やる気が出ない中学生の子供の原因は?病気?勉強ができる子になる方法
こんにちは、紅野まりです。
今回は「やる気が出ない中学生の子供の原因」について紹介します。
「中学生の子どもが勉強のやる気がまったくない」
「無気力で勉強にもまったくやる気がない」
「やる気がでないのは何かの病気?」
「最初はやる気があるけどすぐにやる気が無くなっている」
このように中学生のお子さんのやる気がでないことについて悩んでいませんか?
勉強にやる気が出ないと、勉強も全く進まず、ただただ時間が経過してしまうだけですよね。
今回この記事では「勉強のやる気が出ない原因」について紹介していきます。
この記事を読むことで、
・なぜ子どもがやる気が出ないのか
・どうしたらやる気を出すことができるのか(もしくは持続させていくことができるのか)
この2つを理解していただけます。
やる気が出ない中学生の子供のままだとどうなるか?
中学生の子どもが勉強に対してやる気がでないままだとどうなるでしょうか?
結論からお伝えすると、
「勉強をしなければいけないときに勉強に集中できなくなってしまう」かもしれません。
やる気がでないままだと「ここぞという時もやる気が出ない病」に!?
「いざしっかり勉強して点数を取らないといけない」場面で、勉強のやる気が出ないままになってしまうかもしれません。
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例えば、
・定期テスト前に勉強しなきゃいけないのにやる気が出ない
・大事なテストの前なのにやる気が出ない
・成績に関わるテストなのに勉強する気が出ない
・受験が近いのに全然やる気が出ない
こんな感じです。
そうなると、親であるあなたは
「このままで大丈夫なのかしら…」
「明日は大事なテストがあるはずなのに全く勉強していない」
「今回のテストはしっかり点数を取ってほしいのに…」
と焦ってしまいますよね。
しかし、中学生のお子さんのやる気が出ない原因をしっかり知っておくことで解決することができます。
やる気が出ない原因を取り除いてあげることができれば、
自然とやる気が出て、勉強に取り組むようになってきます。
そうすれば、
・テスト前もきちんと勉強する
・勉強するする時はする
・勉強する気になる
・やる気が出て意欲的に勉強する
こんなお子さんの姿を見ることも夢では有りません。
「やる気が出ない病」は早く対処しなければ手遅れになる!?
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しかし、「いつかはやる気が出るだろう」と、このまま放置してしまうと、
「テスト前でも全然勉強しない」
「勉強のやる気が出ない」
この状態から抜け出すことはできません。
やる気が出ない状態が続くと、点数は一向に上がらず、内申点もボロボロ。
しまいには高校受験で志望校を諦めて、
通学に時間がかかる・かつ授業料が高い私立高校への入学になってしまうかもしれません。
しかし、この記事でお子さんの勉強に対するやる気が出ない原因と対処法をしっかり抑えておけば、未来は変えていくことができますよ。
順番にやる気が出ない原因を解説していきますので、このまま読み進めてくださいね。
やる気が出ない中学生の子供の原因は?
それでは、次に「中学生のお子さんのやる気が出ない原因」を説明したいと思います。
中学生のお子さんがやる気が出ない原因は大きく分けて2つあります。
原因として挙げられるのは
・勉強に対する思い込み
・生活リズムの乱れ
この2つです。
それぞれ紹介していきますね。
やる気が出ない中学生の子供の原因1「勉強に対する悪い思い込み」
まず、やる気が出ない原因の1つ目として「勉強に対する悪い思い込み」があることが挙げられます。
「勉強に対する思い込みが原因ってどういうこと?」
と思われたと思います。
勉強に対する思い込みとは
・勉強って難しいし…
・単語たくさん勉強しなきゃいけない
・大量に問題を解かなきゃいけない…
・〇〇苦手だし…
・どうせ勉強したって△△はわからない
というように、
すでにお子さんが勉強に対して「間違った認識」や「ネガティブなイメージ」、「悪い方に思い込み」をしていることがやる気を損なう原因として挙げられます。
例えばこんな感じです。⬇⬇
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お子さんは「勉強してもわからない」という悪い方向へ思い込みしてしまっているかもしれません。
「思い込み」が「やる気」をどんどん減らしている!?
本来であれば簡単に内容が理解できるのに、「思い込み」のせいで、勉強へのやる気が無くなってしまっていることがあります。
「5分だけでも勉強したら内容が理解できるかもしれない」
「たった1ページ分の教科書を読めばわかるのに…」
という状況でも、お子さん自身が「勉強してもわからないだろう」と決めつけてしまっているのです。
「勉強してもわからない」と思っているのに、わざわざ勉強する気にはならないですよね。
思い込みのせいで、「勉強してもどうせ…」とやる気を無くしてしまっているのです。
「悪い思い込み」をやめて『やる気』に変えるためには?
この「勉強に対する悪い思い込み」を変えるための対策は、「5分だけでも勉強に取り組んでみる」ということです。
勉強に対する悪いイメージは、以前に
・頑張って勉強したけど分からなかった
・理解しようとしたけど分からなかった
・頑張ったのに問題が解けなかった
といった、「失敗体験」が原因で、勉強に対するネガティブなイメージがついてしまっています。
その結果、勉強をする前から諦めてしまっているのです。
なので、お子さんには「とりあえず一回取り組んでみる」ということが大事です。
一度やってみたら案外簡単だったという場合もあるからです。
例えば、
あなたが初めて作る料理でも、
最初は手間がかかって大変だと思っていたけれど、
レシピ通り作っていたら意外と簡単で美味しく作れた!ということもありますよね。
他にも、
最初は車の運転も「怖い」「運転なんてできない」と思っていたけれど、
乗ってみたら「意外と簡単だった」ということもあるとおもいます。
勉強も同じで「いや、絶対わからない..」「英語って難しい…」と思っても、一度取り組んでみることが大事なのです。
その時は5分でも良いのでまずはやってみるということが大事です。
やる気が出ない中学生の子供の原因2「生活リズムの乱れ」
次に、中学生の子どもが勉強のやる気がでない原因の2つ目として「生活リズムの乱れ」が挙げられます。
・睡眠不足
・休養不足
・運動不足
・食事バランスの偏り
などといた、生活そのものの乱れがやる気に関係しています。
中学生の生活の乱れは身近なところにたくさんある!?
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中学生の生活の乱れと言うと、例えば、
・ゲームのし過ぎで毎日睡眠不足
・十分に体を休めることができていない
・あまり運動ができていなくて運動不足
・好き嫌いが激しくて好きなものしか食べない
・おやつの摂取量が多い
などといったことで、生活リズムは崩れてしまいます。
特に、睡眠不足は集中力が続かなかったり、栄養不足では脳に必要なブドウ糖が不足していたりするので、比例してやる気もでなくなってしまうのです。
中学生の生活の乱れは成績にも大きく影響する!
これらの対策としては「生活リズムを整えていく」ということです。
勉強のやり方や、レベルの高い塾、良い教材を使っても、集中できなかったら意味がありません。
勉強のやり方よりまずは体が優先で考えて、生活リズムを整えていく必要があります。
・夜ふかし
・睡眠不足
・3時間以上のスマホやゲーム
これらの状況からまずは改善していきましょう。
特に中学生の所有率60%を超えるスマホは、お子さんのやる気を損なう原因の1つです。
スマホを見ることで脳に負荷がかかり、勉強する前に疲労してしまうからです。
中学生におすすめのスマホのルール設定についてこちらの記事で解説しているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
やる気が出ない中学生への対策の大事なポイントは?
ここまでで、中学生のお子さんのやる気がでない原因は
「勉強に対する思い込み」
「生活リズムの乱れ」
であるとお伝えしました。
先程、かんたんに対処法もお伝えしましたが、
もう一度やる気が出ないときの対処法と大事なポイントを確認していきますね。
やる気がでない時は「ハードルを低く設定する」ことが大事!
やる気がでない時、なんとかやる気を出そうとしても「どうしたらいいかわからない」
そんな時のポイントとしては、「ハードルを低くする」ということです。
小学生でもできるような小さな目標を設定して、行動に移していくということです。
行動に移していくためには、小さい目標設定(=ハードルを低くする)が大事です。
なぜなら、「ハードルが高い」と実際に行動に移せないからです。
「ハードルが高い状態」というのは、
・宿題を今日中に全部おわらせる
・5教科全部勉強する
・中学1年生の内容から復習する
このように、一日では終わらない量の目標を立ててしまうということです。
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このような高いハードルの目標をたててやってみようとおもっても、長くは続かないですしあまりの量の多さに怖気づいてしまいますよね。
日常生活で言うと、例えば、
・今日一日で部屋の掃除を全部終わらせよう!
・洗濯、掃除、買い物、洗い物を全部やってしまおう!
と、このようにあまりにも量が多いタスクを抱えてしまうと、
・想像以上にきつい..
・せっかくの休日なのに疲れてしまった
・時間が足りない
という疲労感だけが溜まってしまったり、実際に行動できずに終わってしまいますよね。
やる気がでない時はハードルを低くして「とりあえずやってみる」精神が大事!
ですが、「ハードルを低くする」ことで、
・今日は1室の部屋の掃除をしよう
・今日は洗濯だけに集中しよう
・洗面台をきれいにする
このように「一日で完了できるタスク」を目標とするので、達成しやすいです。
達成したら「やりきった!」「次も頑張ろう」となりますよね。
やりきったことが達成感になり、達成感が「やる気」に変わります。
勉強も同じで、
・5分でいいから勉強する
・教科書1ページだけ音読してみる
・宿題の1割を今日終わらせる
・単語を5個だけ覚える
というように「ハードルを低く」して、必ず達成できるタスクを目標にしていきましょう。
ハードルを低く設定することで行動しやすくなり、必ずタスクが完了して達成感を得ることができます。
やる気が出ない中学生が今日からできるやる気を上げる行動とは?
具体的に、やる気が出ない中学生が今日から取り組める行動を3つのステップで紹介していきます。
ステップは以下のとおりです。
1、タイマーを用意する
2、5分だけ勉強させる
3、集中力が続くまで勉強させてみる
それぞれ細かく解説していきますね。
1、タイマーを用意する
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まずは、タイマーを用意します。
これは勉強の時間を測るためです。
スマホのタイマー機能ではなく、できればキッチンタイマーなど時間を計れるものだけを買ってください。
100円ショップでもキッチンタイマーが売っているので、すぐ手に入れることができますよ。
2、5分だけ勉強させる
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タイマーが用意できたら5分測ります。
その5分間だけはお子さんに勉強するように伝えましょう。
「5分だけでいいからやってみたら?」
「5分だけ勉強してみて」
「5分間測るからその時だけ集中してみたら?」
と声をかけて、5分だけ勉強させてみてください。
その時にスマホや余計なものはデスク周りから取り除いておいてください。
5分間だけは勉強に集中できる環境を整えた上で、勉強をさせましょう。
3、集中力が続くまで勉強させてみる
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5分だけ勉強させてタイマーが鳴ったあとも
「キリが悪い」
「あともうちょっと」
という場合は集中力が続くまで取り組ませてください。
せっかく勉強に対してやる気が出たのであれば、集中力が続くまで勉強させたほうがお子さんのためにもなります。
ただし、いきなり最初から1時間も2時間もぶっ通しで勉強するのは難しいので、
5分~30分を目処に勉強をさせてください。
1ヶ月位は1回1回タイマーで時間を測って、最低5分勉強させる癖をつけていきましょう。
ステップは以上です。
このステップでは「まずはやってみること」に重点をおいた流れになりますので、勉強する一歩が踏み出せないお子さんにとっては効果的ですよ。
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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やる気が出ない中学生の子供の原因と対処法のまとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、やる気が出ない中学生の子供の原因について紹介しました。
やる気が出ない原因は「勉強に対する思い込み」「生活リズムの乱れ」という2点でしたね。
対処法としては、生活リズムの乱れを整えながらとりあえず勉強をやってみるということでした。
ここで大事なポイントは、勉強するハードルを低く設定するということでしたね。
具体的な対処法のステップは以下の通りでした。
1、タイマーを用意する
2、5分だけ勉強させる
3、集中力が続くまで勉強させてみる
次の記事では点数1桁からの脱却方法について紹介しています。
この記事と合わせて読むことで、落ちこぼれのお子さんからの脱却方法を知っていただけます。
興味がある方は次の記事へ進んでみてください。
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中学生のお子さんが勉強にやる気を出すために
お子さんのやる気がでないままだと、この先勉強をすることに対して常にやる気がでないままになってしまいます。
そうなると、テスト勉強だけではなく受験勉強もやる気がでないままです。
高校受験のことも考えると、まずは「とりあえずやってみる」という気持ちで勉強に取り組ませてあげてください。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
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紅野まり