【中学生】定期テストの計画の立て方を徹底解説!5分で計画表作成
こんにちは、紅野まりです。
今回は「中学生の定期テストの計画の立て方」というテーマについて紹介します。
「具体的な計画表の作り方を教えてほしい」
このように定期テスト勉強の計画の立て方について悩んでいませんか?
今回この記事では前半で「良い計画の立て方・悪い計画の立て方」後半で「具体的な計画表の作り方」について紹介していきます。
この記事を読むことで「次のテストからすぐ実践できる定期テストの計画の立て方」について理解していただけます。
定期テストの計画の立て方を知ると「準備万端」!?
定期テスト前になると「そろそろ勉強しなきゃ…」「テスト勉強の計画を立てなきゃ…」と思う時期になってきます。
ですが、実際計画を立ててみても
・計画が非常にアバウト
・計画を立てても計画どおりに進まない
・無茶なスケジュールを立ててしまっている
という事態に陥ってしまったことはないでしょうか?
せっかく計画を立てるんだったら、計画に従って勉強できるようになってほしいですよね。
しかも、計画は「定期テスト」をゴールに立てるものなので、計画をしっかり立てることができれば「提出物が終わらなかった」「試験範囲全部勉強していない」ということがなくなります。
つまり、試験日までにきちんと提出物を終わらせて、試験範囲も勉強し終わっている状態にできるのです。
ですが、計画の立て方が分かっていないと「計画を立てても全然計画通りに進まなかった」「計画を立てたのに提出物がギリギリ前日に終わった」ということになってしまいます。
そうなると、
・提出物は答えを写しただけ
・提出物しかやってなかったのでテストに出るプリントまで覚えることが出来なかった
と定期テストの点数はボロボロになること間違いなしです。
まずは期限までに提出物をする、テスト対策をする、は基本中の基本ですよね。
今回は定期テスト対策の計画の立て方を知って、準備万端で定期テストに臨めるようにしましょう。
【中学生】定期テストの計画の良い立て方・悪い立て方
では、ここからは良い計画の立て方、悪い計画の立て方を紹介します。
そもそも、定期テスト対策の計画を立てることによって、なにが良いかと言うと、「課題が明確になる」ということです。
もっとわかりやすく言うと、やるべきことが目に見える状態になるということです。
頭の中で「あれとあれをやって、次はこれを勉強して…」と考えるのではなく、計画として紙に書くことで毎日やるべきことが明確になります。
これが計画を立てるメリットだと私は思っています。
逆に計画を立てていないと
「想像以上にこの課題に時間がかかってしまった」
「まだあの課題が終わっていない」
このような余裕がない状態になってしまいます。
計画を立てるのは課題をはっきりと理解するため、ということを頭においた上で、悪い計画と良い計画を理解していきましょう。
定期テストの悪い計画の立て方
まずは悪い計画の立て方です。
悪い計画の立て方は
土日にまとめて課題に取り組むようなスケジュール【例】土:理科と国語と数学の提出物をすべて終わらせる
やることが大雑把で具体的な行動が分からない計画【例】月:国語を勉強する、火:理科を勉強する
試験日が意識できていない計画【例】テスト1週間前に教科書を読み始める、提出物が終わるのがテストの前日
これらの計画の立て方は、正直意味がありません。
計画を立てても、実践しなかったり、実践しても効果がでなかったりするからです。
計画を立てる上で大事なことは「ゴール(試験日)に向かって行動していく」ことなので、具体的な行動を書いたり、試験日を意識した計画を立てる必要があります。
定期テストの良い計画の立て方
では、良い計画の立て方はこんな感じです。
悪い計画の立て方と比べると、かなり違いがわかりますね。
良い計画の立て方は「今すぐ行動することがわかる」というのが最大のポイントです。
しっかり計画を立てることができれば「今日はなにをしたら良いか」「取り組む内容はどれだったかな」と、一日一日をムダにせずにテスト対策ができるようになります。
そうすれば、試験範囲の対策漏れもなく、準備万端でテストに挑むことができますよ。
中学生の定期テストにおける計画の立て方の注意点
ここまでで、定期テストの計画の立て方のいい例と悪い例を紹介しました。
ここからは、具体的な計画の立て方を紹介していきますが、その前で計画を立てる上での注意点を3つ紹介します。
注意点は以下の3つです。
・テスト範囲が出される前から計画を立てる
・ 必ず「調整日」をつくる
それぞれ簡単に解説します。
計画を立てるときは数字を入れて行動を具体的に
まずは、先程の良い計画の立て方のときにも紹介しましたが、計画を立てる際は数字を入れて行動を具体的にしていきましょう。
例えば
(数字あり)理科のワークのP49~55まで勉強する
といったように、数字を入れるだけで具体的な行動に移せます。
実際にワークを見て、分野ごと、単元ごとにページを設定しておくと、計画通りに進めやすいです。
テスト範囲が出される前から計画を立てる
次に、テスト範囲が出される前から計画を立てていきます。
と思うかもしれません。
ですが、テスト範囲は「前回のテストの続き」から設定されるはずです。
つまり、試験範囲の「最後」(~まで)は分からなくても、試験範囲の「最初」は(~から)はわかる、ということです。
試験2週間前だと、6,7割程度の試験範囲は授業ですでに習っているので、習った分からテスト対策をしていくイメージです。
必ず「調整日」をつくる
計画を立てる際には必ず調整日を作りましょう。
調整日とは、今までの計画でできていなかったところを埋める、計画に追いついていない課題を進めるためのものです。
調整日は、やるべき課題がない、または少ししかない日のことです。
これを作っておくことで、スケジュールがガチガチに固められること無く、余裕が生まれます。
スケジュールに余裕が出ると少し計画に遅れが出ても、調整日を利用して遅れを取り戻すことができます。
逆に計画に余裕がないと、終わらなかった課題が少しずつ重なって、試験日までにやることが全て終わらなかった、という事態になりかねません。
なので、調整日を必ずつくって計画に余裕をもたせるようにしましょう。
【中学生】定期テストの計画の立て方を徹底解説!
では、上記で紹介した計画の立て方の注意点を踏まえた上で、定期テストの計画を立てていきましょう。
ステップは以下のとおりです。
1、A4の紙を2枚、5教科のワークを用意する
2、日付と作業内容を書ける表を作る
3、予定と照らし合わせて計画を立てる
それぞれ詳しく解説します。
1、A4の紙を2枚、5教科のワークを用意する
まずは、A4の紙を2枚、5教科のワークを用意します。
それぞれワークは前回の続きのページから開いておきましょう。
2、日付と作業内容を書ける表を作る
次に表を作ってきます。
日付の欄と作業内容を書ける表を作ります。
こんな感じです。
A4の紙1枚を、テスト2週間前用、もう一枚をテスト1週間前用として1週間分のスケジュールをそれぞれ書いていきましょう。
運動部で部活があったり試合がある場合、予定を一緒に書き込んでもいいですね。
3、予定と照らし合わせて計画を立てる
続いてテスト一週間前までに提出物が終わるようにスケジュールを立てていきます。
現在確実にテスト範囲になる箇所だけを計画しておきましょう。
その間に1日ほど調整日を入れておいて、予定に余裕をもたせておきましょう。
テストの日程やテスト範囲が出たら、その都度スケジュールを見直していきます。
テスト1週間前になったらできるだけ前倒しに課題や勉強に取り組んで、テストの前日は次の日のテストの勉強に当てられるようにしておきましょう。
取り組んだ課題は上のように線を引いて「終わった」とわかるようにしておきましょう。
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
===========
相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
【中学生】定期テストの計画の立て方を徹底解説!5分で計画表作成
それでは、今回のまとめです。
今回は、中学生の定期テストの計画の立て方について紹介しました。
計画を立てることで「やるべきことが目に見える状態」になります。
テスト勉強でも慌てずに、全体の流れを把握した上で今何をすべきかがわかるということですね。
計画を立てる上で3つの注意点を紹介しました。
・計画を立てるときは数字を入れて行動を具体的に
・テスト範囲が出される前から計画を立てる
・ 必ず「調整日」をつくる
具体的に計画を立てる流れはこんな感じでしたね。
1、A4の紙を2枚、5教科のワークを用意する
2、日付と作業内容を書ける表を作る
3、予定と照らし合わせて計画を立てる
次の記事では「定期テストの具体的な勉強の仕方」について紹介しています。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
【次の記事へ】(執筆中)
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生のお子さんが計画的にテスト勉強するために
お子さんが計画的にテスト勉強するためには、計画の立て方もきちんと学んでおく必要があります。
せっかく計画を立てても実行しなければ意味がありません。
実行できるような行動目標にしたり、調整日を作って計画を立てることが大事なのです。
まずは今回のステップに従って、お子さんに定期テスト対策の計画を立てさせてみてくださいね。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり