【高校受験】模試の解き直し方法とは?応用力をつける勉強法

【高校受験】模試の解き直し方法とは?応用力をつける勉強法

こんにちは、紅野まりです。

今回は「模試の解き直し方法」というテーマについて紹介します。

「模試が終わったけど全然解き直しをしていないみたい」
「模試の結果が返ってきたけど見直しをしていない」
「どうやって模試の解き直しをしたらいいの?」

このように模試の結果が返ってきた後の時直しの仕方について悩んでいませんか?

今回この記事では前半で「模試の解き直しの仕方」後半で「解き直しをするメリット」について紹介していきます。

この記事を読むことで「模試を重ねるたびにお子さんの点数をアップさせる方法」について理解していただけます。

高校受験のために模試の解き直しは絶対に必要!

高校受験を意識し始めると「模試を受けよう」と受験する生徒もちらほら出始めます。

しかし、模試を受けて結果が返ってきた後は模試を解き直す、という中学生は10人に1人程度でしょうか。

つまり、ほとんどの中学生が模試を受けたら受けっぱなしになっているということです。

しかし、今回この記事で模試の解き直しの方法を紹介していきます。

解き直しの方法がわかれば、次回の模試で同じ失敗をしないようにすることができます

ただし、解き直しの方法を知らないままだと、模試を受けたら受けっぱなし、また同じ間違いを繰り返して点数を落としてしまうかもしれません。

それだけは避けたいですよね。

まずは今回の記事を読んで模試の解き直しの仕方を学んでくださいね。

高校受験までに知っておきたい模試の解き直し方法とは?

では、早速模試の解き直し方法を紹介していきます。

まず、前提として「解き直し方法」とは「次回の模試への改善点を見つけること」と私は定義しています。

つまり、解き直し方法=見直し法とイメージしてもらうと良いと思います。

解き直しとは問題を見直して解けるようになるだけではなく、次回同じミスをしないようにしたり、同じ問題を解けるようにするためのものなのです。

では、具体的な解き直し方法は3つあります。

1,勉強の苦手を把握する
2,模試の受け方を見直す
3,時間配分を確認する

ただ模試を受けて結果を見て「今回は〇〇点だったか…」で終わってしまう中学生はバツです。

また、もう一度問題を解き直す中学生は解き直し不十分なので△です。

では、解き直しに◯がつく方法はどんなものなのかを紹介します。

具体的な解き直し方法を3つ紹介していきますね。

1,勉強の苦手を把握する

まずは勉強の苦手を把握していきます。

模試の結果が返ってくると、点数や苦手分野、実際どこを間違えたのかが明らかになります。

模試の結果をもらったら以下の2点を確認しましょう。

「今回はどこを間違えていたのか」

間違えた箇所はどこなのか
中には「絶対正解だ!」と思って書いた答えでも間違っている場合があります。
どこを間違ったのかをきちんと把握しましょう。

「間違えた原因はなにか」

→同じ間違えでも間違えにはいくつか種類があります。
ケアレスミスか、スペルミス・漢字ミス、問題の読み間違え、空欄にしていたなどです。

この2点を把握するだけでも、解き直しの効果は大きいです。

これを把握することで「次回はどうしたらいいか」を考えることができますよね

しかし、どうやって間違えたのかわからないままだと、ただ模試の点数が「上がった、下がった」でしか判断ができません。

もし、ケアレスミスが多かったのであれば、次回の模試では見直しの時間を5分きちんと儲ける。

空欄が多くてそもそも点数がもらえていない場合は、とにかく埋めてみる、全部問題が解き終わるように時間配分に気をつける。

などと、次回の模試での行動が自然と明らかになるはずです。

2,模試の受け方を見直す

次に、模試の受け方を見直してみましょう。

・見直しはちゃんとできていたか
・「漢字で」「記号で」回答する箇所を答え方を間違っていなかったか
・問題文を最後まで読んで適切な回答ができたか
・空欄はすべて埋めることができたか

など、模試を受ける上では「点数がもらえる回答をする」ことが求められます。

例えば、「問2 次の10個の単語の中から〇〇と〇〇いう意味の単語を記号で答えなさい」

という問題があった場合、ア book イ reserve が答えだとします。

正確な答え方は「ア、イ」ですが、お子さんが「book、reserve」と単語をそのまま書いてしまうと間違いです。

たとえ理解ができていても、「点数がもらえる回答」をしないと点数はもらえません。

理解ができていたとしても書けなければ点数はもらえないのです。点数をもらうためには何かを必ず書かなければなりません。

空欄も同じです。なにか文字を書かないと点数はもらえません。

貪欲に点数をもぎ取るくらいの気持ちで「間違えてもいいからなにか書く」ということを意識しましょう。

3,時間配分を確認する

最後に、時間配分を確認していきます。

時間配分は「問題をすべて解き終わる・見直しをする」ために大事です。

なぜなら、問題を解き終わらなければ取れる点数も取れないからです。

また、見直しをしなければケアレスミス連発で取れた点数さえも落としてしまうのです。

取れる点数を確実にとっていくためにも時間配分は大事です。

「今回のテストは時間は足りていたか」
「見直しの時間は5分は確保できたか」
「問題にはすべて目を通すことができたか」

これらを確認して時間配分をもう一度確認してみましょう。

例えば50分の試験時間の場合、こんな感じで時間配分を決めていきましょう。

①開始~20分までは、基本問題を解く(難しい問題はあとで)
②20分~35分の15分間は難しい問題や応用問題を解く
③35分~50分(試験終了)までは解けなかった部分を再度解いてみたり、見直しをする時間にあてる

ある程度時間配分を考えて、次の模試やテストで実践➡再度、時間配分を考える➡繰り返し、でお子さんが取り組みやすい時間配分を考えていきましょう。

【高校受験】模試の解き直しのメリットは?

高校受験を控えた中学生が模試の解き直しをするメリットはただ一つです。

それは「高校入試の際に同じ間違いをしないため」です。

高校入試が野球で言う「県大会」だとすると、模試は「他校との練習試合」です。

つまり、予行練習のようなものです。

練習でできないことは本番でもできませんよね。

逆に、練習のときにできたことは本番でもできる可能性が高いです。

なので、模試の結果よりは高校入試の際に同じ間違いをしないために今のうちに改善していくことが大事なのです。

【高校受験】模試の具体的な解き直し方法とは?

ではここで、模試の解き直しの方法を紹介します。

模試だけでなく他のテストの後でも取り組めるステップになっていますので、模試が終わった直後でなくても大丈夫です。

この間受けた定期テストや数ヶ月前の模試の解き直しとして実践してみてください。

ステップは以下のとおりです。

1、まずは何を間違えたのかを見極める
2、どうしたら間違えなくなるかを考える
3、次回の目標を立てる

それぞれ詳しく解説します。

1、まずは何を間違えたのかを見極める

まずは何を間違えたのかを見極めていきましょう

間違えにもいくつか種類があることを先程もお伝えしました。

もう一度確認すると

・ケアレスミス
・回答の仕方の間違え
・空欄
・漢字やスペルミス

などが挙げられました。

お子さんの間違えた原因によって対処が変わってきます。

まずは、しっかり間違えた原因をそれぞれ洗い出してみましょう。

2、どうしたら間違えなくなるかを考える

間違えた原因を洗い出したらその間違いをどうしたら無くせるのかを考えてみましょう。

例えば、ケアレスミスだとすると、「見直しをして確認する」「5分必ず見直しをする時間を作る」などという行動があてはまります。

どうしたら間違いを無くせるのかを、具体的な行動まで導き出してみましょう。

3、次回の目標を立てる

最後に次回の目標を立てます。

何点上げる、ではなく、「時間配分を気をつける」「見直しを必ずする」「スペルを確認する」など、点数を取るために必要な行動を目標にしましょう。

その後は、1~3を繰り返していくことで、問題を解決してよりレベルアップしていくことができます。

解き直しが必ず結果に反映されていきますよ。

ステップは以上です。

わからないことがあったら….

もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。

なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。

解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。

例えば、このような感じです。

===========
はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。

娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。

特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

〇〇
===========

相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。

問い合わせ

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

【高校受験】模試の解き直し方法のまとめ

それでは、今回のまとめです。

今回は、模試の解き直し方法について紹介しました。

「解き直し方法」とは「次回の模試への改善点を見つけること」でした。

具体的な解き直しの方法は

1,勉強の苦手を把握する
2,模試の受け方を見直す
3,時間配分を確認する

この3ステップでした。

次の記事では「高校受験の子どもに不安を感じた時の対処法」について紹介しています。

もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。

【高校受験】受験生の子供に不安を感じたときの3つの対処法とは!?

上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。

中学生のお子さんが模試で成功するために

お子さんが模試でいい点数を出していくためには、解き直しをして次の模試へつないでいくことが大事です。

ですが、模試の解き直しの仕方を知らないと、どう解き直しをして良いのか、どう復習をしていけばいいかわからないですよね。

今回のステップに従って、まずは解き直しの方法を学ばせてくださいね。

わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。

【問い合わせ】

上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。

また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。

実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。

私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。

まずは相談から始めてみましょう。

今回は以上です。

他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。

紅野まり