【必見】漢字が苦手な中学生からの脱却!?10分でできる勉強法
こんにちは、紅野まりです。
今回は漢字が苦手な中学生のお子さんのために、漢字が書けるようになる方法について紹介します。
中学生の子どもが
「いつも漢字の点数が取れない」
「漢字が苦手で全然書けない」
「漢字が読めないから教科書も読めない」
こんな悩みを抱えている方に読んでいただきたい内容です。
中学生の子どもが漢字が苦手だとどうなる?
私は塾講師時代、保護者の方から「漢字が苦手で…」という悩みをよく聞いていました。
「先生、なかなか漢字が書けないんです」
「漢字の点数が半分も取れていない」
「漢字がもうちょっとできれば点数が上がるのに…」
このように悩んでいる保護者の方がたくさんいます。
漢字=基礎問題として出題されているので、小さな点数ではありますが、できるだけ満点をとってほしいですよね。
また、今はスマホやパソコンを使う機会が多くなり漢字を書く機会も減っています。
「社会に出たら漢字が書けないのは恥ずかしい…」
「今のうちにしっかり漢字を書けるようになってほしい」
このように思っていると思います。
漢字が苦手だと、国語のテストで10~30点分の漢字問題が解けなくなってしまいます。
例えば、お子さんの国語のテストの点数が48点だとして、漢字の問題で5点ほど点数を落としていたとします。
しかし、漢字の問題が満点であれば+5点で53点は取れていたということです。
40点台と50点台の差は大きいですよね。
さらに漢字が書けないと、記述問題で文章を書く時に漢字が間違っていたために点数を引かれてしまいます。
終いには社会のテストまでも漢字が苦手なためにテストで高得点を狙えなくなってしまいます。
漢字が書けないことによって国語の点数が上がらないだけでなく、他の教科にも影響が出てしまうのです。
中学生の子どもが漢字が書けないのは『反復が足りていないから』
そもそもなぜ、漢字を練習してもテストで解けないのでしょうか?
それは、一時的に漢字を記憶しているだけだからです。
・ただ単に漢字を書くのが少ない
・漢字を1回書いただけでもう書ける気になっている
・漢字を書く練習が作業になってしまっている
このような行動が原因として挙げられます。
人間の脳には「短期記憶」と「長期記憶」という2つの記憶のパターンがありますが、テスト期間では、覚えるのに時間がかかるが忘れにくい長期記憶を鍛えていくことが大事です。
なぜなら長期記憶のほうが覚えるまでは時間がかかりますが、長い期間覚えておくことができるからです。
一時的に覚えてもテストの時に覚えていなければ意味がありません。
長期的に勉強内容を覚えておくことが大事です。
長期記憶を鍛えていくためには
・反復すること
・アウトプットすること (問題を解いたりすること)
・書いて、見て、口に出して覚える
この3つが効果的です。
何度も漢字を見る機会を増やし、お子さん自身が書いてみること(アウトプット)、そして手で、目で、耳で聞いて漢字を覚えていくと効果的です。
なぜなら、手で書いたり音読しながら覚えていくと、手や耳が覚えているので忘れにくくなるからです。
単語帳を目で見て覚えるだけでは視覚的な記憶しかありませんが、5感をフルに使うほど記憶は定着していきます。
宿題で漢字を書いただけでもう漢字が書けるようになった気でいると、テストになって全然書けないということになってしまいます。
しかし、漢字が書けるようになるのは簡単です。
なぜなら、単に漢字を書く回数を増やしたり、記憶に刷り込ませていけばいいからです。
漢字が書けるようになると、テストで漢字の配点分必ず点数を取ることができるのでテストで2,30点は上がるでしょう。
もしこのまま漢字が書けない・読めないままだと国語の教科書も流し読みしてしまいますし、社会でも漢字が苦手なのが裏目に出て点数が取れなくなるでしょう。
しかし、この記事で紹介する手順を実践すれば、お子さんが漢字が書けるようになるので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
中学生の子どもが漢字が書けない!漢字が苦手な中学生からの脱却するための大事なポイントは?
お子さんが漢字を書けるようになるために重要なポイントは
「何も見ずに書けるようになるまで繰り返し書く」 ことです。
漢字を書くにしても、作業になってしまうと頭の中には全然入ってきません。
何も見ずに漢字を書くことは、テストを受けている状況と同じなのでテストの予行練習にもなります。
「何度も練習してたから書けるようになった!」
「この間練習したけど、何も見ずに書けるかな…」
常にテストでも書けるかどうかを意識して取り組んでいきましょう。
中学生の子どもが漢字が書けない状態から脱却するための具体的な方法とは?
それでは、今すぐ10分で取り組める漢字を覚えるための具体的な方法を紹介します。
簡単に10分で取り組めるので、お子さんに実践させてみて下さい。
ステップは以下のとおりです。
1,国語の教科書から5つ漢字を抽出
2,それぞれ5回ずつ書かせた後、漢字を使った文章を考える
3,漢字テストをする
それぞれ詳しく解説します。
1,国語の教科書から5つ漢字を抽出
現在、国語の授業でお子さんが学校で学んでいる範囲を教えてもらい文章の中から5つ漢字を選び出しましょう。
二次熟語を選び出すのがポイントです。
例えば、「選択」「上昇」などですね。
二次熟語はテストでよく出題されやすいので、何回も練習しておくと実際にテストで出題されるということもあります。
もし、現在古文や漢文を習っている場合は、前回のテストで出題された現代文から漢字を選び出します。
2,それぞれ5回ずつ書かせた後、漢字を使った文章を考える
5個の漢字をそれぞれ5回ずつ書かせた後、漢字を使った文章を考えてみます。
これは、書いている漢字をすぐにアウトプットするためにステップに入れています。
漢字がすぐに覚えることができなくても、どういった場面で使われる言葉なのかを覚えることで、後々記憶に残りやすくなります。
3,漢字テストをする
教科書、漢字を練習したノートなどは全て閉じて、学校でテストを受けるような状況を作れたら、漢字を5個思い出して書かせます。(順番は問いません)
もし、漢字が出てこなかったときは読み仮名を教えてヒントを与えて下さい。
ステップは以上です。
この手順に従って、テスト前にお子さんと取り組めば、漢字を効率的にしっかりと覚えることができますよ。
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
中学生の子どもが漢字が書けない状態から脱却するための具体的な方法のまとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、漢字がニガテな中学生のお子さんが、テストで漢字が書けるようになる方法について紹介しました。
漢字を習得するためには、反復すること、アウトプットすること、見て、書いて、口に出して覚えることが大事だとお伝えしました。
漢字を覚えるのに効果的な勉強のやりかたは以下の通りです。
1,国語の教科書から5つ漢字を抽出
2,それぞれ5回ずつ書かせた後、漢字を使った文章を考える
3,漢字テストをする
10分程度で取り組めるので、ぜひお子さんと一緒に取り組んでみて下さい。
また、漢字だけでなく、他の教科も復習することで成績が上がってきます。
復習で成績を上げるための方法はこちらに書いてますので、この記事と合わせて読んでみて下さい。
勉強苦手な中学生がテスト後の復習をするだけで10点成績アップ!?
国語のテストで漢字は20-30問出題されるので、大きな得点源になります。
しっかり漢字を取れるようにすることが成績アップへの近道です。
漢字が全問正解できるようになるのは簡単なことなので、ステップに従って取り組んでみて下さい。
しかし、このまま何もしないままだと、漢字も書けるようにならないままですし、日に日に覚えなければいけない漢字も増えてきます。
まずは、小さな行動から起こしていきましょう。
ステップに従って漢字を書かせてみて下さい。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、
私に直接メッセージを送ってください。
また気軽にやり取りしたい方は
LINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで
勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、
私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので
読んでみてください。
紅野まり