親の学歴が高卒でも関係ない?!中学生の子どもの学歴を上げる方法
こんにちは、紅野まりです。
今回は「子供の学歴と親の学歴が比例すること」について解説し、親の学歴以上にお子さんの成績を伸ばす方法について紹介します。
「子供が学力が低いのは自分が低学歴だからではないか」
「自分のせいで子供は成績が悪いのではないか」
と思っているあなたに読んでいただきたい内容です。
親である自分の学歴がコンプレックスになっていませんか?
あなたは、お子さんが成績が低いことについて
・自分が低学歴だから
・子どもは親の学歴や収入に比例するから
・私ができなかったから自分の子もできない
こんな風に諦めてはいませんか?
諦めていなくても、自分の子が「できない」ことを勝手に決めつけてはいないでしょうか?
あなた(親)の学歴が高かろうと低かろうと、お子さんには関係ありません。
親が高学歴でも子どもが学歴が低い場合もあります。逆に、親が低学歴でも高学歴を獲得することもできるのです。
これを聞いたあなたは
「でも、それってほんの一部の人だけでしょ?」
「大半の人は学歴が比例するんじゃないかな」
「自分の子どもはできないんじゃないかな」
と思うかも知れません。
しかし、やり方さえ身につければ、親の学歴に関係なく、子供の学力をあげることができるのです。
もし、今現在、お子さんの成績が低くても伸ばすことができるので、安心して下さい。
あなたの学歴がたとえ低いとしても、お子さんにあった勉強のやり方を学ぶことで、成績を上げることができます。
そうすると、あなた以上の学歴をお子さんが積み上げていくことも不可能ではありません。
あなたの希望通りに学歴を修めてくれれば、お子さんの将来を心配することもなく、良い職を見つけ幸せになっていくお子さんを見守ることができるでしょう。
逆に、自分の学歴が低いせいで子どもの学力が低いと思ったままだと、あなたもお子さんの未来も変わりません。
- どうしたら学力が上がるのか
- どうしたら勉強ができるようになるのか
を把握することで、学歴は築き上げていくことができるのです。
実際、私の両親も学歴が高いわけではありません。
母は短大卒、父はどこかもよくわからない私立の大学出身です。
ですが、私は国立大学に合格できましたし、親の学歴が自分と比例しないこともあると断言できます。
親の学歴が中学生の子どもに影響する!?
そもそもなぜ「子どもの学力は親の学歴に比例する」と言われるのでしょうか。
文科省が2017年に実施した「全国学力・学習状況調査」では、親が高収入、高学歴だと子どもの回答率も上がることは証明されています。
しかし、年収との関係は、ある一定のラインを超えると変わらなくなることから、親の年収が高ければ高いほど、子供の学力が高くなるというわけではないようです。
また、この調査では、父親の学歴より母親の学歴と関係が深く、父親が単身赴任をしている家庭のほうが、そうでない家庭よりも正答率が高いことも分かっています。
つまり、子どもの学力は母親と関係しているということです。
これを聞いて、
「やっぱり私が学歴低いからだ…」
「全部私のせいだ…」
なんて思う必要はありません。
実は、この研究では、もうひとつ重要なことが明かされています。
それは、学歴や年収が高くない世帯でも「日常生活で本や新聞に親しむことや、規則正しい生活を促している家庭では好成績の傾向がある」といったことがわかったのです。
つまり、規律正しい生活と好奇心、そして勉強への意欲があれば、好成績を修めることができるのです。
平成25年に実施された「保護者に対する調査」で、学歴が高い親の傾向として、以下のような習慣があることがありました。
・子どもに積極的に関わる
・規則的な生活習慣
・知的好奇心を高めるような働きかけ
・高学歴の期待が強い
・通塾、習い事を積極的にさせている
このような習慣があることが分かっています。
子どもに積極的に関わるという習慣は今すぐあなたにでもできることです。
むしろ、あなたが変わることでお子さんも変わることができるのです。
あなたがお子さんに悪い影響を及ぼすこともあればいい影響を及ぼすこともあります。
これから良い影響をさらに与えていけば、お子さんの成績がグンと上がることも夢ではありません。
親の学歴と子供の成績を切り離す方法
それでは、あなたがお子さんにいい影響を与えていくためにはどうしたらいいのか、解説していきます。
「本当に自分が子どもにいい影響を与えられるのだろうか」と疑問に思っているかもしれません。
しかし、お子さんにはできるだけ学歴が高くなってほしいと願っているはずです。
お子さんが女の子だった場合、特に子どもに学歴を望む傾向があることがわかっています。
引用元:http://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/5044-2/
ですが「自分の学歴が低いから子どもが学歴を修めるためには難しいんじゃないか」と思われるかもしれません。
先程も説明したように、お子さんに高学歴を修めてもらうためにはあなたの影響が欠かせません。
あなたの習慣や家庭環境を変えることが、おこさんに影響を与えていくのです。
そのためには、まずはあなたが「あなた自身のこと」をまずはしっかり把握することです。
なぜなら親であるあなた自身がポジティブになることでお子さんにも影響を与えるからです。
「成績は頑張れば上がること」「勉強法を改善していけば点数が上がること」「親の学歴なんて関係ないこと」を意識しなければなりません。
ポジティブなあなたの考えがお子さんにも影響していきます。
次に、具体的にあなたの思考をどうやって把握していくのか、手順を説明します。
親の学歴以上に中学生の子どもを高学歴にしていくための具体的な方法とは?
それでは、あなたの思考法をどうやって把握していくのか、手順を説明します。
ステップは以下のとおりです。
1、黒のボールペンとA4サイズの紙を1枚用意する
2、あなたの現在の考え方や思考を把握する
3、どうしたらそれが改善できるか、どうやって改善したら良いかを考えてみる
この3つのステップをそれぞれ詳しく解説します。
1、黒のボールペンとA4サイズの紙を1枚用意して現状を書き出す
まずは、黒のボールペンとA4サイズの紙を1枚用意します。
紙を縦向きに準備して、左上にあなたのお子さんの名前をフルネームで記入します。(お子さんが2人以上の場合も名前を書いてあげて下さい)
そして、時計で30分時間を測ります。30分間で、あなたの現在の状況を把握していきます。
2、あなたの現在の考え方や思考を把握する
準備が整ったら、下の項目に従って、それぞれあなたの回答を書いていきます。
1,あなたの学歴
(例:〇〇高校卒業、△△短期大学中退)
2,あなたの学歴とお子さんの学力が比例していると思うかどうか
(例:比例しているとは思わないが、自分が学歴が低いからではないか、と思うことはある)
3,あなた自身がお子さんが勉強ができないことを諦めていないか
(例:正直、諦めてしまっているところもある)
4,勉強が出来ないことを諦めるような発言をしていないか
(例:「なんでダメなんだろう」「バカ息子」というふうに思ったこともある)
5,環境を整えてあげているか
(例:夕食時から21:00ごろまでテレビが点いている、テスト期間なのに兄弟の面倒を見てもらっている)
6,子どもに求めているもの
(例:大学卒業、安定した就職先)
3、どうしたらそれが改善できるか、どうやって改善したら良いかを考えてみる
6つの項目で、それぞれ現在のあなたの考え方などが見えてきたと思います。
3,4,5番に関して、改善する方法またはより良くしていく方法はなにか考えてみます。
*例
・(3の改善策)子どもができることにも目を向けて、もしかしたらできるんじゃないか、と思考を変えてみる
・(4の改善策)できないことより、できることに目を向けて発言に気をつける)
・(5の改善策)勉強できる環境を作るために、テスト期間はテレビを見る時間は1時間減らす
以上、3ステップを実践して、あなたの現在の思考を確認してみましょう。
ステップを実践して、「本当に子供の成績につながるのか?」と思っているかもしれませんが、
中学生のお子さんが良い勉強法を身に着けても、環境が整っていないと効果は発揮されません。
せっかく勉強法を変えて頑張ったのに、「できない子」「私が学歴が低いから仕方ない」とあなたがお子さんに言ってしまっては、お子さんの努力が報われません。
まずは親であるあなた自身がポジティブに、
「成績は頑張れば上がること」
「勉強法を改善していけば点数が上がること」
「親の学歴なんて関係ないこと」を意識しなければならないのです。
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
親の学歴以上に子どもが高学歴を修めるためのまとめ
今回のまとめです。
親の学歴とお子さんの学力は比例するという定説を覆すことはできるとお伝えしました。
たしかに、親であるあなたとお子さんは密接に関わっています。
あなたの考え方がお子さんに影響し、時には学歴までもが影響してしまいます。
しかし、だからといって諦める必要はありません。
今すぐあなたの考え方を整理して足りないものを補っていければ、それもお子さんとっていい影響となって学力にあらわれてくるでしょう。
まずはステップに従って、あなたの思考などを把握することから始めましょう。
ステップは以下のとおりです。
1、黒のボールペンとA4サイズの紙を1枚用意する
2、あなたの現在の考え方や思考を把握する
3、どうしたらそれが改善できるか、どうやって改善したら良いかを考えてみる
お子さんの成績が悪かったり、成績が上がらなかったりすると「親の私が悪いのかな….」と不安に思ってしまうこともありますよね。
日頃の反抗的な態度や思春期特有の親子喧嘩から、あなたも中学生のお子さんの子育てに疲れているのかもしれません。
もし、「最近子育て疲れたな…」と思われた方はぜひ読んでみてください。
【必見】中学生の子育てに疲れた時に覚えてほしい4つの心得
お子さんと密につながっているあなたの思考を変えていくことで、行動が変わりお子さんにもいい影響を与えることができます。
あなたの学歴とは全く関係なく、お子さんの学力を上げていくこともできます。
ですが、何もしないまま現状維持しても何も変わりません。
あなたの現状を把握して、まずはあなたの思考から変えていきましょう。
ぜひステップを実践して具体的な勉強法を身に着けていきましょう。
また気軽にやり取りしたい方は LINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで 勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、 私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので
読んでみてください。
紅野まり