中学生の子どもの向上心がないのは環境が原因?頑張る子に育てる方法

中学生の子どもの向上心がないのは環境が原因?頑張る子に育てる方法

こんにちは、紅野まりです。

今回は「中学生の子どもの向上心がないのは何が原因なのか」というテーマについて紹介します。

「向上心がない中学生の息子に不安がある」
「目標もないし向上心もないけど、やればできるはずだからもっと頑張ってほしい」
「今のままで満足しないでもっと上を目指してほしい」

このように向上心がない中学生のお子さんについて悩んでいませんか?

今回この記事では前半で「向上心がない中学生の状況」後半で「向上心がない原因と2つの改善策」について紹介していきます。

この記事を読むことで「向上心がない中学生の子どもが、もっと上を目指して勉強に頑張るためにはどうしたらいいのか」ということについて理解していただけます。

中学生の子どもに向上心がない家庭は意外にも多い!?

あなたは中学生のお子さんが向上心がないことで不安に思っているかも知れません。

しかし、子どもに向上心がないことで悩んでいる保護者の方は意外にも多いです。

私も無料で相談を受け付けている「LINE@」で質問をいただくのですが、

「勉強をめんどくさがる」
「行きたい高校があるのに勉強しない」
「周りよりちょっとできるから余裕を感じている」
「今の成績のままで満足している」

と、このような声をもらいます。

あなたのお子さんにも当てはまっていませんか?

中学生の子どもの向上心がないと「自分の限界を自分で決めてしまう」

中学生の誰もが「オール5を目指して勉強をバリバリ取り組んでいる」わけではありません。

しかし、どの中学生も「もっと点数を上げたい」「平均点を超えたい」「勉強ができるようになりたい」と目標を持って前へ進もうとしています。

現在、お子さんに「向上心がない」ということは、前に進まず現状維持になっている状態だということです。

「とりあえずこれでいっか」
「ここまでやっておけば大丈夫だ」

自分で「自分はもうここまでだ」と限界を作ってしまうと、成長はできなくなります。

例えば、サッカーの試合で「試合に出れたらそれでいい」というAくん「試合に出て1点ゴールを決める」というBくんでは、明らかに差が出てきます。

”ゴールを決める”という目標を持っているBくんは試合に出ることは当たり前になってきますが、Aくんはとりあえず試合に出れればいいか、という甘さが残ります。

どちらが成長できるかと言われると、もちろんBくんですよね。

中学生の子どもの向上心がないと、いざという時に頑張れない子になってしまう!?

特に、向上心がない我が子見ていると「やればできるのに…」「ここぞという時に踏ん張って頑張ることができない」と焦れったくなってきますよね

よく、質問を受けている中で

「高得点をとって欲しいわけではない」
「レベルの高い高校へ行ってほしいわけでもない」

という声を聞きます。

親であるあなたは「結果」を求めているわけではなく「努力する過程」を大事にしてほしいと思っていませんか?

もし、努力ができない子になると社会人になった時に

・会社で怒られた、仕事辞めたい
・なんかうまく行かないことが合った、現実逃避したい
・営業成績の目標が達成できなかった、俺には才能がないんだ

と、嫌なことから逃げてしまう人生を送ってしまうかも知れません。

そんな子どもには育てたくないですよね。

ですが、向上心をもつことができるようになると、

・〇〇には負けたくない!次こそはテストの点数超えてやる!
・くっそ、目標点に行かなかった。次どうしたらいいんだろう。
・目標には行かなかったけど、次はこれを試してみよう。

と、前向きに改善策を打てるようになります

お子さんが向上心を持ってくれると「お!頑張ってるな」と親であるあなたも安心できますし、応援してあげたくなりますよね。

「でも一体どうやって向上心をもたせてあげるの?」

と思うかも知れませんが、後ほど詳しくステップを紹介しますので安心して読み進めてくださいね。

中学生の子どもの向上心がないのは何が原因?

中学生のお子さんに向上心がないのはなぜなのでしょうか?

そもそも、「向上心」とは

現在の状態に満足せず、よりすぐれたもの、より高いものを目ざして努力する心
goo辞書より

とあります。

向上心がないのは、現状で満足してしまって、より高みを目指していない状況、ということになります。

お子さんの向上心がない原因は大きく分けて、

「目標がない」場合「周りの環境」によって左右されている場合

の2つに分けられます。

それぞれの場合を解説していきますね。

中学生の子どもの向上心がないのは「目標がない」から?

向上心がないのは「目標がないから」という原因が挙げられます。

例えば、

・人並みでいいと思っているから
・どの高校に行きたいか目標がない
・今の成績で満足してしまっている
・平均点くらい取れればいいと思っている

と、高みを目指す気がないということです。

どうしても目標がないと向上心が上がりません。

なぜなら、どこに向かって努力すればいいかがわからないからです。

例えば、「今回は県大会まで行けなかった、でも次回は県大会まで進みたい」と目標があることで、日頃の練習にも集中できます。

勉強も同じです。

「次こそは平均点を取りたい!」と思って単語を覚えたり、漢字を何度も書いたりする行動を取るでしょう。

確かに親であるあなたは「レベルの高い高校へ進学してほしい」「学年上位の成績をとってほしい」とは思っていないかもしれません。

しかし、あなたの大事なお子さんには堕落した人より「上を目指して努力できる」人になってほしいですよね。

なにもせずに、「とりあえず今のままでいっか」というよりかは、「いや、今まで以上に頑張る!」と高みを目指せる子になってほしい。

あなたのお子さんはもしかしたら目標がないために向上心がないかも知れません。

中学生の子どもの向上心がないのは「環境に左右されている」から?

続いて、向上心がない理由として環境に左右されているから、という原因があります。

環境とは、お子さんが属している友達との人間関係や塾の雰囲気、自宅の雰囲気、ということです。

・周りの友達のレベルが提出物を出したらいいレベル
・塾ではサボりぐせのある子たちがたくさんいる
・友達のレベルが平均点を取るくらいのレベル
・友達よりかは勉強ができている
・周りと比べてちょっとできるレベルだから余裕がある

このような特徴がある場合、お子さんが向上心がない原因は「環境に左右されている」場合があります。

人間は周りの環境に影響されがちです。

例えば、

「仕事めんどくさいし、みんなだるそうにしてるし少しくらい手を抜いてもいいよね~」
「隣の家の方もゴミ出しのルールを守っていないから大丈夫」

といったように、自分を周りと比較してしまうこともあります。

勉強も同じで

「あいつが勉強していないから俺もしなくていい」
「まだ友達には余裕で点数勝ってるし大丈夫だろう」
「提出物はクラスのほとんどが出してなかったから大丈夫だろう」

というように、「周りの環境」に影響されて、流されてしまうことも多々あります。

しかし、周りの環境が

「だるくてもやるべきことはしっかり終わらせる!」
「みんなルールを守っているんだから一人でもルール違反はさせない」

といったような雰囲気だと「私もしっかりしなきゃ」と思いますよね。

勉強も全く同じで

「提出物出すのは当たり前よ、なんで提出物出してないの?」
「平均点超えるのは当たり前よね」
「この間のテストもう少し頑張れば学年3位になれたのに…」

と、周りのレベルが高ければお子さんも「全然自分なんてまだまだだ」「もっと頑張らなきゃ」と思うはずです。

つまり、お子さんの向上心がないのは「周りの環境に左右されてしまっている」からなのです。

中学生の子どもの向上心がない場合はどうしたらいいの!?向上心を育てる方法

ここまでで、向上心がない中学生のお子さんの特徴や原因について紹介しました。

では、どうしたらお子さんに向上心を持ってもらうことができるのでしょうか?

結論からお伝えすると「周りの環境を変えて目標を持つこと」ができれば、向上心が持てるようになります。

「どうやって環境を変えるの?」
「どんな方法があるの?」

と思うかも知れません。向上心を持たせるためには2つの方法がありますので、こちらで紹介します。

ステップは以下のとおりです。

1、レベルの高い塾の体験授業を受けてみる
2、指導者をつけてマンツーマンで教えてもらう

それぞれ詳しく解説します。

1、レベルの高い塾の体験授業を受けてみる

まずは、レベルの高い塾への体験授業を受けてみましょう。

レベルの高い塾とは合格実績がある、レベルの高い高校へ毎年生徒をバンバン送り出している塾のことです。

レベルが高い塾ではレベルが高い人達が集まります。

周りは一生懸命勉強している中に入ってみることで「すげぇ、これだけ勉強しているんだ」「自分はまだまだなんだ…」と自然と自分と周りを比べることができます。

自分より優れた人を見ると「自分なんてまだまだだ。頑張らないと」とやる気になりますよね。

特に、周りの友達のレベルが少し低いために向上心がないお子さんにとっては効果的なやり方です。

『井の中の蛙』という言葉があるように、もっと世界を広げることでお子さんの実力を客観視して向上心をもたせる方法になります。

具体的なやり方としては

①体験授業を申し込む塾を決める
②体験授業を申しこむ
③体験授業を受ける

というたったの3ステップです。

体験授業は無料で受講できるので、気になった塾は受けてみることでお子さんの向上心を刺激できますよ。

「どこの受勲体験授業を受けよう…」

と、塾選びに迷ってしまっては、なかなか体験授業までの道のりが長くなってしまいますし、時間がかかってしまいます。

そんな時は「タウンライフ塾探し」というサイトでご自宅周辺の塾を簡単に探すことができます。

さらに、もし気に入った塾や体験授業を受けたい塾があれば、無料で複数の塾の体験授業を一括で予約ができるので、塾を検索→塾を比較→塾の体験授業を一括予約と、スムーズに塾探しができます。

無料で塾を検索したり、体験授業に申し込んだりできるので、まずは使い方などの詳細を確認してみてください。

タウンライフ塾探しのメリット・デメリットとは?

2、指導者をつけてマンツーマンで教えてもらう

次に、指導者を付けてマンツーマンで教えて貰う方法ですが、この指導者は「家庭教師」になります。

指導者を付けることで

「〇〇くんやったじゃん!今回のテスト頑張ったね!」
「次のテストも一緒に頑張ろう!」
「次〇〇点目指せるよ!」

と、応援してくれる存在ができます。

つまり、中学生のお子さんは応援してくれるから頑張ることができるのです。

私もそうですが、一言応援してくれるだけで、やる気は何倍にもなります。

サッカーや野球の試合でも「〇〇中学頑張れー!」「〇〇頑張れー!」と応援があるだけで、メンバーは頑張れたりするのと同じです。

特に目標がない子ほど「応援がある」だけで、やる気になってくれます。

私の教え子でもそうでしたが、

「もっとがんばろう」
「〇〇先生に褒めてもらえるように頑張ろう」
「〇〇先生のために頑張ろう」

と目標を持って頑張ってくれました。

それくらいマンツーマンで教えてくれる指導者がいることで「簡単に目標ができる」のです。

特に目標がなくて向上心がない子には家庭教師を付けることはおすすめの方法になります。

中学生時代に家庭教師を付けることは「お兄さん・お姉さん」という憧れの存在を見つける一生に一度の経験です。

家庭教師と2人3脚で勉強を頑張ったり、褒めてもらったり、家庭教師の先生がいるから勉強をがんばれたり、とお子さんにとってプラスに働くでしょう。

特に、親であるあなたの要望を家庭教師がお子さんに伝えてくれるので、家庭教師を付けてあげることで、あなたとお子さんの人生を変える仲介役になってくれるのです。

まずは、家庭教師の選び方を知って→実際に資料請求をして→体験授業を受けてみる、という3つのステップでとりくんで行きましょう。

まずは家庭教師の選び方についてこちらの記事をご確認ください。

家庭教師の選び方を間違うと成績が下がる?家庭教師選びの7つの極意

もし「家に来る家庭教師はちょっと….」と思う方は、自宅に来なくてもオンライン上で指導を受けることができる「オンライン家庭教師」というものもありますので、そちらがおすすめです。

実は私も元オンライン家庭教師だったので、どんな指導ができてどういうメリットがあるかは十分把握できています。

もし興味がある方はこちらでオンライン家庭教師について紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。

ネットで家庭教師!?オンライン家庭教師のメリット・デメリットとは?

ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

上の緑のバナーをクリックしてもらうと、LINEの友達申請に進みますので、具体的なご相談を無料でしていただくことができます。

友達申請だけでもしておくと、後から困った時にすぐに相談もできますよ。

中学生の子どもの向上心がないときの原因と対処法のまとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、中学生の子どもの向上心がないのは環境が原因なのか、というテーマについて紹介しました。

中学生のお子さんに向上心がないと、自分で限界を決めつけてしまったり、いざという時に頑張れない子どもになってしまいます。

特に、お子さんが向上心がない原因として「目標がない」場合「周りの環境」によって左右されている場合の2種類がありました。

そんなお子さんにどうやって向上心をもたせるかというと、ステップは以下のとおりでした。

1、レベルの高い塾の体験授業を受けてみる
2、指導者をつけてマンツーマンで教えてもらう

「目標がない」お子さんの場合、2の「指導者をつけてマンツーマンで教えてもらう」ことから始めてみましょう。

まずは、指導者を見つけるために「家庭教師探し」をするといいです。

しかし、「家庭教師との相性によって成績も上下する」ので、まずは家庭教師の選び方からチェックしましょう。

こちらの記事でお子さんの成績を上げるための家庭教師を選ぶ基準を紹介していますので読んでみてください。

家庭教師の選び方を間違うと成績が下がる?家庭教師選びの7つの極意

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

◆「周りの環境」によって左右されている場合は、「レベルの高い塾の体験授業を受ける」ことから始めましょう。

「〇〇高校◯人合格!」などの実績がある塾の体験授業を受けることがおすすめです。

塾の体験授業を受けることで「こんなに勉強しててこんなに頭がいいやつがいるんだ」と実感してもらいましょう。

「どんな塾の体験授業を受けようか」と悩んでいる方は「タウンライフ塾探し」というツールを使えば便利です。

HPへアクセスした後、自宅周辺の塾を3分で簡単に検索できるので、調べる手間も時間も節約できます。

また、無料体験を一括で予約することもできるので、気になった塾があればすぐに予約をして、向上心を高めるための一歩を踏み出しましょう

タウンライフ塾探しのメリット・デメリットとは?

中学生のお子さんが向上心を持つために

お子さんに向上心ができると、テストごとに5点10点とどんどんレベルアップすることができて、点数が伸び悩んだり、ガクッと点数が落ちたりすることはなくなります

ですが、このままだとお子さんは目標がないまま現状に満足してしまって、点数も成績も勉強に対する行動も変わらないままです

今回のステップに従って、まずは指導者を付けたり、体験授業を受けたり、向上心を持つための一歩を踏み出しましょう。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり