中学生のお子さんが勉強で応用力を身につけるためにやるべきこと

中学生のお子さんが勉強で応用力を身につけるためにやるべきこととは?

こんにちは、紅野まりです。

今回は中学生のお子さんが応用力を身につけるための方法を紹介します。

「応用力が全然身についていない」
「応用問題が全く解けない」
「簡単な問題は解けるけど、少し難しくなると全然ダメ」

お子さんのテスト問題を見て、「応用問題が全然解けていない…」とビックリした経験ありませんか?

このように悩んでいる方に読んでいただきたい内容です。
中学生のお子さんが勉強で応用力を身についていないとどうなるのか?

中学生のお子さんが応用力が身につかないと、成績がなかなか上がらないという問題に突き当たってしまいます。

なぜなら、成績を上げていくためには応用問題を解けるようにならなければならないからです。

特に中学生の数学の応用問題が解けないと悩む保護者の方が多いようです。

・どうやって勉強したら良いのか?
・なぜ応用力が身につかないのか?
・とにかく問題を解かせれば良いのか?

学校や塾ではなかなか応用力の身につけ方は教えてくれません。

加えて応用問題は基礎問題よりも配点が高く、応用問題が解けるか解けないかでかなり点数に差が出てきます。

基礎問題と1問あたり1,2点のところ、応用問題だと5点~10点の配点がある場合もあります。

そのため、基礎問題ができても応用問題が解けないことで、点数をガクッと下げてしまう可能性があるのです。

ですが、応用力の身につけ方を学べば、あなたのお子さんに何が足りていなくて、どうしたら応用力が身につくのかわかるようになります。

中学生のお子さんに応用力が身につけば、テストで大きな得点源になります。

応用問題は配点が大きいので、正解すればテストで大幅な失点をすることもありません。

逆に、いつまでも応用問題が解けないままだとテストで大きく点数を失ったままになります。

模試には応用問題がたくさん出題されるので、大事な模試で失点を重ねてしまうのはイタイですよね。

まずは、具体的な応用力の付け方を学ぶ前に、なぜ応用力が身につかないかという原因を知っていただくことで、理論や理屈を理解していただけます。

応用力を身につける方法は後ほど細かく解説していきますので、安心して読み進めてくださいね。
なぜ中学生の子どもに応用力が身につかないのか?

では、なぜ応用力がなかなか身につかないのでしょうか?

まず原因は2つ挙げられます。
・基礎力のなさ
・問題文が読む読めていない

という2点が応用力が書けている原因として挙げられます。

そもそも応用力とは『蓄積した基礎知識をあらゆる場面に当てはめる能力』のことを指します。

つまり、応用力が身につかない理由として「基礎力の無さ」が挙げられます。

応用問題はいくつかの基礎問題を組み合わせて構成されているので、1つの知識だけではなく、2つ3つの知識を使って問題を解いていきます。

どの知識を使うか、という「ひらめき」が生まれるのには、問題を解くために必要な基礎知識がないと応用問題は解けません。

次に、「問題文がよく読めていない」ことも挙げられます。

問題文がよく読めていないと、何の基礎知識を使って、どれとどれを組み合わせて問題を解くのかわからなくなります。

問題文を正しく理解する能力も必要なのです。

ここまでを読んで

「実際にどうしたら応用力は身につくの?」
「うちの子には難しすぎるんじゃないか…」

と思っているかもしれませんが、大丈夫です。

応用力を鍛えるための今すぐ簡単にできるステップを紹介しますので、今日から実践していただけます。

その前に、応用力を鍛える上で大事なことをお伝えします。
中学生のお子さんが勉強で応用力を身につけるために大切なポイントとは?

中学生のお子さんが応用力を鍛える上で大事なことは

「お子さんに『どうやって』『どうして』を考えさせる」

ということです。

教科書を見たり問題の答えをいつも与えられてしまっては、中学生のお子さんの考える力は身につきません。

お子さんに「考える機会を作ること」を意識しなければいけません。

「どうやってこの問題は解くんだろうか?」
「どうして〇〇は△△になったのか?」
「どうやったら✕✕にできるのだろう」

このように、常日頃から一歩立ち止まって深く物事を考えていく必要があります。

ニュースや学校での出来事、人間関係、天気など、お子さんの身の回りのことについて自分で考えさせていくべきなのです。

なぜなら、自分で考えることであらゆる知識を活用して、答えを導き出そうとするからです。

これこそが応用力を養っている状態なのです。

しかし、応用力を鍛えるために

「問題のパターンをたくさん覚える」
「解説を見ながら解く」

このような方法を実際取り組んだほうがいい、と紹介されている場合がありますが、これは基礎力が備わってから取り組むことをオススメします。

これは実際基礎力・応用力がともに身につき、実際勉強をしていく上での具体的な行動に過ぎません。

基礎知識を高めながら同時に取り組むことができることは、常日頃から思考回路を鍛えることが、応用力を身につけるための近道なのです。

中学生のお子さんが勉強で応用力を身につけるための具体的なステップ

ステップに従えば、お子さんの応用力を身につけるために必要な思考法を鍛えることができます。

ステップは以下のとおりです。

1、なぜ、どうやって、どんなものかを認識させる
2、わからないことは調べさせること
3、わかったことを報告させること

それぞれ詳しく解説します。

1、なぜ、どうやって、どんなものかを認識させる

日頃から、「なぜ」と疑問に思うこと、「どうやって」「どんなものか」考えることを習慣にする必要があります。

「どうやったら遅刻が少なくなる?」
「なぜ、数学の点数が上がらなかったのか」
「学校での英語の勉強ってどんなもの?」

もちろん学校のことに限った話題でなくても大丈夫です。

「なぜお茶碗を水につけたほうが良いのか」
「どうやったらこのゲームで勝てるようになるのか」

こんなふうに考えることができるようになることが、応用力を身につけるために大事なので、あなたも「なぜ?」「どうやったらいいのか?」「どんなもの?」と質問をしてみましょう。

まずは1週間、この質問することを意識してみて下さい。

2、わからないことは調べさせること

「これは何なんだろう?」
「それって何?」

こんな疑問を持つことは大事なことです。

お子さんが抱いた疑問を「わからないね」で終わらせてしまうのではなく、「調べてみて」「分かったら教えて」と頼んでみましょう。

お子さんが自主的に疑問に思うことを野放しにしないであげて下さい。

3、わかったことを報告させること

お子さんが疑問に思ったことを解決できたときは必ず報告させるようにしましょう。

報告させることで説明する能力も身につきますし、何よりお子さんとコミュニケーションをとる上では大事なことです。

まずは、なぜ、どうやって、どんなものかを認識させ、わからないことは調べてもらたらわかったことを報告させることを1週間意識して実践してみて下さい。
中学生のお子さんが勉強で応用力を身につけるためのまとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、中学生のお子さんがなぜ応用力が身につかないかについて紹介しました。

応用力が身についていない原因として、基礎知識が少なかったり知識を組み合わせるひらめきが足りなかったりしていることが挙げられました。

応用力が身についていないことで成績がなかなか上がらなかったり、取れる点数に限界があります。

しかし、『自分で考える力』を鍛えることで、応用力はすぐに身につけることができます。

応用力を身につけるための具体的なステップは以下の3つのステップでしたね。

1、なぜ、どうやって、どんなものかを認識させる
2、わからないことは調べさせること
3、わかったことを報告させること

まずは1週間、お子さんに実践させてみて下さい。

実践した後、具体的な応用力を身につける方法としてこちらの記事で紹介しています。
【次の記事へのリンク】

リンクをクリックして、お子さんの応用力をさらに実践レベルまで鍛えていきましょう。

応用力が身につけば、さらに点数が上がっていきます。

しかし、成績は一定して上がっていくものではなく、応用問題は時には成績を上げるための壁となってしまいます。

今から日常で、応用力を鍛えるための思考法を身に着けていくことで、応用力をどんどん鍛え伸ばしていくことができるでしょう。

何もしなかったら成績も上がらないまま、応用力も身につかないままで終わってしまいます。

まずは1週間ステップに従って取り組んでみましょう。

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今回は以上です。

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紅野まり