【高校受験】受験生は1日何時間の勉強が良い!?逆転合格法
こんにちは、紅野まりです。
今回は「【高校受験】受験生は1日何時間勉強するのが良いのか」というテーマについて紹介します。
「自分の子供は勉強時間が足りてる?」
「高校受験に豪華うしている生徒の勉強時間は?」
このように受験生のお子さんの勉強時間について悩んでいませんか?
今回この記事では前半で「お子さんが確保できる勉強時間」後半で「1日1時間だけでも勉強を効率的にする方法」について紹介していきます。
この記事を読むことで「1日1時間でも高校受験に必要な勉強時間を確保して成績を上げる方法」について理解していただけます。
高校受験の受験生になると勉強時間の確保が気になる!
いざ中学生のお子さんが受験生になると
「うちの子はこのままの勉強時間で高校に合格できるの?」
と、受験生のお子さんの勉強時間が気になりますよね。
今回は受験生の勉強時間の目安と、1日1時間でも受験に必要な勉強に取り組める方法について紹介します。
今回の記事を読むことで、ある程度の勉強時間の目安がわかるのでお子さんの勉強時間が「十分なのか」「もっと勉強しなければいけないのか」理解していただけますよ。
いつまでも受験生として勉強時間が不足していると、勉強に遅れをとってしまいます。
気づいたら取り返しのつかないほど同級生と学力の差がある状態になってしまうかもしれません。
まずは、今回の記事で受験生の勉強時間について知ってくださいね。
高校受験の受験生は1日何時間勉強したら良い?
まず、高校受験を控えた受験生は一日何時間勉強したらいいのでしょうか?
結論からお伝えすると、勉強時間は「1日1時間でも良い」です。
なぜなら、「勉強する時間」と「勉強内容の定着」は比例しないからです。
「ちゃんと高校に合格できるの?」
と思うかもしれませんが、細かく解説していきますね。
中学生の一日のスケジュールは?
中学生は大体一日に2,3時間程度、自由時間(=勉強時間?)が設けられています。
栄光ゼミナールが調べた中学生の一日のスケジュールはこんな感じです。
20時30分から23時まで自由時間が設定されていて、その時間に中学生は勉強していると思われます。
もちろん夏以降は部活もなくなる生徒がほとんどなので、勉強時間は増えます。
もう一度上のスケジュールを見てもらうとわかるように、部活の時間(2時間程度)が丸々全部、自由時間に変わります。
大体受験生は一日5時間30分程度の勉強をする時間があるというのがわかりますね。
受験生の一日のスケジュールはこちらの記事でより詳しく解説していますので、「1日のスケジュールはどんな感じ?」「受験生はどんなスケジュールで過ごせばいいの?」と思うかたは読んでみてください。
受験生が勉強時間を増やしても成績が上がらないワケ
しかし、勉強時間が増えたからと言って成績は上がりません。
実際、勉強時間を増やしたからといって必ず成績が上がるとは限らないですよね。
受験生が勉強時間が増やしても成績が上がらないわけは「1時間あたりの勉強の質が低い」からです。
勉強の質とは「1時間あたりにどれだけ勉強ができるか」ということです。
例えば、あなたもこんな話を聞いたことがないでしょうか?
・同じく運動部を引退した後、他の生徒との勉強時間は変わらないのに成績がぐんと上がったB先輩。
1時間でも、ダラダラ勉強をしていると単語を10個しか覚えることができません。
しかし、同じ1時間でも集中して単語を覚えれば50個覚えられるかもしれません。
同じ1時間で単語10個しか覚えられないのと50個覚えられるのでは、5倍もの勉強の差が出てくるのです。
つまり、受験生にとって「何時間勉強すれば良いのか」ではなく「1時間でどれだけ勉強できるか」というのが大事なのです。
高校受験の受験生が1日1時間の勉強時間だけでも高校に合格できる本当の理由
ここまで、受験生は勉強の質を高めれば、一日1時間の勉強時間でも大丈夫というようにお伝えしてきました。
ただし、ここで大事なことをお伝えします。
それは「1時間で勉強できる量には限界がある」ということです。
・1時間で英語と数学のテスト範囲を勉強する
・1時間で理科の単語を全部覚える
というような勉強量はほぼ不可能です。
たとえ1時間でも解ける問題の量、勉強量には限界があります。
そうなると、勉強時間を増やしていかなくてはいけません。
ここまでを読むと
と思われる方がいると思います。
もちろん、1時間の勉強時間でも大丈夫です。
ですが、よりステップアップしたい、より成績を上げたい時に勉強時間を増やしてください。
受験生の多くは
と思っていますが、私がお伝えしたいのは
ということです。
大半の中学生は「勉強時間」を増やすことしかしていません。
肝心な勉強時間の質はかなり低いのが現状です。
・10分休憩のはずが30分休憩してしまっている
・スマホを見ながら勉強している
・テレビを付けながらダラダラ勉強している
といった感じです。
つまり、闇雲に勉強時間を増やして「受験生は大体◯時間くらい勉強しているみたいだからこのくらい勉強すればいいよね!」と安心してしまってはダメということです。
ただ、このように受験勉強の時間だけを増やしてしまう生徒の特徴として「受験生の自覚がない」ことが挙げられます。
もし受験生としての自覚があれば「よし!勉強したことテストしてみよう!」という流れになりますが、勉強時間だけ意識している生徒は「これだけやったんだからもういいよね」と勉強を辞めてしまいます。
親としては「十分受験勉強をしてほしい..」と思いますよね。
まず勉強の質を上げてく前に「受験生としての自覚」が身についていないと思う方はこちらの記事を読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ進みます。
高校受験の受験生が1日1時間の勉強でも成績を上げていく逆転合格法
ここまでで、勉強時間がたとえ1時間でも勉強の質を高めていくことで成績を上げていくことができるというようにお伝えしました。
「具体的な勉強の質の上げ方を教えてほしい!」
という方もいるかも知れません。
ここで、具体的な「勉強の質を高めるための方法」を紹介します。
ステップは以下のとおりです。
1、タイマーで30分測る
2、30分内に必ず取り組めそうな勉強内容を考える
3、勉強に取り組む
それぞれ詳しく解説します。
1、タイマーで30分測る
まずはタイマーで30分測ります。
タイマーはスマホのタイマーでもキッチン用のタイマーでも大丈夫です。
30分しっかり測れるものを用意しましょう。
2、30分内に必ず取り組めそうな勉強内容を考える
次に、30分で取り組める課題を設定しましょう。
例えば、「宿題のプリントを1枚終わらせる」「学校のワークをP◯まで埋める」などといった感じです。
あまり欲張りすぎず、30分で確実に終わらせることができそうな課題を自分で設定しましょう。
3、勉強に取り組む
準備が整ったら30分タイマーで時間を計って、課題をこなしてみましょう。
その時に「あと◯分..」のように時間を意識しながら取り組んでみてくださいね。
30分時間が経ってタイマーが鳴ったあと、課題がまだやり終えていない場合はそのまま取り組んで課題を終わらせましょう。
次回以降は課題を減らして30分以内に取り組めるものを設定し直しましょう。
もし、30分以内に課題が終わって時間に余裕があった場合は、これからは気持ち課題を増やしていきましょう。
この1~3の流れを2週間繰り返して、だいぶ慣れてきたら勉強時間を1時間、1時間半と増やしていくと良いですよ!
ステップは以上です。
わからないことがあったら….
もし、「わからないことがある」「こういう場合はどうしたら良いんだろう」と疑問に思った場合は、早く解決するほうが良いです。
なぜなら、わからないままモヤモヤし続けて、結局行動しないまま終わってしまうからです。
解決するためにはすぐに誰かに聞いたり相談したりしましょう。
例えば、このような感じです。
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はじめまして、〇〇です。
中学2年生の娘の勉強について悩んでいます。
娘は陸上部でいつも部活で忙しい日々を送っています。
部活を一生懸命してるのはいいのですが、勉強には全く興味を示しません。
特に数学が中学1年生のときから苦手で、なかなか克服できません。
克服する方法はなにかありますでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
〇〇
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相談しやすい人にこのような感じで聞いてみるのも良いですし、私も相談を受け付けておりますのでわからないことはすぐに解決してみましょう。
【問い合わせ】
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
【高校受験】受験生は1日何時間勉強したら良い?:まとめ
それでは、今回のまとめです。
今回は、高校受験の子供は1日何時間勉強したら良いのかというテーマについて紹介しました。
大事なのは何時間勉強するか、ではなく、1時間あたりの勉強量を増やすことが大事だとお伝えしました。
つまり勉強の質を上げていくことが重要であると紹介しましたね。
具体的な勉強の質を上げていくステップは以下の通りでした。
1、タイマーで30分測る
2、30分内に必ず取り組めそうな勉強内容を考える
3、勉強に取り組む
次の記事では「受験生の子どもが勉強しないワケ」というテーマを紹介しています。
今回の記事と合わせて読むことで「受験生なのに勉強をしない子どもへの対処法」について理解していただけます。
もし興味がある方はこちらの記事で詳しく解説していますので、合わせて読んでみてください。
上のリンクをクリックすると私の記事へ飛びますので、興味があればぜひ読んでみてください。
中学生のお子さんが受験に合格するために
お子さんが勉強の質を高めることができると、短時間でも成績の成果を上げることができます。
ですが、このままだとムダに勉強時間を増やすだけで、何も身にならない時間を量産してしまうかもしれません。
高校受験までの時間は限られているので、まずは今回のステップに従って勉強の質を高める取り組みをお子さんにさせてみてください。
わからないことやご意見、感想などがありましたら、私に直接メッセージを送ってください。
上の青い文字で【問い合わせ】と書いてある部分をクリックしてもらうと、お問い合わせフォームに進みますので、具体的なご相談をしていただくことができます。
また気軽にやり取りしたい方はLINE@のほうが話しやすいと思います。
実際にLINEでやり取りするだけで勉強のやり方を変えて子どもの点数が上がった方もいます。
私以外の他に信頼のおける方でもいいですし、私も随時相談は受け付けています。
まずは相談から始めてみましょう。
今回は以上です。
他にも勉強法に関することを中心に記事を書いていますので読んでみてください。
紅野まり