【高校受験の勉強法】公立高校入試で知っておくべき5つの大事なこと
こんにちは、紅野まりです。
今回は「【高校受験の勉強法】公立高校入試で知っておくべき5つの大事なこと」というテーマについて紹介します。
「勉強法を教えてほしい」
「中学生の子どもがなかなか勉強のやり方が分かっていないので、受験対策が進んでいない」
このように高校受験の勉強法について中学生のお子さんは悩んでいませんか?
今回この記事では「高校受験の勉強法で5つの大事なこと」について紹介していきます。
この記事を読むことで「高校受験の勉強法で大事なこと」について理解していただけます。
「勉強法」は具体的な科目の勉強のやり方だけではない!
勉強法と聞くと「英語の勉強法」や「理科の勉強法」というように「科目の具体的な勉強の仕方」と思われる方もいるかも知れません。
しかし、具体的な勉強のやり方を聞いても実際に行動に移せなかったり、教えてもらった勉強法を実践したけど成績が上がらなかったという悩みがあるかもしれません。
私もLINE@や問い合わせで無料で質問を受け付けていますが、「〇〇の勉強法を教えてほしい」という中学生のお子さんからの問い合わせがかなり多いです。
ですが、今回の記事を読んで頂くことで具体的な科目の勉強のやり方ではなく「成績を伸ばす上で大事な勉強法」についてより詳しく知っていただくことが出来ます。
そうすると、中学生のお子さんも「受験勉強で何が大事なのか」について理解していただけます。
一方で、高校受験の勉強法を知らないままだと、「何をしたら良いのか」「どうやったら点数が上がるのか」が全くわからないまま、大事な時間をムダにしてしまいます。
具体的に勉強に取り組む姿勢を紹介していきますので、安心して読み進めてくださいね。
公立高校入試で知っておくべき5つの大事なこと
まず前提として、今回紹介する「勉強法」とは『勉強に取り組む姿勢』という意味での勉強法です。
私は勉強法とは2つ意味があると思っています。
一つは具体的な勉強のやり方(英語の単語の覚え方、社会の地理の勉強の仕方)としての勉強法。
もうひとつは「勉強に取り組む姿勢」としての勉強法です。
勉強のやり方としての勉強法をいくら学んでも、時間を意識せずダラダラ勉強したり、効率を考えない勉強をしてしまっても意味がありません。
つまり、勉強に取り組む姿勢としての勉強法を知っておかなければならないのです。
今回は特に『公立高校入試を受ける受験生の子どもに取り組ませたい勉強法』を紹介します。
もちろん私立高校受験でも使える勉強法ですが、公立高校入試一筋という中学生に最も効果的な勉強法を紹介していますので、公立高校入試を受ける場合の方のみにおすすめします。
前置きはここくらいで、実際に学習に取り組む姿勢や時間の使い方など、高校受験勉強を進める上で大事なことを5つ紹介します。
大事な5つの勉強法とは以下のとおりです。
・スケジュールを決める
・受験はつらいことを知っておく
・時間の使い方を工夫する
・適度な気分転換をする
それぞれ詳しく解説していきます。
絶対に覚えるべき高校受験に大事な5つの勉強法1『苦手科目を克服する』
まずは苦手科目を克服するということです。
苦手科目は得意科目と違って1番伸びしろがあります。
例えば、得意科目である数学は60点で、苦手科目の英語は30点だったとします。
得意科目の数学を頑張って勉強すると、100点までは40点あります。
つまり、伸びしろは40点ということです。
反対に、苦手科目の英語は100点まであと70点あります。
つまり、伸びしろは70点あるのです。
何が言いたいかと言うと、苦手科目ほど伸びしろが大きいということです。
いくら得意科目の数学を頑張って100点まで伸ばしたところで、全体を見ると40点しかプラスになりません。
しかし、英語を頑張ることで70点もの伸びしろがあるのです。
得意科目は点数が上がるにつれて成績がグンと上がることはなくなります。
なぜなら問題が難しくなったり、小さなミスで点数を落としてしまうからです。
しかし、苦手科目であれば少し問題が解けるようになっただけでグンと成績が上がっていくのです。
苦手科目の具体的な克服の仕方はこちらの記事で解説しています。
興味がある方は合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
絶対に覚えるべき高校受験に大事な5つの勉強法2『スケジュールを決める』
次に、スケジュールを決めておくことが受験勉強にとっては大事です。
例えば、平日の学校がある日、家族と予定がある日、休日、休日でも午前中に用事がある日、などと、予定によっては確保できる勉強時間が変わってきます。
確保できる勉強時間で
「この課題が終わらせられるかも」
というように、スケジュールを立てることで、勉強時間をムダにしないことができます。
もし、何もスケジュールを決めていなかったら、いざ勉強机に向かっても
「何の課題があったかな….」
と、勉強を始めるまでに時間がかかってしまいます。
いつ、何を、どのくらい勉強するのかを計画たてられるようにしておくと良いでしょう。
せめて翌日のスケジュール、できれば1週間分のスケジュールを決めておきましょう。
例えば、
①◯月◯日、勉強時間:3時間(英語のワーク1時間、数学の提出物2時間)
というような感じです。
受験生の一日のスケジュールの立て方や平均の勉強時間についてはこちらの記事で解説しています。
興味がある方は合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
絶対に覚えるべき高校受験に大事な5つの勉強法3『受験はつらいことを知っておく』
そして、受験においての心構えにもなりますが「受験はつらい」ことを知っておきましょう。
受験生は多々ストレスを抱えてしまいます。
・志望校に合格できるのかという不安
・親からのプレッシャー
などと、受験生の1年間はストレスを抱え込んでしまいます。
もともと「受験はつらい」ものです。
簡単では有りません。
突然情緒不安定になる人もいるし、泣き出してしまう人、「もういいや!」と自暴自棄になってしまう人もいるでしょう。
それだけ「受験」というものは辛くて、苦しくて、ストレスに耐え続けるものなのです。
親であるあなたなら「受験が辛いのは当然でしょ」と思うかもしれませんが、人生経験が浅い中学生にとっては「ストレスがかかる状況」が人生初かもしれません。
ぶっちゃけ「受験を舐めてしまっている」かもしれません。
ですが、受験はつらいことをしっかり把握しておいたら
「受験は大変なんだ」
「みんな受験の時は辛いんだ」
と「受験」というものを知っておけば、ストレスを軽減することができます。
しかし、受験生がストレスを抱えるだけではなく、親であるあなたも受験期はストレスを抱えてしまいがちです。
具体的なストレスの対処法についてはこちらの記事で解説しています。
興味がある方は合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
絶対に覚えるべき高校受験に大事な5つの勉強法4『時間の使い方を工夫する』
続いて、受験生の子どもに大事な勉強法は「時間の使い方を工夫する」ということです。
中学に入学した当初から、高校入試までの時間は刻一刻と減っています。
中学3年生になった時点で、入試までの期間は1年もありません。
限られた時間をどうまく使っていくかが受験勉強にとって大事です。
時間の使い方を分かっていないと
・1日の勉強時間が1時間未満
・休日は友達と遊んでばかり
このように、限られた受験勉強時間をドブに捨てるような行動をしてしまいます。
このような行動をしてしまう中学生に限って、受験まで残り3ヶ月位になって「やばい!高校入試やばいかも!」というように焦りだしてしまいます。
あなたのお子さんにはこんな受験生になってほしくないですよね。
なので、時間の使い方はしっかり理解しておきましょう。
具体的な時間の使い方についてはこちらの記事で解説しています。
興味がある方は合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
絶対に覚えるべき高校受験に大事な5つの勉強法5『適度な気分転換をする』
最後に、大切な勉強法として「適度に気分転換をする」ということです。
一見、
「気分転換する暇があったら勉強してほしい」
というように、思うかもしれません。
しかし、気分転換はあまり重要視されませんが「受験期を乗り越えるためには必須」の勉強法です。
なぜなら、気分転換をしないと常に頭を使った状態になってしまってパンクしてしまうからです。
親であるあなたもそうだと思いますが、一日中ずっと働いたり、家事したりはできないですよね。
やっぱりどこかで「休憩~」と頭も体も休めたい日があると思います。
中学生のお子さんも同じで、ずっと勉強をし続けることで頭がパンクしてしまいます。
それより、定期的に休憩や気分転換をしたりして、頭を休めてあげて一度リセットしてあげることが大事です。
少し私の話になりますが、私が高校受験のときは母親がよく買い物に連れだしてくれました。
「買い物に一緒に行こう」
と誘い出してくれていましたし、今考えるとそうやって気分転換させてくれたおかげで、勉強するときと遊ぶ時のメリハリがつきました。
高校入試ギリギリまで習い事の水泳も週1で通っていましたし、受験勉強には必ず気分転換が必要です。
1,2時間程度気分転換したところで成績がガクッと下がったりはしないので安心してください。
それよりも、頭をリセットしてモチベーションを保つためにも「気分転換は必須」です。
高校受験5つの絶対に覚えるべき大事なこと
ここまでで、受験勉強に取り組むために大事な勉強法を5つ紹介しました。
ここまでを読んで
「具体的に何から始めたら良いの?」
と思う方もいつかもしれません。
具体的にどうやって勉強法を実践していくかを紹介します。
ステップは以下のとおりです。
1、スケジュールを立てる
2、時間の使い方を意識してみる
3、週に1回気分転換の時間を2時間程度作る
それぞれ詳しく解説します。
1、スケジュールを立てる
まずは、翌日のスケジュールを立ててみます。
明日はどれだけ勉強時間を確保しようか、何を勉強しようかを考えます。
具体的にふせんなどにメモをしておくとわかりやすいですね。
1日だけではなく1週間分スケジュールを立てると「なんか英語ばっかり勉強してるな」「社会も勉強しないと」とバランス良く勉強をすることも出来ますよ。
まずは次の日のスケジュールを立ててみて、余裕があれば1週間分スケジュールを立てておきましょう。
2、時間の使い方を意識してみる
次に時間の使い方を意識してみましょう。
テレビを見てる30分、ダラダラしてる20分、スマホを見続けて30分と、意外にも時間はあっという間に過ぎていきます。
体にムチを打って気合を入れるためにも、時間の使い方を意識しましょう。
3、週に1回気分転換の時間を2時間程度作る
最後に、1週間に1時間程度気分転換の時間を取りましょう。
常に勉強をし続けることも良いのですが、メリハリが合ったほうが集中力も変わります。
2時間ダラダラ勉強するよりも、60分勉強して10分休んで、また60分勉強するほうが、集中力も長く続きます。
「2時間も気分転換で遊んでもいいの?」
と思われるかもしれませんが大丈夫です。
リフレッシュさせたほうが勉強するやる気も集中力も長く続きますよ。
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
公立高校入試で知っておくべき5つの大事なこと
それでは、今回のまとめです。
今回は公立高校入試で知っておくべき5つの大事なことについて紹介しました。
まず、そもそも勉強法には2つあり、「具体的な勉強のやり方」としての勉強法と「勉強に取り組む姿勢」としての勉強法でした。
今回は「勉強に取り組む姿勢」に関して大事な5つのことを紹介しました。
5つの大事な勉強法は次のとおりでした。
・苦手科目を克服する
・スケジュールを決める
・受験はつらいことを知っておく
・時間の使い方を工夫する
・適度な気分転換をする
何から始めたら良いの、と迷ってしまう方のために勉強法を実践していくステップも紹介しましたね。
ステップは以下の通りでした。
1、スケジュールを立てる
2、時間の使い方を意識してみる
3、週に1回気分転換の時間を2時間程度作る
次の記事では楽しく勉強をする方法について紹介しています。
受験勉強とはいえ楽しくないと勉強もやる気が起きません。
楽しく勉強をして、成績を上げていく方法を紹介しています。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生のお子さんが公立高校に合格するために
お子さんが勉強法を理解し実践することで、具体的な勉強のやり方だけではなく、勉強に取り組む姿勢までも身につきます。
ですが、このままだといくら具体的な勉強のやり方を教えてもらっても、何も身につかないままです。
今回のステップに従って、まずは紹介した「絶対に覚えておきたい勉強法」から取り組ませてみましょう。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり