進研ゼミとZ会、中学生におすすめなのはどっち?【徹底比較】

進研ゼミとZ会、中学生におすすめなのはどっち?【徹底比較】

こんにちは、紅野まりです。

今回は「進研ゼミとZ会、中学生におすすめなのはどっちなのか」というテーマについて紹介します。

「通信教育はじめたいけどどっちがいいかわからない」
「子どもに通信教育をさせようかどうか迷っている」

このように中学生の子どもに取り組ませる通信教育について悩んでいませんか?

今回この記事では前半で「進研ゼミとZ会の料金・サービスの違いと口コミ」後半で「進研ゼミとZ会がおすすめな中学生の紹介」について紹介していきます。

この記事を読むことで「あなたのお子さんにどちらの通信教育がおすすめなのか」理解していただけます。

進研ゼミとZ会、中学生におすすめなのはどっち?

通信教育って塾よりも費用が安くて、自宅で簡単に取り組むことができる教育サービスです。

しかし、お子さんに合っていない通信教育を選んでしまったり、使い方を間違えてしまうと100%失敗してしまいます。

ですが、今回は大手通信教育の進研ゼミ中学講座とZ会の通信教育を細かく比較していくので、お子さんにどちらが適しているのかを判断して頂けます。

どちらが合っているのかわからないままだと、通信教材を溜めてしまったり、手を付けないままで終わってしまいます。

まずは、進研ゼミとZ会の違いを理解してくださいね。

注意:今回はテキストのみの講座の比較になります(タブレット学習の比較は別の記事で解説しています)

進研ゼミとZ会、中学生におすすめなのは?まずは料金を徹底比較!

まずは、進研ゼミとZ会の料金を比較してみます。

受講のスタイルですが、進研ゼミとZ会では受講するシステムが異なります。

・進研ゼミは9教科がセットでの講座
・Z会は5教科プラス作文の6つの講座から1つ以上講座を選ぶ

上記のような講座設定になります。

進研ゼミの料金プラン

まずは進研ゼミの料金プランからみてみましょう。

毎月払い

中1・中2 5,980円
中3 7,980円

*料金はすべて2019年10月以降の値段(消費税10%込)

Z会の料金プラン

続いてZ会の料金プランはこんな感じです。

Z会の受講会費講座料金(1講座あたり)×講座数ーセット割り(5講座以上受講の場合毎月ー500円)

が適用されます。

テキストスタイルの場合、1講座あたりの値段は 2,346 円~2,760円です。

ただし、6ヶ月一括払い、12ヶ月一括払いによって値段が変わってきます

進研ゼミとZ会はどちらも支払い方法によって受講費が変わる

進研ゼミもZ会も支払い方法によって値段が変わってきます。

1,毎月払い
2,6ヶ月一括払い
3,12ヶ月一括払い

1→3にかけて、月々の受講費は安くなります。

例えば、進研ゼミ中学1年生の場合だと

進研ゼミ中学講座:中1受講

毎月払い 月々6980円
6ヶ月一括払い 月々6540円
(6ヶ月で39,240円)
12ヶ月一括払い 月々5980円
(12ヶ月で72,540円)

*料金はすべて2019年10月以降の値段(消費税10%込)

Z会の場合は、6ヶ月一括払い、12ヶ月一括払いで、毎月の受講会費が毎月払いと比べて5%お得、15%お得になったりします。

Z会の受講会費例を紹介します。

1、毎月払い、3講座を受講
英語、国語、数学の3講座を受講するとします。

これを毎月払いで払うと、【1講座あたりの講座料金】2760円×【講座数】英、国、数の3教科=2,760×3=月々8,280円

2,6ヶ月払、4講座を受講
国語、英語、理科、社会の4講座を受講するとします。

これを6ヶ月払で払うと、【1講座あたりの講座料金】2,622円×【講座数】国、英、理、社の4教科=2,622×4=毎月10,488円(6ヶ月一括払いなので62,928円)

3,12ヶ月払、5講座を受講
国語、英語、理科、社会、作文の5講座を受講するとします。

これを12ヶ月払で払うと、【1講座あたりの講座料金】2,346円×【講座数】国、英、理、社、作文の5教科=2,346×5ーセット割引(500円)=月々11,230円(12ヶ月一括払いなので134,760円【13万5千円】)

進研ゼミとZ会の料金を徹底比較:まとめ

中学1年生が毎月払いで(Z会は2講座)受講する場合、

進研ゼミだと月々6,980円、Z会だと5,520円(2講座)で、この場合はZ会の方が安い

しかし、同じく中学1年生が毎月払いで(Z会は3講座)受講する場合、

進研ゼミだと月々6,980円、Z会だと8,280円(3講座)で、この場合は進研ゼミのほうが安い

Z会1、2講座(毎月払い)< 進研ゼミ(毎月払い)< Z会3講座以上(毎月払い)

料金の比較をまとめると、こんなイメージですね!

進研ゼミとZ会のサービスを徹底比較!

では続いてそれぞれのサービスを比較していきたいと思います。

進研ゼミとZ会のテキスト内容の違い

進研ゼミは、内申点を上げるための「定期テスト 厳選予想問題」や「暗記BOOK」など定期テストに主に力を入れています。

教材のレベルも選べますが、スタンダードハイレベルというように、予習・復習どちらを重視しているかでコースがを選んでいきます。

一方でZ会のテキストは「実際に実力テストや模試で出題される形式」で問題が進んでいくので、ずっとテストを解いているような問題ばかりです。

Z会も進研ゼミと同じく、教材のレベルを選べますが、Z会では進学クラス特進クラスというようなコースに分かれます。

進学クラスは公立高校、国立、私立上位校といったレベルを目指す、特進クラスは最難関国立、私立、公立を目指すレベルなので、かなりレベルが高いと言えます。

POINT進研ゼミは「定期テスト対策重視の教材」、Z会は「高校受験を視野に入れた教材」

進研ゼミとZ会のサポートの違い

進研ゼミは以下のサポートがあります。

担任制赤ペンコーチ:学習の進め方や計画の立て方までアドバイス
教科質問広場:24時間いつでもWEB上で質問可能(翌日には回答)
テストお助け電話:テスト前にお子さんの質問に回答
進路個別相談ダイヤル:各都道府県別の進路専門アドバイザーに進路相談できる

一方でZ会は

教えてZ会!:WEB上から質問・相談ができる(3日後までに回答)
学習計画カレンダー:学習の計画づくりに便利なカレンダー

POINT進研ゼミのほうがより細かなサービスを提供している

進研ゼミとZ会の口コミを徹底比較!

では、実際に進研ゼミやZ会を体験したことがある人の口コミを紹介します。

進研ゼミの口コミ


・要点をまとめている教材が便利
・塾と比べるとコスパが良い
・効果は本人次第
・授業との進み具合が違った
・教材の量をこなせなかった

このような声がありました。

先ほど紹介したサポートの件ですが、進研ゼミはサポートは樹実していますが受講者でもあまり利用していないという声がかなり多かったです。

なので、サポートでえらぶというよりかはお子さんの学習スタイルに合っているかどうかで選んであげるほうが良いですね。

Z会の口コミ

・良質な問題と丁寧な解説がある
・付録などがなく問題集とテキストだけが届く
・他の通信教育と比べてレベルが高い
・応用問題も多い
・気軽に始められる金額ではない
・本当にわからないところをすぐに解決できない

と、このような口コミがありました。

Z会の通信教育に関してはやはり「応用問題がたくさんあった」「レベルの高い問題になれることが出来た」という声が多かったです。

高校受験を意識した通信教育だからこそ、レベルの高い問題に慣れることで受験対策ができますよ。

進研ゼミとZ会、中学生におすすめなのはどっち?

では最後に、元塾講師からみた視点で進研ゼミとZ会どっちがおすすめなのかを紹介します。

結論からお伝えすると、料金、サービスをみると「進研ゼミ」がおすすめです。

ただし、通信教育だけで公立高校受験をしたい!という生徒には「Z会」のほうが良いです。

*進研ゼミがおすすめな中学生・9教科を学びたい
・定期テストの点数と内申点を上げたい
・テストの成績が平均点くらい
・部活で忙しくて塾に行く暇がない
・家で効率よく勉強したい

例えばこんな中学生です。

中学2年生で野球部所属。
5教科は平均点以下(大体20~45点くらい)で、副教科も苦手。
全体的に成績をグンと上げていきたい。

次にZ会がおすすめな中学生です。

*Z会がおすすめな中学生・公立高校に絶対合格したい
・苦手科目だけ点数を上げたい
・応用問題に挑戦したい
・通信教育だけで高校受験したい

例えばこんな中学生です。

中学3年生で美術部に所属。(すでに引退済み)
特に英語が苦手でいつもテストでは40~60点くらい。
他の教科は平均70点くらいだけど、英語が足を引っ張っている。

進研ゼミとZ会を始めてみる!

ここまでで進研ゼミとZ会それぞれに適した中学生が把握できたと思います。

ここからは実際に通信教育を始めるまでの流れを紹介します。

ステップは以下のとおりです。

1、入会を検討する
2、最低3ヶ月は継続する 

それぞれ詳しく解説します。

1、入会を検討する

まずは進研ゼミかZ会への入会を検討しましょう。

上の記事で大体「子どもは進研ゼミかな…」「Z会のほうがいいかも」と判断していただけたはずです。

実際に入会して成績を上げるための学習をしていきましょう。

2、最低3ヶ月は継続する

入会したら最低でも3ヶ月は継続しましょう。

なぜなら、たった1,2ヶ月で効果はわからないからです。

継続することで徐々に成果が出る場合もあるので、最低でも3ヶ月は続けてみましょう。

もし迷ったら…

もし、どうしても「進研ゼミとZ会で悩んでしまう…」という場合は、どちらも一度資料請求をしましょう。

より詳細に書かれた資料をよく読んでどちらにするかもう一度考えてみましょう。

ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

進研ゼミとZ会、中学生におすすめなのはどっち?【徹底比較】

それでは、今回のまとめです。

今回は、進研ゼミとZ会、中学生におすすめなのはどっちなのかというテーマについて紹介しました。

進研ゼミとZ会を徹底比較してみましたが、もう一度簡単にまとめます。

料金はZ会1、2講座(毎月払い)< 進研ゼミ(毎月払い)< Z会3講座以上(毎月払い)

このような料金設定でした。

進研ゼミは「定期テスト対策重視の教材」、Z会は「高校受験を視野に入れた教材」というようにテキストの違いもありましたね。

進研ゼミがおすすめなのは,「定期テスト対策のために9教科を勉強したいという中学生」、Z会がおすすめなのは「高校受験のために応用問題に挑戦したい中学生」でした。

実際に通信教育を使っていくステップは以下の通りでした。

1、入会を検討する
2、最低3ヶ月は継続する 

進研ゼミについてはこちらの記事で入会方法、資料の請求方法について更に詳しい概要を紹介しています。

【進研ゼミ中学生講座】料金・口コミを徹底分析!元塾講師が教える使い方

Z会通信教育についてはこちらの記事で入会方法、資料請求方法について更に詳しい概要を紹介しています。

通信教育のZ会はどう使うのか?長く続けて成績アップする方法

次の記事では「通信教育のタブレット学習の比較」について紹介しています。

もしお子さんが「タブレット学習」に興味がある場合はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

【次の記事へ】(執筆中)

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

中学生のお子さんが成績を上げていくために

通信教育は部活や自分の時間をうまく使いたい中学生にとってはピッタリの教育方法です。

しかし、選ぶ通信教育を間違ってしまったり、適切なコースを選ばなければ教材は溜まってしまう一方です。

今回の記事でお子さんにおすすめの通信教育が分かっていただけたと思うので、ぜひお子さんに取り組ませて成績を上げていきましょう。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり