高校受験を控えた子どもに危機感がない原因と対処法とは!?
こんにちは、紅野まりです。
今回は「高校受験を控えた子どもに危機感がない原因と対処法」というテーマについて紹介します。
「受験まであと残り数ヶ月なのにダラダラしてしまっている」
「危機感がないのか、受験勉強に全く手が出ない」
このように受験を控えたお子さんに受験勉強の危機感がないことについて悩んでいませんか?
今回この記事では前半で「受験生のお子さんに危機感がない理由」後半で「受験生の子どもに危機感をもたせる3つの方法」について紹介していきます。
この記事を読むことで「受験生のお子さんが危機感を持って受験勉強に挑んでもらう具体的な方法」について理解していただけます。
高校受験を控えた子どもに危機感がない原因と対処法とは!?
受験が近づいてくると本来であれば受験モードに入って、毎日数時間、受験勉強に励むのが本来の受験生の姿です。
でも、我が子は受験生とはかけ離れすぎている状態になっていませんか?
・受験への危機感がないのか自分から机に向かうこともない
・何度も何度も「勉強しなさい」といってやっと机に向かうレベル
・勉強も取り組んでもすぐに集中力が切れてしまうのか、少ししか前に進みまない
お子さんがこのような状態だと「このままで受験大丈夫なの?」と不安になってしまいますよね。
私も無料で相談を受け付けている「LINE@」で「危機感がないのはどうしたら良いですか?」というお悩みをよくもらいます。
ですが、意外にも簡単な方法で受験への危機感は持ってもらうこともできます。
危機感を持てば「やらなきゃ!」と勉強に一生懸命になって、親であるあなたの「勉強しなさい」という言葉も言う回数が減ってくるでしょう。
でも、このままお子さんに受験の危機感がないままだと、勉強は進むどころか乗り遅れる一方。
授業にはついていけないし、解けない問題も多くてやり直しまで手が回らない。
最終的には、受験に間に合わなくなってしまう可能性が90%以上です。
(その場合は志望校を諦めることを強くオススメします。)
ですが、今回の記事を読んで頂くことで、お子さんの受験への危機感を芽生えさせることができます。
受験勉強への取り組みをガラッと変えていく方法を記事の後半でご紹介するので、安心して読み進めてくださいね。
高校受験を控えた子どもに危機感がない原因とは!?
そもそも、なぜ受験生のお子さんには危機感がないのでしょうか?
お子さんに危機感がない理由として以下が挙げられます。
・余裕で合格すると思っているから
・志望校への情報が少なく、どれだけ点数が不足しているのかわかっていないから
・どれだけ周りが勉強しているか比較ができていないから
受験生のお子さんは、受験生とはどうあるべきなのか、どこまで勉強しなければならないのか、周りはどれだけ勉強しているのかがわかっていない可能性があります。
受験生の危機感がある子は「想像力がある」
このブログには受験生本人や受験生のお子さんがいる保護者の方からご相談をよくもらいますが、受験生として危機感がある子は「想像力がある子」だと私は思っています。
例えば、
自分が行きたい高校では230点ほど必要だと言われました。
でも、今まで中1、中2でサボってきてしまったので内申点が足りません。
なので、250点、270点くらいは目指して志望校に合格したいです
どうしたら点数を上げていくことができるでしょうか?」
と、このように相談してきた受験生もいました。(実際にお問い合わせがありました)
想像力を膨らませて、
何点くらいあったら合格できるかな?
志望校行くためにはどうしたらいいんだろう
と分析できる子が、受験に対して危機感を持っていると言えます。
反対に「とりあえず私立で良いや」「受験生だけど何もしていない。何から始めたら良い?」という質問をしてしまう時点で、正直私は「危機感がないな」と感じてしまいます。
危機感がある子ほど、
・受験に合格するためにはどのくらいの点数が必要なのか?
・これくらいの点数があったら合格できるかも知れない
・受験に合格できなかったら〇〇高校行きで、大好きな野球ができないかも知れない
このように、未来を想像して、かつ自己分析ができています。
お子さんに危機感がないのは、「将来をイメージする想像力」が欠けていることが原因かも知れません。
受験生の危機感を煽るためには「周りと比較する事が大事」
では、親のあなたが受験生の危機感を煽っていくためにはどうしたらいいのでしょうか?
結論から述べると「同じ受験生と比較させることが大事」です。
逆に危機感を煽るためにやりがちな間違いとしては
・「とにかく一緒に横について勉強を見てあげる」
・「毎日声掛けをして子供の勉強を見守る」
このような行動が挙げられます。
~によると、中学生は友達と競うときほどやる気がでるというデータもあるので、誰かと比べると危機感を感じてやる気を出しやすいのです。
例えば、マラソンで隣で走っている子から抜かされそうになると、「負けたくない!」と思って必死についていこうとしますよね。
これも危機感のひとつです。
勉強も同じで、誰かと比べて
他の人はあんなにも勉強してるんだ」
と思うと、「負けてられない!」と闘争心が燃えたり、逆に「このままじゃやばいんじゃない!?」と危機感が芽生えてきます。
なので、お子さんの危機感を芽生えさせるためには「誰かと比べる」ことで、うまく危機感を呼び起こすことができるのです。
高校受験を控えた子どもに危機感がない原因と対処法とは!?
では、いざお子さんに危機感を持たせるために具体的どのような行動をしたらいいのでしょうか?
今回は3つの方法を紹介します。
2,家庭教師から現実を伝えてもらう
3,塾の無料体験を受けて周りの受験生と比較する
それぞれ細かく解説していきますね。
高校受験を控えた子どもに危機感を持ってもらう方法「1,過去問を解いてみる」
まずは過去問を解いてみる、ということですが、大体中3の10月から11月にかけて、受験生は過去問へ取り組みを始めます。
過去問を解くことは、入試で必要な実践力を養う上で大事なことです。
ですが、もうひとつ重要な役割として、自分の本当の学力を判断する意味もあります。
・過去問を解いたけど、分かるはずの問題が全然解けなかった
・以前習っていた内容だけど忘れてしまっていて問題が解けなかった
このように、過去問を解くことで現在の自分の学力を判断できます。
しかも、過去問はお子さんの先輩たちが実際に入試で解いた問題です。
過去問解くことで今までの受験生が解いてきた問題をもう一度解いているということです。
つまり、お子さんも過去問が解けるレベルにならないと受験には合格できないということです。
お子さんが過去問を解いてみることで、
「このままじゃ受験やばいかも」
「全然問題が解けなかった」
と思った以上に点数が取れないことを実感してもらうことで危機感を感じてくれますよ。
いざ、過去問を勉強すると言っても過去問を勉強するやり方もありますし、過去問の問題集選びも大事です。
効率よく過去問を勉強して実践力をつけていくためには、まずは過去問の問題集を入手しなければなりません。
こちらの記事で過去問の選び方を紹介していますので、興味がある方は読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。
高校受験を控えた子どもに危機感を持ってもらう方法2,家庭教師から現実を伝えてもらう
次に、家庭教師から現実を伝えてもらうという方法です。
どういうことかというと、家庭教師から
「あと〇〇点足りないから、勉強しなきゃダメだよ」
と、受験勉強に対しての「現実」を伝えてもらうという方法です。
受験生はちょうど反抗期とも重なるので、親であるあなたの「勉強しなさい!」「このままじゃどこの高校にもいけないわよ!」という言葉を真に受けていない可能性があります。
親だからといって、甘えていると言うか、舐めてしまっていると言うか、本気に受け取っていないんですね。
なので、危機感もなくダラダラ過ごしてしまったりすることもあります。
あなたもそう感じてしまうことが有りませんか?
でも、第三者である家庭教師から「このままじゃ受験危ないよ」と真剣に言われるとお子さんもドキッとしてしまいますよね。
例えば、あなたが家族から「そんな食生活だと糖尿病になるわよ」と言われても「大丈夫、大丈夫~!」とたかを括ってしまうと思います。
しかし、病院の先生から「このままじゃ糖尿病になりますよ」と言われると一気にゾッとしますよね。
勉強も同じで、第三者から言われると真剣に受け取るので危機感を持ちやすいのです。
そのためには、集団塾や個別指導塾ではなく、お子さんたった一人のために指導をしてくれる家庭教師を選んであげたほうが良いですね。
家庭教師のほうが信頼関係を築きやすく、一番親身になってくれる可能性が高いからです。
親身になってくれる家庭教師を探すためには、家庭教師の相性をしっかり見極める必要があります。
こちらの記事で詳しく家庭教師との相性を確かめる方法を紹介していますので読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。
高校受験を控えた子どもに危機感を持ってもらう方法3,塾の無料体験を受けて周りの受験生と比較する
最後に、お子さんの危機感をもたせる方法として、塾の無料体験を受けて周りの受験生と比較するというやり方があります。
塾の授業を受けることで、他の中学や学力にばらつきがある子たちが一斉に一箇所に集まります。
お子さんがその中に混ざることで、他の受験生を意識することができます。
例えば、同じ受験生がすごく勉強ができていたり、他の子が解ける問題が解けなかったりすると「うわ…みんなこれ解けるの?」「自分って全然問題解けていない」と、かなり焦ってきますよね。
つまり、同じ受験生がいる集団の中で勉強させることで、半ば強制的に周りの受験生と比較させて危機感をもたせることができるのです。
体験授業もあくまで体験なので、お子さんの危機感を芽生えさせるためには、簡単に無料でできる方法になります。
ちなみにこの場合、2,3個ほど体験授業を受けたほうが良いです。
なぜなら、中には危機感を感じることができない塾もあるからです。
例えば、お子さんと同じように危機感がないからとりあえず塾に入っている、という子がたくさんいる塾だと、おこさんも「大体みんなそんな感じだよな、自分だけが問題が解けないだけじゃないんだな」と安心してしまいます。
危機感を芽生えさせたいのに、安心感をもたせてしまうという逆効果になってしまうかもしれません。
なので、2,3個ほどの体験授業を受けて、周りの受験生がどれだけ勉強をしているのか、肌で実感することでお子さんに危機感をもたせることができますよ。
高校受験を控えた子どもに危機感がない原因と対処法とは!?
高校受験を控えたお子さんに危機感がないのは「想像力がないから」ということをお伝えしました。
実際に危機感をもつためには「人と比較すること」を紹介しましたが、具体的には3つほどやり方を紹介しました。
紹介した3つのやり方のうち、今すぐ簡単に始めることができる方法は「塾の無料体験を受けてみること」です。
どうやって体験授業を受けていくかステップ形式で紹介します。
ステップは以下のとおりです。
1、自宅周辺にある塾を探す
2、2,3個塾を見つけたら体験授業を予約する
3、体験授業を受けてみる
それぞれ詳しく解説します。
1、自宅周辺にある塾を探す
まずは自宅周辺にある塾を探しましょう。
ママ友から聞いた情報でもいいですし、見かけたことがある塾でもいいです。
まずはどこにどんな塾があるのか、2,3個でいいので把握してみましょう。
2、2,3個塾を見つけたら体験授業を予約する
次に、塾を把握できたら体験授業を予約してみましょう。
あくまで体験なので、入会まで検討しなくてもOKです。(もちろん、気に入った塾があれば入会もOKです!)
なので、気軽に体験授業を予約してみましょう。
そのときにお子さんには「他の子がどんな勉強をしているのか見てみたら?」「受験勉強の気分転換にもなるよ」「もしかしたら苦手な部分を教えてくれるかも」と、ポジティブな気持ちで体験授業を受けさせてください。
目的は「お子さんの受験への危機感をもたせること」なので、「塾に入れられるのではないか」というお子さんの不安も取り除いてあげてくださいね。
3、体験授業を受けてみる
体験授業が予約できたら、実際に授業を受けてみましょう。
「入会させるつもりじゃないから安心して」と、お子さんが体験授業に行き渋らないような声掛けも心がけてくださいね。
ステップは以上です。
ここまでの「塾を探して、体験授業を予約して…」という流れだと、正直めんどくさいというのがあると思います。
仕事で忙しいし、家事もあるし、時間がない…という方のために、自宅周辺の塾を探してすぐに体験授業が予約できる方法があります。
それは「タウンライフ塾探し」というツールを使うことです。
タウンライフ塾探しでは、ご自宅の住所を入力するだけで周辺の塾が簡単に検索できます。
それに、気に入った複数の塾はその場で一括体験授業の予約ができるので、いちいちHPまで進んで予約することも必要ありません。
子供のために時間を作るのが難しい、けど危機感を持ってほしい、という方にとっては時間が節約できる方法になります。
「タウンライフ塾探し」の使い方や詳細はこちらで解説していますので、興味が有る方は読んでみてくださいね。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
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友達申請だけでもしておくと、後から困った時にすぐに相談もできますよ。
高校受験を控えた子どもに危機感がない原因と対処法とは!?
それでは、今回のまとめです。
今回は、高校受験を控えた子どもに危機感がない原因と対処法について紹介しました。
そもそも、受験生のお子さんに危機感がないのは、以下の原因が挙げられました。
・将来がイメージできないから
・余裕で合格すると思っているから
・志望校への情報が少なく、どれだけ点数が不足しているのかわかっていないから
・どれだけ周りが勉強しているか比較ができていないから
特に、受験や受験をした後のイメージが沸かないことで、受験に対する危機感が持てないということが一番の原因でした。
受験生のお子さんに危機感を持たせるためには「周りを意識させる」ということが効果的だと紹介しましたが、具体的な行動を3つ紹介しました。
1,過去問を解いてみる
2,家庭教師から現実を伝えてもらう
3,塾の無料体験を受けて周りの受験生と比較する
この3つの方法のうち、今日からすぐに行動ができて、簡単に危機感をもたせることができる方法は「塾の無料体験を受ける」ことでした。
具体的なステップは以下の通りでした。
1、自宅周辺にある塾を探す
2、2,3個塾を見つけたら体験授業を予約する
3、体験授業を受けてみる
受験生のお子さんが危機感を持って受験勉強に励むために
お子さんが危機感を持って勉強に取り組むことができると、今の2倍、3倍ほどの勢いで勉強が進みます。
危機感を持っていない状況が車でいうと時速20キロくらいだとすると、危機感を持つことで、時速40キロ、60キロと加速していくイメージです。
ですが、このままだといつまで経っても受験勉強に本気になれないまま、気づいたら受験に間に合わないという状況になってしまうかもしれません。
まずは、今回のステップに従ってお子さんに危機感を持ってもらうように行動をしていきましょう。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり