【高校受験】模試の成績が悪かった時の対処法は?合格率を上げる学習

【高校受験】模試の成績が悪かった時の対処法は?合格率を上げる学習

こんにちは、紅野まりです。

今回は「【高校受験】模試の成績が悪かった時の対処法」というテーマについて紹介します。

「この間の模試の結果が悪かった….」
「このままだったら志望校危ないかも」
「模試の結果が悪くて子どもが落ち込んでいる」

このようにお子さんの模試の結果が悪かったことについて悩んでいませんか?

今回この記事では前半で「模試の結果が悪い時の対処法」後半で「模試を受ける時の注意点」について紹介していきます。

この記事を読むことで「模試を重ねるごとに高校入試に備えていく方法」について理解していただけます。

高校受験を控えた子供の模試の成績が悪かった時の対処法は?

「高校受験を控えた子供がこの間受けた模試の結果が悪すぎた!」

と、親であるあなたは焦っていませんか?

「どうしよう、志望校下げないといけないかな?」
「志望校に合格できるか不安….」

と、模試の結果を受けてこのように思っているかもしれません。

しかし、模試の結果が悪いときほどお子さんのやる気を引き出すチャンスでもあります。

今回紹介する、模試の結果が悪かった時の対処法を知っていただくことで、お子さんの志望校への合格率を上げていくことができます。

ですが、模試の結果が悪かったことで、落ち込んだり、勉強をあきらめてしまっては志望校に合格はできません。

「あーもうだめだ」
「確実に合格できる高校に志望校を下げよう」

と、お子さんの未来を勝手に決めてしまうことになりかねません。

親として、お子さんに志望校を下げさせるなんてことはしたくないはずです。

まずは、模試の成績が悪かった時の対処法をしっかり身につけておきましょう。

高校受験の子供の模試の成績が悪かった時の対処法は『次に活かすこと』

受験生になると模試を受けていきますが、思ったように点数が取れず成績が悪いこともあるでしょう。

その時の対処法は「次に活かすこと」

たったこれだけです。

ぶっちゃけ、点数が落ちたところで悲しんだりする必要はありません。

たまたま問題が難しかっただけかもしれないし、苦手意識がある問題ばかりが出題されたのかもしれないからです。

なので、対処法は間違えた問題を次出題されたときに「間違えないようにする」ことが『次に活かすこと』になります。

例えば料理でも、塩と砂糖を入れ間違えて、料理を台無しにしてしまっても「次気をつければいいかな」となりますよね。

勉強も同じで「次間違えないよう」すればいいだけです。

そのためには復習をしたり、なんで間違えたのかを考えたり、試験の時間配分を見直したりしてもいいですね。

むしろ、模試の結果が悪かったことで「どうせ俺(私)なんか….」勉強することを諦めてしまうほうが問題です。

ですが、私達は人間なのでどうしても「感情」があります。

模試の結果が悪かったときに落ち込んでしまうかもしれません。

そんな時の対処法として「開き直り方」を3つ紹介します。

一覧はこんな感じです。

・模試のレベルが高かった
・模試はまだ本番じゃない
・模試は高校入試までの通過点

それぞれ解説していきますね。

高校受験の子供の模試の成績が悪かった時の開き直り方1『模試のレベルが高かった』

模試は、都道府県別に実施されているものもあれば、全国で実施されている模試もあります。

模試によっては問題の傾向、問題数、レベル、答えの記入の仕方が異なります

「今回は模試のレベルが高かったんだ」

と開き直ることも大事です。

模試は、今まで習った範囲がすべて出題されるので、中1の9月に模試があれば9月まで、中2の冬に模試があれば、中1~中2の冬まで、というように学年が上がるごとに模試の範囲も広がります。

正直、対策もしようがない、というのもあります。

ただし、開き直ってそのまま終わってしまってはダメです。

「難しかったと言ってもこの問題は解けたはず」

と、解ける問題を一問でも増やすために復習をすることは大事です。

模試は対策が難しくはありますが、ぶっちゃけ今までの学習がきちんと身についていれば解ける問題ばかりです。

それに、将来は高校受験という入試が待っていますが、模試同様のレベルの問題が出題されます。

つまり、将来的には解けるようにならないといけない問題が揃っているということです。

レベルが高い問題でも、1問解けることになれば大きな進歩になりますよ。
特に模試になると1問の配点が高いので、1問解けるか解けないかで大きく点数が上下します。

高校受験の子供の模試の成績が悪かった時の開き直り方2『模試はまだ本番じゃない』

次に、「まだ模試は本番じゃない」と開き直ることができます。

高校入試が「本番」だとしたら、模試は「練習」です。

サッカーに例えると、県大会が「本番」で他校との練習試合が「練習」のようなものです。

模試も同じで、模試は高校入試を見据えた「模擬練習」でしかありません

模試を経験して、入試の模擬練習をするには意味があります。

入試にぶっつけ本番だと、試験というものが分からず、緊張して実力が発揮できなかったりしてしまうからです。。

そのため、模試は試験の雰囲気に慣れたり、時間配分を意識したりするための練習に過ぎないのです。

むしろ本番に実力を発揮するための予行練習として回数を重ねていきましょう。

高校受験の子供の模試の成績が悪かった時の開き直り方3『模試は高校入試までの通過点』

先程の「模試はまだ本番じゃない」と被る点もありますが、「模試は高校入試の通過点」にあたります。

つまり、成績を上げていくまでの途中経過ということになります。

高校入試までに成績を上げることができればいいので、模試の時点で成績が「完璧」でなくてもいいという事です。

例えば、登山でもそうですが「◯合目」というように、登山途中に節目があります。

勉強も同じで、節目が「模試」だと思ってもらえたらいいです。

むしろ、成績が完璧で志望校もA判定の場合、逆に志望校を考え直すことをオススメされるでしょう。

なぜなら、もう少しレベルの高い高校を検討するほうが良いからです。

模試をゴールと考えるのではなく、模試は高校入試の通過点として考えることが望ましいです。

高校入試をゴールに模試を受ける回数を重ねていきましょう。

高校受験前の子供が模試を受ける際の注意点

ここまでは、高校受験を控えた中学生のお子さんの模試の結果が悪かったときの対処法を紹介しました。

では、ここからは模試を受ける際の注意点を3点お話します。

この3つを押さえておかなければ、模試を受けても無駄になってしまいます。

今後、お子さんに模試を受けさせようか悩んでいる方は最後まで読んでみてください。

3つの注意点は次のとおりです。

・模試は種類によって難易度が異なる
・模試が悪くても志望校は下げない
・模試の受験の仕方に気をつける

それぞれ細かく解説します。

模試は種類によって難易度が異なる

画像

まず、模試を受ける際には「模試の種類によって難易度が変わる」ことを注意してください。

Aという模試とBという模試では問題の数、構成、配点、レベルが異なります。

そのため、一概に「これまでの模試の点数」は比較できないのです。

「模試の点数が悪かった….」
「この間の模試よりも点数が下がっている….」

と落ち込まないようにしましょう。

模試が悪くても志望校は下げない

次に、模試が悪くても志望校は下げないということです。

模試が悪いと「志望校を下げたほうが良いのかな」「志望校変えようかな」と不安になってしまいます。

子供には高校に行ってほしいし、合格させてあげたいからこそ「合格できる高校を受験してほしい」と思ってしまいますよね。

ですが、志望校を模試の結果だけで変えたり、下げたりするのはまだ早いです。

なぜなら、お子さんがまだ模試の結果を受けてまだ伸びるかもしれないからです。

むしろ、そこで志望校を下げてしまうと「志望校下げたから余裕だし、勉強しなくてもいっか」とお子さんを怠惰にしてしまう可能性もあります。

ギリギリ願書を出すまでは、まだ伸びしろがあると思って「お子さんの志望校」を信じてあげましょう。

模試の受験の仕方に気をつける

何度もお伝えしているように、模試は高校入試の「模擬練習」にあたります。

1回1回の模試をムダにしないためにも、時間配分を工夫したり、試験前の準備を徹底したりしていきましょう。

例えば、私が中学生だったときは「今回の模試はスピードアップして問題を解いてみよう」と目標を立てていました。

あとは、受験前に忘れ物(消しゴムや受験票など)がないかを確認する癖をつけたりもしましたね。

試験前にはシャーペンに芯をしっかり入れておくなど、試験前の準備にはルールを作って入試本番に備えていました。

お子さん自身のルールを作って模試を受けさせることは、結果的に高校入試の準備にもつながってきます。

ただ「問題を解く」だけではなく、高校入試を見据えて「準備する」という感覚で模試を受けたら良いですね。

お子さん独自のルールを作ったり、緊張しないためのルーティーンを作るのも模試を受けるごとに色々試してみたりするといいですね。

【高校受験】今すぐできる模試の成績が悪かった時の対処法とは!?

ここまでで、模試の成績が悪かった時の対処法、模試を受ける際の注意点をそれぞれ解説していきました。

ここからは、模試の結果が悪かった時の具体的な対処法について紹介します。

現在、この記事を読まれているということはお子さんの模試の結果が悪かった、ということだと思います。

もちろん記事の前半で紹介した「開き直り方」を参考にしてもらっても良いですが、ここでは「結果を次に活かすために行動」について紹介したいと思います。

ステップは以下のとおりです。

1、模試の結果を見直して改善点を見つける
2、どうしたら改善できるかを考える
3、次の模試で実行させる

それぞれ詳しく解説します。

1、模試の結果を見直して改善点を見つける

まずは、お子さんの模試の結果を確認しましょう。

点数だけではなく、模試の回答用紙も準備できたら準備してください。

どの教科が点数が低いのか、どの部分が弱いのかを確認してみましょう。

2、どうしたら改善できるかを考える

お子さんの苦手な箇所が分かったら、どうやって改善できるかを考えます。

例えば、国語の漢字のスキルの改善方法であれば、漢字ドリルを購入して一日1ページ取り組ませる、などの対策があります。

数学のケアレスミスが多いのであれば、数字を丁寧に書かせて見間違いを防ぐというやりたかもありますね。

「改善点は見つかったけど、改善方法がわからない」

という場合は、無料で相談にのっていますのでご相談ください。

その時はこんな感じで相談してみましょう。

=============

はじめまして。
中1の娘がいる〇〇(名前)と申します。

先日娘が模試を受けたのですが、理科の記述問題が全く解けておらず、15点ほど記述問題で点数を落としていました。

どうやったら対策ができるのかアドバイス頂きたいです。よろしくお願いいたします。

〇〇(名前)

=============

このように相談していただければ2,3日程度でご返信いたします。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

3、次の模試で実行させる

具体的な対策が浮かべば、次は実行してみましょう。

すぐ次回の模試がない場合は、定期テストで実践してみるのもありです。

ただし、次模試を受けるまでにかなり時間が空いてしまう可能性があるので、忘れないようにメモをしておくことが大事です。

次回の模試の際にメモを思い出して「そういえば前回は〇〇だったから、今回は△△しないとね」とお子さんと確認できる状態を作っておきましょう。

ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

【高校受験】模試の成績が悪かった時の対処法のまとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、高校受験前の模試の結果が悪かった時の対処法について紹介しました。

模試の結果が悪かった際は、「次へつなげること」を意識することが大事でした。

結果に落ち込んでしまうのではなく、次はどうしたら間違えないのかを考えるということです。

しかし、模試の結果に落ち込んでしまうことは誰でもあることなので、今回は対処法として「開き直り方」をご紹介しました。

・模試のレベルが高かった
・模試はまだ本番じゃない
・模試は高校入試までの通過点

また、模試を受ける際の注意点も3つほどご紹介しました。

もう一度確認してみます。

・模試は種類によって難易度が異なる
・模試が悪くても志望校は下げない
・模試の受験の仕方に気をつける

最後に、今すぐできる「模試の結果を次へつなげる」ステップは以下の通りでした。

1、模試の結果を見直して改善点を見つける
2、どうしたら改善できるかを考える
3、次の模試で実行させる

中学生のお子さんが模試の点数を上げていくために

お子さんが模試の点数を上げていくためには、模試を受けるたびに改善点を見つけていくことが1番の近道です。

問題点をみつける→改善する→問題点を見つける….といったように、数をこなすたびに一歩進歩するような気持ちで取り組まないといけません。

模試の結果が悪くても次同じ間違いをしなかったらいいだけのことです。

ですが、このまま模試の成績が悪かったときの対処法を知らないままだと、結果を引きずって落ち込んでしまったり、同じ間違えを何度も繰り返してしまうことになります。

今回のステップに従って、まずは模試の成績が悪かった時の対処法を実践してみてくださいね。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり