中学生の内申点を上げる正しい提出物の取り組み方について
こんにちは、紅野まりです。
今回は内申点を上げるための提出物の取り組み方について紹介します。
中学生のお子さんが
「提出物にしっかり取り組んでいるのに、内申点に反映されていない」
と悩んでいる方に読んでいただきたい内容です。
提出物に取り組んでいるのに中学生の子どもの内申点が上がらないのはなぜ?
「しっかり提出物に取り組んでいるのに…」
「定期テストでも点数が取れているのに成績が低い…」
こんなお悩みをよく聞きます。
内申点は学校の各教科の先生がつけていくので、内申点を取るためにはある程度アピールする必要があります。
なぜなら、他の生徒と同じことをしていても大多数の中の一人になってしまうからです。
ここでいう「アピール」とは、「学習意欲」のことで、他の学生よりも目立つため、差をつけるための意欲のことです。
内申点が低い場合、このアピールが上手くできていないことが多々見受けられます。
「点数を取るためにアピールするのは違うんじゃない?」
と思われるかもしれません。
しかし、勉強の意欲のアピールができるかどうかで、内申点に差がついてしまうのもまた事実なのです。
中学生の子どもの提出物の取り組み方を変えて内申点を上げるには?
内申点を上げるためには、簡単なことを意識して提出物に反映させるだけで大丈夫です。
なぜなら、先生も人間なので特徴があるノートやワーク、取り組み方だけで、評価を上げてくれるからです。
実際、私もアピール方法をみにつけたことで、学生時代は通知表オール5を何回も経験しました。
今回はこの記事を通して、内申点を上げる方法を伝授します。
記事の後半で具体的なステップも紹介するので、すぐにお子さんに実践してもらいましょう。
まず、内申点は高校受験には必須になってきます。
ときには、推薦入試のために大きく役立つこともありますし、何より成績を判斷する基準になってきます。
内申点が上がらないと高校合格も不安になりますし、お子さんのモチベーションが下がってしまうことにもなります。
特に内申点は、友達と成績の比較もしやすいですし、中学3年間を通して成績の上がり下がりがわかりやすいです。
「前より点数が上がった」
「今回はあまり点数が取れなかった…」
「今回のテストは前回より頑張った!」
このように内申点やテストの点数が上がるとモチベーションに繋がるのですが、成績が下がってしまうとモチベーションも下がってしまいますよね。
ですが、内申点を上げる方法を知っていただければ、すぐにお子さんに実践してもらうことで、内申点へ繋げることができます。
そもそも中学生の内申点って何?
そもそも内申点とは何なのかというと、中学の成績や学校生活をまとめたもので、中学校の先生が作成するものです。
各学年の5段階の評定×9教科の45点満点の点数も含まれます。
内申点が記載されたものが内申書、または調査書と呼ばれ、これが高校受験の際に参考資料として高校側へ渡されます。
よく、
「内申点は中学3年生の成績だけが大事なんじゃないの?」
と思われている方がいますが、これは大きな間違いです。
都道府県によって、内申書に記載される学年が異なりますが、中学1~3年生まで全ての学年の内申点を記載する中学も多数存在します。
例えば、東京都だと中3だけ,千葉県は中1~3まで、神奈川県は中2~3まで。
このように都道府県によって様々です。あなたのお住まいの都道府県が何年生の成績が伝えられるのか、確かめておくことも大事です。
もちろん、中学1年生の成績がたとえ悪かったとしても巻き返すことはできます。
なぜなら、成績が上がっていくことで、成績を上げていく努力をしたのだと評価されることも期待できるからです。
中学校での内申点の付け方の基準とは?
では、内申点はどのような基準で付けられているのでしょうか。
内申点ではこの3つが重要視されています。
1,定期テストの点数
2,課題の提出状況
3,授業態度・学習態度
1番の定期テストの点数は当たり前のことだと思いますが、2,3の課題の提出と学習態度もかなり重要です。
実際に、定期テストで90点台をとっても、成績が3だったり4だったりすることもあるようなので、いかに課題の提出や学習態度が大事になるかわかりますね。
今回は3の授業態度・学習態度の「学習態度」を提出物でアピールする方法をお伝えします。
中学生が提出物の取り組み方を変えて内申点アップを狙う方法
提出物の取り組み方を変えて、内申点を上げる方法を紹介します。
提出物を取り組む上で大事なことは、
「他の生徒と違うことをすること」です。
私は、中学生時代、提出物をラブレターのような感覚で仕上げていました。
他の人と同じにならないように、自分だけの特徴があるノートやワークに仕上げていたのを覚えています。
よく、提出物を出す時にキレイな字で書く、丁寧に書くなどのアドバイスがされていますが、正直字の汚い私にはできませんでした。
なので、私は別の方法を使って先生にアピールしてたので、かなり他の生徒との差別化ができていたと思います。
本日はその方法をお伝えします。
中学生が提出物の取り組み方を変えて内申点に反映させていく具体的な方法
ステップは以下のとおりです。
1,ペンは2色以上使っているか
2,自分なりのポイントを書いているか
3,プラスαの勉強を取り組んでいるか
それぞれ詳しく解説します。
1,提出物でペンは2色以上使っているか
まずはペンを2色以上使っているかが大事です。
シャーペンだけで書いてしまうと、ノートは全面真っ黒。やっぱり、色を使うだけで文字が断然見やすくなります。
色を使いすぎるのも画面がチカチカしてしまって良くないので、シャーペン、赤、青、黄色くらいで止めておきましょう。
2,自分なりのポイントを書いているか
自分が解けなかった問題の横にポイントを書いたり、もう一回解きたい問題には「もう一回」など、努力した痕跡を残していきます。
これは自分が見直したときも有効です。
テスト勉強する時に「たしかにこれ苦手だったな~」など、もう一回見直した時にとても勉強しやすいのです。
3,プラスαの勉強を取り組んでいるか
ノートを提出するときには、指定された範囲外の問題を解いてみるのもアリ!
ノートに問題を解く課題もありますが、そのときには指定された範囲に関連する問題をプラスαで解いてみるのも有効です。
もちろん、お子さん自身のためにもなるので、一石二鳥です。
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
中学生が提出物の取り組み方を変えて内申点につなげていく方法のまとめ
今回は内申点を上げるための提出物の取り組み方についてお話していきました。
内申点は、今後の高校受験には必要なものです。
受験前に「内申点もっと取っておけばよかった..」と後悔しても遅いです。
しかし、提出物の取り組み方を変えるだけで内申点を上げることができます。
その時に大事なポイントは他の生徒と違うことをすること、学校の先生にアピールをすることが大事だとお伝えしました。
提出物の取り組み方のステップは以下の通りでした。
1,ペンは2色以上使っているか
2,自分なりのポイントを書いているか
3,プラスαの勉強を取り組んでいるか
内申点がしっかり取れていれば、高校受験で「推薦枠」に立候補もできますし、受験にかなり有利になります。
内申点がしっかり取れるということは、塾に行かなくてもある程度基礎ができている、ということにもなりますので、塾無しで受験合格することもできます。
「塾無しで受験に合格するためにはどうしたら良いの!?」と思われる方はこちらの記事を読んでみてください。
【体験談】塾なしで高校受験に合格するために大事な3つの勉強法
リンクをクリックすると次の記事に進むので、今回の記事と合わせて読んでみて下さい。
今回の記事と合わせて読むことで、受験を意識した勉強の仕方・学校生活の過ごし方について理解していただけます。
また、お子さんの学習のモチベーションを上げることができるので、テストの成績だけではなく、内申点も上げていくことが大事です。
ですが、
「今までの内申点が悪かったし…」
「高校受験まで時間がないし…」
と何もしないままでは、結果も変わりません。
今すぐ、提出物の取り組み方から変えてもらうことで、お子さんの未来も変えていきましょう。
今日のステップを実践して、提出物の取り組み方を変えていってくださいね。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、
私に直接メッセージを送ってください。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり