【中学生】テスト後の保護者用コメント欄に何書く?簡単にコピペ可
こんにちは、紅野まりです。
今回は中学生のお子さんのテストが返却された際の保護者のコメント欄の書き方について紹介します。
「いつも何を書いていいかわからない」
「毎回同じような内容になってしまう」
このようにコメント欄に書く文章に困っていませんか?
2,3ヶ月に1回の定期テストのたびにコメントを求められていると、バリエーションがなくなってしまいますよね。
毎回コメントに困らないためにも、今回は保護者用のコメントの書き方を紹介していきます。
保護者欄のコメントの書き方で子供のやる気が変わる!?
お子さんのテスト結果を見た後に、保護者用のコメントを書く欄があります。
テストごとになにかコメントを書かないといけません。
中には、
「コメントがマンネリ化してしまう」
と思って、コメント欄をあまり重要視されていないかもしれません。
ですが、このコメント欄を甘く見てはいけません。
なぜなら、あなたのコメント次第で
「中学生のお子さんの勉強のやる気を引き出したり、
やる気を無くしたりすることもできる」からです。
中学生の成績表や通知表での保護者欄のコメントは何のため?
テスト返却時に、保護者がコメントを記入するのには、
・保護者が読んだ証
・家庭学習の様子について
これら2つを学校側が確認する意味があります。
お子さんもコメント欄を読んでいる可能性が高いので、コメント欄を上手く使う必要があります。
なぜなら、先程も紹介しましたが親であるあなたからのコメントで、お子さんがやる気になることができるからです。
アドラー心理学を使った研修やカウンセリングで定評のある岩井俊憲氏によれば、人間のやる気が無くなる時は、「自己イメージが低い時」が原因の一つであるといわれています。
「自分はできない…」と劣等感が大きすぎると、今の自分と理想の自分のギャップの大きさに自己イメージが極端に低くなってしまいます。
あなたのお子さんが「どうせ自分なんて」が口癖になっている場合は要注意です。
思春期は中学生のお子さんにとって「大人として認めてほしい」「一人の人間として認めてほしい」時期です。
お子さんに勉強にやる気を出させるためにも、コメントには意識を向けておくと良いでしょう。
中学生にとって成績表や通知表での保護者欄のコメントととは?
テスト返却後の保護者が記入するコメント欄は、お子さんもコメントが読める状況です。
あなたのお子さんは、あなたが書いたコメントを100%読んでいます。
実際、私も中学生の時は、毎回こそっと親のコメントを読んでいました。
このコメントだけで、お子さんを嬉しい気持ちまたは悲しい気持ちにしてしまいます。
・自分のこういう部分を褒めてくれてる
・テスト勉強頑張ってたことわかってくれてる
・頑張ったのに親は自分のこと全くわかってくれない
コメントで褒めてくれたら嬉しいし、改善点ばかり述べられてたら悲しいです。
コメント欄だけで、あなたの思いがダイレクトにお子さんに通じてしまいます。
つまり、そのコメントだけでやる気を削いでしまうこともあるのです。
たった数行のコメントでお子さんのやる気を削ぎたくはないですよね。
だからこそ、コメントの書き方を工夫することで、お子さんをやる気にさせなければなりません。
普段は恥ずかしくて直接言えない言葉も、コメント欄の力を借りて伝えれば、お子さんには必ず伝わるはずです。
お子さんのやる気を損ねてしまうと、
「自分のことを何も分かってくれない」
という気持ちにさせてしまいます。
それでは、お子さんは勉強どころかあなたの言うことさえ聞かなくなってしまうでしょう。
しかし、コメント欄を上手く使うことで、親であるあなたがお子さんに
「あ、見てくれてるんだ」 「気づいてたんだ」 「努力を分かってくれている」
と、思わせなければなりません。
なぜなら、中学生という時期は自尊心が育つ期間だからです。
自分、というものを認めてもらいたい意識が強くなるので、お子さんを認めてあげる発言をたくさんしたほうが、お子さんのためになるのです。
中学生のテストの後で保護者欄のコメントを書く上での大事なポイントとは?
では、早速コメントを書く際の大事なポイントを紹介します。
ポイントは、先生向けへではなく、
「お子さんに向けてメッセージを書くこと」
です。
・ポジティブなことや褒め言葉を8割
・できていなかったこと、改善してほしい部分は2割
程度コメントに取り入れていきましょう。
例えばこんな感じです。
今回のテストでは、部活が終わったあとでも最低30分は机に向かって勉強できていました。
その結果もあって、単語や漢字などいつもは落としてしまいがちな点数もしっかり取れていました。
次回は休日でも勉強する習慣をつけてほしいです。
一方で、テストでは合計点が50点….1桁の点数もあるから正直褒めるところも見つからない…という場合は、まずは「5教科合計50点以上」を目指しましょう。
こちらの記事で「具体的な5教科50点以上を取る方法」を紹介していますので興味があれば読んでみてください。
5教科の成績が50点以下!?中学生の子どもの成績を上げる逆転学習法
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生の成績表や通知表での効果的なコメントの書き方!
それでは、具体的なコメントの書き方を紹介します。
以下のステップに従ってコメントを書けば、お子さんにとってもやる気を引き出すコメントになります。
1、褒めるべきポイントを書く
2、まだ解決できていない部分を書く
3、応援メッセージを書く
それぞれ詳しく解説します。
1、褒めるべきポイントを書く
まずは、褒めるべき点を書きましょう。
「前回より点数が10点も上がった」
「計画的に提出物に取り組めていた」
「時間を上手く使って勉強できていた」
必ず褒めるべきポイントを書きましょう。特に前回と比較して、変わった部分があれば、それを書いてあげるのが良いです。
2、まだ解決できていない部分を書く
次に、改善できる点、まだ解決できていない部分を書きます。
「数学の計算問題がまだ解けていない」
「漢字の点数が取れていない」
「提出物がギリギリになっている」
親であるあなたからすると、多々お子さんに言いたいことはあるかもしれませんが、コメント欄では改善点をひとつだけ書きましょう。
3、応援メッセージを書く
最後に、お子さんへの期待を込めて、応援メッセージを書いてあげて下さい。
「やれば出来る子だから次も頑張ってくれると思います」
「応援してます」
「次のテストもがんばれ!」
いつでもあなたが応援していることを伝える部分です。必ず文末に添えてあげて下さい。
ステップに従って書いたコメントの例を紹介します。
「今回のテストでは目標点をしっかり定めて、ほとんどの教科で目標点を突破していました。部活で忙しいのに隙間時間に勉強していたのが良かったと思います。提出物に取り組むのがいつも遅いのが気になっています。次回のテストでも、頑張ってくれると思います。」
「苦手な英語で、前回より10点も上がっていました。英語のテスト勉強をとにかく頑張っていたので、努力が報われたんだと思います。今回他の教科との差が開いてしまったので、次回のテストでは勉強の計画をして取り組んでくれると思います。頑張れ!!」
ステップは以上になります。
こんな感じでコメント欄を書いてあげると、お子さんも「次は頑張ってみよう!」とやる気になってくれるはずです。
中には「せめて平均点を超えてほしい」と思っている方もいると思います。
平均点は、成績を上げる上での「目標にしやすい」です。
大体40点~60点ぐらいが平均だと言えます。(教科にもよりますが)
次の記事で「5教科合計250点(各教科平均50点)を超える方法」について紹介します。
この記事と合わせて読むことで、お子さんの成績を250点超えさせるための具体的な行動へつなげていくことができますので興味がある方は読んでみてください。
勉強が苦手な中学生がテストで250点を超えるための方法
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、時間があればぜひ読んでみてください。
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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中学生の成績表や通知表での保護者欄のコメントの書き方についてのまとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、中学生の子供のテスト返却時におけるコメントの書き方について紹介しました。
コメントの書き方によってはお子さんを勉強にやる気にさせることもできます。
なぜなら、中学生における思春期は、一人の人間として認めてほしい時期になるので、親であるあなたのコメント次第で、認められたと意識されるからです。
そのために大事なポイントは「お子さんにメッセージを伝えようとする」ことでした。
具体的なコメントの書き方は以下のステップです。
1、褒めるべきポイントを書く
2、まだ解決できていない部分を書く
3、応援メッセージを書く
お子さんの成績が返ってきて「全然取れていなかった」「惜しいミスが目立った」と様々な感想があると思いますが、よく中学生の保護者がやりがちなミスとして「平均点と比べて下がっていた…」と落ち込んでしまうことです。
平均点は、成績を上げる上での「目標にしやすい」です。
大体50点60点ぐらいが平均だと言えます。
次の記事で「5教科合計250点(各教科平均50点)を超える方法」について紹介します。
この記事と合わせて読むことで、お子さんの成績を250点超えさせるための具体的な行動へつなげていくことができますので興味がある方は読んでみてください。
勉強が苦手な中学生がテストで250点を超えるための方法
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、時間があればぜひ読んでみてください。
中学生のお子さんのやる気をアップさせて成績をあげるためには
お子さんにやる気を出させることができれば、テストのたびに点数も飛躍していくことができます。
親であるあなたに認められたことで、お子さんとの関係も良好になったりさらに勉強に対する意欲が増していくでしょう。
しかし、このままでは何も変わりません。
お子さんの成長のためには、親であるあなたの協力が必要不可欠です。
まずはステップを実践して、お子さんのために行動を起こしていきましょう。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
今回ステップを実践して、あなたが書いてみたコメントを送っていただければ添削もします。
【問い合わせ】
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今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり