勉強のやり方がわからない中学生の子どもに覚えてほしい勉強法
こんにちは、紅野まりです。
今回は「勉強のやり方がわからない中学生の子どもに覚えてほしい勉強法」というテーマについて紹介します。
「何がわからないのかわかっていない」
このように勉強のやり方がわからない中学生の子どもに悩んでいませんか?
今回この記事では前半で「なぜ勉強のやり方が分かっていないのか」後半で「5教科別の勉強法」について紹介していきます。
この記事を読むことで「今すぐ実践できる勉強法」について理解していただけます。
親であるあなたが読んだあとに、お子さんにもこの記事を見せて勉強法を取り入れさせてくださいね。
勉強のやり方がわからない中学生の子どもに覚えてほしい勉強法
中学生の子どもが勉強のやり方がわからないと「何から手を付けたら良いのか分からない」という悩みがありますよね。
・頑張って勉強しているのに全然点数に反映されない
・まず何から始めたら良いのかわからない
・計画性もなくただなんとなく勉強してしまっている
テスト勉強も小テストの勉強も、「ただなんとなく」勉強してしまっている可能性があります。
「勉強のやり方が分からない」
とお子さんが悩んでしまうと高校生、大学生、社会人になっても効率よく勉強できないままです。
ですが、今回紹介する「勉強法」を実践することで正しい勉強法を身につけることができます。
そうすると、中学生のお子さんも「どうやって勉強したらいいか」「何から始めるべきか」が理解できるので、効率よく計画的に勉強していくことができます。
するともう「何から手を付けたらいいかわからない」という八方塞がりの状態は避けることができます。
一方で、勉強法が身についてないままだと、学校の勉強だけではなく資格の勉強でさえもやり方がわからないままです。
現在だけじゃなく将来も困ることになります。
今回紹介する勉強法について知っていただくことで将来もずっと長く使える勉強のやり方を身につけることができますよ。
「どんな勉強法なの?」
と思われたかもしれませんが、順を追って説明しますのでこのまま読み進めてくださいね。
なぜ中学生の子どもは勉強のやり方がわからないのか
そもそも「なぜ中学生は勉強のやり方がわからないのか」というと、答えは単純で「勉強のやり方を教えてくれてはいない」からです。
学校や塾は「勉強」を教えてくれるだけで、「勉強法」は教えてはくれません。
なので勉強のやり方を学ぼうと思わない限り、いつまで経っても「勉強法」を身につけることはできないのです。
その反面、家庭教師や個別指導塾ではその子にあった勉強法をじっくり身につけていくことができます。
なぜなら、個別にお子さんに指導をしてもらえるからです。
つまり、勉強法は「個別」に合ったものがあり、中学生全員に当てはまるものではないのです。
しかし、勉強法が「個別」に学ぶものだとしても
「子どもに合った勉強法なんて分からない…」
「まずは何から始めたら良いの?」
と、思われると思います。
今回は一例として5教科の勉強の仕方を紹介していきます。
まずは紹介した勉強法を実践してみて、お子さんが合っているかどうかを確認させてみてください。
勉強のやり方がわからない中学生の子どもに覚えてほしい勉強法
ではここで5教科の勉強法について紹介していきます。
各教科の勉強法で共通して言えることは「反復すること」です。
一回だけでは終わらせず、日をおいてもう一度内容を繰り返して学習してみたり、わからない箇所だけをもう一度勉強し直したりしていくことが大事なのです。
各教科の勉強法を紹介します。
勉強のやり方がわからない中学生の子どもに覚えてほしい勉強法「国語編」
国語で押さえておくべき勉強のやり方は
・音読
・漢字
です。
教科書も読めなければ内容が分からないです。
まずは音読することを2、3回繰り返しましょう。
5分程度で終わるので、今習っている範囲を音読してみて「どんな話だったかな」とあらすじを思い出してみましょう。
テスト前になったらテスト範囲の内容を5分だけ音読するのでもだいぶ理解度が変わってきますよ。
そして最後に漢字ですが、一番落としたく無い基本的な部分が漢字になります。
書ける漢字よりも書けない漢字を練習する時間を作りましょう。
漢字は何回も書いて覚えていくので、2、3回は繰り返す必要があります。
勉強のやり方がわからない中学生の子どもに覚えてほしい勉強法「数学編」
数学の大事なポイントは
・簡単な問題→難しい問題を勉強する
ということです。
いきなり応用問題を解こうとするのではなく、基礎的な問題を数多く解いた上で応用問題を解いていってください。
段階を経ることによって解ける問題を増やしていくことができます。
勉強のやり方がわからない中学生の子どもに覚えてほしい勉強法「英語編」
英語で大事なことは1つです。
・基礎的な文法問題を解く
ということですが、まずは基礎的な部分から必ず学んでいってください。
積み上げ式の英語では、前の学年や前の学習が身についていないと内容がなかなか理解できない場合があります。
なのでまずは以前の学年の学習よりも今目の前の勉強を身につけることを意識してみましょう。
中学1年生の内容がわからないからと言って、中1の内容から勉強しては駄目だということです。
そのためには基礎的な穴埋め問題や並び替え問題を解くことが必要です。
何度も問題を解いたり、内容を理解する時間を作っていきましょう。
ですが、今の勉強もなかなか理解できない場合もあるでしょう。
そんなときは、オンライン塾という動画で授業を受けることができるサービスを利用してみてください。
オンライン塾は例えばスタディサプリのように動画を見て学習することができます。
今授業で習っている勉強も動画で見れますし、前の学年の復習をすることもできます。
興味がある方は下の記事で詳しく解説していますので合わせて読んでみてください。
勉強のやり方がわからない中学生の子どもに覚えてほしい勉強法「理科・社会編」
暗記の理科・社会に通じるポイントは
・分からない単語がなくなるまで復習を繰り返す
ことです。
まず、ワークや問題集のまとめページで単語の復習をします。
その中で分からなかった問題の答えを確認して、間違えた問題だけもう一度解いてみます。
この時に間違えなかった問題は解かなくて大丈夫です。
あとはこれを繰り返して、分からない単語がなくなるまで繰り返した後、全体をもう一回復習してみましょう。
勉強のやり方がわからない中学生の子どもに覚えてほしい勉強法
ここまで5教科の勉強法を簡単に紹介していきました。
「色々勉強法がありすぎてどれから実践しようか…」
「どの教科にもつながる勉強のやり方を教えてほしい」
と思われた方もいるかも知れないので、最後に5教科に通じる勉強法を具体的に紹介します。
まずはこの基本的な勉強法から覚える方が、すぐに実践しやすいと思います。
具体的なステップは以下のとおりです。
1、教科書で内容を復習
2、ワークで問題を解いてみる
3、分からなかったところや間違えたところだけを復習
それぞれ詳しく解説します。
1、教科書で内容を復習
まずは、教科書で内容を確認します。
テスト範囲で、かつ今習っているところまでを教科書で確認していきましょう。
確認の仕方は文章を目で追いながら、特に太字で書いている単語を覚えていくつもりでペラペラとめくっていきましょう。
この段階では需要な単語を確認する程度で大丈夫なので、30分以内にテスト範囲の内容がざっと確認できるスピードで行いましょう。
2、ワークで問題を解いてみる
次に、ワークで問題を解いていきます。
教科書で需要な単語を確認したあと、同じ内容のページの問題を解いていきましょう。
内容を思い出しながら、問題をどんどん解いていきましょう。
こちらは見開き2ページ程度の問題を解いて、すぐに答え合わせをしてみましょう。
3、分からなかったところや間違えたところだけを復習
答え合わせをしたあと、分からなかった問題や間違えた問題だけ解説を読んで復習をしましょう。
ノートに単語を1回ずつ書いてみる、間違えた部分だけ音読してみる、などとお子さんに合ったやり方で復習してみましょう。
復習が一段落したら、もう一度1から繰り返し取り組んでみましょう。
ステップは以上です。
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
勉強のやり方がわからない中学生の子どもに覚えてほしい勉強法
それでは、今回のまとめです。
今回は、勉強のやり方がわからない中学生の子どもに覚えてほしい勉強法について紹介しました。
勉強のやり方がわからないと「何から手を付けたら良いかわからない」という八方塞がりになってしまいますよね。
なぜ勉強のやり方がわからないかと言うと、学校や塾では勉強のやり方を教えてくれないからでした。
今回の記事では、簡単に5教科の勉強法と5教科に通じる基本的な勉強法を紹介しました。
5教科に通じる基本的な勉強法の具体的なステップは以下の通りでした。
1、教科書で内容を復習
2、ワークで問題を解いてみる
3、分からなかったところや間違えたところだけを復習
次の記事では10分の短時間でも効率的に勉強する方法について紹介しています。
「勉強時間が確保できない」
と、お子さんが悩んでいる方におすすめです。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
お子さんが勉強のやり方がわかると、「何から手を付けていいかわからない」「勉強のやり方がわからない」と悩んで勉強に手が付かない状態から抜け出すことができます。
ですが、このままだといつまで経っても勉強のやり方がわからないままです。
今回のステップに従って、5教科に通じる勉強法、その後に5教科別の勉強法を実践してみてください。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり