高校受験の志望校を下げるか迷った時の判断基準とは?逆転合格への道

高校受験の志望校を下げるか迷った時の基準とは?逆転合格への道

こんにちは、紅野まりです。

今回は「高校受験の志望校を下げるか迷った時の判断基準」というテーマについて紹介します。

「学校の先生や塾の先生に色々言われて、志望校を下げようか迷っている」
「子どもが楽をしたいからか志望校を下げると言い出した」
「あまり模試の結果が良くないから志望校を下げたほうが良いのか迷っている」

このように受験生のお子さんの志望校を下げるかどうかについて悩んでいませんか?

今回この記事では

前半で「志望校を下げるタイミングについて」

後半で「志望校を下げたほうがいい受験生と下げないほうが良い受験生の特徴」について紹介していきます。

この記事を読むことで「受験生のお子さんの志望校を下げるべきかどうか」について理解していただけます。

高校受験の志望校を下げるか迷った時は慎重に判断する!

受験も11月12月…と近づいてくると

「志望校を下げようか」
「模試の結果が悪かったから志望校に届かないかも知れない」
「学校の面談で第一志望校は難しいと言われた」

こんな感じで志望校変更を考えてしまう受験生も多いです。

「このままじゃ合格できないかもしれない」
「レベルを落として合格できる確率を上げたい」

志望校を改めて選び直して、レベルを下げようか迷う人もいます。

志望校を下げるか迷った時は焦りすぎないこと!

受験が近づくにつれて、選んだ志望校に不安が募ってしまいます。

ですが、焦りすぎてはいけません。

親としては「志望校に行かせたい!でも絶対に合格してほしい」と思っているからこそ、

確実に合格が狙える高校へ進んで欲しいと志望校変更も視野に入れていると思います。

ですが、塾や学校から

「志望校受からないかもしれない」
「志望校変えたほうが良い」
「このままじゃ志望校厳しい」
「とりあえず諦めずに頑張ってみよう」
「このまま頑張ってみましょう」

志望校に対して意見が分かれてしまうと、

「何を信じたらいいの!?」とさらに迷ってしまうと思います。

私が無料で相談を受け付けている「LINE@」で質問をいただくのですが、

「塾からは志望校を変えない方が良い、って言われたけど、
学校では志望校を変えたほうが良いと言われた」
「塾や学校からは志望校を下げたほうが良いと言われたけど、
子供は変えたくないという」

こんな感じで中3の10月~1月ごろまで志望校を悩んでしまう方が多いです。

志望校のレベルを下げるタイミングを間違えなければ合格率は上がる!?

志望校のレベルを落としてしまうと、お子さんの勉強意欲も同じように下がってしまう場合もあります。

「レベル下げたから余裕で合格できる」と油断して、レベルを落とした高校も合格判定が厳しくなるという可能性があるのです。

なので、志望校のレベルを落とすタイミングを間違えてしまうと、取り返しのつかないことになりかねません。

今回はこの記事で

・どのタイミングで志望校を下げる判断をすればいいのか
・どういう場合に志望校を下げる判断をすればいいのか

を紹介していきますので、志望校を下げる適切なタイミングと、本当に志望校を下げるべきかどうかを判断してもらえるはずです。

そうすると、親子で後悔のない志望校選びができます。

一方で志望校を変更するタイミングを間違えてしまうと、不合格へつながったり、進学後お子さんが後悔してしまうかも知れません。

ですが、適切なタイミングで志望校を考えることができれば、確実に合格への道を歩んでいけますよ。

ここからは具体的な志望校を下げるタイミングを紹介していきますね。

高校受験の志望校を下げる時期とタイミング

では、ここからは早速志望校を下げるかどうかを判断するタイミングを紹介していきたいと思います。

高校受験の志望校の最終決定はいつ?

高校受験の志望校を下げる最終決定のタイミングはいつでしょうか?

そもそも、志望校の最終決定は(公立高校の場合)、

12月~1月中旬目安だと言われています。

時期
12月 志望校最終決定~(1月中旬まで)
12月(冬休み) 志望校に向けて最後の追い込み
公立高校出願 1月下旬
出願変更 2月上旬

公立高校の出願は1月下旬になります。

つまり、出願までは志望校を考え直すことができるということです。

願書の準備などもありますので、1月中旬までには志望校を決めたいところです。

最終的には、

1回目の願書提出状況の倍率等を見て、2月上旬までの志願変更期間に志望校を変更することもできます。

まとめると、

・1月中旬までに志望校を決める
・倍率を見て2月上旬頃に志望校を下げることもできる

こんな感じで、志望校の最終決定は入試ギリギリまで余裕があります

高校受験の志望校を下げるか迷った時は冬休み後まで待ってみること!

願書提出前の、最後の志望校最終決定は「1月中旬」です。(1月10日くらいが目安)

ちょうど冬休みが明けて、学校が始まった頃くらいです。

志望校決定は早めの方がもちろん良いのですが、志望校を下げるか迷った場合、冬休みまで待ってみてください

なぜなら、「冬休みから追い上げてくる受験生もいるから」です。

冬休み前に志望校のレベルを落としてしまうと、冬休みの勉強がかなりおろそかになってしまいます

「志望校のレベルも下げたし、受験は余裕~」
「ちょっと勉強するくらいでいいかな~」

…と、お子さんの勉強の意欲が下がってしまうこともあります。

これは推薦入試を受ける生徒にも言えるのですが、「合格」が目の前にあると一生懸命にならなくなります

ゴールが見えてきて急にアクセルを踏むのを止めてしまう感じです。

例えば、

お腹がいっぱいの時に、目の前におやつがあっても、お腹がいっぱいでおやつを食べる気にはなりません。

でも、お腹が極限まで空いていて、もう動けない…という時におやつがあったら、夢中になって食べますよね。

受験も同じで、合格できると意識してしまうと、勉強に夢中になることはできなくなります。

受験まで残り2,3ヶ月になったところから成績が上がっていく受験生もいます。

なので、最後まで諦めないことが受験合格に繋がる場合もあります。

冬休みまでは志望校のレベルを下げずに、ひたすらに勉強させるのが一番です。

高校受験の志望校を下げるか迷ったら「塾の言うことは聞き流す」

志望校のレベルを下げるか迷うと、

たくさんの人に相談してアドバイスを貰うと思います。

・学校の先生
・先輩のママ友
・塾の先生
・家族

….と挙げられると思います。

しかし、その中でも「塾の先生が言うこと」は信用に欠けると思っていてください。

なぜなら、塾は『合格率を上げるため』に志望校のレベルを下げることをアドバイスすることがあるからです。

もちろん、すべての塾が「志望校のレベルを下げて確実に合格してください」と言っているわけでは有りません。

しかし、中には生徒の未来を考えずに、

塾の合格率を上げるために志望校のレベルを下げることを進める塾もあるようです。

つまり、受験生のお子さんと親であるあなたの気持ちは「無視」ということです。

塾の都合でお子さんの将来が決まるようなことはしたくないですよね。

なので、志望校のレベルを下げるかどうかは、

最終的には受験生本人とよく話し合って納得の行く判断をするのが一番です。

高校受験の志望校を下げた方が良い人と、下げないほうがいい受験生の特徴

ここまでは志望校のレベルを下げたほうが良いタイミングとして、冬休み後に検討することを紹介しました。

ここからは、

志望校のレベルを下げない方が良い受験生と、

下げたほうが良い受験生の判断基準を紹介します。

高校受験の志望校を下げるべき受験生の特徴

志望校のレベルを下げたほうが良い受験生はこんな特徴があります。

・中3の11月時点で志望校への偏差値が10足りない
・勉強をすると言ったのに勉強時間を確保しない
・受験への本気度が全く感じられない
・スマホを平気で触ってしまう

このような受験生は、志望校のレベルを下げたほうが良いでしょう。

なぜなら、受験生としての自覚が足りないからです。

私が無料で相談を受け付けている「LINE@」で、よく受験生からこんな質問があります。

「今オール3なんですけど、次の最後の期末テストでオール5取れますか!?」
「(11月の時点で)偏差値を10上げる勉強法を教えて下さい!」
「(中3の秋時点で)志望校が400点まで取らないといけないんですけど、今250点しかありません。どうしたら点数上がりますか?」

実際に、こんな質問が週に1回ほど届いています。

正直に言うと、

「受験に間に合わないだろうな」と私は思います。

勉強は積み重ねがあるからこそ成績が上がっていきます。

短期間ですぐにぐんと成績が上がる魔法の薬や勉強法は全くありません

無茶な目標を立てても、達成することはかなり厳しいです。

「でも頑張って志望校合格したいんです!」

という子に限って

「勉強中スマホ触っちゃうんです…」

とも言っています。

「いやいや、
言ってることとやってること違うんじゃない???」

と、突っ込みたくはなりますが、

実際こういう受験生もいます。

本気度が現れていないな、と私も思います。
(これを読んでいるあなたも思っているとは思いますが)

お子さんに志望校選びを失敗させないためにも、

もし上記のような特徴がある場合は、志望校のレベルを落としたほうが確実です。

志望校に落ちて、チャレンジ受験になってしまうよりかは、志望校のレベルを落として確実に合格するほうが良いですね。

高校受験の志望校を下げないほうが良い受験生の特徴

一方で、受験の志望校を下げないほうが良い受験生にはこんな特徴があります。

・プレッシャーから逃げてしまうくせがある
・嫌なことから逃げて楽をしたい
・ギリギリ合格できるかどうかの偏差値
・偏差値3程度足りない
・志望校を諦めていない

こんな特徴がある場合は、

まだまだ冬休み最後の追い込みで点数を上げることができる可能性がありますので、志望校を下げなくても大丈夫です。

まだ本人が勉強に対してやる気がある状態であれば、最後まで頑張れば成績が上がる可能性があります。

「でも、受験に合格できるのかな…」

と、不安に思うかもしれませんが、受験生は1月2月からぐんと成績を伸ばす子もいます。

どんどん追い込まれて、勉強せざるを得なくなったときに、集中力がぐんと増すのです。

実際に、このブログに寄せられた合格体験記でも、

「受験まで残り1ヶ月で子供がすごく頑張った」
「年が明けてから粘り強く勉強をするようになった」
「受験が迫ってきてから本気度が上がった」

このような体験談が寄せられています。

ギリギリまで粘って頑張ったからこそ、合格を掴み取った受験生もいるのです。

なので、不安で志望校を下げてしまわずに、冬休みの勉強に力を入れましょう。

最後の追い込み期間である冬休みをムダにしないためにも、

こちらの記事で「冬休みの勉強法」を知っておきましょう。

【高校受験】冬休みの勉強法完全版!合格率を上げる勉強法を紹介

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。

高校受験の志望校を下げるか迷った時は「子供のやる気を上げる」こと!

ここまでで、

志望校のレベルを下げたほうが良い子と下げないほうが良い受験生の特徴を紹介しました。

簡単に内容をまとめると、

「受験生としての自覚がない子」ほど志望校のレベルを下げたほうが良い、

後もう一歩で志望校へ届きそうな子は、冬休み後まで頑張ってみる、

ということでしたね、

ですが、そうは言っても「志望校どうしよう」と悩んでしまうと思います。

私のところにも

「やる気が出なくて困っている…」
「もう少し頑張ったら志望校のレベルが上がるのに」
「今の成績で満足してしまっている」

と相談に来られたお母様方がいらっしゃいました。

そのお母様方の受験生にあることを取り組ませた結果

お子さんのやる気が出て、かなり意欲的になって受験勉強に励むようになった受験生もいました。

具体的にどのような行動を取ると、受験生がやる気をアップさせることができたのかを3つのステップで紹介します。

ステップは以下のとおりです。

1、勉強状況について相談をした
2、塾の無料体験授業を受けた
3、過去問を勉強した

それぞれ詳しく解説します。

1、勉強状況について相談をした

まずは、お子さんの現状把握のために相談をしましょう。

息子さんがぐんとやる気になったお母様も、一度「どうしたらいいでしょうか?」と相談をしたことでやるべきことが明確になりました。

一度、現状を把握して見るためにも、塾の先生や学校の先生に勉強状況を客観的にに判断してもらうことがいいですね。

相談する時はこんな感じで相談しましょう。

==================

受験生の息子がとにかくやる気がないみたいです。

この間成績が悪かったのは落ち込んでいましたが、
周りと比べて少しできるせいか、余裕を感じているようです。

本人はもっとやればもっと成績が上がるはずなんですが、
私がなにを言っても全く聞きません。

どうしたらいいでしょうか?

==================

このように質問をしてみましょう。

親であるあなたが一人で悩むより、誰かに相談したほうが解決策がポンと出てくることもあります。

一人で抱え込みすぎず、一歩前へ進むためにも相談してみるのもいいですよ。

私も無料で相談を受け付けていますので、気になった方は気軽に相談してみてくださいね。

上の緑のバナーをクリックしてもらうと、LINEの友達申請に進みますので、具体的なご相談を無料でしていただくことができます。

2、塾の無料体験授業を受けた

次に、私が親子にアドバイスしたのは「塾の無料体験授業」を受けることです。

この体験授業を受けることは入会が目的ではなく「刺激を受ける」ことが目的です。

体験授業を受けることによって、周りにいる受験生から刺激をもらうことができます。

実際、アドバイスをした親子もすぐに体験授業を受けたことで、結果的にお子さんのやる気へつながってきました。

塾の体験授業は無料で受けることができるので、気軽に受講することができますし、「無料」で受験生の子供のやる気が出るのは嬉しいですよね。

やるきが出た息子さんのお母様も、私がアドバイスをした当日にすぐに2,3箇所体験授業の予約を取って、体験授業を受講したようです。

とりあえず受けてみる、といったように挑戦しやすいのも特徴です。

3、過去問を勉強した

最後に過去問を勉強するということが挙げられます。

過去問を勉強することは「入試に必要な実践力を付ける」ということと同じです。

つまり、受験に合格するためには必須な勉強になります。

学校のワークや書店の問題集はすべて「基礎を学ぶ」ためですが、過去問になると「入試で問題を解く力」を身につけることになります。

実際、過去問を解く方法についてはこちらの記事で解説していますので読んでみてください。

【簡単】高校受験の過去問の解き方コツまとめ!合格を勝ち取る勉強法

ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

上の緑のバナーをクリックしてもらうと、LINEの友達申請に進みますので、具体的なご相談を無料でしていただくことができます。

友達申請だけでもしておくと、後から困った時にすぐに相談もできますよ。

高校受験の志望校を下げるか迷った時の基準とは?逆転合格への道

それでは、今回のまとめです。

今回は、高校受験の志望校を下げるか迷った時の基準というテーマで紹介しました。

志望校の最終決定は(公立高校の場合)12月~1月中旬になります。

志望校のレベルを下げるタイミングを間違えてしまうと、

下げなければ良かったと後悔したり、勉強への意欲が下がったりします。

今回は、志望校のレベルを下げたほうが良い受験生とレベルを下げないほうが良い受験生の特徴を紹介しました。

志望校を下げたほうが良い受験生の特徴はこんな感じでした。

・中3の11月時点で志望校への偏差値が10足りない
・やると言ったのに勉強時間を確保しない
・本気度が全く感じられない
・スマホを平気で触ってしまう

反対に、志望校を下げずにこのまま粘ったほうが良い生徒の特徴はこんな感じです。

・プレッシャーから逃げてしまうくせがある
・嫌なことから逃げて楽をしたい
・ギリギリ合格できるかどうかの偏差値
・偏差値3程度足りない

志望校のレベルを下げず、お子さんのやる気を上げて勉強をしてもらうための具体的なステップは以下の通りでした。

1、勉強状況について相談をした
2、塾の無料体験授業を受けた
3、過去問を勉強した

次の記事では「受験の合否を左右する冬休みの勉強の仕方」について紹介しています。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください

【高校受験】冬休みの勉強法完全版!合格率を上げる勉強法を紹介

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

中学生のお子さんが受験に合格するために

お子さんが志望校を下げるといっても、

受験から逃げるためにレベルを下げたり、志望校を泣く泣く諦らめたりということはしたくないですよね。

ですが、このままだと受験までのタイムリミットは刻々と迫ってきます。

志望校のレベルを下げざるを得ない状況にもなってしまいます。

今回のステップに従って、

お子さんのやる気を上げて、

志望校を下げずに受験まで頑張ってもらえるような取り組みを今日から始めましょう。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり