【復習のやり方】成績が低い中学生の子どもが絶対に覚えるべき勉強法

【復習のやり方】成績が低い中学生の子どもが絶対に覚えるべき勉強法

こんにちは、紅野まりです。

今回は「中学生の復習のやり方」というテーマについて紹介します。

「日頃の復習ってどうしたらいいの?」
「復習が大事って言うけどどうやって復習するの?」

このように中学生のお子さんが復習の仕方について悩んでいませんか?

今回この記事では前半で「復習のやり方」後半で「復習をすることのメリット」について紹介していきます。

この記事を読むことで「復習のやり方をマスターして成績を上げていく方法」について理解していただけます。

成績が低い中学生の子どもに足りていないのは「復習」

中学生になると、小学生と比べて余計に「復習が大事!」「テスト後の復習が大事」と復習の重要性についてかなり語られています。

「そんなことはわかってる」

と、復習が大事なことはわかっているにも関わらず、実際復習をしている中学生はほとんどいないでしょう。

ですが、復習にどれだけメリットがあるのか、お子さんはまだ知らないだけです。

復習のメリットが分かれば、「こうしたら成績が上がるんだ!」と復習に取り組む気持ちになるでしょう。

単純に、復習すれば解けなかった問題が解けるようになります。

つまり、点数が上がるということです。そしたら必然的に成績が上がっていきますよね。

ですがいつまで経っても復習のやり方がわからないままだと、同じ問題を2回も3回も間違えたりしてしまいます。

今回は復習の仕方を細かく紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

中学生に子どもに今すぐ教えたい!復習の具体的なやり方

まず、前提として中学生の復習には2種類あります

1、普段の勉強の復習
2、テスト後の復習

今回は1の普段の勉強の復習について紹介します。

もし、普段の勉強で復習している習慣がある場合は、よりレベルアップするために「テスト後の復習」について読んでみてください。

テスト後の復習に関してはこちらの記事で解説していますので、合わせて読んでみてください。

勉強苦手な中学生が今すぐ10点アップ!?テスト後に取り組む勉強法

中学生の子どもが取り組む復習のやり方はたった2ステップだけ

では、本題へ戻って、中学生の普段の勉強の復習の仕方はこんな感じです。

①宿題は出された日に取り組む
②学校のワークはテスト週間に入る前に少しでも埋めておく

この2ステップで大丈夫です。

まずは、宿題は「ここは◯日までの宿題ね」と言われた日に取り組みましょう。

なぜなら、課題に取り組むのが早ければ早いほど、さくさく問題が解けるからです。

人間はその日習ったことでも、時間が経てばすぐに忘れてしまいます。

つまり、時間が経つにつれて学んだ内容を忘れてしまって、問題が解けなくなってしまうということです。

ステップ②の学校のワークに取り組むのも同じことです。

問題がわからなくなる前に問題を解いて、問題を穴埋めしていきましょう。

「テスト前に問題を解いてしまっていいの?」

と思うかもしれませんが、問題有りません。

なぜなら、ワークの問題を解いたとしても、あとで必ず復習しなければ理解できないからです。

テスト3週間前にワークを書き込んだとしても、テスト1週間前にワークを書き込んだとしても、復習しなければ記憶には残りません。

なので、早めに書き込んでいたほうが提出物も早く終わって、復習する時間を確保できます。

この2ステップをできるだけ毎日繰り返すことで、提出物も並行して取り組むことが出来ますよ。

教科別の復習のやり方を確認!

次に5教科それぞれの復習法を紹介します。

もし、苦手教科を得意科目にしたかったり、いつも点数が取れない科目があれば、今から紹介する復習の方法を参考にしてみてください。

国語、英語の場合
国語や英語の場合、読み進めた内容をざっと思い返すくらいで大丈夫です。

「国語はこんな話だったな…」
「英語はこんな話を今学んでいるな」といった感じです。

理想は教科書の本文の内容を保護者に説明することです。

「こういった話の内容で、主人公のこんな気持ちを描いている内容」といった感じでざっくり説明できると本文が理解できているということが言えます。

数学の場合
数学の場合は、出された課題をすぐに取り組むようにしましょう。

なぜなら、解き方を忘れないためです。

人間はすぐに忘れてしまう生き物なので、解き方を教えてもらってまだ間もない間に課題をこなすようにしましょう。

そうすると課題も終わりますし、すらすら問題も解けるはずです。

理科・社会
理科・社会に関しては単語が多めなので、その日に習ったページ分で大事な単語だけを音読するようにしましょう。

音読するだけでも記憶に定着しますよ。

5教科それぞれの復習のやり方を紹介しましたが、「これなら取り組めそう」と思う内容から取り組んでみてください。

一気に勉強法を変えるのは難しいので、少しずつ復習の仕方を自分の勉強に取り入れさせてください。

中学生が点数を上げるために「復習のやり方」が絶対大事なワケ

ここまで、簡単に復習の仕方を紹介しました。

次に、後半の中学生の勉強に復習が大事な理由を紹介したいと思います。

予習か復習どっちが大事かと言われると、私は「復習」が大事だと思います。

なぜなら、私も実際、復習をしてきたことで点数を上げてきたからです。

特に復習するというのは、問題を解けるようにする、わかるようにするだけではなくて、「どうしたら次間違えないか」という勉強法も考えることに繋がってきた気がします。

ここからは元塾講師の紅野(こうの)が中学生が復習をすることのメリットを紹介していきたいと思います。

まず、メリットの一覧はこんな感じです。

・忘れにくいので記憶に定着しやすい
・本当に理解できていたかがわかる
・自分の勉強のやり方も見直す機会になる

それぞれ簡単に説明しますね。

中学生の子どもに復習をさせるメリット1:忘れにくいので記憶に定着しやすい

まず、復習することのメリットとして、やはり「忘れにくいので定着しやすい」というのがあります。

今日学校で習ったことをすぐには忘れませんよね

「あーなんかそういうことも言ってた気がする」

という感じでぼやっとは思い出せるはずです。

しかし、これが2日、3日と経過するごとに記憶はどんどん薄れていきます

例えば、もし私がここであなたに「10桁の数字を覚えてください」といって、あなたが覚えることができたとしても、きっと明日になれば忘れているでしょう。

勉强も同じで、復習しなければ最後には忘れてしまいます。

終いには思い出せなくなってしまうので、復習することで学習内容を記憶し定着につなげていくことが出来ます。

中学生の子どもに復習をさせるメリット2:本当に理解できていたかがわかる

復習することで本当に学校の授業が理解できていたのかがわかります

学校で習ったことを家に帰って復習する際には、数時間ほど時間が経った後だと思います。

ある程度記憶も薄れたときに復習をすることで

「あれ?これってどうやって計算するんだっけ?」

「この単語はこういう意味だったな」など思い出せない部分と思い出せる部分が出るはずです。

例えば計算のやり方を習ったはずなのに、家に帰って一人で見返してみると内容が思い出せないという場合は、高確率で内容が理解できていないということになります。

理解できていないのでテストで点数を落としやすい部分でもあります。

つまり、復習することで「本当に理解できたかどうか」が分かるのです。

「本当に理解できていない部分」を重点的に復習して、「わからない」を無くしていきましょう。

中学生の子どもに復習をさせるメリット3:自分の勉強のやり方も見直す機会になる

最後に、復習することで自分の勉強のやり方を見直せるということです。

復習をする過程で宿題に取り組んでいたりすると

「あ、また漢字ミスしてる」
「また計算ミスしちゃったよ..」

というように、自分のケアレスミスや間違え、苦手分野・得意分野がわかってきます

そうすると、自分で対策方法を考えることができます。

「これは苦手だからもう一回復習しておこう」
「いつも漢字ミスしやすいから細かくチェックしてみよう」

というように、自分の勉強の仕方を変化させる機会にもなります

ですが、ただ宿題を終わらせて、提出物はとりあえず締め切りまでに間に合わせるような学習スタイルだと、自分の勉強の仕方を見直す機会は全く無いですよね。

ですが、復習をすることで自分の勉強のやり方を工夫できるので、これが復習をする上での最大のメリットだと私は思います。

中学生の勉強に復習の仕方を取り入れていく方法

ここまでで具体的な復習の仕方、復習するメリットをお伝えしてきました。

「復習を子どもにさせたい」
「どうやって復習を始めさせたら良い?」

という疑問があると思います。

復習に取り組ませるためには、まずは毎日復習する習慣をつけなければなりません。

ここからは中学生のお子さんの毎日の勉強に復習を取り入れていく方法を紹介します。

ステップは以下のとおりです。

1、勉強できる教材を手に入れる
2、学習習慣を身に着ける
3、復習をする

それぞれ詳しく解説します。

1、勉強できる教材を手に入れる

まずは勉強できる教材を手に入れましょう。

成績をあげるためには時間ももちろん大事ですが、教材などのテキスト代にお金をかけることも大事です。

なぜなら、効率のいい教材を使うことで、早く成績を上げることができるからです。

もちろん、教科書や学校のワークだけで成績を上げることもできますがほんの一部の子だけです。

ですが、お子さんに合っていない教材を選ぶと、ただ問題数が多いだけ、解説が分かりづらい、などと勉強がしづらくなってしまいます。

そうなると、勉強しているのに成績が上がらない、勉強しても成果が出ないお子さんも自信を失ってしまいます。

そうならないためにも、少しでもお子さんに合っている教材を選んで、勉強に役立ててもらいましょう。

「効率よく勉強できる方法が知りたい」
「効率がいい問題集や勉強法を知りたい」

という方は下の記事で解説しています。

もし興味がある方は読んでみてください。

【逆転合格】高校受験で効率よく成績を上げる方法まとめ【厳選】

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。

教材の中でも気になるものがあれば、頼んでみたり資料請求をしてお試し見本をゲットしてみてくださいね。

2、学習習慣を身に着ける

次に、学習習慣を整えていきましょう。

いくら良い教材があって、いい塾に通っていたとしても、お子さんに学習習慣がなければ成績は上がりません。

家庭学習をすることこそが成績を上げるための一番の近道になります。

一方で成績が上がらない子ほど、勉強時間が短かったり、家で勉強ができない子ばかりです。

教材を手に入れたら、その教材を活用するために家庭学習の時間を設けていきましょう。

でも、今まで勉強しなかった子が、いきなり毎日1時間の勉強をするにはかなりハードルが高いです。

なので、最初は5分だけでも良いので、1問でも問題を解くことから始めてみてください

保護者の中には、「やっとやる気が出た」と嬉しくなって、お子さんが2時間も3時間も勉強することを期待する保護者の方がいます。

ですが、いきなり長時間の勉強は絶対に無理です。

徐々に勉強習慣を付けていくつもりで、長い目で見守ってあげてください。

具体的な生活習慣の付け方はこちらの記事で解説しています。

興味がある方は読んでみてくださいね。

【必見】デキる中学生の家庭学習習慣の付け方とは!?自宅での学習術

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。

3、復習をする

最後に、勉強する中で「復習をする」ことに重点を置いていきましょう

成績を上げるためには「わからない問題」と「分かるようにする・解けるようにする」ことが大事です。

なぜなら、”わからない”から”分かる”に変えるだけで解ける問題は多くなるからです。

そのためには「復習をする」ことが大事です。

「復習」というと、めんどくさい、時間がかかると思いがちですが、問題を目で追うだけでも良いですし、教科書をパラパラ見直すだけでも復習になります。

基本的な復習の仕方はこちらの記事でも紹介しています。

復習の基本を子どもに学ばせたいという方はこちらの記事へ進んでくださいね。

【復習のやり方】成績が低い中学生の子どもが絶対に覚えるべき勉強法

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。

ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

上の緑のバナーをクリックしてもらうと、LINEの友達申請に進みますので、具体的なご相談を無料でしていただくことができます。

友達申請だけでもしておくと、後から困った時にすぐに相談もできますよ。

成績が低い中学生の子どもが絶対に覚えるべき復習のやり方:まとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、中学生の勉強の復習のやり方について紹介しました。

復習の仕方は次の2ステップでしたね。

①宿題は出された日に取り組む
②学校のワークは毎日に少しでも埋めておく

復習をすることで得られるメリットはこんな感じでした。

・忘れにくいので記憶に定着しやすい
・本当に理解できていたかがわかる
・自分の勉強のやり方も見直す機会になる

お子さんに復習を取り組ませる具体的なステップは以下の通りでした。

1、勉強できる教材を手に入れる
2、学習習慣を身に着ける
3、復習をする

毎日この流れで復習に取り組む習慣をつけていきましょう。

次の記事では「家庭学習習慣をつけるためにおすすめの教材」について紹介しています。

もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

【中学生】家庭学習のおすすめ教材BEST3!自宅学習苦手な子向け

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

中学生のお子さんが復習をして学習内容を定着させるために

お子さんが復習ができるようになると、記憶している学習内容が増えてきます。

つまり、もう一度覚え直すことなく、学校で勉強を習った日にある程度内容を定着させることができるのです。

ですが、このままだと学校の授業を受けて内容を忘れて、また試験前に1から学びなおして….を繰り返す日々になります。

まずは今回のステップに従って、復習に取り組ませてみてくださいね。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINEのほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり