【高校受験】効率のいい時間の使い方!質を上げる勉強法まとめ

【高校受験】効率のいい時間の使い方!質を上げる勉強法まとめ

こんにちは、紅野まりです。

今回は「高校受験で効率のいい時間の使い方・質の高い勉強法」というテーマについて紹介します。

「効率のいい勉強のやり方で受験勉強をしてほしい」
「時間を無駄に使ってほしくない」
「受験勉強で効率がいい勉強法を教えてもらいたい」

このようにお子さんに効率がいい方法で受験勉強してほしくないですか??

受験生になると、毎日少しずつ入試に近づいていきます。

受験までの残り時間が少なくなる中で、無駄を省いて少しでも多く勉強時間を確保してもらいたいですよね。

今回この記事では前半で「受験勉強で効率を上げる方法」後半で「効率よく短時間で勉強量を増やしていく方法」について紹介していきます。

この記事を読むことで「効率がいい受験勉強の進め方」について理解していただけます。

高校受験勉強で効率のいいやり方は「勉強の質を上げる」こと

どの受験生も、効率がいい勉強のやり方で受験勉強をしたいと思っているはずです。

しかし、現状で

「要領が悪い」
「効率が悪い」
「ムダな時間が多い」
「1時間で終わる内容を倍以上の時間をかけて取り組んでいる」

などと、思い当たる部分はありませんか?

効率がいい勉強とは「1時間あたりの勉強量」が関係してきます。

1時間あたりの勉強量が少ないと、効率のいい勉強とはかけ離れてしまいます。

例えば、

・1時間の勉強時間でワークが3ページ進むのと、
・同じ1時間でワークが10ページ進む受験生では、

後者のほうが「効率がいい」ということになります。

同じ時間で、どれだけ勉強量を増やしていけるかが「効率がいいやり方かどうか」になってくるのです。

同じ勉強時間で勉強量が増えれば、勉強の進みが早くなります。

短時間での勉強量が増えたり、問題を解く速さが上がったり…いい事づくしです。

ですが、もし効率の悪い勉強のやり方を続けてしまうと、いくら勉強時間を増やしても、全然勉強が進まなかったり、課題が全然終わらなかったりしてしまうのです。

ですが、時間の使い方を知れば、勉強の質を上げていくことができますよ。

そもそも効率のいい受験勉強とは?

そもそも、効率がいい受験勉強とは、どういったことを思い浮かべますか?

・要領がいい
・短時間でたくさん問題が解ける
・1時間でかなりのページ数の問題が解ける
・ムダがなく内容を理解できる

…などと、想像されるかもしれません。

今回この記事では、

「効率がいい勉強」=『1時間あたりの勉強量が多い』という定義をしてお話していきます。

受験勉強の効率を上げていくためには「1時間あたりの勉強量」を増やす

受験勉強を効率よく、無駄を省きながら進めていくためには、1時間あたりの勉強量を増やしていく必要があります。

例えば、1時間あたり数学のワーク3ページ分を進める受験生A

1時間あたり同じ数学のワーク10ページ分をすすめる受験生Bでは、どちらが効率がいいでしょうか。

もちろん、受験生Bですよね。

受験生Aが3時間以上かかって終わらせるワーク10ページ分を、受験生Bは1時間で終わらせてしまうということです。

効率のいい勉強は、より質の高い勉強になります。

つまり、1時間あたりの勉強量が多くなるにつれて、より質の高く効率のいい勉強をすることができるのです。

受験勉強には「勉強時間を増やすこと」も大事

ここまでを読むと

「勉強時間を増やすことも大事じゃないの?」

と思われる方もいるかもしれません。

もちろん、勉強時間そのものを増やすのも大事です。

たとえ、1時間あたり3時間分の勉強ができたとしても、毎日2時間で4時間分の勉強ができる人には遅れを取ってしまいます。

ですが、1日は24時間しか有りません。

睡眠に8時間、学校に8時間、食事やお風呂に2時間、通学に1時間….などを考えると、受験生が1日に使える勉強時間はせいぜい3~4時間程度になります。

その中で、勉強時間を10時間に増やしたりすることはできないのです。

「勉強時間」×「1時間あたりの勉強量」が大事

ですが、1時間あたりの勉強量を増やすことができれば、2時間分の勉強を1時間で終わらせることもできます。

さらに、勉強時間を増やしていけば勉強量も比例して増えていきます

例えば、1時間あたり2時間分の勉強量をこなすことができる受験生Cは、

1時間×2時間(1時間あたりの勉強量)=2時間分の勉強量
2時間×2時間(1時間あたりの勉強量)=4時間分の勉強量

さらに例えば、1時間あたり3時間分の勉強量をこなすことができる受験生Dは、

1時間×3時間(1時間あたりの勉強量)=3時間分の勉強量
2時間×3時間(1時間あたりの勉強量)=6時間分の勉強量

..と、このように、同じ1時間でも勉強量に大きく差が出てくるのです。

なので、「勉強時間」と「1時間あたりの勉強量」はどちらも増やしていくことが『効率のいい勉強』につながるでしょう。

高校受験で効率のいい勉強を実践するために

そもそも、勉強の効率が下がってしまう原因は何でしょうか?

・勉強を始めるまでに時間がかかってしまう
・まとめノートを作ったり問題を書き写すのに時間がかかる
・スマホを触ってしまう
・わからない問題で止まってしまう

原因は上記が考えられます。

お子さんに当てはまる特徴はありませんか?

先ほど紹介したやり方だと、勉強の効率を下げてしまう要因になってしまっています。

これらの原因を解決することで、効率のいい勉強にかえていくことができますよ。

「効率の悪い勉強をしてしまっている…」
「確かに子供に当てはまっているな…」

という方は、これからそれぞれの原因に対して解決策を紹介していきます。

効率の悪い勉強から抜け出すために、このまま読み進めてくださいね。

高校受験で効率のいい勉強をする勉強法1「勉強を始めるまでに時間がかかってしまう」状態を改善する

まず、勉強を始めるまでに時間がかかってしまうと、勉強時間が短くなってしまいます。

1時間自由時間があっても、勉強を始めるまでに30分、40分とダラダラ時間が過ぎてしまって、結局20分、30分ほどしか勉強時間がない、ということもあります。

勉強を始めるまでに

・部屋の掃除から始める
・ぼーっとしたまま手が全然動いていない
・勉強を始めるまで1時間もかかっている

このような状態だと、いくら時間があっても、実質勉強時間は全く増えていません。

なので、勉強を始めるまでの時間を5~10分まで短縮できるようにしていく必要があります。

勉強にすぐ取り組めるようになると、ムダな時間が省かれますし、勉強への切り替えもすぐにできるようになりますよ。

具体的に、勉強を開始するまでの時間を短くしていく方法は下の記事で解説しています。

興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。

*リンク

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。

高校受験で効率のいい勉強をする勉強法2「まとめノートを作ったり問題を書き写すのに時間がかかる」状態を改善する

続いて、まとめノートを作ったり、問題を書き写す時間を減らしていきましょう。

私が無料で相談を受け付けている「LINE@」で質問をいただくのですが、

「まとめノートを作ったほうが良いですか?」
「単語帳を作っているのですが…」

…などと質問があります。

正直、まとめノートや単語帳を作る時間、問題を書き写す時間は「ムダ」になります。

なぜなら、その時間は勉強内容が頭に入っていないからです。

もし、まとめノートを作るだけで勉強内容が理解できるのであれば、授業でノートを取るだけでも内容は理解できるはずです。

ですが、実際はそうではありません。

問題をたくさん解いたり、苦手な部分を集中的に勉強することで成績は上がっていきます。

もちろん、まとめノートや単語帳も作ったほうが場合もあります。

例えば、苦手な分野だけをまとめたノート、などですね。

勉強に効果的なノートの作り方などは、ここで話すのと長くなるので割愛しますが、

単に教科書の内容をまとめたり、イチから単語帳を自作したりするのは、効率のいい勉強法をはかけ離れてしまうので避けていきましょう。

高校受験で効率のいい勉強をする勉強法3「スマホを触ってしまう」状態を改善する

さらに、スマホを触ってしまう状態を避けることは、効率のいい勉強に繋がっていきます。

このブログを訪ねてくれた受験生に、受験を終えた感想を聞くと

「テレビを我慢するのが大変だった」
「スマホやゲームを触らないようにするのが精神的にきつかった」

といった声がいくつもありました。

スマホ、というと、「誘惑」でもあり「勉強の邪魔」になってしまいます。

受験生になると入試までの時間が限られてくる中で、スマホを触ることで1,2時間毎日ムダにしてしまうのはもったいないですよね。

正直、スマホの誘惑に勝てるかどうかが「受験合格」を決めるカギになります。

実際、成績をぐんと上げている受験生ほど

・スマホを親に預けた
・スマホは時間制にした

といった声が目立ちます。

「スマホを触る時間=勉強をしていない時間」です。

受験生はスマホや誘惑から距離を置くことで効率のいい勉強につながります。

ただし、自宅で勉強する時間が増えるとどうしてもテレビ、スマホ、ゲームなど誘惑は避けられないと思います。

なので、塾に行ったり、家庭教師をお願いしたりして、「スマホやゲームを触ることができない環境」を作っていくことが効果的です。

高校受験で効率のいい勉強をする勉強法「わからない問題で止まってしまう」状態を改善する

最後に、わからない問題で止まってしまうと、効率が悪い勉強になってしまいます。

よく、なかなか勉強が進まない、と悩んでいる受験生がいます。

・分からない問題があるとずっと止まってしまう
・問題の意味がわからないと諦めてしまう
・解けない問題があると集中力が切れてしまう

…といったように、解けない問題があると、先へ進まずペンを持ったまま止まってしまう受験生もいます。

もし、たった1問の解けない問題を前にして、10分も20分も止まったままだと、時間を浪費してしまうばかりです。

「なんで解けないんだろう?」
「どうやったら解けるんだろう?」
「問題の意味が全然分からない」

..と、このように立ち止まってしまっていては、先へは全く進みません。

かといって、次の問題へ進んだとしても

・「解けない問題」のことでもやもやしてしまう
・全然先へ進めない
・教えてもらいたいけど誰にも聞けない

といった無限ループに陥ってしまいます。

解けない問題をそのままにしていては、解けない状態でずっともやもやしたままです。

なので、質問があったときに解決してもらえる講師がいると便利です。

例えば、オンライン家庭教師、個別指導塾の講師、通信教材の質問BOXを活用すると言った感じです。

「次回の先生の授業で質問しよう!」
「これ教えてもらおう」

といった感じで、「誰かから教えてもらう」環境を作っておくことで、「分からない問題がある」というもやもやした状態をすぐに解決することができます。

もやもやが解決できると、次の内容に進んだり、内容がより理解しやすくなったりするので、結果的に効率がいい勉強になりますよ。

【高校受験】効率のいい時間の使い方!質を上げる勉強法まとめ

対策方法は3つあります。

1、勉強する時間を決める
2、とりあえずノートを開いて見る
3、5分だけでも勉強してみる
4、指導者を付ける

それぞれ細かく解説していきますね。

1、勉強する時間を決める

まずは、勉強する時間を決めてみましょう。

  • 平日であれば21:30~22:30までの1時間勉強する
  • 土日だったら朝1時間16:00~18:00までの2時間勉強する

と言った感じです。

時間を決めておくことで一日の計画が立てられるので、行動しやすいですよ。

特に定期テストなどは計画が大事になります。

合わせて定期テストの計画の立て方もこちらで解説していますので読んでみてください。

【中学生】定期テストの計画の立て方を徹底解説!5分で計画表作成

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。

2、とりあえずノートを開いて見る

次に、とりあえずノートを開いてみることから始めて見ることです。

勉強は初動が大事です。

最初にアクセルを踏んでしまえば、ある程度勉強へ取り掛かる準備ができます。

いきなりワーク10ページ解く、単語を100個覚えるといったことは難しいです。

なぜなら、「長時間勉強しないといけない」と怖気づいてしまうからです。

なので、まずは小学生でも簡単にできるような「ノートを開く」「ワークの問題を1問解く」などといった小さな目標から始めてみましょう。

3、5分だけでも勉強してみる

最後に5分だけでも勉強してみることです。

ノートを開いて勉強する状態が整えば、少し勉強時間を確保してみましょう。

いきなり1時間、2時間勉強するのは難易度が高いです。

なので、ハードルを低く、低く設定して、まずは5分だけ勉強してみましょう

毎日5分でも、一週間経つと35分、2週間経つと70分(1時間10分)です。

なにも勉強せずに勉強時間0時間よりはマシですよね。

5分だけ勉強すると思っても、気づいたら10分、20分勉強してしまった、ということもあります。

まずは5分だけ集中させるつもりで勉強時間を取ってみましょう。

4、指導者を付ける

ここで、指導者とは「個別指導塾の講師や家庭教師」のことを指します。

指導者をつける目的は「苦手の克服」「現在地の把握・目標設定」があります。

個別指導塾や家庭教師では、集団塾や学校の授業と比べて、お子さんに寄り添った指導をしてもらうことができます。

例えば、漢字が苦手な子に対しては漢字を練習する宿題を出したり、英単語が苦手な子には単語を10個覚えてくる宿題を出したり、などです。

お子さんのための指導になればなるほど、成績は上がってきます。

また、「今度こそ平均点を取りたい」「次回は〇〇点を目指したい」という目標に対してアドバイスをもらうこともできます。

・今、〇〇点だから、平均点を超えるためには△△点必要だね。
目標を達成するためには~~~をしようか。
・今回は〇〇点だったけど、ここをこうしたら、〇点は上がるはずだよ!
次は△△点を目標に頑張ってみようね!

といった感じで、お子さんの現在地(今の学力や順位)を把握して、目標(点数、順位)に到達するためには何をしたらいいのかをアドバイスしてくれますよ。

家庭教師や個別指導塾の講師はどちらが良いの、と思われるかもしれませんが、こちらの記事で解説していますので、気になる方は読んでみてください。

*リンク

ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

上の緑のバナーをクリックしてもらうと、LINEの友達申請に進みますので、具体的なご相談を無料でしていただくことができます。

友達申請だけでもしておくと、後から困った時にすぐに相談もできますよ。

【高校受験】効率のいい時間の使い方!質を上げる勉強法まとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、高校受験生の効率のいい時間の使い方・質を上げる勉強法について紹介しました。

受験勉強の効率を上げていくためには「1時間あたりの勉強量」を増やしていくことが大事でした。

それでも、勉強時間を増やすことも同じくらい大事です。

「勉強時間」×「1時間あたりの勉強量」で効率のいい質の高い勉強をしていくことができますよ。

そもそも、効率の悪い勉強をしてしまう原因はこんな感じでした。

・勉強を始めるまでに時間がかかってしまう
・まとめノートを作ったり問題を書き写すのに時間がかかる
・スマホを触ってしまう
・わからない問題で止まってしまう

これらを改善することによって、効率を上げて勉強をしていくことができます。

では、実際に今から効率を上げていくための流れを紹介しました。

ステップは以下の通りでした。

1、勉強する時間を決める
2、とりあえずノートを開いて見る
3、5分だけでも勉強してみる
4、指導者を付ける

まずはこの流れに従って、効率を上げていく勉強を今から始めていきましょう。

次の記事では「逆転合格を狙う受験生が、効率よく成績を上げていく具体的な方法」について紹介しています。

短期間で、かつ効率よく成績を上げるための教材なども紹介しているので、もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

【逆転合格】高校受験で効率よく成績を上げる方法まとめ【厳選】

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

受験生のお子さんが効率のいい勉強を始めるために

受験生にとって、入試までの時間は刻一刻と迫ってきています。

約1年後、半年後、3ヶ月前、あと残り1ヶ月、と入試はあっという間にやってきます。

それまでの時間をどれだけ効率よく勉強できるかどうかが、受験合格を分けるカギになります。

もし、今のまま非効率の勉強をしているのであれば、確実に高校合格からは遠ざかります。

まずは今回のステップに従って、効率を上げる勉強を実践していきましょう!

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

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また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり