中学生の子供の勉強時間はどのくらいがベスト?
こんにちは、紅野まりです。
今回は「中学生の子供の勉強時間はどのくらいがベストなのか」というテーマについて紹介します。
「どのくらい学習時間があったらいいの?」
「中学生のこどもの勉強時間はどのくらい確保したら良い?」
「うちの子供の勉強時間は短い気がする…」
このように中学生の子供の勉強時間について悩んでいませんか?
今回この記事では前半に「中学生のお子さんの平均の学習時間」について、後半では「学習時間は短くても成績を上げていくことができる」ということについて解説していきます。
この記事を読むことで「短い勉強時間でも成績を上げていく方法」を理解していただけます。
中学生の子供の勉強時間はどのくらいがベスト?
中学生のお子さんの勉強時間が少ないと十分な学習はできません。
しかし、時間が多ければいいというわけではなく、時間が長いとダラダラしてしまって内容が入ってこないということもあります。
「どのくらい勉強するのがベストなの?」
と思うかもしれません。
中学生のお子さんのベストな勉強時間を把握しておくと効率よく勉強していくことができます。
そうすると、学習した分だけ成績に反映されてきます。
なぜなら、短い勉強時間でもお子さんが学習内容を理解することができるからです。
ですが、このまま闇雲に「とにかく長時間勉強する」「勉強する時間が長ければ長いほどいい」というような考えだと、時間もムダにしますし効率が悪いままです。
時間をかけても成績が上がらなかったり、時間の使い方がうまくいかないままになってしまいます。
ですが、時間の使い方を学べば成績は上がっていきます。
今回は記事の最後に効率の良い勉強のやり方についても紹介しますので、安心してこのまま読み進めてくださいね。
中学生の子供の勉強時間の平均は「◯時間」!?
ではここで、中学生の勉強の平均時間を見てみましょう。
2014年に家庭教師のぽぷらが小中学生のお子さんをもつ保護者600人にアンケート調査を行ったところ、中学生の平均学習時間は「1時間~2時間未満」が一番回答が多かったようです。
その反面、中学生のお子さんを持つ保護者の方は「学校教育が物足りないと感じるか」という問いに対して、84.4%の人が「物足りないと思う」と回答しています。
保護者は中学生の子供に対して「1時間以上2時間未満」程度勉強してもらうのが理想だとしています。
そのくらいの時間勉強してもらったら、親であるあなたも「勉強してるな」と実感するということですね。
中学生の子供の勉強時間は短くても成績は上がる!?
ここまでは、中学生のお子さんの平均学習時間を見ていきました。
次に「学習時間は短くても成績を上げていくことができる」ということについて解説していきます。
中学生の勉強時間は長ければ長いほどいいの?
よくある意見として
「とにかく勉強すればいい」
「勉強時間は長い方が良い」
「勉強時間が多ければ多いほど成績が上がる」
このように考えている方もいると思います。
ですが、これは「間違い」です。
なぜなら、勉強時間が多くてもお子さんが内容を理解できていなければ成績は上がらないからです。
そもそも「勉強時間の長さ」だけで成績が決まるのであれば、学校の授業+家庭学習+塾で成績は上がるはずです。
ですが、学校の授業+家庭学習で塾に行かない人でも成績が良い子もいますよね。
つまり、「勉強時間の長さ」が『成績』に必ずつながるわけではないのです。
中学生の勉強時間は短くても効率を上げれば良い!
ここまでを読んで、あなたは
「じゃぁどうやったら成績を上げていくことができるの?」
「どのくらいの時間、勉強すればいいの?」
と思うかもしれません。
結論から伝えると、「1時間あたりの勉強量を増やす」ことです。
例えば、
Aくんは1時間あたり数学のワークを「5ページ」しか進められなかったのに比べて、同じくBくんは同じワークを「10ページ」進めることができたとします。
AくんとBくんの学習内容は2倍の差がでてきますね。
1時間あたりの学習量を増やすことは、勉強の効率を上げていくことにも繋がります。
あなた自身におきかえて考えてみると、例えば
1部屋掃除するのに30分時間がかかっていたとします。しかし、30分で2部屋掃除できたとすると、かかった時間は同じですが掃除ができた部屋数は変わってきますよね。
もし、以前のように30分で1部屋掃除するままだと、2部屋掃除するには1時間かかってしまいます。
しかし、30分で2部屋を掃除することができれば、半分の時間で同じ部屋の数、掃除ができることになるのです。
勉強も同じで、同じ1時間でも勉強の量や内容を増やすことで結果が変わってくるのです。
中学生の子供の勉強時間の効率を上げるためには?
ここまでで、短時間の勉強時間でも成績を上げていくためのコツは「1時間あたりの勉強量を増やす」ということでした。
そうすることで、勉強の効率が良くなっていきます。
どうやって1時間あたりの勉強量を増やすのかというと
「勉強するときに時間を意識する」ということが大事になってきます。
なぜなら、時間を意識することで集中力が上がるからです。
例えば、「13時から30分洗濯物を干して、洗い物をする」という目標を立てたとします。
まずは洗濯物を干していると、量が多くて気づいたら13:15。
あなたは慌てて洗濯物をささっと干し終わって、洗い物にとりかかるはずです。
時間を意識することで、進捗状況が分かったりしますよね。
これでぐっと集中力が増したりするのです。
他にも、時間を意識することで
・同じ1時間でもライバルと差がつく
・テストの試験時間に余裕が生まれる
・勉強への集中力が上がり、内容が理解できる
などといった効果も表れます。
中学生の子供の勉強時間はどのくらいがベスト?
では最後に、具体的な「効率を上げるための勉強の仕方」を紹介していきます。
先程もお伝えしたように「1時間あたりの勉強量」を増やしていくことで効率的に勉強できるということを紹介していきました。
具体的な勉強のやり方のステップをお伝えします。
ステップは以下のとおりです。
1、タイマーで30分測る
2、30分内に必ず取り組めそうな勉強内容を考える
3、勉強に取り組む
それぞれ詳しく解説します。
1、タイマーで30分測る
まずはタイマーで30分測ります。
タイマーはスマホのタイマーでもキッチン用のタイマーでも大丈夫です。
30分しっかり測れるものを用意しましょう。
2、30分内に必ず取り組めそうな勉強内容を考える
次に、30分で取り組める課題を設定しましょう。
例えば、「宿題のプリントを1枚終わらせる」「学校のワークをP◯まで埋める」などといった感じです。
あまり欲張りすぎず、30分で確実に終わらせることができそうな課題を自分で設定しましょう。
3、勉強に取り組む
準備が整ったら30分タイマーで時間を計って、課題をこなしてみましょう。
その時に「あと◯分..」のように時間を意識しながら取り組んでみてくださいね。
30分時間が経ってタイマーが鳴ったあと、課題がまだやり終えていない場合はそのまま取り組んで課題を終わらせましょう。
次回以降は課題を減らして30分以内に取り組めるものを設定し直しましょう。
もし、30分以内に課題が終わって時間に余裕があった場合は、これからは気持ち課題を増やしていきましょう。
30分の時間を勉強のために目一杯使っていきましょう。
ステップは以上です。
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘はバレー部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、なかなか勉強時間を確保できていません。
短い時間でも効率的に勉強してくれればいいのですが…
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
中学生の子供の勉強時間はどのくらいがベスト?
それでは、今回のまとめです。
今回は、中学生の子供の勉強時間はどのくらいがベストかというテーマでお話しました。
勉強時間は長ければ長いほど成績につながるかというとそうではなく、たとえ短い時間でも成績は上げていくことができます。
短い時間で効率よく成績を上げていくためには「1時間あたりの勉強量を増やす」ということでした。
そのときに「時間を意識すること」が一番大事でしたね。
時間を意識しながら効率的に勉強していく具体的な勉強のやり方は以下の通りでした。
1、タイマーで30分測る
2、30分内に必ず取り組めそうな勉強内容を考える
3、勉強に取り組む
次の記事では「勉強時間が限られている中学生がさらに効率よく勉強するための方法」を紹介しています。
今回の記事と合わせて読むことで、短時間でも成績を10点以上上げていくことができる方法になっていますので、興味がある方は読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生の子供の成績を上げていくためには
適切な勉強時間で、効率よく勉強すれば少ない労力で成績を上げていくことができます。
なぜなら、勉強したことをしっかり定着させることができるからです。
しかし、今のままダラダラ勉強し続けたり、時間を意識せず勉強していても成績は一向に上がらないままで、常に効率のいい勉強のやり方を探し続けることになるでしょう。
まずは今回紹介したステップに従って効率のいい勉強法を実践させてみてくださいね。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり