【受験対策】高校受験の暗記科目の点数を上げるコツ・まとめ
こんにちは、紅野まりです。
今回は「高校受験の暗記科目の点数を上げるコツ」というテーマについて紹介します。
「暗記科目が特に苦手….」
高校受験前にもなって暗記科目の点数が上がらないと不安になりますよね。
今回この記事では「暗記科目の点数を上げるコツ」について紹介していきますね。
【受験対策】高校受験の暗記科目の点数を上げるコツ・まとめ
「受験前なのに暗記科目が特に苦手なんです!」
と、こんな感じで私が無料で相談を受け付けている「LINE@」で質問をいただきます。
・ノートにまとめたらいい?
・教科書を音読させたらいいのかしら?
・一問一答形式で問題を出してあげたらいい?
と、なんとかしてお子さんの成績を上げたいと頑張る保護者の方がたくさんいます。
暗記科目というと、『理科』や『社会』を指しますが、点数を上げるためにはどうしたらいいのか分からなくなりますよね。
ですが、暗記科目は受験科目の中でも”点数を上げやすい科目”です。
暗記科目の点数が上がれば、たとえ他の科目の点数が上がらなくても、合計点が底上げできます。
そうすると、受験合格までの目標点にも近づきますよね。
しかし、暗記科目の勉強のやり方が分からないままだと、いくら勉強しても点数は一向に上がらないまま….
最後には「点数が上がらないから志望校下げましょう」と、しぶしぶ受験する高校のレベルを下げないといけなくなるかもしれません。
そうならないためにも、まずは暗記科目の点数を上げるコツをしっかりこの記事で学んでみてください。
高校受験の暗記科目の点数は上げやすいってホント?
国・数・英の科目は覚えただけでは問題が解けない
よく、暗記科目は
・勉強した分だけ点数が取れる
・やればやるほど内容が分かる
と言われることが多いですが、実際私もそう思っています。
なぜなら、ほかの教科と比べて暗記科目は問題の出され方に変化がないからです。
数学(英語や国語もですが)は、内容を理解しただけでは問題が解けません。
例えば、数学だと公式を覚えても、出題される問題は数字が全く違います。
3a+4b+5a+9b+7a
=15a+13b
といった問題でも、テストで全く同じ数字の問題は出ません。
中には公式Aと公式B両方を使って解く問題もあります。
つまり、数学(英語や国語もですが)は、公式を覚えただけでは問題が解けないのです。
公式を覚えても、公式を使って実際に問題を解く練習までしないといけないのです。
暗記科目の点数を上げやすいのは「問題の出され方に変化がない」から
一方で、暗記科目の理科や社会は、覚えた単語がそのまま問題に出題されます。
- 国語、数学、英語・・・問題の解き方が大事
- 理科、社会・・・・・・覚えている知識量が大事
と、このように問題を解くための必要な力が変わってきます。
例えば、
織田信長に関連した問題だと、「楽市・楽座」や「本能寺の変」など出題される問題は決まってきます。
- 織田信長に関連のある出来事を以下のあ~えの中から1つ選べ
- 「織田信長は〇〇という政策を行って自由に商売をさせた。〇〇という政策を漢字4文字で書け」
などと、「楽市楽座」という同じ答えだけでもパターンを変えて問題が出題されます。
つまり、内容や単語さえ覚えてしまえば、あとはただ答えを書くだけで点数がもらえるのです。
数学や英語、国語は解き方を学んでも、問題ごとに数字や単語が変わってきます。
しかし、暗記科目の理科や社会の場合は、単語がそのまま問題に出るのです。
なので、暗記科目の方が覚えた分だけ点数が取れるというのは理解していただけると思います。
高校受験の暗記科目の点数を上げる2つのコツ
暗記科目は「問題の出され方に変化がないので、覚えた分だけ点数が上がる」ということを説明しました。
ですが、ここまでを読んであなたは
「量が多すぎてどうやって覚えさせたらいいかわからない」
という意見もあると思います。
暗記科目を勉強する方法としては2つコツがあります。
2、関連付けて覚える
それぞれ細かく解説していきます。
1、最低3回は繰り返す
暗記科目を勉強する方法として、「繰り返す」というのは大体分かっている方が多いです。
ですが、問題は『繰り返す回数』です。
結論からお伝えすると、最低でも3回は繰り返し勉強してください。
ここで、あなたに質問です。
「映画を何回見たら細かい部分まで記憶できますか?」
セリフや次に来るシーン、どこで誰がどんなことをするか、などが思い出せるレベルで考えてみてください。
「3回くらい見たら次のシーンが分かるかも」
となんとなくイメージできましたか?
ここでポイントなのは「1回では細かく覚えることができない」ということです。
心理学者・エビングハウスの「忘却曲線」というのが有名です。
下の画像が忘却曲線です。
1つのことを記憶して、記憶した内容を再び完全に記憶し直すまでに必要な時間を表しています。
20分後には58%と約6割の内容が思い出せる一方で、2日後には全体の27%のことしか思い出すことができません。
つまり、10個の単語を1回覚えたことでも、20分後には6個、2日後には1,2個しか覚えていないということです。
なので、勉強も忘れないうちに繰り返し勉強することが大事ですし、日にちが開くほど勉強した内容を忘れてしまいます。
なので、最低でも3回、繰り返し勉強することが大事です。
2、関連付けて覚える
次に、関連付けて覚える、ということです。
これは目で見たことや耳で聞いたこと、考えたことを勉強内容を一緒に覚えてしまうということです。
関連付けて覚えるというのは、例えば、
・「琵琶湖」と聞くと、昔元カレとドライブをしたことを思い出す
といった感じです。
出来事や目で見たこと、耳で聞いたことと一緒に覚えることで、記憶しやすくなります。
勉強で言うと、科目の先生が言ってた言葉、勉強している風景、授業中に起こったハプニングなどと一緒に、勉強内容を覚えるということです。
なので、授業で先生が話したことをノートにメモをしておくと
といった感じで、内容を思い出すこともできます。
また、「鳴くよ(794年)ウグイス 平安京」などといった語呂合わせも同じです。
私も「窓」という漢字を覚えるときに「ハ」「ム」「心」と漢字を覚えたこともあります。
勉強する環境を変えてみたり、音楽を聴いてみたり、誰かと一緒に勉強したりする中で、記憶と一緒に勉強内容を覚えることで暗記もしやすくなります。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
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友達申請だけでもしておくと、後から困った時にすぐに相談もできますよ。
【受験対策】高校受験の暗記科目の点数を上げるコツ・まとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、高校受験の暗記科目の点数を上げるコツについて紹介しました。
高校受験の暗記科目である理科や社会の点数を上げることは簡単です。
なぜなら、ほかの教科と比べて暗記科目は問題の出され方に変化がないからです。
一方で、暗記科目以外の3教科は、問題の解き方が大事になってくる教科なので、点数を伸ばしにくいことがあります。
特に受験前に少しでも点数を上げて合格を勝ち取りたい場合は、暗記科目の点数を上げると良いでしょう。
具体的な暗記科目の点数を上げるコツは2つありました。
1、最低3回は繰り返す
2、関連付けて覚える
この基本的な行動を必ず心がけてください。
次の記事では「毎日30分の勉強で暗記科目の点数を上げる具体的な方法」について紹介しています。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生のお子さんが暗記科目の点数を上げるために
お子さんが暗記科目の勉強のコツが掴めると、あとは繰り返し復習をするだけなので、学力の底上げができます。
志望校ギリギリかもしれない学力を、合格へぐっと近づけることもできます。
ですが、このままだといつまで経っても暗記科目が足を引っ張ってしまうかもしれません。
今回のステップを実践して、暗記科目の点数を少しでも上げていきましょう。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
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また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり