高校入試過去問の勉強方法を徹底解説!偏差値を5上げる最強学習法
こんにちは、紅野まりです。
今回は「高校入試過去問の勉強方法」というテーマについて紹介します。
「過去問の勉強の仕方を教えてほしい」
「ただ過去問を解くだけでいいの?」
このように受験生のお子さんは過去問の解き方について悩んでいませんか?
今回この記事では前半で「過去問を解くことによって身につく力」後半で「過去問を解く際に必要なものと具体的な勉強方法」について紹介していきます。
この記事を読むことで「偏差値を上げる過去問の解き方」について理解していただけます。
高校入試過去問の勉強方法を徹底解説!偏差値を5上げる最強学習法
高校入試の過去問を解く段階に入ると、いよいよ今までの学力が実践で通じるか試す段階に突入します。
もちろん最初は問題が全然解けないかもしれません。
と落ち込んでしまうかもしれませんが、大丈夫です。
過去問を解くのは高校入試本番に向けての練習段階に当てはまります。
今から勉強のやり方を工夫して取り組んでいけばだんだん問題も解けてくるでしょう。
ですが、過去問も取り組み方によってはいつまで経っても問題が解けるようにならない状態になってしまいます。
今回この記事で過去問の解き方を具体的に紹介しますので、お子さんに実践してもらえれば実践を意識した勉強ができるはずです。
安心してこのまま読み進めてくださいね。
高校入試過去問を解くことによって身につく力とは?
ここからは、過去問を解くことでどういうメリットが有るのか、なんのために過去問を解くのか、ということを解説していきたいと思います。
そもそも過去問とは?
そもそも「過去問」とは『今までの受験生が試験当日に解いた問題』になります。
もっと言い換えると、『高校進学の有無が決まった問題』『運命を分けた問題』であるともいえます。
お子さんの先輩に当たる子たちが解いてきた問題が過去問になるのです。
つまり、お子さんが過去問を解くということは、先輩と同じ問題を解く、という意味にもなります。
では、実際過去問を解くことによってどんなメリットが有るのでしょうか?
元塾講師の私、紅野(こうの)が考えるメリットは
・実践経験を積むことができる
・最後の仕上げができる
この3つだと考えています。
それぞれ細かく解説していきます。
高校入試過去問を解くことによって「敵を知る」ことができる
過去問を解くことによって「敵を知ること」ができるというのは、問題の傾向を知ることができるということです。
問題の傾向を知ることができれば、対策を練ることができますし、お子さんに不足しているものも理解できます。
具体例を出すと、
〇〇県の社会の問題は、江戸時代の文化に関する問題がよく出題される傾向にあるとします。
あなたのお子さんは江戸時代の文化がよく理解できていなかったので、勉強し直す必要があると気づきました。
というように、問題の傾向に合わせてお子さんに足りない力を補うことができるのです。
もし、過去問を解かなければ、敵を知ることができません。
「記述問題は多い?少ない?」
「漢字は何問くらい出るの?」
お子さんが受験する試験の問題が何なのかわからない状態なのです。
これは例えるならば、モンスターを倒したいのにモンスターが何なのかわかない状態、ということです。
モンスターがどんなものかわかれば、火に弱ければ火を、水に弱ければ水を、というように対策ができます。
勉強も同じで、問題の傾向がわかれば、どんな対策をすれば良いのかが理解できます。
一方で、問題の傾向がわからないままだと、常に「どんな問題が出るのか」「どんな対策をしておけば良いのか」わからない状態になってしまうのです。
高校入試過去問を解くことによって「実践経験を積む」ことができる
次に、入試問題を解くことによって実践経験を積むことができます。
最初からうまく問題を解けなくても、2回3回と繰り返し解いていくことで問題の解き方を覚えたり、時間内に問題を解くことができるようになるでしょう。
「10問中3問しか正解がなかった」
というように最初から問題が解けなくても、実践を繰り返すことで問題に慣れてくることができます。
例えば、ジェットコースターも最初はすごく怖くて慣れなくても、何回も乗っているうちに楽しくなってきたりします。
過去問を解くことも同じで、実践を繰り返すことで問題に慣れることができるのです。
高校入試過去問を解くことによって「最後の仕上げをする」ことができる
そして、過去問を解くことで最後の仕上げをすることができます。
受験モードは9月からかなり本格的にスタートして、冬休みまでにどんどん追い込みをしていきます。
その段階で過去問は最後の仕上げをするにはぴったりなのです。
なぜなら、問題集やワークと違って実際に出題される形式や配点、難易度で問題を解くことができるからです。
実際に出題された問題を解いて、試験をイメージしながら勉強することができますよ。
高校入試過去問の勉強方法を徹底解説
ここまでは、過去問を解くことで身につく力を紹介しました。
ではここからは実際に、過去問の勉強法を紹介していきます。
具体的な方法を紹介する前に、過去問を解く際に必要なものを用意しましょう。
必要なものは以下の3つです。
・過去問
・赤ペン
この3つは必ず用意してください。
過去問を解く際に必要なもの「新品のノート」
新品のノートには答えやポイントを書いていきます。できれば新品のノートを用意して、気持ちをリセットして過去問を解けるようにしましょう。
今は表紙が可愛いノートも売っていますので、女子中学生だと表紙がかわいいノートを選んでもいいですね!
表紙には「過去問ノート」とタイトルをつけておきましょう。
もし目標があれば、「目指せ〇〇高校!」「絶対合格!」と表紙に記入してモチベーションを上げてもいいですね!
過去問を解く際に必要なもの「過去問」
過去問を解いていくので、過去問の教材は必ず必要です。
収録年数は5年以上、都道府県別の過去問を用意してください。
もし「どの過去問が良いか分からない」といった場合は、こちらでオススメの過去問を紹介していますので、参考にしてみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
過去問を解く際に必要なもの「赤ペン」
赤ペンは丸付けをするときやポイントを記入していく時に必要です。
書きやすいペンを用意しておきましょう。
高校入試過去問の勉強方法を具体的に解説!偏差値を5上げるステップ
先ほど紹介した3つの道具を用意し終わったら、いよいよ具体的な勉強法を実践していきましょう!
ステップは以下のとおりです。
1、ノートに答えだけを書く
2、答え合わせをする
3、間違えた問題の解説をよく読む
4、過去問の問題番号に☆印をつける
それぞれ詳しく解説します。
1、ノートに答えだけを書く
まずは、過去問の問題集を開いて、見開き1ページ分、問題を解いていきます。
その際に、過去問ノートの1ページを開いて左上に答えを書いていきましょう。
できるだけ中央から左側に答えを書いていってください。
右側はあとからポイントを書いていくのでできるだけスペースを確保しておきましょう。
2、答え合わせをする
次に答え合わせをします。
準備した赤ペンで丸付けをしていってください。
もし、問題に配点が書いてあったら、何点取れたか書いておくと良いですね。
3、間違えた問題の解説をよく読む
次に間違えた問題の解説をよく読んでいきましょう。
解説を読んで大事だと思ったポイント、まだ知らなかった内容があればノートの余白(画像では黄色の部分)にポイントを書き出していきましょう。
4、過去問の問題番号に☆印をつける
間違った問題に関しては、問題用紙にも☆印をつけておきます。
こうすることで、再度同じ箇所を勉強した時に「前は間違った所だ」とひと目で分かるからです。
以上の1-4の流れで過去問をうまく活用してくださいね。
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
===========
相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
高校入試過去問の勉強方法を徹底解説!偏差値を5上げる最強学習法
それでは、今回のまとめです。
今回は、高校入試過去問の勉強方法について紹介しました。
過去問は、過去の合格者と不合格者を分けてきた問題になります。
そんな過去問を解くことによるメリットは以下の3つでしたね。
・敵を知ることができる
・実践経験を積むことができる
・最後の仕上げができる
次に、過去問を解いていく上で大事な道具を3点紹介しました。
・新品のノート
・過去問
・赤ペン
実際に過去問を使って成績を上げていくために必要な行動は次のとおりでした。
1、ノートに答えだけを書く
2、答え合わせをする
3、間違えた問題の解説をよく読む
4、過去問の問題番号に☆印をつける
今すぐ実践できるので試してみてください。
次の記事では公立高校入試を受ける中学生にオススメな過去問について紹介しています。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、まずは過去問を入手することかあらはじめてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生のお子さんが受験合格するために
お子さんに受験に合格してもらうためには、受験本番でしっかり点数を取ることが求められます。
そのためには、過去問を解いて今までの問題の傾向を知ることが大事です。
しかし、もしも「過去問はいらないかな」「とりあえず勉強しとけばいいか~」と危機感を持たない限り、受験には合格できません。
まずは今回のステップに従って、過去問を入手することからはじめてください。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり