【中学生】子供はなぜ勉強ができないのか?できる子にする学習術
こんにちは、紅野まりです。
今回は「中学生の子供が勉強ができない理由」というテーマについて紹介します。
「中学1年生の娘は5教科すべて平均点を超えない」
「中学生の子供が勉強できなくて将来が不安」
というように、中学生の子供が勉強ができないことについて悩んでいませんか?
今回この記事では前半で「勉強ができない中学生の原因」後半で「勉強ができるようになるための3つのステップ」について紹介していきます。
この記事を読むことで「勉強ができないお子さんが平均点を目指して点数を上げていく方法」について理解していただけます。
勉強ができない中学生だと受験できる高校がない可能性大
と、このように悩んでいる中学生の保護者の方は、実はたくさんいます。
私も無料で相談を受け付けている「LINE@」で質問をいただくのですが、
「全然平均点まで届かない」
「来年受験なのにオール2で内申点が足りない」
あなたも同じように焦りを感じていませんか?
今回は、中学生の子供が『勉強ができない理由』について詳しく紹介します。
お子さんが勉強ができるようになるための手順も紹介するので、安心してこのまま読み進めてくださいね。
勉強ができない中学生だと受験に間に合わない
逆に、今回紹介する手順を無視してしまっては、お子さんが勉強ができない状態からはなかなか抜け出すことはできません。
抜け出すことができても、勉強ができるまでにはかなり時間を使ってしまうでしょう。
受験には内申点が必要ですし、勉強の理解も大事です。
受験までの残りの日数は刻一刻と迫っている中で、勉強ができない状態から抜け出せなければ、受験に間に合わない可能性もあります。
・内申点が足りずに推薦入試も受けられない
・行きたい高校があるのに今の学力じゃ到底間に合わない
ですが、今回はどうやって勉強ができるようになっていくかを解説していきます。
勉強ができない状態から抜け出すことができれば受験合格も見えてきます。
中学生の子供が勉強ができない2つの理由とは?
では、早速中学生のお子さんが勉強ができない理由について紹介します。
勉強ができない理由は大きく分けて2つです。
2、そもそも勉強を全くしていない
この2つが原因として考えられます。
それぞれ解説していきますね。
中学生の子供が勉強ができない理由1、努力の方向を間違えている
お子さんが勉強できない理由として「努力の方向を間違えている」ことが原因としてあります。
例えば、
『一生懸命勉強しているのに全然頭に入っていない』
『勉強してたのにテストで点数が取れない』
という状態です。
これは、「やり方が間違っていること」が最大の原因です。
例えば、東京から大阪へ行きたいのに、北海道行きの飛行機に乗っても大阪へはいけません。
「頑張って大阪へ行こうとしてたのに…」
といっても、大阪への行き方がそもそも間違っていますよね。
勉強も全く同じです。
・漢字が書けるようになりたいのに単語帳をペラペラ目で追うだけ
・数学で計算ミスが多いのに見直しをしない
この状態だと、いくら頑張っても点数は上がりません。
なぜならたとえ勉強していても、成果につながる努力になっていないからです。
頑張ったら頑張った分だけ成果につなげるためには努力の方向が大事になってくるというわけです。
中学生の子供が勉強できるようになるためには「勉強法」が必要!?
と思うかもしれませんが、これは「勉強のやり方」を身に着ける必要があります。
「勉強のやり方」は、『どの教科にも通じる勉強法』だと私は考えています。
勉強法は、どうやって勉強をして、知識をつけて、問題を解いていくのかと、勉強を進めていく上での基盤となるものです。
どの教科にも通じる基本的な勉強のやり方で、「復習をする」「最低3回は書いて覚える」などといったやり方もすべて「勉強法」です。
勉強法が身についていないと
・勉強しても勉強しても点数に影響しない
・やる気はあるのに成績は上がらない
・頑張っても成績が上がらないので自信を失ってしまう
こんな感じで、最終的には「お子さんの自信がなくなってしまって勉強嫌いになる」ことに繋がってしまいます。
ですが、勉強法を身に着けることで、
・平均点以上を取るための提出物の取り組み方
・暗記の勉強の仕方
….など、具体的な勉強のやり方も分かってきます。
そうすると、テストで平均点を超えたり、テストの点数が10点くらいグッと上がったりします。
努力した分をしっかりテストの点数に現れるようにするためにも、勉強法を身に着けて努力の方向を間違えないようにしましょう。
中学生の子供が勉強ができない理由2、そもそも勉強を全くしていない
次に、そもそも勉強を全くしていないことで、勉強ができていない可能性があります。
もちろんですが、勉強を全くしないと知識も問題の解き方も全く学ぶことはできません。
例えば、エンジンをかけた車に乗っただけでは前へは進まないのと同じことです。
サイドブレーキを引いて、ハンドルを持って、アクセルを踏まなければ前へは進まないですよね。
勉強も全く同じで、問題を解いたり、勉強時間を増やしたり、何回も復習したりすることが大事です。
中学生の子供が勉強ができないから「塾に通う」は間違い!?
成績が上がらないと、塾に行ったりする家庭が多いですが、そもそも塾に行く・行かないは成績に関係ありません。
成績に関係があるのは「家庭学習の有無」です。
ベネッセコーポレーションが調査したところによると、通塾に関係なく「家庭学習時間の長さによって成績が左右されること」が分かっています。
つまり、塾に行っていても、行っていなくても、家庭学習時間が長い子が成績が良いということなのです。
逆に、塾に行っていても家庭学習の時間が少ないと成績は上がりません。
その場合だと
・塾に行ったことで満足してしまう
と、結局は全く成績が上がらないまま終わってしまうかもしれません。
勉強ができない子は、そもそも勉強を全くしていなかったり、家庭学習の時間がない可能性があるのです。
中学生の子供が勉強ができないのは、発達障害なのか?
私が無料で相談を受け付けている「LINE@」でたまにこんな質問をいただきます。
もしかしたら発達障害なのかも、と疑っているのですが….」
このように、一部の保護者の方はお子さんの「発達障害」を疑ってしまう方もいます。
中には、発達障害の検査を受けた方も2,3人いらっしゃいました。(全員発達障害と断定はされていませんでしたが)
私も発達障害に関して詳しい知識はありません。
しかし、保護者の方は「理由をつけて安心したいだけ」だと私は思っています。
例えば、今では珍現象としてニュースに取り上げられる月食も、大昔であれば「世界の危機や混乱の訪れ」「災いの兆候」と考えられていました。
これは「原因が分からないもやもやを消すため」の行動です。
今では月食の原理は科学的に証明されていますが、大昔ではまだ未知の現象です。
そうか!きっと良くないことが起きるんだ!」
と、理由をつけるともやもやも収まります。
もやもやしたままだとなんだか落ち着かないですが、理由をつけることによって脳がスッキリとするメカニズムが働いているのです。
もしかしたらお子さんに発達障害があるのかもしれませんが、発達障害の子でも勉強はできます。
むしろ得意分野がほかの人よりも秀でているという場合もあるので、勉強ができない理由にはならないです。
発達障害を疑うよりも、まずは先ほど紹介した『努力の方向を間違えている』『そもそも勉強を全くしていない』という原因を解決してみましょう。
中学生の子供が勉強ができるようになるための3つのステップ
では中学生のお子さんが勉強ができるようになるためには具体的にどのような行動を取っていくべきなのでしょうか。
今回は具体的に3つのステップに分けて紹介します・
ステップは以下のとおりです。
1、勉強できる教材を手に入れる
2、学習習慣を身に着ける
3、指導者をつける
それぞれ詳しく解説します。
1、勉強できる教材を手に入れる
まずは、勉強できる教材を手に入れる必要があります。
お子さんが勉強ができるようになるためには家庭学習の時間を作ることができました。
ですが、いざ勉強しようと思っても「何を勉強したらいいの?」「どの問題を解けばいいの?」と迷ってしまうと先へは進めません。
例えば、ビーフシチューを作りたいのに、牛肉も野菜もルーもない状態と同じです。
なので、家庭学習を進めていくためにはまずは教材を準備しましょう。
こちらの記事で家庭学習におススメの教材や選び方を紹介していますので、まだ教材を持っていない方は読んでみてくださいね。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。
2、学習習慣を身に着ける
次に、学習習慣を身に着けていきましょう。
教材がそろって勉強を始める準備ができても。3日坊主で終わってしまっては意味がありません。
ほぼ毎日コツコツと勉強していかなければ成果は出ません。
なので、勉強する習慣をつけていかなくてはいけないのです。
最初から1時間、2時間集中するのは難しいですが、まずは毎日5分程度勉強を始めていきます。
そのあと、20分、30分、1時間と勉強時間を増やしていけば、毎日の勉強習慣が自然と身についてきますよ。
具体的な勉強習慣のつけ方はこちらの記事で解説していますので興味がある方は読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。
3、指導者をつける
教材もそろえて、勉強する習慣をつけることができたら、最後は指導者をつけてみましょう。
ここで、指導者とは「個別指導塾の講師や家庭教師」のことを指します。
指導者をつける目的は「苦手の克服」「現在地の把握・目標設定」があります。
個別指導塾や家庭教師では、集団塾や学校の授業と比べて、お子さんに寄り添った指導をしてもらうことができます。
例えば、漢字が苦手な子に対しては漢字を練習する宿題を出したり、英単語が苦手な子には単語を10個覚えてくる宿題を出したり、などです。
お子さんのための指導になればなるほど、成績は上がってきます。
また、「今度こそ平均点を取りたい」「次回は〇〇点を目指したい」という目標に対してアドバイスをもらうこともできます。
目標を達成するためには~~~をしようか。・今回は〇〇点だったけど、ここをこうしたら、〇点は上がるはずだよ!
次は△△点を目標に頑張ってみようね!
といった感じで、お子さんの現在地(今の学力や順位)を把握して、目標(点数、順位)に到達するためには何をしたらいいのかをアドバイスしてくれますよ。
ただし、指導者の選び方にも注意が必要です。
なぜなら、指導者との相性で成績が上がったり下がったりするからです。
学校の先生でも「英語の先生が〇〇先生になったから英語が得意になった」ということはありませんか?
指導をしてくれる先生と勉強はかなり密接にかかわっています。
なので、指導者は慎重に選んでください。
指導者の選び方はこちらの記事で解説していますので合わせて読んでみてくださいね。
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
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友達申請だけでもしておくと、後から困った時にすぐに相談もできますよ。
中学生の子供はなぜ勉強ができないのか?:まとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、中学生の子供はなぜ勉強ができない原因について紹介しました。
お子さんが勉強が出来ないままだと高校受験も見えてきません。
高校に合格できないと中卒で働いたり、お子さんの将来が心配になりますよね。
そもそもお子さんが勉強できない理由は2つありました。
1、努力の方向を間違えている
2、そもそも勉強を全くしていない
お子さんが発達障害なんじゃないか、と思われるかも知れませんが、まずはお子さんが勉強できない理由をすべて解決してみてからでも大丈夫です。
まずは、お子さんの勉強ができない2つの原因を取り除いていきましょう。
そのためのステップは以下の通りでした。
1、勉強できる教材を手に入れる
2、学習習慣を身に着ける
3、指導者をつける
まず上のステップに従って勉強できるようになるために、教材を手に入れることから始めてみましょう。
次の記事では「家庭学習が苦手な中学生向けのおすすめの教材」について紹介しています。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてくださいね。
中学生のお子さんが勉強ができるようになるために
お子さんが勉強ができるようになると、成績も上がりますし、勉強に対して自信が持てます。
「頑張れば成果が出るんだ」
「やった!点数が上がった」
と、勉強することが楽しくなりますよ。
ですが、このままだと勉強ができないままの状態から抜け出せません。
今回のステップに従って、まずは教材から入手してくださいね。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
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また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり