【高校受験】受験生の親に必須の5つの心構えとは?合格へ導く教育法
こんにちは、紅野まりです。
今回は「受験生の親に必須の5つの心構え」というテーマについて紹介します。
「受験生の子どもがいる親の心構えって何?」
このように受験生の親としての心構えって何?と悩んでいませんか。
今回この記事では前半で「受験生の親としての5つの心構え」後半で「受験生の親としてできること」について紹介していきます。
この記事を読むことで「受験生の親としての大事な心構え」について理解していただけます。
受験生の親に必須な心構えについて
子どもがいよいよ受験シーズンを迎えると、親であるあなたも
「志望校へ合格できるかな」
と、不安になったり、焦ったりすると思います。
しかし、親であるあなたも不安になってしまった自分を振り返って
と、自分自身を鼓舞しているかもしれません。
そんな時に「受験生の親がやるべきこと」「受験生の親の心構え」が知りたくなりますよね。
今回受験生の親であるあなたへ「親の心構え」を紹介するので、受験シーズンも焦らず親としてどっしり構えることができます。
そうすると、受験生のお子さんの心の支えにもなったりサポートしたりすることも出来ます。
しかし、このままあなたに受験生の親としての心構えがないままだと、あなたの焦りや不安な気持ちがお子さんに伝染してしまう危険性もあります。
高校受験を無事「親子」で乗り切るためには、親であるあなたが親としての心構えをしっておく必要があるのです。
今回は親の心構えと具体的な行動も紹介するので、安心してこのまま読み進めてくださいね。
受験生の親に必須な5つの心構えとは?
では早速、受験生の親に必須な5つの心構えを紹介します。
5つの心構えとは
・高校受験で子どもに任せっきりはダメ
・親の後ろ姿を見直す
・こどもの味方になれるのは親しかいない
・親の力だけでは合格させてあげることはできない
それぞれ細かく解説していきますね。
受験生の親に必須な5つの心構え1『子どもは自分の思い通りにはできない』
まずは、親であるあなたは受験生であるお子さんを絶対に思い通りにすることはできません。
なぜならお子さんとあなたは血がつながっているとはいえ、違う人間だからです。
もちろん強制的にお子さんを思い通りにさせることはできますが、将来お子さんが「本当は自分は〇〇したかった」「親のせいで自分の人生は台無しだ」と言われたらどうでしょうか。
親であるあなたは
「子どもに失敗させたくない」
「自分と同じ思いをさせたくない」
という愛情かもしれません。
だからこそ、親が敷いたレールの上を「正しく」「期待していたとおりに」「道を外すことなく」進んでほしいと思っているかもしれません。
しかし、失敗することがそんなにダメなことなのでしょうか?
失敗することから得られるものもたくさんあります。
もちろん、成功すればそれが1番いいことかもしれません。
偏差値の高い進学校へ進学して、大学、大企業へ就職する、というプランがあなたの中にあるかもしれません。
しかし、失敗をすることも成長の一つです。
むしろ失敗を知らずに、あなたがレールを引いてしまうことでお子さんが成長する機会を奪ってしまっている可能性もあります。
それはお子さんの今後長い人生を考えた時にデメリットでしか有りません。
なので、親であるあなたは「子どもを思い通りにすることはできない」ということを心構えとして覚えておくべきなのです。
受験生の親に必須な5つの心構え2『高校受験で子どもに任せっきりはダメ』
次に、高校受験のことは子どもに任せっきりではダメです。
よく、「高校受験のことは子供の意見を優先してください」「高校受験のことは子どもに任せしまっている」という意見を見かけますが、100%子どもに任せてしまってはダメです。
なぜなら、中学生のお子さんはまだまだ人生経験が不足しているからです。
親であるあなたは一通り中学、高校、大学、社会人と人生を歩んできて、お子さんが今後歩むであろう人生を知っています。
しかし、中学生のお子さんが知っているのは中学生までの人生です。
人生経験の浅い中学生のお子さんがこれからの進学先を自分で決めてしまうのは、真っ暗で何も見えない中、いくつかの選択肢の中で道を選ぶのと同じことです。
と思われるかもしれませんが、選択肢それぞれの先に何が待ち受けているのかをしっかり認識させてあげることです。
例えば、
・この高校だったら大学には行けない、専門学校のみの選択肢になる
・あの高校だったら通学は自転車だけど、大学に進める学力が身につく
などといった感じです。
それぞれの選択肢の先に待ち受けていることをあなたが明確にしてあげて、その上でお子さんが選んだ道を尊重してあげてください。
すべてを決めすぎるのではなく、それぞれの道を進んだ上でどのような未来が待ち受けているのかを想像させてあげることが大事です。
受験生の親に必須な5つの心構え3『親の後ろ姿を見直す』
続いて、受験生の親としての心構えは「親の後ろ姿を見直す」ということです。
「親の顔が見てみたい」
というように、子どもは親の写し鏡のようなものです。
つまり、自分のしている行動が子供も真似するということです。
例えば、あなたが整理整頓ができていないのに、子供に「片付けをしなさい!」と言っても効果はありません。
あなたがテレビばっかりみているのに、子どもに「テレビばっかり見ていないで勉強しなさい」といっても、効果はありません。
勉強をしてほしいなら、あなたが勉強をする姿勢を見せてみる。
この姿を見せることで「自分もやってみよう」と思いますし、勉強しない親に「勉強しなさい」と言われるよりは効果的です。
受験生の親に必須な5つの心構え4『こどもの味方になれるのは親しかいない』
そして、子供の味方になれるのは親しかいないということです。
私は元塾講師で中学生の生徒に勉強を教えていましたが、受験生も教えたことがあります。
ぶっちゃけ、塾講師は「責任逃れ」をすることもあります。
なぜなら、塾講師といえどもすべての受験生を合格させてあげることはできないからです。
受験に合格させることが使命と言えども、もちろん不合格になる学生もいます。
その時に、塾講師といえど精神的にショックを受けます。(実際私も経験があります)
ですが、講師が受験のたびに精神的ストレスを抱えてしまうと正直身が保ちません。
なので、不合格になった子は「しょうがなかった。でも私立は受かってたから良かった」というように、自分の都合の良いように解釈してしまいます。
すべての塾講師がそうであると言い切れませんが、ほとんどの先生の胸の内は同じだと思います。
「私の子供をそんな気持ちで指導をしているのか!」
と思われるかもしれませんが、塾講師はこれからもずっと「受験生を合格」させていかなくてはいけません。
一人の受験生のためだけに心身を病むわけには行かないので、防御のために都合のいいように解釈せざるをえないのです。
だからこそ、受験期は「親であるあなただけが子供の味方」です。
最後まで信じてあげることができるのは親であるあなたしかいないのです。
これだけは心得てほしいと思います。
受験生の親に必須な5つの心構え5『親の力だけでは合格させてあげることはできない』
最後に、受験生の親に必須な心構えとして「親の力だけでは受験に合格させてあげることができない」ということです。
なぜなら、親であるあなたにできないこともあるからです。
コネがあったり、お金で解決できれば話が別ですが、大半はお子さんの自力で合格は掴み取らなければいけません。
いくらあなたが必死に願ったり学問の神様にお参りに行ったところで、必ず受験に合格させる保証はありません。
あなた一人の力には、正直限界があります。
なので、塾や家庭教師、教材のちからを借りなければいけないときもあるでしょう。
もちろんお金がかかってしまうことですが、教材を買ったりお子さんに必要な教育をさせてあげることも親の役割だとも言えます。
受験生の親にできることは?
最後に、受験生の親であるあなたができることを紹介します。
親であるあなたにできることは「徹底したサポート」です。
なぜなら、あなたのサポートなしにお子さんは受験に合格することはできないからです。
例えば、
・家庭教師をつけてあげる
・教材を買ってあげる
・夜食を作ってあげる
などといった行動です。
親であるあなたにできることをしっかりサポートしてあげてください。
親であるあなたにできることは、こちらの記事でより具体的に紹介しています。
合わせて読んでみてくださいね。
上のリンクをクリックしていただくと私の記事へ進みます。
受験生の親に必須の心構えを今すぐ行動に移していく方法
ここまで、受験生の子どもの親がもっておくべき心構えを紹介していきました。
親のあなたがお子さんにしてあげれることは「徹底したサポート」です。
ですが、
と思われるかもしれません。
最後に、「親ができること」を実践していく流れを説明します。
ステップは以下のとおりです。
1、試験日などをスケジュール帳へ記入
2、週に1回声掛けを変えてみる
3、スタミナ料理を考えてみる
それぞれ詳しく解説します。
1、試験日などをスケジュール帳へ記入
まずはお子さんの高校入試に関することはすべて日程をスケジュール帳へ記入しましょう。
そうすることで、「忘れていた!」というミスを防ぐことができます。
まだ日程がわからないものに関しては、日程が分かり次第すぐにスケジュール帳に書き込む習慣をつけましょう。
2、週に1回声掛けを変えてみる
週に1回、声掛けを変えていきましょう。
「勉強しなさい」→「今日は勉強しなくていいの?」
「こんなこともできないの!?」→「でも、〇〇は前よりできるようになったね」
このように、少しでもポジティブな声掛けを心がけていきましょう。
3、スタミナ料理を考えてみる
次にスタミナ料理を考えていきます。
体は「食事」から作られています。
入試のときに風邪を引かないためにも、今から体力づくり・体作りをしてあげてください。
そのためには、あなたのスタミナ料理をぜひ食べさせてあげてくださいね。
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
===========
相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
受験生の親に必須の5つの心構え:まとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、受験生の親に必須の5つの心構えについて紹介しました。
あなたが受験生の親としての心構えがしっかりできていると、受験生のお子さんが無事に受験に合格することができます。
親であるあなたがどしっと構えてお子さんをサポートすることもできるのです。
具体的な5つの心構えはこんな感じでした。
・子どもは自分の思い通りにはできない
・高校受験で子どもに任せっきりはダメ
・親の後ろ姿を見直す
・こどもの味方になれるのは親しかいない
・親の力だけでは合格させてあげることはできない
親であるあなたが心構えを実践する方法は以下の通りでした。
1、試験日などをスケジュール帳へ記入
2、週に1回声掛けを変えてみる
3、スタミナ料理を考えてみる
次の記事では「高校受験に塾は必要なのかどうか」について紹介しています。
お子さんに受験に合格してもらいたいあまり、「今すぐ塾に通わせないと!」と焦ってしまう方もいるかも知れません。
しかし、「塾に行くことで成績が上がるとは限らない」というのが事実です。
ムダな時間やお金を使わないためにも、まずはお子さんの高校受験に塾が必要なのかどうかを見極めてください。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
受験生の親であるあなたに心構えができると
あなたが受験生の親として心構えができると
「このままで大丈夫かな?」
「あ~また勉強していない」
とヤキモキする必要もありません。
親にしかできないことを淡々と取り組むだけですし、どしっと構えてあげることができます。
そうすることで、お子さんの心の支えになったり、強い味方になってあげることができます。
ですが、このまま心構えを知らないままだと、受験生の親として子どもをサポートできないままです。
まずは今回のステップに従って、親であるあなたにできることから少しずつ始めてくださいね。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり