中学生の子供の塾を辞める方法とは?円満に退塾するための理由と辞め方
こんにちは、紅野まりです。
今回は「中学生の子供の塾を辞めるときの流れとは?円満に退塾するための断り方」というテーマについて紹介します。
「円満に塾をやめたいけどどうしたらいい?」
「どんな理由で塾をやめたら良いの?」
このようにお子さんの塾の辞め方について悩んでいませんか?
塾をスムーズに辞めることができないと、次の塾探しやステップへなかなか進めません。
今回この記事では前半で「塾をやめる時の流れ」後半で「円満な塾の辞め方」について紹介していきます。
この記事を読むことで「円満に塾を辞めて次へ進む方法」について理解していただけます。
塾を辞めるときは「円満に」辞めたい!
塾に通うお子さんが「塾に通ってるけど成績が全く上がらない」となると、「塾をやめようかな」という気持ちになりますよね。
でも、塾をやめるって言っても
・どうやって辞めたら良い?
・辞めるって伝える方法は電話連絡?それとも対面?
・どんな理由でやめたら良いの?
こんな感じでどうやって塾をやめたらいいかもわからないですよね。
「成績が上がらなかったので辞めます!」なんて正直に言えないし、気まずくならないように円満に塾を辞めたいはずです。
今回は、具体的に塾をやめる手順を詳しく説明するので手順通りに実行すれば円満にスムーズに塾をやめることができます。
「こんな時どうしたらいいんだろう」と悩んで塾をやめることが憂うつになりたくないですよね。
それに本来塾をやめるのには何かしら原因があってのことだと思います。
「成績が上がらない」(←これが大多数の辞める理由)が主な原因ですよね。
子供の成績にも影響が出るから今の塾を辞めて「成績を上げるための次のステップへ進もう」という前向きな気持ちで塾を辞めるはずです。
しかし、なかなか塾を辞めることに戸惑ってしまうと、次へ進めなくなてしまいますよね。
なので、今回この記事を読むことで、塾をやめるだけでなく、お子さんの次へのステップへスムーズに進むことができますよ。
中学生の子供が塾を辞めるときの一連の流れとは?
まず、お子さんが塾をやめる時の流れを説明します。
流れは以下の3ステップになります。
2,転塾する場合、塾の体験授業を受ける
3,塾をやめる
それぞれ流れを紹介していきますね。
1,塾をやめた後を決める
まずは、塾をやめた後どうするかを決めましょう。
例えば
・集団塾ではなくて自宅で勉強する通信教材を始める
・個別指導塾では先生との相性が悪かったので、別の個別指導塾を探す
・塾に通うのが大変だったので、自宅でネットで指導を受けるオンライン家庭教師に変える
といった感じで、塾をやめた後にどのような流れになるのかを決めておきましょう。
もちろん塾をやめて計画を立ててもいいのですが、それだと「勉強ができていない空白の期間」が1週間~1ヶ月ほど空いてしまいます。
つまり、十分な教育を受けることができないままムダに時間を過ごしてしまう可能性があるのです。
特に、苦手意識を克服するために塾に通っていたり、勉強習慣を作らせるために塾に通っている子は注意です。
なぜなら、塾に行かなくなった途端、苦手がさらに増えたり、勉強習慣が無くなってだらけてしまったりする可能性があるからです。
なので、できるだけ勉強していない空白期間を作らないためにも、塾をやめた後の計画は「塾を辞める前」に立てておきましょう。
2,転塾する場合、塾の体験授業を受ける
続いて、転塾する場合(集団塾から個別指導塾など)は、今の塾に通いながら塾の体験授業を受けておきましょう。
そうすることで、スムーズに転塾がうまくいきます。
塾を辞める前に塾の体験授業を受けることによって
・やめようと思っている塾と比較ができる
・塾を辞める決心がつく
このようなメリットがあります。
反対に、塾をやめてから体験授業を受けるとなると
・どんな塾があるか、ということから始める
・塾をやめる決心がつかない
というデメリットがあります。
特に、他の塾の体験授業を受けることによって塾をやめる決心がつくので、塾をやめるさいにはっきりと断ることができます。
塾に「辞める」というと、8割9割塾側から止められます。
その時に「もう次行く予定の塾があるんだ」と意識しておけば、引き止められてもきっぱりと断る理由ができますよね。
例えば、友達とLINE電話で長話をしていて、30分後に別の用事があると「ごめん!ちょっとこれから用事があるからまた詳しく教えてほしい!」と電話を切ることができます。
しかし、その後に予定がないままだと、なんとなく「とりあえず話しておこうかな….」とずるずる時間が経ってしまいますよね。
塾をやめるときも同じで、先に予定を作っておくとあなたも辞める決心が固まって、「塾をやめます」ときっぱり話をできるので、円満に塾をやめることができますよ。
ここまでの、1と2の塾をやめた後を考える~無料体験を受けるまでのステップで、「塾選び」について「どんな塾を選んだら良いんだろう?」「今度は集団塾?個別指導塾?」と疑問に思われている方もいると思います。
転塾に関してはこちらの記事で詳しく紹介していますので、合わせて読んでみてください。
どこの塾にしようか検討が全く無い方は特に必見です。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。
3,塾をやめる
さいごに、ここでようやく塾をやめることを塾へ伝えましょう。
塾をやめるとなると、仕事をやめるときと同じで「気まずい」「どんな理由で辞めよう」と悩むと思いますが、2つのポイントがあります。
・辞める理由はあらかじめ考えておくこと
塾を辞める理由を決めて、絶対に塾をやめるという決断でないと、塾をやめることはできません。
もし、塾の先生から
「やっと成績が伸びてきたところじゃないですか」
「塾のやり方も変えてみますんで、もう少し頑張ってみませんか?」
と言われたら「そうですか、それなら….」と退塾を延期してしまうかも知れませんよね。
ですが、成績が上がらないのであれば塾はすぐに辞めるべきです。
お子さんが成績が上がらない塾にいても時間とお金をムダにしてしまうだけです。
それならば、別の塾や教材にお金をかけてすこしでも成績を上がったほうが良いですよね。
なので、あらかじめ理由を決めておいて、塾を辞める決断をはっきりさせておきましょう。
「おすすめな退塾理由」については、この後説明します。
中学生の子供の塾を円満に辞めるときの断り方
では、ここからは、塾を円満にやめるときの断り方を紹介します。
塾をやめる時に気になることは
・塾を辞める理由はどうしたらいい?
・引き止められた時はどうやって答えたら良いの?
・菓子折りは持っていくべき?
などと、いくつか疑問点があると思いますので細かくお伝えします。
この通りに従えば、すんなり塾をやめることができますよ。
塾をやめる時の退塾を伝えるタイミング
まずは、「塾をやめる」ことを塾側へ伝えましょう。
おすすめは断然「電話」です。
直接会うと、どうしても引き止められたりしてしまうので、電話のほうがスムーズに行きます。
塾をやめている保護者は大半は電話連絡で「退塾」をされているようですし、電話連絡のほうがスムーズに退塾へと進むようです。
タイミングは、当月分の授業が終わった翌日に電話連絡を入れるといいでしょう。
例えば、11月26日が11月の最後の授業だった場合、翌日の11月27日に電話連絡をすると行った形です。
月の途中で辞めてしまうと月謝ももったいないですし、ちょうどいいタイミングを見計らって辞めるのがベストです。
ただし、塾によって退塾のルールもあると思うので事前に確認しておくとスムーズに事が運びます。
塾をやめる時に気になる退塾理由
一番、「どうしよう…」とあなたが考えてしまうのが「退塾理由」だと思います。
考えられる退塾理由としては
「子供が部活と両立ができないから….」
「家で勉強する習慣をつけさせたいので….」
と、様々な退塾理由があると思います。
一番は「成績が全然上がらないんですけど!!?!」と、言いたいとは思いますが、なかなかはっきりとは言えないですよね。(私だったら言いたい…)
それはうどんを食べに行って店員さんに「うどん不味かったので次からは来ません」と言うようなものです。
後味もわるいし、気まずくなるのでホントの理由はなかなか言えないと思います。
なので、退塾理由としては、相手から突っ込まれにくくて、かつ円満に終わらせることができる理由が良いですよね。
退塾することを伝えるために言いやすい退塾理由としては
「夫の給料が減ってしまって…」
と経済面を主張するのが良いでしょう。(たとえ経済面が理由でないとしても…)
塾はお子さんの成績を上げることをモットーにしてるとは思いますが、もちろん「利益」を追求しています。
ボランティアではなく、お金を払ってもらって授業をして成り立っているのが塾です。
塾も利益を追求するために、ぶっちゃけ、塾にお金を落としてくれる家庭を塾に入れたいと思っています。
お金を落としてくれそうな家庭は「成績が全然上がっていない子がいる」「お金を出して成績を上げてもらいたい家庭」「ただお金がある家庭」がターゲットになりますよね。
逆に、お金が無くて….という家庭は塾からは「見込み客ではない」という判断をされている可能性もあります。
つまり、「お金がないんです」ということで、塾にとっては(言葉が悪いですが)用無し客と思わせることができるのです。
特に経済面については深く追求されることがないでしょうし、塾側にも不快な思いにはさせません。
退塾する理由に困ったら「経済面」を理由にするとすんなり退塾を承諾してくれますよ。
塾をやめる時に塾側から引き止められた時
続いて、塾から退塾を引き止められたときです。
その際はきっぱり、「辞めます」と伝えましょう。
「心苦しいですが、決意は揺るがないので」
「今までお世話になりました。子供もこれからも頑張ってくれると思います。」
などと、「もう辞めるって決めたんだな」と分かるくらいはっきりと意思表示をしましょう。
と曖昧な表現だと、塾側はあの手この手を使って引き止めてきます。
きっぱり辞めることを伝えるためにも、次の塾などを決めておくといいですね。
菓子折りは持っていくべきか
最後に菓子折りは持っていくべきか、という意見がありますが、正直これは「どちらでもよい」です。
「そこまで丁寧にしなくても…」という意見もありますし「持っていくに越したことはない」という意見もあります。
塾の通塾年数にもよるとは思いますが、もしあなたが持っていきたいのであれば、菓子折りをもっていく、特に持っていく必要がないと思ったら持っていかなくて大丈夫です。
中学生の子供が塾を辞めるために今からできること
ステップは以下のとおりです。
1、転塾をするかどうか
2、他の塾の体験授業を受ける
3、塾をやめる手続きをする
それぞれ詳しく解説します。
1、転塾をするかどうか
2、他の塾の体験授業を受ける
3、塾をやめる手続きをする
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
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中学生の子どもが塾を辞めるときの流れ:まとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、塾を辞めるときの流れについて紹介しました。
塾をやめる時は「円満に終わりたい」「きまずい」「言いにくい」という思いがあると思います。
ですが、塾をやめるということはお子さんへ次へのステップを歩んでもらう大事な節目でもあります。
できるだけスムーズに、後味が悪くなく塾をやめる方法を今回は紹介していきました。
塾を辞めるまでの流れはこんな感じでした。
1,塾をやめた後を決める
2,転塾する場合、塾の体験授業を受ける
3,塾をやめる
塾を辞める前に「次の塾を決める、体験授業を受けてみる」ことをするほうが良いと紹介しました。
今の塾をやめることで、次の塾へスムーズに移動するためにも、塾を辞める前に他の塾の体験授業を受けてみるのがおすすめです。
具体的に今から「塾をやめる」ための目的を叶えるために起こしてほしいことをステップで紹介しました。
ステップは以下の通りでした。
1、転塾をするかどうか
2、他の塾の体験授業を受ける
3、塾をやめる手続きをする
1,2は今すぐにできるので、この記事を読んだ後すぐにとりかかってみてください。
「塾ってどうやって探したら良いの?」
「塾選びのコツは?」
と思われた方はこちらの記事で、転塾する際のポイントなどを記載していますので合わせて読んでみてくださいね。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生のお子さんが塾をスムーズに辞めると次へのステップが早くなる!
お子さんが塾をすんなり辞めて次の教育に移ることができると、お子さんも新しい教育を受けさせてあげることができます。
つまり、成績が上がらないという流れを一旦断ち切ることができるのです。
ですが、このまま塾をやめるのに手間取ってしまうと、お子さんの時間だけでなく勉強時間や教育までもが削られてしまいます。
まずは、今回のステップに従って、次の塾など教育方法を考えることから始めていきましょう。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
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今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり