高校受験の子供と喧嘩をしてしまった!受験生と親との関わり方とは
こんにちは、紅野まりです。
今回は「高校受験の子供と喧嘩をしてしまった!受験生と親との関わり方とは」というテーマについて紹介します。
「受験の不安で子供と大喧嘩の上に殴り合ってしまった」
「志望校のことで子供とひどい口調で言い争いをした」
このように高校受験の子供と喧嘩をしてしまったことで悩んでいませんか?
「受験の大事な時期なのにやってしまった…」と後悔している保護者の方もいると思います。
今回この記事では前半で「高校受験でありがちな親子喧嘩」後半で「親子喧嘩が引き起こす受験への影響」について紹介していきます。
この記事を読むことで「受験でも親子関係を良好なものにしていく方法」について理解していただけます。
高校受験の子供と喧嘩をしてしまった!受験生と親との関わり方とは
高校受験がいよいよ意識される中学3年生。
受験モードになると親も子もストレスを抱えてしまいがちです。
そんな時期に受験生の子供と喧嘩をしてしまった!という話も、私が無料で相談を受け付けている「LINE@」で伺ったりしました。
内容はこんな感じでした。
受験生の娘は、校外のクラブを辞めたことで勉強に励むようになったのですが
娘が辞めた後にそのクラブは全国大会まで出場するほどの強豪に。
娘はそれがすごくショックだったらしく
勉強にもやる気が起きず、一時は30点ほど上がってきた成績も
前と同じくらいまで下がってしまいました。やる気もない、志望校も決まらない、投げやりになっている娘に
だんだんイライラしてしまって
ある時どうしても我慢ができずに
家の前で周りの目がある中で
娘の頬をバシバシ引っ叩いてしまいました。
娘も負けずに叩き返してきたので親子で喧嘩してしまいました。
この親子はお互いに言いたいことを言い合ったことですっきりしたようです。
しかし、できれば受験生というストレスとプレッシャーを感じる敏感な時期に子供と喧嘩は避けたいですよね。
なぜなら、お子さんがむしゃくしゃして勉強するどころではなくなってしまうからです。
ですが子供と喧嘩をしてしまったあとの対処方法を知っていると親子関係も崩さずに受験にも影響しません。
そうすると、中学生のお子さんも喧嘩をしてしまってもストレスを抱え込まずに済みます。
一方で、親子で喧嘩をし続けてしまうままだと、あなたもお子さんも常にストレスを抱えてしまい、受験時期を辛いまま過ごしてしまいます。
まずは、今回紹介する喧嘩してしまった時の対処法について知っていきましょう。
高校受験の子供と喧嘩をしてしまう原因とは?
そもそも、受験期に起こりうる喧嘩とはなんなのでしょうか?
具体的に受験期に起こりうる喧嘩内容を紹介していきます。
高校受験の子供と喧嘩をしてしまう原因1「志望校の違い」
子供と志望校を巡っての喧嘩です。
子どもは〇〇高校に行きたいけど親は△△高校へ行かせたい。
受験生ならあるあるの喧嘩かもしれません。
志望校を巡っては「教育費」「通学手段」「将来の選択肢」など、家庭によっては状況が様々です。
なので、一概に志望校に関しては的確なアドバイスを出すことができません。
ですが、「最後はお子さんの意思を尊重させてあげてほしい」と思います。
なぜなら、自分が行きたくない高校に3年間も行くことはお子さんにとってストレスになってしまうからです。
親であるあなたの希望する高校に行かせたとして、お子さんが行きたくない学校だったらお子さんは嫌々学校に通うことになります。
せっかく高校に合格できても高校に行かなくなるかもしれませんし、最悪辞めてしまうかもしれません。
私の経験談からお伝えすると、たとえ進学校でさえも高校をやめてしまう子はいます。
私が通っていた高校も進学校でしたが、途中で辞めてしまう人も2,3人いました。
せっかく入学した高校をやめないためにも、できるだけ中学生のお子さんの意思を尊重してあげてほしいと思います。
高校受験の子供と喧嘩をしてしまう原因2「受験生らしくない勉強習慣」
受験シーズンなのに勉強しない子供に対して親のほうが焦ってしまいますよね。
「勉強しなさい!」
「受験生の自覚がない」
あなたのイライラはマックスになってしまって思わず暴言を吐いたりします。
中には受験生の息子と暴力を伴う喧嘩になったり、携帯を破壊する、ゲーム機を折る、という行動まで取ってしまう親御さんもいるようです。
高校受験の大事な時期は親であるあなたもストレスが溜まる時期です。
親であるあなたもストレスの対処法を知っておくべきなのです。
上手くストレスと付き合っていく方法についてはこちらの記事で解説しています。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
高校受験の子供と喧嘩をしてしまうことで引き起こされる受験への影響
高校受験のときにはどうしても親子喧嘩というのは避けがたいものです。
「志望校のこと」「内申点のこと」「勉強態度のこと」で親と子が話をする機会も必然的に増えてきます。
なので、高校受験期に親子喧嘩が起こるのはむしろ健全なのです。
しかし、親子喧嘩が起こることで引き起こされる受験への影響もしっかり押さえておく必要があるので紹介していきます。
親子喧嘩が原因で引き起こされる受験への影響は次の3つです。
・精神不安定になる
・親への不信感が募る
・親子関係崩壊
それぞれ解説していきます
高校受験の子供と喧嘩をしてしまうことで引き起こされる受験への影響1『精神不安定になる』
受験シーズンは親と子どちらもストレスが溜まってしまう時期です。
「勉強しなさい!」
「このままじゃ高校合格できないわよ!」
と、焦りと不安に任せて強く口出ししてしまうと
「あー、もう、うるさいな!」
「放っておいてほしい」
とお子さんも感じてしまいます。
この状態のままだと、お互いが精神状態がぼろぼろになってしまいます。
特に、親であるあなたにしかできないこととして「必要な書類を準備」「食事や健康面のサポート」が挙げられます。
しかし、あなたが精神を病んで体調を崩してしまうと、お子さんの受験をサポートできなくなってしまいます。
精神を安定させるためにも、親であるあなたはあなたにしかできないことをするべきなのです。
・体調を崩してしまうと子供をサポートできない
「高校受験の子どもに親であるあなたにできること」はこちらの記事でさらに詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
高校受験の子供と喧嘩をしてしまうことで引き起こされる受験への影響1『親への不信感が募る』
次に親への不信感が募るということです。
これは特に中学生本人が感じることですが、
「親に進路のことを相談したら反対された」
「今まで志望校を相談して決めていたのに、急に変更しろと言われた」
親と子供の意見が違うことで、中学生のお子さんが親へ不信感を抱いてしまう可能性があります。
実際私もそうだったのですが、推薦入試で高校に進学したいと考えていたのに、親から「一般(入試)を受けなさい」と言われたことがありました。
「え、推薦(入試)を考えていたのに…」
と、裏切られた気持ちになってしまうんですよね。
もちろん親であるあなたの意見もあると思いますが、しっかり話し合うことが大事です。
もし、私も気持ちが完全に推薦入試に固まる前に親と相談していたら納得していたかもしれません。
親であるあなたもお子さんも、なにかのタイミングで考え方が変わるかもしれませんし、お子さんの志望校も変わるかもしれません。
親であるあなたに「裏切られた!」と不信感を抱かれないためにも、マメな話し合いが必要です。
対策方法・定期的な話し合いの場を設ける
高校受験の子供と喧嘩をしてしまうことで引き起こされる受験への影響3『親子関係崩壊』
最後に、ヒートアップしすぎた喧嘩の中で言葉や暴力で傷つけ合うことによる親子関係の崩壊です。
勉強しない子どもについカッとなって
「もういい!勝手にしなさい!」
「お母さんもう何もしないからね!」
ときつく叱ってしまったり、
「息子にイライラして蹴ったり殴ったりしてしまった…」
と思わず手が出てしまう場合もあります。
そうなると、正直親子関係はサイアクですよね。
「もういい!受験なんて辞めてやる!」
と、受験放棄もありえます。
そうならないためにも、定期的にあなた自身もストレスを解消したり、お子さんのストレスも解消できる時間を作ってあげる必要があります。
対策方法・定期的にストレスを発散させていくことが大事
高校受験の子供と喧嘩をしてしまったときの仲直り方法
ここまでで、高校受験の子どもと喧嘩をしてしまう原因、親子喧嘩が高校受験にもたらす影響について紹介しました。
それでも、小さなきっかけで喧嘩に発展してしまうこともあるかもしれません。
「やっちゃった….受験生の子どもと喧嘩をしてしまった…」
と、いうときにどうやって仲直りをしていくか、紹介していきます。
ステップは以下のとおりです。
0,A4の紙を用意します
1、喧嘩になった原因を書き出す
2、どうしたら喧嘩をしなかったのかを書いてみる
3、仲直りのメッセージを書く
それぞれ詳しく解説します。
0,A4の紙を用意します
まずはA4の紙とボールペンを用意します。
紙はチラシの裏、メモ帳など何でも大丈夫です。
1、喧嘩になった原因を書き出す
用意した紙に「子供と喧嘩になった原因」をできるだけ多く書いてみましょう。
あなたが何にイライラしているのか、お子さんは何にイライラしたのかを考えてあげるといいですね。
例えば、
・子供が何度「勉強しなさい」と言っても行動しなかったから(あなたの怒りの原因)
・子どもに干渉しすぎてうっとうしく思われた(子供の怒りの原因)
など。
書き出すことによって冷静になって自分の気持ちと向き合えますよ。
2、どうしたら喧嘩をしなかったのかを書いてみる
イライラした原因や喧嘩になった原因を書き出したあとに、「どうやったら喧嘩をしなかったのか」を書いてみましょう。
例えば
・言い方をもう少し柔らかくしたほうが良かった
・仕事のイライラも溜め込んでしまっていた
少し分析をしてみて「どうしていたら喧嘩になっていなかったのか」を考えてみてください。
3、仲直りのメッセージを書く
お子さんとあなたの親子関係を良好なものにしていくためには仲直りすることが大事です。
「言い過ぎた、ごめんね」
「ついカッとなってしまってごめんね」
お子さんは「悪かったな…」と思っていても、「なんか気まずいし…」「恥ずかしくて自分からは言えない」と思っているはずです。
ここは大人であるあなたから和解のサインを出してあげてください。
直接仲直りのメッセージを伝えられないときは、手紙で伝えたり置き手紙で伝えたりしましょう。
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。 中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
高校受験の子供と喧嘩をしてしまった時の対処法とは
それでは、今回のまとめです。
今回は、高校受験の子供と喧嘩をしてしまったときの対処法について紹介しました。
高校受験の子供と喧嘩をしてしまう原因は「志望校の違い」「受験生らしくない学習態度」が原因でした。
喧嘩が原因で受験に及ぼしてしまう影響は次の3つでした。
・精神不安定になる
・親への不信感が募る
・親子関係崩壊
もしお子さんと喧嘩をしてしまった際の仲直りの仕方も紹介しました。
ステップは以下の通りでした。
0,A4の紙を用意します
1、喧嘩になった原因を書き出す
2、どうしたら喧嘩をしなかったのかを書いてみる
3、仲直りのメッセージを書く
次の記事では「高校受験の子供のために親ができること」について紹介しています。
今回の記事と合わせて読むことで「受験生の子供をサポートする方法」を学んで頂くことができます。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生のお子さんと喧嘩をさけていくために
お子さんと受験期を良好な関係で乗り切ることができると、親として十分に子供をサポートしてあげられますし、お子さんにとっても心の支えになれるはずです。
ですが、このままだと、むしろお子さんにとって悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。
今回のステップに従って、まずは喧嘩してしまった際の対処法をしっかり覚えておきましょう。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり