【中学生】塾で成績が下がる子に共通する特徴と解決策とは?

【中学生】塾で成績が下がる子に共通する特徴と解決策とは?

こんにちは、紅野まりです。

今回は「塾で成績が下がる中学生に共通する特徴と解決策」というテーマについて紹介します。

「塾に通っているのに成績が上がるどころか下がっている」
「周りの子は点数が上がっているのにうちの子だけ下がっている」
「塾で成績が上がらないのであればお金のムダ」

このように塾に通う子供が成績が上がらないことで悩んでいませんか?

今回この記事では前半で「塾で成績が上がらない子の特徴」後半で「塾で成績を上げるために必要なこと」について紹介していきます。

この記事を読むことで「塾で成績が下がる状態から脱却する方法」について理解していただけます。

塾で成績が下がる中学生の子供をどうにかしたい!

塾でお子さんの成績が上がるどころか、下がってしまうと

「成績が下がるなんて、親として恥ずかしい」
「成績を下げるために塾へ行かせたんじゃない!」
「高い塾代を払っているのにお金のムダ」

…などと、子供の成績が上がらないことが情けなくなってしまいますよね。

「なんでうちの子は….」

と、お子さんの将来が更に不安になってしまうと思います。

しかし、塾で成績が下がってしまうのも必ず原因があります。

成績が下がる原因を解決できれば、お子さんの成績が上がることも夢では有りません。

ですが、成績が下がり続ける中、塾へ行く回数を増やしたり、よりレベルの高い塾へ転塾しても、はっきり言って効果は出ません。

今回は具体的に塾で成績が下がらないようにするための解決策もご紹介します。

安心してこのまま読み進めてくださいね。

塾で成績が下がる中学生に共通する特徴とは?

では、さっそく本題に入っていきます。

塾で成績が下がってしまうこの特徴として

「できるようになったことを忘れてしまう」

ということが当てはまります。

・塾ではしっかり内容が理解できて、問題が解けたはずなのに、次に同じ問題を解いたら全然解けない。
・前は解けていた問題が全然わからなくなってしまっている

あなたのお子さんにも同じようなことが当てはまっていませんか?

塾で成績が下がってしまう原因は「分かるまで理解していないから」

お子さんができるようになったことを忘れてしまうのは何が原因なのでしょうか?

それは「分かるまで理解をしていないから」です。

もっとわかりやすく言うと「覚えたつもりになってしまっている」ことが原因です。

例えば、あなたがあるレシピ本に書かれてあるレシピを熱心に読んでみたとします。

「なるほど、ここでこの調味料を入れるのか。その後に10分煮込んで…」

と、レシピを読んだ数日後に、レシピを見ずに同じ手順で料理を作ることができますか?

一度もレシピ通りに料理を作っていないのに、いきなり一人で料理なんかできないですよね。

勉強も同じです。

お子さんが塾で学ぶということは、ただレシピを見たのと同じです。

つまり、一人で問題を解けるようになって、初めて勉強を理解したということになるのです。

なので、塾に行っているのに成績が下がってしまう子は「覚えたつもりになっている」ことが原因なのです。

塾で成績が下がる中学生が成績を上げるための方法とは?

塾で成績が下がってしまう子がやってしまう失敗

塾で成績が下がってしまう原因として「分かるまで理解をしていない」「覚えたつもりになっている」ということを紹介しました。

ですが、ここで「塾に行く回数を週2回から3回に増やす」「レベルの高い進学塾へ変える」といった行動を取ると、一発アウトです。

なぜなら、根本的な問題を解決できていないからです。

覚えたつもりになっている子にとって、大事なのは「10覚えたことを10理解するまで繰り返す」ことです。

つまり、「反復」が足りていないのです。

10勉強して3しか理解できていない子に、20も30もやれといっても、結局3しか覚えることはできません。

まずは、10勉強して3理解できたら、同じ10理解して5理解するといったように、繰り返していきましょう。

塾で成績が下がる中学生ができる子になるための方法

成績が下がってしまう状況から脱却するためには「繰り返し学習する」といったことをお伝えしました。

繰り返し学習するためには、家庭での学習時間が大事になります。

塾へ行って成績が上がらない、もしくは下がってしまう原因として「家庭学習時間が短い」ことが原因だと研究でわかっています。

たとえ塾に行っても、家庭学習の時間が少ないと成績は下がってしまいます。

ベネッセ教育研究開発センターが行った調査によると、成績上位層のほうが家庭学習の時間が長いことがわかっています。

引用:ベネッセ教育総合研究所

成績が上位になるほど家庭学習を「ほとんどしない」割合が低くなっています

平均時間で比較すると、成績上位層は1時間10分、成績下位層は48分と、約20分の学習時間の差が見られるのです。

つまり、塾へ行っても行かなくても、家庭学習の時間が短い生徒は成績は上がりません

逆に、塾へ行っていなくても、家庭学習の時間がながければ成績は上がるということです。

なので、「繰り返し勉強すること」と「自宅での勉強時間を増やす」ことが、塾で成績が下がってしまう状態から抜け出すためには大事なのです。

では、実際に家庭学習時間を増やすための流れをここから紹介していきます。

塾で成績が下がってしまう中学生が成績を上げるための具体的な行動とは?

ここまでで、塾で成績が下がってしまうお子さんに「家庭学習時間が短い」ことが成績が低い理由だと紹介しました。

具体的にどのような行動を取れば、学習時間を増やし成績を上げていくことができるのか紹介します。

ステップは以下のとおりです。

1、勉強できる教材を手に入れる
2、学習習慣を身に着ける
3、復習をする

それぞれ詳しく解説します。

1、勉強できる教材を手に入れる

まずは勉強できる教材を手に入れましょう。

成績をあげるためには時間ももちろん大事ですが、教材などのテキスト代にお金をかけることも大事です。

なぜなら、効率のいい教材を使うことで、早く成績を上げることができるからです。

もちろん、教科書や学校のワークだけで成績を上げることもできますがほんの一部の子だけです。

ですが、お子さんに合っていない教材を選ぶと、ただ問題数が多いだけ、解説が分かりづらい、などと勉強がしづらくなってしまいます。

そうなると、勉強しているのに成績が上がらない、勉強しても成果が出ないお子さんも自信を失ってしまいます。

そうならないためにも、少しでもお子さんに合っている教材を選んで、勉強に役立ててもらいましょう。

「効率よく勉強できる方法が知りたい」
「効率がいい問題集や勉強法を知りたい」

という方は下の記事で解説しています。

もし興味がある方は読んでみてください。

【中学生】家庭学習のおすすめ教材BEST3!自宅学習苦手な子向け

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。

教材の中でも気になるものがあれば、頼んでみたり資料請求をしてお試し見本をゲットしてみてくださいね。

2、学習習慣を身に着ける

次に、学習習慣を整えていきましょう。

いくら良い教材があって、いい塾に通っていたとしても、お子さんに学習習慣がなければ成績は上がりません。

家庭学習をすることこそが成績を上げるための一番の近道になります。

一方で成績が上がらない子ほど、勉強時間が短かったり、家で勉強ができない子ばかりです。

教材を手に入れたら、その教材を活用するために家庭学習の時間を設けていきましょう。

でも、今まで勉強しなかった子が、いきなり毎日1時間の勉強をするにはかなりハードルが高いです。

なので、最初は5分だけでも良いので、1問でも問題を解くことから始めてみてください

保護者の中には、「やっとやる気が出た」と嬉しくなって、お子さんが2時間も3時間も勉強することを期待する保護者の方がいます。

ですが、いきなり長時間の勉強は絶対に無理です。

徐々に勉強習慣を付けていくつもりで、長い目で見守ってあげてください。

具体的な生活習慣の付け方はこちらの記事で解説しています。

興味がある方は読んでみてくださいね。

【必見】デキる中学生の家庭学習習慣の付け方とは!?自宅での学習術

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。

3、復習をする

最後に、勉強する中で「復習をする」ことに重点を置いていきましょう

成績を上げるためには「わからない問題」と「分かるようにする・解けるようにする」ことが大事です。

なぜなら、”わからない”から”分かる”に変えるだけで解ける問題は多くなるからです。

そのためには「復習をする」ことが大事です。

「復習」というと、めんどくさい、時間がかかると思いがちですが、問題を目で追うだけでも良いですし、教科書をパラパラ見直すだけでも復習になります。

基本的な復習の仕方はこちらの記事でも紹介しています。

復習の基本を子どもに学ばせたいという方はこちらの記事へ進んでくださいね。

【復習のやり方】成績が低い中学生の子どもが絶対に覚えるべき勉強法

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びます。

ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

上の緑のバナーをクリックしてもらうと、LINEの友達申請に進みますので、具体的なご相談を無料でしていただくことができます。

友達申請だけでもしておくと、後から困った時にすぐに相談もできますよ。

塾で成績が下がる中学生に共通する特徴と解決策:まとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、塾で成績が下がる中学生の子供に共通する特徴と解決策について紹介しました。

塾で成績が下がってしまう原因は「覚えたことを忘れてしまう」ことが挙げられました。

忘れてしまうのは、反復が足りずに本当に理解していないことが根本的な原因でした。

しかし、反復が足りないからと言って、塾に行く回数を増やしたりしては問題は解決できません。

なぜなら、自宅での学習時間が成績に大きく関係するからです。

自宅での学習で、塾で習ったことや学校で習ったことを復習して、ほんとうの意味で内容を理解することで、成績は上がっていきます。

塾で成績が上がらない子が、次のテストで成績を上げるための具体的な流れも紹介しました。

ステップは以下の通りでした。

1、勉強できる教材を手に入れる
2、学習習慣を身に着ける
3、復習をする

次の記事では「塾を辞めるタイミング」について紹介しています。

もし、今の塾に対して不信感が合ったり、このまま塾にいて成績が上がるのかどうか悩んでいる方はぜひ読んでみてください。

【中学生】塾をやめる10つの原因とは?転塾する時期とタイミング

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

中学生のお子さんが成績を上げるために

お子さんが点数が下がってしまうのは、勉強の反復ができておらず、内容を深くまで理解できていないのが原因です。

しかし、今回紹介した方法を実践すれば、確実に成績が下がるのを食い止めることはできます。

ですが、このまま何も行動しないと、未来は何も変わりません。

今回のステップに従って、まずは勉強内容を反復することから始めさせてみましょう。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり