだ「正しい答え」だけが分かった状態なので、

解説を読むことが必要になります。

必要だと思った部分に関しては、

・解説を書き写したり、
・ポイントを自分なりにまとめたりして、

間違った内容やわからない箇所がわかるようになるように勉強しましょう。

こんな感じです。

4,空いたスペースに関連する単語を書き込む

最後に、ここからが大事なポイントになります。

ノートの空いたスペースに「関連する単語を書き込む」ということです。

どういうことかというと、

例えば織田信長の場合

「本能寺の変、鉄砲、長篠の戦い、楽市楽座、明智光秀」などといった、

織田信長に関連する単語を書いていきましょう。

最低でも3個、できれば10個程度書けるといいですね。

関連する単語は「間違った問題」だけで大丈夫です。

関連する単語を書くことで、「内容がほんとうに理解できているか」を確かめることができます。

もし、「織田信長」に関連する単語を知っていれば、

その周辺の内容まで理解できているということです。

しかし、関連する単語が思いつかないということは

「内容が理解できていない」
「関連する内容が分かっていない」

ということになります。

それがわかると、

お子さんの「苦手箇所」「苦手分野」も分かるので、次にどこを復習したら良いか分かるようになりますよ。

基本の一連の流れはここまでになります。

慣れてきたら時間を計測してみましょう!

最初の1年分(国語半分ずつ、英語半分ずつ、….と5教科計10回分)は時間を測らずに

「問題を解いてみる」ことだけに集中してみましょう。

最初の1年分、全教科が終わった段階で、2年目以降の過去問は

実際の入試時間(45分、50分、60分など都道府県によって異なります)を

タイマーで測りながら問題が解けるようになるといいですね。

その後の過去問も半分ずつ取り組んでいってほしいので、試験時間を2で割って時間を決めて取り組んでいきましょう。

例えば、試験時間が45分だとすると、

前半部分(20分)
後半部分(25分)に設定して問題を解いていく感じです。

後半部分の方が難しくなる傾向にあるので、

時間配分は前半部分は短く、後半部分に長く時間設定をすると良いですよ!

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

高校受験の過去問の解き方コツまとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、高校受験の過去問の解き方のコツについて紹介しました。

過去問は出版社によって掲載年数や解答の解説が異なるため、「どれでもいい」というわけでは有りませんでしたね。

過去問は「入試本番を意識した実践力を付けるために必ず解くもの」でした。

過去問を解いていくステップは以下の通りでした。

1、過去問の1教科の半分だけを解いてみる
2、すぐに答え合わせをする
3、間違った箇所を復習する
4,空いたスペースに関連する単語を書き込む

次の記事では「オススメの過去問の虎の巻」について紹介しています。

もし「効率よく勉強したい」「テストに出るところだけを勉強したい」という場合、過去問も勉強しやすいものを選ぶのが良いです。

興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

『虎の巻』公立高校入試問題集の料金、クチコミ、評判を徹底解説!

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

中学生のお子さんが受験に合格するために

お子さんが受験に合格するためには必ず「実践力を付ける必要」があります。

もし、過去問を解かずに受験勉強をするのであれば、野球で言うただ素振りを何回も繰り返して試合に挑むのと同じことなのです。

本当に「受験に合格させたい」のであれ、実践力を付ける以外方法はありません。

今回のステップに従って、過去問を効果的に使ってくださいね。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり